僕は傷つかないから

ritkun

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うちの子が知らないこと

3(R18)

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 舌を絡めて増やした唾液を吸い上げる。口を離したら潤った唇と舌を耳へ。息を整える暇なんて与えない。驚いて喉を鳴らしながら息を吸って俺の両肩を掴んできたら、パジャマを捲って脱がせて手首で止める。両手首に隙間ができないように絞って余った布を右手で掴む。左手と口で両胸の先端を捏ねてからもう一度玄樹げんきの顔を見る。
 恐怖に震えているだろうか、やり過ぎだと蔑まれるだろうか。

 うっとりとした顔。拘束されている両腕はなすがままで全然力を感じない。
 きっと今からどうされるか分かっていない。それでももう止まれない。

 おとなしく巻き付けたままの玄樹げんきの手首からパジャマを取ると、むしろ物足りなさそうな声を出した。

「縛らないの?」
「縛らない。いつでも逃げられるけど、お前の意思で逃げるな」
 玄樹げんきが俺に抱きつく。
「絶対逃げない。コウちゃんも離さないでね」

 ゴムも付けてから向かい合って座って、玄樹げんきの両足をそれぞれ左右の肩に乗せる。昨日の今日だからな。足をばたつかせたりピンと伸ばしたりしながら、上を向いた注ぎ口はローションと指を簡単に飲み込んだ。

 入れやすいように、足を肩に乗せたまま少し下ろして位置を調節する。
 上を向いている物を下に向かって入れることで昨日よりも強く前立腺を刺激しているはず。喘ぎ声が漏れ始めた。

 屈んで玄樹げんきの腰をベッドに降ろして足も徐々に下げていく。顔の横を通る部分を舐めたりついばんだりして、足首まできたら膝裏を押して玄樹げんきの肩まで近づける。その間から見える顔からはだいぶ余裕が無くなっていた。

 それでも爪が食い込むような握り方はしていない。
 そのままの姿勢で、長い脚の爪先を口元に寄せて指やくるぶしを舐める。喘ぎ声が息なのか声なのか分からないものになった。

 足を解放して、ぴったりと自分の腹にくっついている玄樹げんきのモノを掌で更に腹へと押し付けてやる。俺が一度大きく抜いて一気に入れ直すと、滲み出る物がピュッと小さく飛んだ。繰り返すと入れる度にピュッ、ピュッと飛ぶ。

 一度抜いて今度は後ろから入れて玄樹げんきの上体を起こして抱きしめる。俺より背が高いのに胴は短いから座ると頭の位置が変わらない。耳元で囁きやすいからいいけどさ。
「足、前に出して」

 刺さり具合が変わる刺激に耐えながら一生懸命応える姿が健気でかわいい。

 手を前に回して様子を確かめるとドクドクと脈打ってる。連動して後ろと腰も動く。
「いい子だな。頑張れ」
 俺は動かないと油断させて玄樹げんきの頑張りを見守り、タイミングを見て一気に突き上げた。

 ひきつけのようになった後で力の抜けた玄樹げんきを受け止めながら後ろに倒れる。まだ二回目が終わっていない俺のはがっちりと玄樹げんきまっていて、頭を撫でながらしばらく一体感を味わう。

 玄樹げんきの口に俺の指を入れて濡らそうとしたら、舌の動きが弱いし唇にも締まりがない。だからってやめるつもりはない。頬の内側にも擦りつけてしっかりと濡らす。

 人差し指で足の付け根を内側から斜めになぞり、腰まで来たら掌で脇腹を包んで、脇まで来たら胸を揉んだ。モデルの仕事があるから見た目を変える訳にはいかない。あまりいじらずに掌を広げたままへそまで下がって人差し指で内側を一周。

 玄樹げんきの足がモゾモゾと動き始めた。足の裏をベッドにつけて腰を浮かせようとしているのを、外側から内側へと足を絡めてベッドに押さえつけて阻む。玄樹げんきから滲む汗が増えていく。

 玄樹げんきの胸を左腕で強く抱きしめて耳に口を近づける。
「かわいいよ、玄樹げんき
 袋を優しく右手に乗せて人差し指で付け根をなぞると、痙攣をした途中で完全に体が固まって、その後また軽く痙攣して力尽きた。
 もしかしてと思って玄樹げんきのゴムを触ったら何も出てなかった。
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