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私たちの関係
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次の日学校に行くと体育の女子だけになった時昨日のことで質問攻めにあった。
まぁこれも計画のうちだからいいのだが…。
昨日のことを知った琴ちゃんはどんな反応をするのだろう…?私が
「いやー。昨日は色々あってりゅーが連れてきたのー!」と言ってみたところ、りゅうという言葉に安心した顔と「ん?」ってなった顔をした。
すると女子の仲間のもとへ駆け寄りコソコソ女子お得意の陰口or噂話をし始めた。
話しながらこっちをチロチロ見てきて琴は時折私のことを睨んできた。
まぁそんなのなんか痛くも痒くもないけどね。
私が欲しかったものがもらえてるんだもの...。
何かって?それは、女子からの痛い視線。
嫉妬とかされるのって凄く気持ちがいいじゃない?
だから私はこの視線を待っていたの!
梨央と私は2人でコソコソと今の心境とこの女子しかいない空間で睨まれて居ずらかったとカイトに伝えようと話していた。
体育の時間。私はずーっと考えていたことがある。
それは、私とカイトの関係だ。なぜこんなことを考えてるかと言うと、私とカイトは夏休み前に私が告白して振られた仲なのだ。
それなのに急に半年近くたった今全く話していなかったのに、相談という名目の女子への嫌がらせをする為私とカイトは放課後に会って相談(嘘)をしたのだ。
※騙してることはカイトは全く知らない。
そんなことが過去にあったのに急に仲良くなり始めたのはやはり女子は納得いかないのだろう。
ましてや、私は別に可愛いわけでも綺麗なわけでもないのに...。
そんなことをずっと考えていて私は
「カイトと私の今の関係って友達なのかなぁ...?確かに昨日梨央が友達だよね?!って聞いて頷いてくれてたけど...。」やっぱり急に友達だなんて言われてもしっくりこないのが当たり前だ。
きっとカイトの方も全然しっくりきていないだろう。
そんなあやふやな関係もちょっと嫌だ。
だけど女子への嫌がらせをするのが目標なのだからいちいちそんなことを気にしてなんかいられない。
だから、体育が終わってからすぐ教室に戻ってカイトも体育から戻ってきたところで
「あの...。社会の歴史のノート。貸してもらってもいいかな?」と、仕掛けてみた。
だけどカイトの前の席の俊ちゃんが
「なんでカイトなんだ?!」としつこく聞いてきたので、
「だってノート綺麗に取ってる友達カイトしかいないんだもん。カイトだから借りたいの!!」とハッキリ言った。
そしたら、カイトは嬉しそうにノートを貸してくれた。
(ちょろいヤツ笑笑)私はそんな事を思いながら
「ありがとー!ホント助かる」と言いながら自分の席に戻った。
するとその一部始終を見ていた女子が集まってコソコソコチラを見ながら話していた。
これも予想通り。
やっぱり私とカイトが友達でいるのはそんなにおかしいことなのかなぁ...なんてことも思いながら次の時間の授業が始まった。
まぁこれも計画のうちだからいいのだが…。
昨日のことを知った琴ちゃんはどんな反応をするのだろう…?私が
「いやー。昨日は色々あってりゅーが連れてきたのー!」と言ってみたところ、りゅうという言葉に安心した顔と「ん?」ってなった顔をした。
すると女子の仲間のもとへ駆け寄りコソコソ女子お得意の陰口or噂話をし始めた。
話しながらこっちをチロチロ見てきて琴は時折私のことを睨んできた。
まぁそんなのなんか痛くも痒くもないけどね。
私が欲しかったものがもらえてるんだもの...。
何かって?それは、女子からの痛い視線。
嫉妬とかされるのって凄く気持ちがいいじゃない?
だから私はこの視線を待っていたの!
梨央と私は2人でコソコソと今の心境とこの女子しかいない空間で睨まれて居ずらかったとカイトに伝えようと話していた。
体育の時間。私はずーっと考えていたことがある。
それは、私とカイトの関係だ。なぜこんなことを考えてるかと言うと、私とカイトは夏休み前に私が告白して振られた仲なのだ。
それなのに急に半年近くたった今全く話していなかったのに、相談という名目の女子への嫌がらせをする為私とカイトは放課後に会って相談(嘘)をしたのだ。
※騙してることはカイトは全く知らない。
そんなことが過去にあったのに急に仲良くなり始めたのはやはり女子は納得いかないのだろう。
ましてや、私は別に可愛いわけでも綺麗なわけでもないのに...。
そんなことをずっと考えていて私は
「カイトと私の今の関係って友達なのかなぁ...?確かに昨日梨央が友達だよね?!って聞いて頷いてくれてたけど...。」やっぱり急に友達だなんて言われてもしっくりこないのが当たり前だ。
きっとカイトの方も全然しっくりきていないだろう。
そんなあやふやな関係もちょっと嫌だ。
だけど女子への嫌がらせをするのが目標なのだからいちいちそんなことを気にしてなんかいられない。
だから、体育が終わってからすぐ教室に戻ってカイトも体育から戻ってきたところで
「あの...。社会の歴史のノート。貸してもらってもいいかな?」と、仕掛けてみた。
だけどカイトの前の席の俊ちゃんが
「なんでカイトなんだ?!」としつこく聞いてきたので、
「だってノート綺麗に取ってる友達カイトしかいないんだもん。カイトだから借りたいの!!」とハッキリ言った。
そしたら、カイトは嬉しそうにノートを貸してくれた。
(ちょろいヤツ笑笑)私はそんな事を思いながら
「ありがとー!ホント助かる」と言いながら自分の席に戻った。
するとその一部始終を見ていた女子が集まってコソコソコチラを見ながら話していた。
これも予想通り。
やっぱり私とカイトが友達でいるのはそんなにおかしいことなのかなぁ...なんてことも思いながら次の時間の授業が始まった。
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