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第3章
12 再会
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たとえ離れていても目の届く場所にいてくれたらいい。
触れることが叶わなければ声だけでも聞いていたい。
*
霧の中を抜けて、ようやく少しだけ拓けた場所に出たと思えば、シャドウが目にしたものは全身傷だらけの雪だった。地面に横たわる姿は力なく身動き一つしない。
「…何故だ」
十日ぶりにやっと見つけだしたという探し人は、こんなにも酷い有様に直面しているとは思っていなかった。服は破れ、剥き出しになった箇所は血だらけだ。擦過傷や切り傷、打撲、骨折もあるかもしれない。
「雪、雪!」
シャドウは雪の顔を覗き込み、肩を揺らした。心臓の辺りに耳を近付けると鼓動が聞こえた。ほっ、とするのもつかの間だ。意識がない。
「おい!何があった?雪!」
雪に訴えかける中、シャドウの脳裏には雪を連れ去ったチドリの顔が浮かんだ。かつての友人が雪を傷付けたのかと思い悩んだ。何度頭を振っても掻き消せない疑惑に焦燥感だけが増していった。
「雪!しっかりしろ!生きてくれ!!」
揺れ動く気持ちに踏ん切りがつかずにいたが、手当ての動きを止めることはなかった。簡易的な治療薬しかないのは物足りないが、止血をし、包帯を巻いた。擦過傷や切り傷には塗り薬を。打撲には湿布薬を。
「…すまない。守ってやれなくて」
シャドウは満身創痍の雪の体を見て悔やんだ。悔やんでも悔やみきれない。こんな姿にさせるために旅に出たのではないのだ。影付きの使命から少しでも離れられるための余暇だった。何故、意図しないことに振り回されてこんな目に遭わせなければならないのか。何のための護衛か。俺は側にいながらまた手を離してしまっていたのだ。
シャドウは雪の手に自分の手を重ねて呟いた。解除の呪文を。少しでも痛みがひくように。その痛みを自分が引き継ぐように。
詠唱の間に、みしりと鈍く軋む骨の音がした。体の節々にもちくちくと痛みが蝕んできた。次第に雪の呼吸も聞こえてきた。
それでいいとシャドウは息を吐いた。シャドウは雪の手に唇を寄せた。
「次こそは守らせてくれ」
誓いは本人に伝わらなければ意味がないのは周知の事実だ。だが、言わずにはいられなかった。痛みを和らげても救いにはならない。連れ去られた恐怖もあっただろう。拘束をされていたと見なされる印にシャドウも気がついた。手荒な真似をされていないかなど、心配事は尽きない。この怪我の真意だって知らないままにはできない。思いを繋げる為には雪の目覚めを待つしかない。しかし時間がない。先に行ったディルの行方もわからずじまいだし、チドリの動向も気になる。でも、こんな状態の雪を一人にしておきたくないが、連れて動くには負担がかかりすぎる。どうしたって離れがたい。
シャドウは葛藤を繰り返しては、答えが出せずにいた。雪の輪郭を、壊れ物を扱うかのように指の先で慎重に触れた。
「なら置いていけ」
ドスのきいた低い声がシャドウの耳を掠めた。
「何?」
声と共に一瞬だけ悪寒がしたが、すぐに消えた。
「たわけ。身動き取れない女に触れるな馬鹿者め。下衆なところは神殿譲りか」
眠っていた雪の瞳が見開き、覗き込むシャドウを睨み付けた。
「な、何だ?雪?」
「儂は男に口付けされる趣味は持っておらんぞ」
雪の中に潜んでいたナイトメアが目を覚ましたのだ。むくりと起き上がり、先ほどのシャドウに触れられた手をひらひらと払った。
「ほう。大犬の方か。飼い主の許可もなく触れるとは何事か?躾がなっとらんぞ。今の娘なら、容赦無くお前は捨て犬決定だな」
「…何をわけのわからんことを言ってるんだ。お前、ナイトメアか!何故雪の中にいる!?」
シャドウはザッと体を反転し、間合いを作った。
「こんな状態で何もせんわ。馬鹿者が。悪鬼の気配に誘われたらこやつがいたんじゃ。何故、中にいたかは娘に聞け。いや、娘よりあの塔の中のしょぼくれてるクズ神官にでも聞け」
ケケケと人を見下したような表情を見せる雪の姿にシャドウは困惑した。顔は雪のままだが、口調や態度は別人だった。
「…どういう意味だ?塔で何があった?」
心臓が早鐘を打つ。まさかとザワザワと警報が鳴る。
「儂に言わせる気か?娘は決して口を割ることは許さんと思うがな」
「……雪が、何か」
次に出そうとした言葉は、声には出せなかった。ナイトメアの最初の言葉を思い出したからだ。
(身動き取れない女に触るな。下衆なところは神殿譲りか)
「まさかチドリが?…雪に」
最悪な出来事が起きてしまっていた。シャドウは眩む頭を無理矢理、正気に戻した。
「想像ぐらいつくだろ。あんな高い塔のてっぺんに若い娘を幽閉していたんだ。好き放題だったろうなぁ。お前、あの神官と知り合いか?あやつ、娘が呼んだ悪鬼に翻弄されていい気味だったわい」
息の根を止めかけたとは言わずに、雪の顔でイヒヒヒヒと愉快に笑う様は異様だった。
「娘の心配はいらん。ケリは自分で着けているからな。まぁ、立ち直るには時間がかかるかもしれんがな。むしろ一緒にいたチビや女官の方がヤバかったな」
「女官?名前は?」
「名前は知らん。とにかくヒステリックでうるさい女だ。チビの方は、ちらっとしか見えんかったが、何だか変な感じだったな。術でもかけられているような気がしたぞ」
シャドウはナイトメアの言動を整理するのに混乱していた。チドリと雪の間に起きたことや悪鬼の召喚、正体のわからない女官とチビ(子ども?)。
「ほう。怪我の手当てご苦労。これなら少しは動けるわい」
ナイトメアはよいせと立ちあがり、首や肩の関節を回した。シャドウに痛みを移動させたとはいえ、完治したわけではない。くるりと一回転した途端に目眩がした。どうやら気だるさは残っていたようだ。シャドウは咄嗟に腕を出し、雪を支えた。中身はナイトメアでも体は雪だ。華奢な体つきだ。
「お前、いつまで雪の中にいる気だ?何が目的だ!」
「ふん。儂が中にいたから神官も捩じ伏せられたし、あんなところから落ちても生きていられてるのだぞ。少しは感謝があっても良いのではないか」
「落ちただと!それでその程度の怪我か…」
シャドウは塔を見上げた。本来なら即死だ。
「娘が呼んだ悪鬼と儂の力のおかげで生き延びれたのだ。この娘はお前が思っているよりずっとたくましいわい。助けを待つなどしてられんわ」
ナイトメアはシャドウの腕を振り払い、歩き出した。
「待て!どこに行く!」
「儂はこの神殿がどうなろうと知ったこったないが、影付きの動向は気にる。お前らができないことを儂なら叶えてやれるからな」
ナイトメアは意気揚々に話し出す。自分が知らされてない事実までも知り尽くしているような口ぶりだ。
「どういう意味だ?」
シャドウは困惑する。これはナイトメアの罠か。それともその場凌ぎの嘘か。判断がつかない。
「知らんなら知らぬままでいい。娘にとってもいい話だ。お前はしょぼくれ神官サマでも助けて、神殿の再興に力を貸してやれ。追放されたとはいえ、元はお前の故郷だろう?」
ナイトメアは妖しい笑みを浮かべたまま、シャドウに向けて一歩踏み出した。
「…ふん。男に口付けする趣味などないのだがな」
ぶつくさと文句を言いながらシャドウの外套の胸倉を引っ張った。頭が下に下がったところに顔を近づけた。
「…娘がお前の名前ばかり呼んでうるさい。黙らせろ」
シャドウも引きずられるまま唇を近づけるが、直前で手をかざした。
「俺も男に口付けする趣味はない。雪を出せ」
まさか拒否を食らう羽目になるとは思わずにいたせいか、間抜けな間合いにナイトメアは吹き出した。
「あっははは!…馬鹿な奴だ!」
ナイトメアは投げ出すかのようにシャドウの外套から手を離した。シャドウも乱された服の襟を正し、外套を脱いだ。それを雪の肩に羽織らせた。破れた衣服から覗かせた肌が痛々しくもあり、目のやり場に困る箇所もあった。
「着てろ」
外套は雪の足首を隠すまでの長さがゆうにあり、破れた胸元も包帯を巻いた部分も全て隠れた。
「ふん。ご丁寧なことで」
ナイトメアは外套の裾を摘んで、ひらひらと動かした。
「雪を出せ。話がしたい」
「…ふん」
ナイトメアはシャドウの真摯な眼差しに後ずさりした。舌打ちし、不本意さを滲み出したままシャドウを睨み付けた後で、ゆっくりと目を閉じた。
マジックの種明かしみたいなカウントが頭の中で響いた。背中を押されたようで足が一歩、二歩と前に勝手に踏み出された。
「わっ、と、と、」
目を開けると、今まで真っ白な霧の中の世界しか見えてなかったのに、急に色づいた景色が目の前に広がっていた。霧が晴れたのだ。木の緑と土と青い空と白亜の建物。それと、
「…シャドウさん?」
たとえ離れていても目の届く場所にいてくれたらいい。
触れることが叶わなければ声だけでも聞いていたい。
*
霧の中を抜けて、ようやく少しだけ拓けた場所に出たと思えば、シャドウが目にしたものは全身傷だらけの雪だった。地面に横たわる姿は力なく身動き一つしない。
「…何故だ」
十日ぶりにやっと見つけだしたという探し人は、こんなにも酷い有様に直面しているとは思っていなかった。服は破れ、剥き出しになった箇所は血だらけだ。擦過傷や切り傷、打撲、骨折もあるかもしれない。
「雪、雪!」
シャドウは雪の顔を覗き込み、肩を揺らした。心臓の辺りに耳を近付けると鼓動が聞こえた。ほっ、とするのもつかの間だ。意識がない。
「おい!何があった?雪!」
雪に訴えかける中、シャドウの脳裏には雪を連れ去ったチドリの顔が浮かんだ。かつての友人が雪を傷付けたのかと思い悩んだ。何度頭を振っても掻き消せない疑惑に焦燥感だけが増していった。
「雪!しっかりしろ!生きてくれ!!」
揺れ動く気持ちに踏ん切りがつかずにいたが、手当ての動きを止めることはなかった。簡易的な治療薬しかないのは物足りないが、止血をし、包帯を巻いた。擦過傷や切り傷には塗り薬を。打撲には湿布薬を。
「…すまない。守ってやれなくて」
シャドウは満身創痍の雪の体を見て悔やんだ。悔やんでも悔やみきれない。こんな姿にさせるために旅に出たのではないのだ。影付きの使命から少しでも離れられるための余暇だった。何故、意図しないことに振り回されてこんな目に遭わせなければならないのか。何のための護衛か。俺は側にいながらまた手を離してしまっていたのだ。
シャドウは雪の手に自分の手を重ねて呟いた。解除の呪文を。少しでも痛みがひくように。その痛みを自分が引き継ぐように。
詠唱の間に、みしりと鈍く軋む骨の音がした。体の節々にもちくちくと痛みが蝕んできた。次第に雪の呼吸も聞こえてきた。
それでいいとシャドウは息を吐いた。シャドウは雪の手に唇を寄せた。
「次こそは守らせてくれ」
誓いは本人に伝わらなければ意味がないのは周知の事実だ。だが、言わずにはいられなかった。痛みを和らげても救いにはならない。連れ去られた恐怖もあっただろう。拘束をされていたと見なされる印にシャドウも気がついた。手荒な真似をされていないかなど、心配事は尽きない。この怪我の真意だって知らないままにはできない。思いを繋げる為には雪の目覚めを待つしかない。しかし時間がない。先に行ったディルの行方もわからずじまいだし、チドリの動向も気になる。でも、こんな状態の雪を一人にしておきたくないが、連れて動くには負担がかかりすぎる。どうしたって離れがたい。
シャドウは葛藤を繰り返しては、答えが出せずにいた。雪の輪郭を、壊れ物を扱うかのように指の先で慎重に触れた。
「なら置いていけ」
ドスのきいた低い声がシャドウの耳を掠めた。
「何?」
声と共に一瞬だけ悪寒がしたが、すぐに消えた。
「たわけ。身動き取れない女に触れるな馬鹿者め。下衆なところは神殿譲りか」
眠っていた雪の瞳が見開き、覗き込むシャドウを睨み付けた。
「な、何だ?雪?」
「儂は男に口付けされる趣味は持っておらんぞ」
雪の中に潜んでいたナイトメアが目を覚ましたのだ。むくりと起き上がり、先ほどのシャドウに触れられた手をひらひらと払った。
「ほう。大犬の方か。飼い主の許可もなく触れるとは何事か?躾がなっとらんぞ。今の娘なら、容赦無くお前は捨て犬決定だな」
「…何をわけのわからんことを言ってるんだ。お前、ナイトメアか!何故雪の中にいる!?」
シャドウはザッと体を反転し、間合いを作った。
「こんな状態で何もせんわ。馬鹿者が。悪鬼の気配に誘われたらこやつがいたんじゃ。何故、中にいたかは娘に聞け。いや、娘よりあの塔の中のしょぼくれてるクズ神官にでも聞け」
ケケケと人を見下したような表情を見せる雪の姿にシャドウは困惑した。顔は雪のままだが、口調や態度は別人だった。
「…どういう意味だ?塔で何があった?」
心臓が早鐘を打つ。まさかとザワザワと警報が鳴る。
「儂に言わせる気か?娘は決して口を割ることは許さんと思うがな」
「……雪が、何か」
次に出そうとした言葉は、声には出せなかった。ナイトメアの最初の言葉を思い出したからだ。
(身動き取れない女に触るな。下衆なところは神殿譲りか)
「まさかチドリが?…雪に」
最悪な出来事が起きてしまっていた。シャドウは眩む頭を無理矢理、正気に戻した。
「想像ぐらいつくだろ。あんな高い塔のてっぺんに若い娘を幽閉していたんだ。好き放題だったろうなぁ。お前、あの神官と知り合いか?あやつ、娘が呼んだ悪鬼に翻弄されていい気味だったわい」
息の根を止めかけたとは言わずに、雪の顔でイヒヒヒヒと愉快に笑う様は異様だった。
「娘の心配はいらん。ケリは自分で着けているからな。まぁ、立ち直るには時間がかかるかもしれんがな。むしろ一緒にいたチビや女官の方がヤバかったな」
「女官?名前は?」
「名前は知らん。とにかくヒステリックでうるさい女だ。チビの方は、ちらっとしか見えんかったが、何だか変な感じだったな。術でもかけられているような気がしたぞ」
シャドウはナイトメアの言動を整理するのに混乱していた。チドリと雪の間に起きたことや悪鬼の召喚、正体のわからない女官とチビ(子ども?)。
「ほう。怪我の手当てご苦労。これなら少しは動けるわい」
ナイトメアはよいせと立ちあがり、首や肩の関節を回した。シャドウに痛みを移動させたとはいえ、完治したわけではない。くるりと一回転した途端に目眩がした。どうやら気だるさは残っていたようだ。シャドウは咄嗟に腕を出し、雪を支えた。中身はナイトメアでも体は雪だ。華奢な体つきだ。
「お前、いつまで雪の中にいる気だ?何が目的だ!」
「ふん。儂が中にいたから神官も捩じ伏せられたし、あんなところから落ちても生きていられてるのだぞ。少しは感謝があっても良いのではないか」
「落ちただと!それでその程度の怪我か…」
シャドウは塔を見上げた。本来なら即死だ。
「娘が呼んだ悪鬼と儂の力のおかげで生き延びれたのだ。この娘はお前が思っているよりずっとたくましいわい。助けを待つなどしてられんわ」
ナイトメアはシャドウの腕を振り払い、歩き出した。
「待て!どこに行く!」
「儂はこの神殿がどうなろうと知ったこったないが、影付きの動向は気にる。お前らができないことを儂なら叶えてやれるからな」
ナイトメアは意気揚々に話し出す。自分が知らされてない事実までも知り尽くしているような口ぶりだ。
「どういう意味だ?」
シャドウは困惑する。これはナイトメアの罠か。それともその場凌ぎの嘘か。判断がつかない。
「知らんなら知らぬままでいい。娘にとってもいい話だ。お前はしょぼくれ神官サマでも助けて、神殿の再興に力を貸してやれ。追放されたとはいえ、元はお前の故郷だろう?」
ナイトメアは妖しい笑みを浮かべたまま、シャドウに向けて一歩踏み出した。
「…ふん。男に口付けする趣味などないのだがな」
ぶつくさと文句を言いながらシャドウの外套の胸倉を引っ張った。頭が下に下がったところに顔を近づけた。
「…娘がお前の名前ばかり呼んでうるさい。黙らせろ」
シャドウも引きずられるまま唇を近づけるが、直前で手をかざした。
「俺も男に口付けする趣味はない。雪を出せ」
まさか拒否を食らう羽目になるとは思わずにいたせいか、間抜けな間合いにナイトメアは吹き出した。
「あっははは!…馬鹿な奴だ!」
ナイトメアは投げ出すかのようにシャドウの外套から手を離した。シャドウも乱された服の襟を正し、外套を脱いだ。それを雪の肩に羽織らせた。破れた衣服から覗かせた肌が痛々しくもあり、目のやり場に困る箇所もあった。
「着てろ」
外套は雪の足首を隠すまでの長さがゆうにあり、破れた胸元も包帯を巻いた部分も全て隠れた。
「ふん。ご丁寧なことで」
ナイトメアは外套の裾を摘んで、ひらひらと動かした。
「雪を出せ。話がしたい」
「…ふん」
ナイトメアはシャドウの真摯な眼差しに後ずさりした。舌打ちし、不本意さを滲み出したままシャドウを睨み付けた後で、ゆっくりと目を閉じた。
マジックの種明かしみたいなカウントが頭の中で響いた。背中を押されたようで足が一歩、二歩と前に勝手に踏み出された。
「わっ、と、と、」
目を開けると、今まで真っ白な霧の中の世界しか見えてなかったのに、急に色づいた景色が目の前に広がっていた。霧が晴れたのだ。木の緑と土と青い空と白亜の建物。それと、
「…シャドウさん?」
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