生まれる世界を間違えた俺は女神様に異世界召喚されました【リメイク版】

雪乃カナ

文字の大きさ
57 / 378

第56話 アイテムストレージ

しおりを挟む


 その後、あちらこちらの店を回り、俺は調理器具や食器に、布団や食材の他にも、生活に必要そうな物を大量に購入し〝アイテムストレージ〟にしまう。

 食材も〝元いた世界〟にもあった物を始め、この〝異世界独自〟の見たこと無い奇妙な物や、目新しい物が沢山あり、かなりの量を購入してしまった。

 ……ちなみに調味料として、この世界にも味噌や醤油も売っていたので、勿論これらも購入した。

 新鮮さもあり、俺は特に気にはならなかったが……
 アトラの話だと、今日は比較的あまり品揃えは良くない方らしい。

 当然、全部の店を回りきる時間も無かったので、今度またの機会にでも、見てまわればいいだろう。

(それに、クレハが『この街のことなら大体は分かるからいつでも聞いてね』って言ってたから、暇な時に、ゆっくり案内してもらえないか聞いてみるか)

「……コイツ、あれだけの数の物と量を、本当に全部〝アイテムストレージ〟にしまったのです」

 その俺の様子を見て、アリスは唖然としている。

「お前も〝アイテムストレージ〟持ってたろ?」

「私のは〝アイテムストレージ(小)〟なので、収納数は今のところが限界なのです。お前みたいに、そんな馬鹿スカと収納できる方がおかしいのです! もしかして、お前の〝アイテムストレージ〟は(大)だとか言わないのですよね?」

「いや、俺の〝アイテムストレージ〟は(大)だぞ?」
「……もう、驚いてはやらないのです」

 プイッとアリスはそっぽを向いてしまう。

「──大丈夫だ、頼んでない。でも、確か、武器屋のレノンも〝アイテムストレージ(大)〟はかなり珍しいと言っていたな? あと昔の〝大商人〟がこのスキルを持っていたとか、持ってなかったとか?」

「お前はどれほど昔の話をしているのですか? ……それはフィップが生まれるより前の話なのです。しかもその〝大商人〟ですら〝アイテムストレージ〟にしまった食材がだなんて、ハチャメチャな効果は無かったのですよ?」

(確かクレハも〝アイテムストレージ〟に収納した食材が〝腐らなくなる〟何て効果は聞いたこと無いって言っていたな)

 まあ、恐らく、これは俺の〝ユニークスキル〟の
 ──〝異能いのう〟の恩恵だろう。

 クレハとエメレアには軽く話したが……
 俺の持つ〝ユニークスキル〟の〝異能〟──あらゆる能力や魔法、そしてスキルにも〝追加効果〟が発生する。

 つまり、俺の使った魔法やスキルには、通常では筈の〝独自効果〟が追加されているみたいだ。

 この異世界でも普通は〝回復魔法〟では治せない筈のが俺の〝回復魔法〟で治す事ができたのは──この〝ユニークスキル〟の〝異能〟によるが追加された事による物だ。

 そして今回の〝アイテムストレージ(大)〟のスキルへの〝追加効果〟は多分は──〝収納した食材が腐らない〟みたいな感じだろう。

 いや、正確には、腐らないが何なのかが分からないから、まだハッキリとは言えないが……

 ──例えば──
・ストレージ内は的な状態であり食材が腐らない。
 って、のと……
・実はストレージ内は時間が止まっている。
 って、のじゃ、食材が腐らないというは同じでも、それまでの過程の能力の度合いが全然違うし、他への応用もまるで違う形になるからな。

(まあ、これも、暇な時にでも色々試したりして、確認してみるか……)

 ──俺の〝アイテムストレージ〟のスキルで、
 確実なのは今の所……
 ・収納数に制限は特に無い。
 ・収納した食材は腐らない。
 ・自身の持ち物なら瞬時に出し入れが可能。
 ・生きてる物は収納できない。(死体は可能)
 という、この四点だ。

 十二分に便利なスキルだ。
 グッバイ、賞味期限。

「──その食材が腐らないとかも、もしそれがマジな話なら、お前がいれば各国の流通は勿論だが、軽い食料問題なら解決すんじゃねぇのか?」

 日が傾き夜に近づくに連れて、何だか生き生きとしてきているフィップが、割りと現実的な問題の解決策を言い出す。

「てか、こいつは本当に何なのです? 昼間に会った顔を隠した白い服のむすめもそうですが……この都市には、こんな得体の知れないのが、そこら辺をうようよと闊歩してるのですか?」

(白い服の娘。ノアのことか……)

「いや、お嬢、流石にそれはねぇよ。さっきの白いのもそうだが、こんなのがそこらをうようよと闊歩してる都市なら、のあたしでも守りきるどころか、お嬢一人抱えて逃げ切きれるかも怪しいぜ?」

 俺をこんなのと言いながら指をさすフィップ。

(てか『夜のあたし』って事は、やっぱ吸血鬼は夜のが強いんだな……これも覚えておこう)

「まあ、でも、この都市には、あの白いのとの他にも〝大聖女〟だとか〝英雄ロキ〟までいるんだったな……まあ、そこら辺なら敵対は無いと思うが……一応、警戒レベルはあげとくか……」

「英雄ロキ? ロキって、ギルドマスターのあのロキか?」
「ん、他に誰がいんだよ?」

 どうやら、あのロキらしい。
 あの胡散臭いの……英雄だったのか?

「……そんな事より、ユキマサ。お前は冒険者なんて辞めて私達の国に来るのです。今日、私がいるのにもかかわらず、魔法をっ飛ばして来たそこのピンクよりは、手厚く迎えてやるのですよ?」

(そういや『減給なのです』とか言ってたな?)

「い、いや、お嬢、だからそれは……悪かったって……それに、ユキマサの件はあたしも賛成だが──でも、お嬢はあたしのだからな? 嫁にはやらねぇぞ……?」

 フィップは最後の方の言葉には、今日イチの殺気を放ちながら、俺を睨んでくる。

「だ、だれが、嫁だの、婿だの、話をしたのですか!」

 顔を赤くし怒るアリスを見て……

「あ~、やっぱアリスちゃん王女様、かわい~です~! ね、ハトラ~!」

 と、アトラは自身の左手の甲に乗る、のハトラに幸せそうに話しかける。

「気持ちはありがたいが、アリスの国でも、兵士だの執事だの、何だのでも働くつもりは無い。悪いな」

 アルテナとの魔王を倒すって言うもあるしな。
 ──とにかく、まずはそれを片付けてからだ。

「むぅ……」

 俺の返事に納得いかないアリスはふくれっ面だ。

「あ、じゃあ、私の家の料理屋〝ハラゴシラエ〟で働きませんか? 今、うちは何と、前代未聞の人手不足に見舞われてるんです! まかないは、朝昼晩3食付きで、それに今なら恐らくは〝極めてややかなり厳しめ〟ぐらいの難易度と言っても差し支え無い筈の──〝女将おばさん面接〟に合格すれば、もれなく住み込みも可能で、シャワーも付いて来ますよ!」

 このタイミングで、飲食店の店員募集を始めたアトラを見て、アリスとフィップはとしながら、目をパチクリしてアトラの話を聞いている。

 だが、熱烈ねつれつなアトラの勧誘は止まらない──!

「それに、フウラちゃんを始め、住み込みの従業員の皆さんは凄く仲がいいんですよ! あと、月に1回は夜中に──〝減給覚悟! 女将さんの部屋の前を片足ケンケンで往復チャレンジ!! ボコりもあるよ! ~Let'sレッツ、人類の肝試し大会~〟とかも、秘密裏ひみつりに開催されてます! 優勝者には、もれなく翌日のまかないのデザートを総取りですよ!」

(ボコりもあるのか?)

 まあ、夜中にそんな企画で、部屋の外を片足ケンケンで歩き回られて起こされたら、そりゃキレてもおかしく無いよな……

「あ、ちなみに私は優勝経験ゼロです! むしろ女将おばさんに途中で見つかってしまい、翌日は罰として、休憩中の時間も〝床の雑巾がけ〟を午前、午後の1日で計2回を命じられました……で、でも、すごく良いお店ですよ!」

 何故か自信満々に勧誘してくるアトラは──〝皆の応募待ってるぜ!〟とばかりに、最後はキメ顔でガッツポーズ。

 それをアリス達は、先程から変わらず……時が止まったかのように、ポカーンと口を半開きで眺めてる。

「あー……うーん……そうだな……よし……止めとくよ」

 長々と説明してくれたアトラには悪い気がしたが、俺は少しだけ考える仕草をした後に断りをいれる。

「ガーン! な、何故ですか!? うぅ……今日は色々と断られる日です……はッ──! でも、私にはハトラがいました! やっぱり今日は良い日です!」
「あたし、この嬢ちゃんのメンタル中々好きだぜ?」

 どうやらフィップはアトラを気に入ったみたいだ。

「そーいや、アトラ? そのハト……ハトラを飼う許可とか女将さんに貰わなくてもいいのか?」

 と、ふと思った疑問を投げると……

「──え……? …………ハッ!!!!」

 最初は質問の意味が理解できてない顔をし、その後、少しの時間の差で目を見開き、今その事にようやく気づいたらしく、驚愕の表情を浮かべるアトラの顔はみるみると青ざめていく。

(だから、どんだけ女将さん怖いんだよ……? てか、やっぱり考えてなかったのか?)

「ど、ど、ど、ど、どうしましょう!? 女将おばさんに何の相談も無くハトラを〝テイム〟までして、飼うことを勝手に決めたのがバレたりしたら、タダでは済みませんよ! 私とハトラのピンチです、ユキマサさん助けてください!」

 ガタガタと震えながらアトラは俺に懇願してくる……

「助けるって、俺にどうしろってんだ?」

 そしてよく見ると鳩のハトラは、パタパタとその白い翼でアトラを〝落ち着いて〟みたいな感じで宥めている。

 そしてこれも心無しか、何処か申しなさげに『くるっぽ……』とショボくれてるように見える。

「も、もし私が女将おばさんに追い出されたら、ユキマサさん、ほとぼりが冷めるまで、私を拾ってください! あ、ハトラも一緒です!」

「いや、俺はクレハの家に居候の身なんだが……? まあ、それはもしお前が追い出されてから考えろよ?」

 女将さんも別に追い出しはしないと思うが……
 まあ、怒りはするかもしれないけどさ?

「わ、分かりました。……て、えぇ! ユキマサさんはクレハさんと同棲してたんですか!? ビックリです! でも、ちょっと羨ましいです……!」

 アトラは目を見開いて驚いた後に、少し顔を赤くし、ムーと小さくムクれている。

(ホント、女子からもクレハは大人気だな……)

「あと、別に変にやましい事は無いからな?」
「何だ、恋人いたのか? 確かに、よく見るとムッツリそうだしな、お前……?」

 へぇ? と、ニヤリと笑いフィップが絡んでくる。

 この酔っぱらい吸血鬼め……

「いや、そういうんでも無いんだが……ヒュドラの件の後……街の宿が空いてなくてな、1日泊めて貰ったんだ。それで……まあ、その後も色々あって、そのまま住ませて貰ってる。俺も行く宛も無かったしな……」

「なるほど、そうだったんですね!」

 あっさり納得するアトラ。

「まあ、クレハやクレハの婆さんの好意に完全に甘えてる形になるがな──さっきも言ったが、別に変にやましい事とかは無いからな? おい、フィップ、ニヤニヤしてんじゃねぇよ!」

 ……まあ、一緒の布団で寝たりとか、寝相で抱き付く形になったりとかはあったけどさ?

 それでも、変な……というか……
 所謂──はしてない。

「へぇ、まあ、信じといてやるよ?」

 ケラケラとフィップは楽しげに笑う。
 
「……そりゃどうも。あと、そろそろギルド戻るがいいか?」

「あたしは構わないぜ? それなりに楽しめたしな」
「私も買いたい物は買えたので今日は満足なのです」

 実はアリスは、俺が買い物の最中に偶然見つけた〝鬼唐辛子〟と〝悪魔デビル唐辛子〟をご機嫌で購入していた。

 ちなみにアリスが直接買いに行くと、まず店員にのでフィップに買わせていた。

 そして大好物である辛い物の〝鬼唐辛子〟と〝悪魔デビル唐辛子〟を買えた、アリスちゃん王女様は、ルンルン気分でご満悦な様子なのである。

「あ、私もそろそろ仕事になるので賛成です!」

 皆の確認も取れたので、
 俺達はギルドに戻る事にする。

 俺も結構色々と買っちまったが。まあ、魔王討伐の買い出しとしては、最初はこんなもんだろう──。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

湖畔の賢者

そらまめ
ファンタジー
 秋山透はソロキャンプに向かう途中で突然目の前に現れた次元の裂け目に呑まれ、歪んでゆく視界、そして自分の体までもが波打つように歪み、彼は自然と目を閉じた。目蓋に明るさを感じ、ゆっくりと目を開けると大樹の横で車はエンジンを止めて停まっていた。  ゆっくりと彼は車から降りて側にある大樹に触れた。そのまま上着のポケット中からスマホ取り出し確認すると圏外表示。縋るようにマップアプリで場所を確認するも……位置情報取得出来ずに不明と。  彼は大きく落胆し、大樹にもたれ掛かるように背を預け、そのまま力なく崩れ落ちた。 「あははは、まいったな。どこなんだ、ここは」  そう力なく呟き苦笑いしながら、不安から両手で顔を覆った。  楽しみにしていたキャンプから一転し、ほぼ絶望に近い状況に見舞われた。  目にしたことも聞いたこともない。空間の裂け目に呑まれ、知らない場所へ。  そんな突然の不幸に見舞われた秋山透の物語。

やさしい異世界転移

みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公 神洞 優斗。 彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった! 元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……? この時の優斗は気付いていなかったのだ。 己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。 この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

俺、何しに異世界に来たんだっけ?

右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」 主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。 気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。 「あなたに、お願いがあります。どうか…」 そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。 「やべ…失敗した。」 女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!

社畜の異世界再出発

U65
ファンタジー
社畜、気づけば異世界の赤ちゃんでした――!? ブラック企業に心身を削られ、人生リタイアした社畜が目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界。 前世では死ぬほど働いた。今度は、笑って生きたい。 けれどこの世界、穏やかに生きるには……ちょっと強くなる必要があるらしい。

異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~

イノナかノかワズ
ファンタジー
 助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。  *話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。  *他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。  *頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。  *本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。   小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。 カクヨムにても公開しています。 更新は不定期です。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

処理中です...