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ユニークー!?

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エリア1に着いた。
エリア1は、始まりの街から少し行ったところにある。
これより向こうに、エリア2、3と続いてあるみたいだ。
今のところ、最前線パーティーが3まで行ったらしい。
早すぎるだろ…。
まぁ、俺はそんなことはもう目指していない。
何がなんでも、スローライフを目指すんだ!
ゲームの中だけは、特にな!


さてさて、そんなことは置いておいて、お金を稼ごう。
「頼むぞ、フレイ!」
『もちろんだぜ!主人!でも、一体、何を倒すんだ?』
「俺らは、1番下のランクだから、モンスターじゃなくて、採取だな。えっと、マナ草だ」
『マナ草?それじゃあ、こっちだぜ!』
やっぱり、精霊だからどこにあるのかわかるのか?
『着いたぜ!ここだ!』
俺はフレイが指を指している草を鑑定してみる。


・ハイマナ草 ☆4
プレイヤーのMPを25%回復する。
希少種。


おいおい、すげぇ奴見つけてしまったな。
普通のマナ草はどれぐらいなんだ?
俺は、周りを見てみるが、ハイマナ草しか見つからないのだ。
これじゃあ、依頼達成にならないな…。


しかし、少し奥の方へ行くとマナ草を見つけることができた。
「よかった…これで10束だな。依頼達成だ!戻るか!」
『主人!モンスターが来る!』
モンスター!?
俺戦えないんだが!
『大丈夫、主人!俺が戦うよ!』
「わ、わかった。俺は、何をすればいい?」
『主人には、俺に魔力を流して欲しい!それで、俺が魔法を使えるから!』
「わかった!じゃあ、魔力を流すぞ!」
『うん!少しずつね!』
俺は、ステータスを開いて自分のMPを見ながらフレイに魔力を渡していた。
『ありがとう、主人!行けるよ!』
すると、目の前にモンスターが現れた。
鑑定をしてみる。

・ボア ユニーク SSR +6
強い。
猪突猛進してくる。
また、特別なスキル看破を持っていて、攻撃を無理やり反撃に変えることができる。
ユニークモンスター。


なんで、こういう時に限ってユニークなんだよ!
でも、やるしかないな。
「フレイ、頼むぞ!」
『もちろん!我の手に炎現れよ 我の敵を燃やし尽くせ ファイアウォール!』
その魔法は、ボアを丸ごと焼き尽くした。
すごいな…精霊って。
まぁ、そんなこんなで依頼は達成できたし、あとはこれが燃えるの終えてから近づこう。


そして、燃えるのを終えたのを確認して近づいてみた。
確か、魔物は倒すとアイテムを獲得できるはず。
すると、何かが落ちていた。
それは肉だった。
鑑定をしてみる。


・ボアの肉 ☆6
めちゃくちゃ美味しい。
どんな食べ方でも食べれる。
売っても金額は付く。


これは良いな。
少し食べて、少し売ることにしようかな。
俺は、一旦冒険者ギルドに戻ることにした。
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