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翌日の朝食も、料理長と一緒に作った。キッチンには他にも料理人がいて、私たちの作る料理を興味深く見ていた。
これからは私が残したレシピの通りに調理をして、料理長の味覚の修正をするのだそう。他の料理人も、料理長の作る料理の味が変わっていたことは知っていたが、伝えることができなかったと言った。レシピ通りに作れば問題ないことと、料理人のみなさんが味見をして、味を変えないことを徹底することとなった。
食後、グラファリウムさんとともに施設へと向かう。
施設では出迎えがあった。施設長の後ろにはメイド服の女性が数人。施設に持っていく荷物はない。施設でひと揃え用意しているそうだ。私のように誰かに拾われるだけじゃなく、道端で倒れていたまま施設に保護されるというケースが多いそうだ。
「では、くれぐれも彼女のことを頼む」
グラファリウムさんが念を押して、施設長へと話す。ここでお別れとなるため、私にもグラファリウムさんが声をかけた。
「シズク殿。職を得て、施設を出たら教えてほしい。君の作る食事をまた食べたい」
「わかりました。早く職に就けるように、勉強がんばりますね」
馬車が行ってしまうと、施設長が先頭になって寮まで案内してもらう。寮では、施設に保護された人たちと対面することになっていた。
寮の外見はちょっと良いホテルのようだった。大きな入り口を通り、なかへと入る。
広々とした内装は明るくて、清潔感があった。入口の右側が女性の寮、左側が男性の寮と別れている。真ん中の大きな扉は食堂になっていて、ここだけは男女共同で使える。
「では、この先は私が案内します」
メイド服の女性が言った。
「部屋の案内が終わったら、食堂にてお待ちしております」
施設長は食堂で待っているという。
「わかりました」
女性の寮の階段を上り、3階の奥の部屋が私の部屋だそうだ。
部屋のドアを開ける。ホテルのシングルルームに似ていて、少し大きめのベッドが部屋の半分を占めて、机と椅子、クローゼットがある。クローゼットのなかには、すでに服が用意されていた。……そう言えば書類のなかに服のサイズの申請もあったんだった。日常着るシンプルなワンピースのような服がいくつか、肌着も、靴もだ。
ひと通り部屋のなかをみせてもらい、荷物を置いて、部屋に鍵をかけて食堂へと向かう。
食堂の扉を開けて、驚いた。
施設長が、寮にいる人と引き合わせるといっていたけれども、その人たちが長テーブルを囲んで立っていた。
「新しく異世界からやってきたものが、今日からここで勉学に励むことになる。さあ、こちらで自己紹介を」
施設長に呼ばれ、わたしは彼の横に立つ。
「すっ、スズキ、シズク、です……!よろしくお願いします」
途端、ざわざわと声が聞こえた。
あれ、何か間違えた……?緊張で胸がドキドキする。
「……皆、静かに。シズク殿がこちらの言葉を話すので驚いたのだろう?」
「あっ……」
「シズク殿以外も、最初から言葉を理解する者はいた。言葉はまったく理解できず、身振り手振りから言葉を身につけたものが多い。……ちなみに、読み書きはどうだ?」
「字を読めますが、書けません」
「そうか。……クレハ、こちらへ」
男性の声で返事があり、背の高い男性がすたすたと歩いてきた。
「紹介を」
「はい、クレハと申します。元は日本にいました」
「クレハさん、私も元は日本です」
「ええ、名前からそうかと思いました。僕も文字を読むことが、最初からできていました。文字から言葉を学び、発音はまだ苦手なものもあります」
「そうなんですね。私と似ているんですね」
「ええ。ですが、シズクさんの発音は先生みたいです。お互い頑張りましょう、よろしくお願いします。」
クレハさんはにっこりと笑う。少し垂れ目の瞳が、さらに目尻が下がって。なんだかホッとする顔をしている。
私のように――と言われて、内心照れてしまう。私自身は普通に日本語を話しているつもりなのだけど、こちらの世界の言葉ってどんなものなのだろうか。
クレハさんには、どう聞こえているのだろうか。
そんなことを考えていると、施設長が咳ばらいをして、みんなに向かって言った。
「それでは、シズク殿の交流も兼ねて、今日の夕食は別な食事を用意いたそう」
施設長の声にちらほらと「やったあ」という声が聞こえた。
「歓迎会みたいなものですよ」
クレハさんは言う。喜ぶ声があるってことはきっと美味しい食事なんだろうと考えた。
挨拶を終えて、一度部屋へと戻る。一息ついたところで、ドアをノックする音がした。
「はい……?」
「ちょっといいでしょうか?」
緊張した女性の声がして、私もドアの前で一度呼吸をしてからドアを開けた。
「隣で生活している、ヘレンです。えっと、わからないことがあったら、なんでも聞いてくださいね」
「ありがとうございます、ヘレン。私はこの世界に来たばかりで、わからないことだらけなんです。頼りにさせてください」
「ええ、もちろん!……本当に流暢な言葉遣いね。私も勉強させてもらいますね」
ヘレンは、目鼻立ちのはっきりした女性だ。小麦色の髪と、薄緑色の瞳をしている。ヨーロッパ出身だそうだ。
「シズクは、どうしてこちらに飛ばされたの?」
「えーっと……言いにくいんだけど、最後の記憶はお風呂場で眠っちゃったの……だから、たぶんそのまま死んじゃったみたい」
「そ、そうなの!?どこか痛かったりした?」
「全然。痛いとか、苦しいとかなくて。気が付いたらベッドのなかで眠っていたの。道端で倒れていた私を、助けてくれた人がいてね」
「えっ、すごい。それって男性?」
「そうよ。ヘレンはどうしてこちらに?」
ヘレンはうーんと唸ってから、答えてくれた。
「私もあんまり覚えてないの。それで気が付いたらこの施設にいて、みんな優しくしてくれるし、勉強は大変だけど、毎日楽しいのよ」
「そっか……。私も早く馴れたいな」
「うん!きっと大丈夫。なんとかなるなる!」
ヘレンは明るく笑って、そうして私の両手を取った。
「なんだか、なんとかなりそうな気がしてきた。ありがとう!」
「どういたしまして!」
ひとりぼっちだったらどうしよう、友達なんてできるかな。そんな不安は、あっという間に消えていた。
お昼ご飯もヘレンと一緒に取った。食堂の席も男女で区別されていた。クレハさんの姿を見かけて、目があってぺこりと御辞儀すると、彼もお辞儀をした。
午後からは学校の勉強になる。本来は午前からあるのだけれども、新しい人が来ればそちらが優先になるらしい。
全員が入れる広い教室。席は自由らしくて、ヘレンと一緒に座る。クレハさんもやってきて、「一緒にいてもいい?」と聞くと、ヘレンはこくこくと頷いて、私も同意した。
教室の角には時間割があった。
クレハさんに教えてもらう。ここでは、小学校の授業のように国語、算数、理科、社会のように教科が分かれていた。今日は国語と算数の時間。
終わったら当番制で教室の掃除と、寮の調理補助の仕事があるそうだ。
私はまだ当番が決まっておらず、授業で渡された宿題と、必要な書類のサインをするために部屋へと戻った。授業で使うという教科書と、ノートと筆記具を抱えて。
「本当に、学校って感じね」
社会人になって、これだけ学ぶ機会があるなんて不思議な感じ。あっ、もう社会人でもないのか。
部屋の机の前に、時間割と、この国の文字の一覧表を貼る。早く覚えて、料理をする仕事がしたい。それだけを目標にする。それに、当番がきたら調理補助の仕事もある。
補助ってことはお皿に盛り付けたりなのかしら。
この国の料理だって知る機会になるかもしれない。わくわくしながら、夕食を待ちかねた。
夕食の時間となり、ヘレンと一緒に食堂へ向かう。
「今日の料理は、ニホン式のごちそうです」
調理補助をした男性が、献立を読み上げた。
「鶏のからあげ風、海藻のスープ、卵焼き、肉の腸詰、サンドウィッチです」
お子様ランチのような献立、お米のない世界なのかしら、なんて我儘も一瞬よぎった。
調理補助をしたのは、日本から来た人たちで、自分たちでこの世界の調味料から味を再現したそう。からあげは味付けは塩だれ風でジューシーだった。海藻は緑のひらひらしたもので、わかめと昆布の中間みたいな食感。出汁もよく効いていた。豆っぽい調味料は味噌?ちょっと豆の青臭さが強いけれども、味噌に近い。
卵焼きは甘さが強くて、お弁当に入っていたものを思い出す。肉の腸詰はウインナー。とっても美味しかった。サンドウィッチは、レタスとトマトとチーズがサンドされていた。
グラファリウムさんのお屋敷の食糧庫も、いろんな食材が充実していたけれども、もしかしたらこの国全体は食料に困らないのかもしれない。……いろんな料理を試すチャンスが来たらいいなと、食べながら考えていた。
これからは私が残したレシピの通りに調理をして、料理長の味覚の修正をするのだそう。他の料理人も、料理長の作る料理の味が変わっていたことは知っていたが、伝えることができなかったと言った。レシピ通りに作れば問題ないことと、料理人のみなさんが味見をして、味を変えないことを徹底することとなった。
食後、グラファリウムさんとともに施設へと向かう。
施設では出迎えがあった。施設長の後ろにはメイド服の女性が数人。施設に持っていく荷物はない。施設でひと揃え用意しているそうだ。私のように誰かに拾われるだけじゃなく、道端で倒れていたまま施設に保護されるというケースが多いそうだ。
「では、くれぐれも彼女のことを頼む」
グラファリウムさんが念を押して、施設長へと話す。ここでお別れとなるため、私にもグラファリウムさんが声をかけた。
「シズク殿。職を得て、施設を出たら教えてほしい。君の作る食事をまた食べたい」
「わかりました。早く職に就けるように、勉強がんばりますね」
馬車が行ってしまうと、施設長が先頭になって寮まで案内してもらう。寮では、施設に保護された人たちと対面することになっていた。
寮の外見はちょっと良いホテルのようだった。大きな入り口を通り、なかへと入る。
広々とした内装は明るくて、清潔感があった。入口の右側が女性の寮、左側が男性の寮と別れている。真ん中の大きな扉は食堂になっていて、ここだけは男女共同で使える。
「では、この先は私が案内します」
メイド服の女性が言った。
「部屋の案内が終わったら、食堂にてお待ちしております」
施設長は食堂で待っているという。
「わかりました」
女性の寮の階段を上り、3階の奥の部屋が私の部屋だそうだ。
部屋のドアを開ける。ホテルのシングルルームに似ていて、少し大きめのベッドが部屋の半分を占めて、机と椅子、クローゼットがある。クローゼットのなかには、すでに服が用意されていた。……そう言えば書類のなかに服のサイズの申請もあったんだった。日常着るシンプルなワンピースのような服がいくつか、肌着も、靴もだ。
ひと通り部屋のなかをみせてもらい、荷物を置いて、部屋に鍵をかけて食堂へと向かう。
食堂の扉を開けて、驚いた。
施設長が、寮にいる人と引き合わせるといっていたけれども、その人たちが長テーブルを囲んで立っていた。
「新しく異世界からやってきたものが、今日からここで勉学に励むことになる。さあ、こちらで自己紹介を」
施設長に呼ばれ、わたしは彼の横に立つ。
「すっ、スズキ、シズク、です……!よろしくお願いします」
途端、ざわざわと声が聞こえた。
あれ、何か間違えた……?緊張で胸がドキドキする。
「……皆、静かに。シズク殿がこちらの言葉を話すので驚いたのだろう?」
「あっ……」
「シズク殿以外も、最初から言葉を理解する者はいた。言葉はまったく理解できず、身振り手振りから言葉を身につけたものが多い。……ちなみに、読み書きはどうだ?」
「字を読めますが、書けません」
「そうか。……クレハ、こちらへ」
男性の声で返事があり、背の高い男性がすたすたと歩いてきた。
「紹介を」
「はい、クレハと申します。元は日本にいました」
「クレハさん、私も元は日本です」
「ええ、名前からそうかと思いました。僕も文字を読むことが、最初からできていました。文字から言葉を学び、発音はまだ苦手なものもあります」
「そうなんですね。私と似ているんですね」
「ええ。ですが、シズクさんの発音は先生みたいです。お互い頑張りましょう、よろしくお願いします。」
クレハさんはにっこりと笑う。少し垂れ目の瞳が、さらに目尻が下がって。なんだかホッとする顔をしている。
私のように――と言われて、内心照れてしまう。私自身は普通に日本語を話しているつもりなのだけど、こちらの世界の言葉ってどんなものなのだろうか。
クレハさんには、どう聞こえているのだろうか。
そんなことを考えていると、施設長が咳ばらいをして、みんなに向かって言った。
「それでは、シズク殿の交流も兼ねて、今日の夕食は別な食事を用意いたそう」
施設長の声にちらほらと「やったあ」という声が聞こえた。
「歓迎会みたいなものですよ」
クレハさんは言う。喜ぶ声があるってことはきっと美味しい食事なんだろうと考えた。
挨拶を終えて、一度部屋へと戻る。一息ついたところで、ドアをノックする音がした。
「はい……?」
「ちょっといいでしょうか?」
緊張した女性の声がして、私もドアの前で一度呼吸をしてからドアを開けた。
「隣で生活している、ヘレンです。えっと、わからないことがあったら、なんでも聞いてくださいね」
「ありがとうございます、ヘレン。私はこの世界に来たばかりで、わからないことだらけなんです。頼りにさせてください」
「ええ、もちろん!……本当に流暢な言葉遣いね。私も勉強させてもらいますね」
ヘレンは、目鼻立ちのはっきりした女性だ。小麦色の髪と、薄緑色の瞳をしている。ヨーロッパ出身だそうだ。
「シズクは、どうしてこちらに飛ばされたの?」
「えーっと……言いにくいんだけど、最後の記憶はお風呂場で眠っちゃったの……だから、たぶんそのまま死んじゃったみたい」
「そ、そうなの!?どこか痛かったりした?」
「全然。痛いとか、苦しいとかなくて。気が付いたらベッドのなかで眠っていたの。道端で倒れていた私を、助けてくれた人がいてね」
「えっ、すごい。それって男性?」
「そうよ。ヘレンはどうしてこちらに?」
ヘレンはうーんと唸ってから、答えてくれた。
「私もあんまり覚えてないの。それで気が付いたらこの施設にいて、みんな優しくしてくれるし、勉強は大変だけど、毎日楽しいのよ」
「そっか……。私も早く馴れたいな」
「うん!きっと大丈夫。なんとかなるなる!」
ヘレンは明るく笑って、そうして私の両手を取った。
「なんだか、なんとかなりそうな気がしてきた。ありがとう!」
「どういたしまして!」
ひとりぼっちだったらどうしよう、友達なんてできるかな。そんな不安は、あっという間に消えていた。
お昼ご飯もヘレンと一緒に取った。食堂の席も男女で区別されていた。クレハさんの姿を見かけて、目があってぺこりと御辞儀すると、彼もお辞儀をした。
午後からは学校の勉強になる。本来は午前からあるのだけれども、新しい人が来ればそちらが優先になるらしい。
全員が入れる広い教室。席は自由らしくて、ヘレンと一緒に座る。クレハさんもやってきて、「一緒にいてもいい?」と聞くと、ヘレンはこくこくと頷いて、私も同意した。
教室の角には時間割があった。
クレハさんに教えてもらう。ここでは、小学校の授業のように国語、算数、理科、社会のように教科が分かれていた。今日は国語と算数の時間。
終わったら当番制で教室の掃除と、寮の調理補助の仕事があるそうだ。
私はまだ当番が決まっておらず、授業で渡された宿題と、必要な書類のサインをするために部屋へと戻った。授業で使うという教科書と、ノートと筆記具を抱えて。
「本当に、学校って感じね」
社会人になって、これだけ学ぶ機会があるなんて不思議な感じ。あっ、もう社会人でもないのか。
部屋の机の前に、時間割と、この国の文字の一覧表を貼る。早く覚えて、料理をする仕事がしたい。それだけを目標にする。それに、当番がきたら調理補助の仕事もある。
補助ってことはお皿に盛り付けたりなのかしら。
この国の料理だって知る機会になるかもしれない。わくわくしながら、夕食を待ちかねた。
夕食の時間となり、ヘレンと一緒に食堂へ向かう。
「今日の料理は、ニホン式のごちそうです」
調理補助をした男性が、献立を読み上げた。
「鶏のからあげ風、海藻のスープ、卵焼き、肉の腸詰、サンドウィッチです」
お子様ランチのような献立、お米のない世界なのかしら、なんて我儘も一瞬よぎった。
調理補助をしたのは、日本から来た人たちで、自分たちでこの世界の調味料から味を再現したそう。からあげは味付けは塩だれ風でジューシーだった。海藻は緑のひらひらしたもので、わかめと昆布の中間みたいな食感。出汁もよく効いていた。豆っぽい調味料は味噌?ちょっと豆の青臭さが強いけれども、味噌に近い。
卵焼きは甘さが強くて、お弁当に入っていたものを思い出す。肉の腸詰はウインナー。とっても美味しかった。サンドウィッチは、レタスとトマトとチーズがサンドされていた。
グラファリウムさんのお屋敷の食糧庫も、いろんな食材が充実していたけれども、もしかしたらこの国全体は食料に困らないのかもしれない。……いろんな料理を試すチャンスが来たらいいなと、食べながら考えていた。
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