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終楽章
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はい負けぇ! はい退学ぅ!! はい人生終了フォオオオオオオっ!!
魔法決闘が終わった後、俺はとんでもない数の罪を被せられた。下着泥棒に加えて、初等部でのスク水泥棒、並びに闘技場での猥褻物陳列罪などだ。
結果一ヶ月かかっても書けないくらいの反省文を書かされそうになったわけだが、俺が読み書き出来ないと知って、教師側は反省文を書かせるのを諦めたらしい。学園に入って最後に字が書けないのが役に立つなんてな!
もちろん俺は退学することになった。最後まで「自分は下着を盗んでいません」と言ったが、通るわけもない。そもそも魔法決闘に挑んで、負けた時点で俺の発言権はゼロなのだ。
それに全校生徒に下半身を開示した上で、これから学園生活を送るなんて恥ずかしくて耐えられない。
それこそ心臓に毛が生えているか、そもそも心臓が無いやつでなければ。
俺は一度、大きくため息をついた。所詮俺は農民の息子だ。ちょっと才能があるからって、調子に乗っても火傷をするだけなのだ。俺の場合は火傷どころか†地獄の劫火†に焼かれたわけだが。
俺は袋に自分の荷物を詰め込みながら、もう一度溜息を吐いた。
ああ、俺は何のためにここまで来たんだろう。友達は一人も出来なかったし、女子とは一度も会話出来なかったし、ちんちんは全校生徒に見せつけたし。
何より、俺をハメたエンゲルベルトに復讐できていないのが心残りだ。悔しいが、こうも実力差がはっきりしていると、どうすることも出来ない。
せいぜい俺に出来るのは、農民に戻って一生懸命田畑を耕し、嫌なことを忘れることくらいである。
その時、俺の部屋をノックする音が響いた。恐る恐る開けてみると大柄な男が一人立っている。
この学園に俺をスカウトしたたアクトンさんだ。
「申し訳ない」
開口一番彼は頭を下げた。この学園に来て初めて謝られたことに、俺はレモン風味の新鮮さを感じた。
聞けば彼は俺の退学を取り消そうとかなり動き回っていたらしい。自分が学園に引き込んだ人材が謂れのない罪を被せられ、退学になろうとしている事に、かなりの罪悪感を感じていたようだ。
「代わりと言っては何だが……」
と男は冊子を取り出した。表紙には「ビナー魔法学園生徒募集要項」と書かれ、魔法の杖を持った少女が描かれている。
聞いた事がある。確かビナー魔法学園は世界最大の魔法学園で、生徒総数は2万人を超えるとか。
「そこにギラを追放された闇魔道士がいる。変わり者だが腕は確かだ。その人なら君の才能を開花してくれるかもしれない」
そうは言われても……と俺は思った。まず俺は学園での生活がトラウマになっている。別の学園に行ったところで上手くいく保証はない。再びチンチンを開示させられる可能性の方が高いのではないだろうか。
それにビナー魔法学園が我がギラ国の魔法学園ではない。
国が違うどころか大陸も違う。ギラの存在する三日月大陸が東の端なら、ビナー魔法学園のある光帝大陸は西の果ての大陸。
船で渡るにしても何ヶ月かかるか分からない。もしたどり着けたとしても、俺は果たして故郷に帰る事が出来るのだろうか。
やはり農民に戻って土いじりをしていた方が良い気がするのだ。
「あの、お気持ちは嬉しいんですが……」
「悔しくはないのか」
ハッとした。アクトンさんはじっと俺の顔を見つめている。
「君は明らかな悪意に潰されたんだ。そのまま引き下がって良いのか」
俺は唇を噛んだ。言われてみればその通りだ。俺は何か悪いことをしたわけでもないのに、何故こんな目に遭わなければならないのだろう。この学園で受けた仕打ちへの怒りが今になって沸々と湧き上がってきた。
「別に復讐しろとは言わない。だが君はこの学園の誰をも凌ぐ魔力を持っている。これはスカウトとして自信を持って言える事だ。君の魔力は自分の身を守るだろう。他の誰かを助けられるだろう。その力がある事を知って欲しい」
今の今まで農民に戻る気満々だった俺だが、かなり心を揺さぶられていた。我ながら流されやすいな、と思う。
どうする。ビナー魔法学園に入学するんなら、もう今回のように「ちんちん見られたから辞めますテヘペロ☆」なんて気軽に言える環境じゃなくなる。
辞めたって無事にこの国まで帰れるかも分からない。
決めかねていた俺がビナーの冊子をめくっていると、あるページに目が引きつけられた。
「この学園対抗戦って何ですか?」
「ああ、それは……」
アクトンさんの説明するところによると、それは文字通りの魔法学園同士の対抗戦であるらしい。学校随一の魔法使いたちが代表となり、他学園の魔法使いたちと魔法を使って争い、優劣を決める。
つまり俺がエンゲルベルトと行った魔法決闘を規模を大きくしたような物だ。
「学校を代表する魔法使い……つまりこのアルスマグナ学園で言うと、誰が出るんでしょうか?」
「まあ順当に行けばエンゲルベルトだろう。実力的にも、血筋的にも申し分ない」
これだ!
俺は目をカッと見開いた。全ての道が見えた気がした。
ビナーで魔法の研鑽を積み、学園対抗戦の代表に選ばれる。そしてこのアルスマグナの生徒が見守る中でエンゲルベルトをボッコボコのスッコスコ打ち倒す。
これが唯一、あの快便野郎に復讐する方法に他ならない。
俺はアクトンさんの目をしっかりと見つめて言った。
「分かりました。ビナー魔法学園に入学します!」
魔法決闘が終わった後、俺はとんでもない数の罪を被せられた。下着泥棒に加えて、初等部でのスク水泥棒、並びに闘技場での猥褻物陳列罪などだ。
結果一ヶ月かかっても書けないくらいの反省文を書かされそうになったわけだが、俺が読み書き出来ないと知って、教師側は反省文を書かせるのを諦めたらしい。学園に入って最後に字が書けないのが役に立つなんてな!
もちろん俺は退学することになった。最後まで「自分は下着を盗んでいません」と言ったが、通るわけもない。そもそも魔法決闘に挑んで、負けた時点で俺の発言権はゼロなのだ。
それに全校生徒に下半身を開示した上で、これから学園生活を送るなんて恥ずかしくて耐えられない。
それこそ心臓に毛が生えているか、そもそも心臓が無いやつでなければ。
俺は一度、大きくため息をついた。所詮俺は農民の息子だ。ちょっと才能があるからって、調子に乗っても火傷をするだけなのだ。俺の場合は火傷どころか†地獄の劫火†に焼かれたわけだが。
俺は袋に自分の荷物を詰め込みながら、もう一度溜息を吐いた。
ああ、俺は何のためにここまで来たんだろう。友達は一人も出来なかったし、女子とは一度も会話出来なかったし、ちんちんは全校生徒に見せつけたし。
何より、俺をハメたエンゲルベルトに復讐できていないのが心残りだ。悔しいが、こうも実力差がはっきりしていると、どうすることも出来ない。
せいぜい俺に出来るのは、農民に戻って一生懸命田畑を耕し、嫌なことを忘れることくらいである。
その時、俺の部屋をノックする音が響いた。恐る恐る開けてみると大柄な男が一人立っている。
この学園に俺をスカウトしたたアクトンさんだ。
「申し訳ない」
開口一番彼は頭を下げた。この学園に来て初めて謝られたことに、俺はレモン風味の新鮮さを感じた。
聞けば彼は俺の退学を取り消そうとかなり動き回っていたらしい。自分が学園に引き込んだ人材が謂れのない罪を被せられ、退学になろうとしている事に、かなりの罪悪感を感じていたようだ。
「代わりと言っては何だが……」
と男は冊子を取り出した。表紙には「ビナー魔法学園生徒募集要項」と書かれ、魔法の杖を持った少女が描かれている。
聞いた事がある。確かビナー魔法学園は世界最大の魔法学園で、生徒総数は2万人を超えるとか。
「そこにギラを追放された闇魔道士がいる。変わり者だが腕は確かだ。その人なら君の才能を開花してくれるかもしれない」
そうは言われても……と俺は思った。まず俺は学園での生活がトラウマになっている。別の学園に行ったところで上手くいく保証はない。再びチンチンを開示させられる可能性の方が高いのではないだろうか。
それにビナー魔法学園が我がギラ国の魔法学園ではない。
国が違うどころか大陸も違う。ギラの存在する三日月大陸が東の端なら、ビナー魔法学園のある光帝大陸は西の果ての大陸。
船で渡るにしても何ヶ月かかるか分からない。もしたどり着けたとしても、俺は果たして故郷に帰る事が出来るのだろうか。
やはり農民に戻って土いじりをしていた方が良い気がするのだ。
「あの、お気持ちは嬉しいんですが……」
「悔しくはないのか」
ハッとした。アクトンさんはじっと俺の顔を見つめている。
「君は明らかな悪意に潰されたんだ。そのまま引き下がって良いのか」
俺は唇を噛んだ。言われてみればその通りだ。俺は何か悪いことをしたわけでもないのに、何故こんな目に遭わなければならないのだろう。この学園で受けた仕打ちへの怒りが今になって沸々と湧き上がってきた。
「別に復讐しろとは言わない。だが君はこの学園の誰をも凌ぐ魔力を持っている。これはスカウトとして自信を持って言える事だ。君の魔力は自分の身を守るだろう。他の誰かを助けられるだろう。その力がある事を知って欲しい」
今の今まで農民に戻る気満々だった俺だが、かなり心を揺さぶられていた。我ながら流されやすいな、と思う。
どうする。ビナー魔法学園に入学するんなら、もう今回のように「ちんちん見られたから辞めますテヘペロ☆」なんて気軽に言える環境じゃなくなる。
辞めたって無事にこの国まで帰れるかも分からない。
決めかねていた俺がビナーの冊子をめくっていると、あるページに目が引きつけられた。
「この学園対抗戦って何ですか?」
「ああ、それは……」
アクトンさんの説明するところによると、それは文字通りの魔法学園同士の対抗戦であるらしい。学校随一の魔法使いたちが代表となり、他学園の魔法使いたちと魔法を使って争い、優劣を決める。
つまり俺がエンゲルベルトと行った魔法決闘を規模を大きくしたような物だ。
「学校を代表する魔法使い……つまりこのアルスマグナ学園で言うと、誰が出るんでしょうか?」
「まあ順当に行けばエンゲルベルトだろう。実力的にも、血筋的にも申し分ない」
これだ!
俺は目をカッと見開いた。全ての道が見えた気がした。
ビナーで魔法の研鑽を積み、学園対抗戦の代表に選ばれる。そしてこのアルスマグナの生徒が見守る中でエンゲルベルトをボッコボコのスッコスコ打ち倒す。
これが唯一、あの快便野郎に復讐する方法に他ならない。
俺はアクトンさんの目をしっかりと見つめて言った。
「分かりました。ビナー魔法学園に入学します!」
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