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第五章
今はこらえて
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「着いた…ここがグロハの町ね」
デワフ山のふもとに位置するグロハの町。農業が盛んで有名なこの町は多くの農夫が町中を行き交っていた。
「わぁ、おいしそうな野菜が売ってますよ」
近くの八百屋に目を向けたアズキが嬉しそうな声を上げた。
「こりゃ、宿屋の食事も期待できそうね」
「そうね。でもその前に冒険者ギルドに行きましょう」
リエルはギルドの建物がある方角に指をさしながら先頭を歩いた。ちなみに、先程の大蛇との戦闘で汚れた衣類は道中で予備の物に着替えて鞄にしまっている。その際、トニーが着替えの様子を覗こうとしてビオラに殴られるというハプニングがあったがそれはまた別の話である。この件についてトニーは『別に興味はないがとりあえず覗いておいた方がいいと思った』と供述している。
「えー。俺、腹減ったんだけど」
「さっき食ったばかりでしょ!我慢しろ!」
不満をこぼすトニーの頭をビオラは杖で小突いた。
――――
「あれ?なんか騒がしいわね?」
冒険者ギルドのグロハ支部。その玄関をくぐったリエルは中のただならぬ様子に首を傾げた。
「レアな魔物でも大量発生したとか?」
「それにしてはどこか不穏ですね…」
受付の様子を窺うと確かに不穏であった。受付嬢が険しい表情で冒険者達に何かを説明している。話の内容を知るべくリエルは受付嬢に声をかけた。
「あの…何があったんですか?」
「あ、冒険者の方ですか?実は…」
声をかけられた受付嬢は青ざめた表情で手にしていた書類をリエルに差し出した。
「先日…レイニィ諸島東側のソティ王国からこのような報告が届いたんです…」
書類に目を通したリエルは大きな衝撃を受けた。
「こ…これって…!」
「はい…先週、レイニィ諸島西側のゾート王国が魔族の襲撃を受け、壊滅したそうです…!」
「なんですって…!」
後ろから話を聞いていたビオラが身を乗り出した。
「誰が…誰が襲ったんですか?!」
リエルは食ってかかるように受付嬢に問い詰めた。
「そ…そこまではわかりません…ゾート支部との連絡が途絶えておりまして…ただ…」
「ただ?」
受付嬢は手元の書類に目を向けた。
「目撃情報によりますと、炎上する城から巨大な黒い火球が飛んできて、城下町の半分が消し飛んだとのことです…」
受付嬢は口を震わせていた。さらに、中枢が壊滅した影響で他の地域は統率が乱れ、魔族の勢力によってあっという間に制圧されたらしい。
「黒い…」
「火球…」
リエルとビオラは互いの顔を見た。黒い火球。その単語が二人の頭に共通した人物を思い浮かばせる決定的な要因となった。
リエルは突然振り返り、すごい勢いでギルドを出ようとした。ビオラはとっさに彼女の腕を掴み、それを阻止した。
「ちょ…ちょっとどこ行くのよ!」
「決まってるでしょ!ゾート王国よ!」
「はぁ?急に何言ってんの?」
あまりに突拍子もない話であった。二人が思い浮かべた人物――魔勇者がゾート王国にいる。リエルはそう考えたのであろう。
「今から行ったってどうしようもないでしょ!そもそも、ここからゾートまで遠すぎるでしょうが!」
「でも…!」
ビオラは腕に力をこめて必死に制止した。目の前の友人はあきらかに冷静な判断ができていない。少しでも力を緩めたらすぐに飛び出していきそうだ。
「そりゃあたしだってあのクソ野郎はぶっ飛ばしたいわよ!でも、今あんたにはやるべきことがあるでしょ?それを全部ほっぽり出すわけ?」
「う…」
そう言われてリエルはようやく足を止めた。その意思をくみ取ったビオラは彼女の腕を離した。
「ご…ごめんなさい…」
「まったく…メイリスがいないとこんなに苦労するとはね…」
溜息をつき、ビオラはボリボリと頭を掻いた。
「あ…あの…一体どうしたんですか?」
一連の流れを見ていたアズキが尋ねた。彼女の足元にいるトニーも聞きたそうに見ている。
「ん?あ、そうか。あんた達には話してなかったわね」
ビオラは先日のペスタ地方での出来事を話した。
「そ…それが噂の魔勇者なんですか…」
「やべーなおい」
話を聞き終えたアズキとトニーは思わず留飲した。横では受付嬢が聞いた話をメモしている。
「そういうことなのよ。正直、こうして生きていることがラッキーだと思うわ。ねぇ?」
ビオラは隣のリエルに同意を求めた。
「…うん…」
リエルは静かに頷き、腰の聖剣に目を向けた。自分達が魔勇者と戦い、こうして生きていられるのはひとえにこの聖剣と、それを自分の命と引き換えに託してくれたメイリスのおかげ。彼女はそう考えていた。
一方アズキはうつむき、何かを考えている様子だった。魔勇者の話を聞いて怖気づいてしまったのか。そう懸念しながらリエルは様子を窺っていた。
「魔族と戦うために聖剣を修復するよう依頼されたんだけど…もしかしたら、その道中であの魔勇者とまた戦うことになるかもしれないの。だから――」
「いえ。大丈夫です」
リエルが何かを話そうとしたところでアズキは顔を上げて答えた。
「その、メイリスって人の代わりになるとは思えませんけど、僕にも手伝わせてください!先日助けてくれたお礼もしたいんです」
「アズキ…」
「俺からも頼むぜ。こいつもこう言ってるし」
真剣な表情で嘆願するアズキの足元からトニーが言った。
「なんでアンタは上から目線なのよ…」
「いてっ」
なんか腹立つトニーの顔にビオラは杖をぶつけた。
「でもまぁ、ここまで言われたんじゃ、断るわけにはいかないわよねぇ?」
ビオラは右の肘でリエルの胸をつつきながら尋ねた。
「…わかったわ。でも、これだけは約束して」
リエルは二人と一匹を前にして、右の人差し指を突き出した。
「やばいと思ったら迷わず逃げて。決して自分の命を無駄にしないで」
そう力強く告げた。
「…わかりました」
「おう」
「アンタこそね」
そう回答する二人と一匹の表情を見てリエルは少し安堵した。
「とりあえず…今日は宿をとろうか。今ギルドはそれどころじゃないみたいしね」
「…そうね。明日出直しましょう」
ビオラの提案を受け、リエル達は一旦ギルドを後にした。
デワフ山のふもとに位置するグロハの町。農業が盛んで有名なこの町は多くの農夫が町中を行き交っていた。
「わぁ、おいしそうな野菜が売ってますよ」
近くの八百屋に目を向けたアズキが嬉しそうな声を上げた。
「こりゃ、宿屋の食事も期待できそうね」
「そうね。でもその前に冒険者ギルドに行きましょう」
リエルはギルドの建物がある方角に指をさしながら先頭を歩いた。ちなみに、先程の大蛇との戦闘で汚れた衣類は道中で予備の物に着替えて鞄にしまっている。その際、トニーが着替えの様子を覗こうとしてビオラに殴られるというハプニングがあったがそれはまた別の話である。この件についてトニーは『別に興味はないがとりあえず覗いておいた方がいいと思った』と供述している。
「えー。俺、腹減ったんだけど」
「さっき食ったばかりでしょ!我慢しろ!」
不満をこぼすトニーの頭をビオラは杖で小突いた。
――――
「あれ?なんか騒がしいわね?」
冒険者ギルドのグロハ支部。その玄関をくぐったリエルは中のただならぬ様子に首を傾げた。
「レアな魔物でも大量発生したとか?」
「それにしてはどこか不穏ですね…」
受付の様子を窺うと確かに不穏であった。受付嬢が険しい表情で冒険者達に何かを説明している。話の内容を知るべくリエルは受付嬢に声をかけた。
「あの…何があったんですか?」
「あ、冒険者の方ですか?実は…」
声をかけられた受付嬢は青ざめた表情で手にしていた書類をリエルに差し出した。
「先日…レイニィ諸島東側のソティ王国からこのような報告が届いたんです…」
書類に目を通したリエルは大きな衝撃を受けた。
「こ…これって…!」
「はい…先週、レイニィ諸島西側のゾート王国が魔族の襲撃を受け、壊滅したそうです…!」
「なんですって…!」
後ろから話を聞いていたビオラが身を乗り出した。
「誰が…誰が襲ったんですか?!」
リエルは食ってかかるように受付嬢に問い詰めた。
「そ…そこまではわかりません…ゾート支部との連絡が途絶えておりまして…ただ…」
「ただ?」
受付嬢は手元の書類に目を向けた。
「目撃情報によりますと、炎上する城から巨大な黒い火球が飛んできて、城下町の半分が消し飛んだとのことです…」
受付嬢は口を震わせていた。さらに、中枢が壊滅した影響で他の地域は統率が乱れ、魔族の勢力によってあっという間に制圧されたらしい。
「黒い…」
「火球…」
リエルとビオラは互いの顔を見た。黒い火球。その単語が二人の頭に共通した人物を思い浮かばせる決定的な要因となった。
リエルは突然振り返り、すごい勢いでギルドを出ようとした。ビオラはとっさに彼女の腕を掴み、それを阻止した。
「ちょ…ちょっとどこ行くのよ!」
「決まってるでしょ!ゾート王国よ!」
「はぁ?急に何言ってんの?」
あまりに突拍子もない話であった。二人が思い浮かべた人物――魔勇者がゾート王国にいる。リエルはそう考えたのであろう。
「今から行ったってどうしようもないでしょ!そもそも、ここからゾートまで遠すぎるでしょうが!」
「でも…!」
ビオラは腕に力をこめて必死に制止した。目の前の友人はあきらかに冷静な判断ができていない。少しでも力を緩めたらすぐに飛び出していきそうだ。
「そりゃあたしだってあのクソ野郎はぶっ飛ばしたいわよ!でも、今あんたにはやるべきことがあるでしょ?それを全部ほっぽり出すわけ?」
「う…」
そう言われてリエルはようやく足を止めた。その意思をくみ取ったビオラは彼女の腕を離した。
「ご…ごめんなさい…」
「まったく…メイリスがいないとこんなに苦労するとはね…」
溜息をつき、ビオラはボリボリと頭を掻いた。
「あ…あの…一体どうしたんですか?」
一連の流れを見ていたアズキが尋ねた。彼女の足元にいるトニーも聞きたそうに見ている。
「ん?あ、そうか。あんた達には話してなかったわね」
ビオラは先日のペスタ地方での出来事を話した。
「そ…それが噂の魔勇者なんですか…」
「やべーなおい」
話を聞き終えたアズキとトニーは思わず留飲した。横では受付嬢が聞いた話をメモしている。
「そういうことなのよ。正直、こうして生きていることがラッキーだと思うわ。ねぇ?」
ビオラは隣のリエルに同意を求めた。
「…うん…」
リエルは静かに頷き、腰の聖剣に目を向けた。自分達が魔勇者と戦い、こうして生きていられるのはひとえにこの聖剣と、それを自分の命と引き換えに託してくれたメイリスのおかげ。彼女はそう考えていた。
一方アズキはうつむき、何かを考えている様子だった。魔勇者の話を聞いて怖気づいてしまったのか。そう懸念しながらリエルは様子を窺っていた。
「魔族と戦うために聖剣を修復するよう依頼されたんだけど…もしかしたら、その道中であの魔勇者とまた戦うことになるかもしれないの。だから――」
「いえ。大丈夫です」
リエルが何かを話そうとしたところでアズキは顔を上げて答えた。
「その、メイリスって人の代わりになるとは思えませんけど、僕にも手伝わせてください!先日助けてくれたお礼もしたいんです」
「アズキ…」
「俺からも頼むぜ。こいつもこう言ってるし」
真剣な表情で嘆願するアズキの足元からトニーが言った。
「なんでアンタは上から目線なのよ…」
「いてっ」
なんか腹立つトニーの顔にビオラは杖をぶつけた。
「でもまぁ、ここまで言われたんじゃ、断るわけにはいかないわよねぇ?」
ビオラは右の肘でリエルの胸をつつきながら尋ねた。
「…わかったわ。でも、これだけは約束して」
リエルは二人と一匹を前にして、右の人差し指を突き出した。
「やばいと思ったら迷わず逃げて。決して自分の命を無駄にしないで」
そう力強く告げた。
「…わかりました」
「おう」
「アンタこそね」
そう回答する二人と一匹の表情を見てリエルは少し安堵した。
「とりあえず…今日は宿をとろうか。今ギルドはそれどころじゃないみたいしね」
「…そうね。明日出直しましょう」
ビオラの提案を受け、リエル達は一旦ギルドを後にした。
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