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第五章
エキョウの街
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「クエスト完了、確認しました。ご苦労様でした」
「ありがとうございます」
冒険者ギルドの受付にて、受付嬢から事務的な労いの言葉と報酬を受け取ったリエルは礼を述べた。
ここはエキョウ王国の城下街にある冒険者ギルド本部。世界各地に点在する冒険者ギルドの総本山である。他の街のギルドに比べてその建築は一回り大きく、中には窓口と酒場のほかに宿泊施設、武器防具屋、はては大浴場まで併設されている。
ペスタ国王から与えられたクエスト遂行のためにデワフ山に向かう途中、リエルとビオラは情報収集と準備のためにこの国に立ち寄った。その道中とこの国の中で彼女達は魔物討伐やアイテム採集などいくつかのクエストを受けていたのだ。
「ちなみに、現在お二人はご希望のクエストはありますか?」
受付嬢は尋ねた。
「希望というか…今受けているクエストでデワフ山に行きたいんですけど…」
「デワフ山ですか?少々お待ちください」
目的地を聞いた受付嬢は引き出しから地図を取り出した。
「…デワフ山でしたら北門を通りまして、街道沿いにエキョウ平原を抜けた先ですね。途中にグロハの町がありますのでそこで休息をとるのがおすすめですよ」
地図にはエキョウ王国を中心としたファイン大陸の全容が描かれていた。受付嬢はエキョウからデワフ山までの道筋を指で示しながら説明した。
「デワフ山の危険度はBですのでランクBになりましたお二人の立ち入りは可能ですが、できれば僧侶のような回復魔法の使い手がいたほうがよろしいかと思われます。よろしければこちらで紹介しましょうか?」
「…うーん。一応、リストを見せてもらってもいいですか?」
首を傾げながらリエルは受付嬢が取り出した冒険者リストを拝見した。
―――
「あーあ、結局よさげな人はいなかったわね」
多くの人々が行きかう大通り。途中の露店で買った串焼きを食べながらビオラは不貞腐れた。
「仕方ないわよ。無理に相性悪い人と組むこともないでしょ」
同じく串焼きを食べながらリエルは答えた。回復魔法の使い手である僧侶は冒険者達にとって需要が高く、一つのパーティーに一人以上は僧侶がいるのがほぼ当然であった。
「ただでさえあんた無茶するからね。僧侶みたいな回復役がいないと危なっかしいのよ」
「う…」
ビオラに指摘されてリエルは言葉を詰まらせた。
「だいたい、あんたはここに来るまでにクエスト引き受けすぎ。ギルドを通さない正式な報酬のない依頼まで引き受けるもんだからペスタから出発してかなり時間がかかってんのよ」
ビオラは串を街路に設置された屑籠に放りこみながら説教を続けた。
「魔物の討伐とか商人の護衛とかならともかく、野良猫探しとか背中かいてくれとかなんて別に引き受けることないでしょうが…」
「だ、だって…」
「何でもかんでも一人で抱え込むなってメイリスも言ってたでしょ。一人で体張るのはしんどいんだから」
「…うん…」
先日の出来事を思い出したのか、リエルの表情に陰りを見て取ったビオラは思わず話題を変えようとした。
「と、とりあえず回復薬をそろえないとね。道中何があるかわからないし――」
「や、やめてください!」
どこかから少女の悲痛な声が聞こえた。リエル達が声の方に目をやると白いフードをかぶった少女がガラの悪い男達から石をぶつけられていた。少女は突き飛ばされたのか尻もちをついており、彼女の周りには荷物と思われるアイテムが散らばっていた。
「うるせぇ!アカフクの田舎モンがこのエキョウに来てんじゃねーよ!」
「そうだ!この疫病持ちが!」
男達は汚物を見るような目で少女に瓶を投げつけた。周囲の通行人達は関わりを避けるように様子を見ながら通り過ぎている。
「…エキョウってのはホント物騒な国ね。でかいだけのことはあるわね」
呆れながらビオラは呟いた。どうするか意見を聞こうとした相棒はすでにビオラの隣にはいなかった。
「やめなさい!」
「あ?なんだお前――はぁ!?」
背後からの声に反応したモヒカンの男が振り向こうとすると同時にリエルは男の腰を掴み、見事なジャーマンスープレックスで地面に叩き付けた。
「てめぇ!何しやがる!」
リエルが身体を起こすと別の男が殴りかかってきた。リエルはその腕をつかみ取り、見事な一本背負いで先ほどのモヒカンの上に叩き付けた。
「「ぐぇ!」」
カエルが潰れるような声が二人分重なった。
「この野郎!冒険者ランクAの俺らとやろうってのか?」
リーゼントの男が剣を抜いた。リエルは動じることなく腰につけていた折れた剣を手に取り、構えた。
「あ?なんだそりゃ?折れた剣で戦うとかウケるんだけど?」
リーゼントの男が鼻で笑うと同時にリエルは折れた剣を振り上げ、彼の剣を思いきり跳ね飛ばした。
「…は?…え?」
リーゼントの男は何が起こったか理解できなかった。飛ばされた彼の剣は街路に設置された屑籠にすっぽりと入った。ホールインワンである。
「な…なにがどうなって…ぐぇ!」
戸惑うリーゼントの男の腹にリエルはエルボーを打ち込み、男を壁に叩き付けた。尻もちをついた男がリエルの折れた剣に目を向けると、その折れた剣は光の刀身を纏っていた。それが彼の剣を弾き飛ばしたのだ。
「…謝りなさい」
リエルは光の刃をリーゼントの男の顔に向けながら静かにそう告げた。
「ひ…ひぃぃ!す、すみません!」
光の切っ先を顔に突き付けられた男は先ほどまでの威勢をすでに失っていた。
「私にじゃない!彼女によ!」
「は、はひっ!」
リエルからの怒号によってさらに縮こまった男は白いフードの少女に向き直り、頭を地面にこすりつけた。
「ど、どうもすみませんでしたぁ!」
謝罪を終えるや否や男は地面で失神している連れを顧みることなく一目散に走り去っていった。
「やれやれ…ホントにガキの頃からお人よしなんだから」
簡単に治らない相棒の性格に苦笑しながらビオラはリエルの元へ駆け込んだ。
「ありがとうございます」
冒険者ギルドの受付にて、受付嬢から事務的な労いの言葉と報酬を受け取ったリエルは礼を述べた。
ここはエキョウ王国の城下街にある冒険者ギルド本部。世界各地に点在する冒険者ギルドの総本山である。他の街のギルドに比べてその建築は一回り大きく、中には窓口と酒場のほかに宿泊施設、武器防具屋、はては大浴場まで併設されている。
ペスタ国王から与えられたクエスト遂行のためにデワフ山に向かう途中、リエルとビオラは情報収集と準備のためにこの国に立ち寄った。その道中とこの国の中で彼女達は魔物討伐やアイテム採集などいくつかのクエストを受けていたのだ。
「ちなみに、現在お二人はご希望のクエストはありますか?」
受付嬢は尋ねた。
「希望というか…今受けているクエストでデワフ山に行きたいんですけど…」
「デワフ山ですか?少々お待ちください」
目的地を聞いた受付嬢は引き出しから地図を取り出した。
「…デワフ山でしたら北門を通りまして、街道沿いにエキョウ平原を抜けた先ですね。途中にグロハの町がありますのでそこで休息をとるのがおすすめですよ」
地図にはエキョウ王国を中心としたファイン大陸の全容が描かれていた。受付嬢はエキョウからデワフ山までの道筋を指で示しながら説明した。
「デワフ山の危険度はBですのでランクBになりましたお二人の立ち入りは可能ですが、できれば僧侶のような回復魔法の使い手がいたほうがよろしいかと思われます。よろしければこちらで紹介しましょうか?」
「…うーん。一応、リストを見せてもらってもいいですか?」
首を傾げながらリエルは受付嬢が取り出した冒険者リストを拝見した。
―――
「あーあ、結局よさげな人はいなかったわね」
多くの人々が行きかう大通り。途中の露店で買った串焼きを食べながらビオラは不貞腐れた。
「仕方ないわよ。無理に相性悪い人と組むこともないでしょ」
同じく串焼きを食べながらリエルは答えた。回復魔法の使い手である僧侶は冒険者達にとって需要が高く、一つのパーティーに一人以上は僧侶がいるのがほぼ当然であった。
「ただでさえあんた無茶するからね。僧侶みたいな回復役がいないと危なっかしいのよ」
「う…」
ビオラに指摘されてリエルは言葉を詰まらせた。
「だいたい、あんたはここに来るまでにクエスト引き受けすぎ。ギルドを通さない正式な報酬のない依頼まで引き受けるもんだからペスタから出発してかなり時間がかかってんのよ」
ビオラは串を街路に設置された屑籠に放りこみながら説教を続けた。
「魔物の討伐とか商人の護衛とかならともかく、野良猫探しとか背中かいてくれとかなんて別に引き受けることないでしょうが…」
「だ、だって…」
「何でもかんでも一人で抱え込むなってメイリスも言ってたでしょ。一人で体張るのはしんどいんだから」
「…うん…」
先日の出来事を思い出したのか、リエルの表情に陰りを見て取ったビオラは思わず話題を変えようとした。
「と、とりあえず回復薬をそろえないとね。道中何があるかわからないし――」
「や、やめてください!」
どこかから少女の悲痛な声が聞こえた。リエル達が声の方に目をやると白いフードをかぶった少女がガラの悪い男達から石をぶつけられていた。少女は突き飛ばされたのか尻もちをついており、彼女の周りには荷物と思われるアイテムが散らばっていた。
「うるせぇ!アカフクの田舎モンがこのエキョウに来てんじゃねーよ!」
「そうだ!この疫病持ちが!」
男達は汚物を見るような目で少女に瓶を投げつけた。周囲の通行人達は関わりを避けるように様子を見ながら通り過ぎている。
「…エキョウってのはホント物騒な国ね。でかいだけのことはあるわね」
呆れながらビオラは呟いた。どうするか意見を聞こうとした相棒はすでにビオラの隣にはいなかった。
「やめなさい!」
「あ?なんだお前――はぁ!?」
背後からの声に反応したモヒカンの男が振り向こうとすると同時にリエルは男の腰を掴み、見事なジャーマンスープレックスで地面に叩き付けた。
「てめぇ!何しやがる!」
リエルが身体を起こすと別の男が殴りかかってきた。リエルはその腕をつかみ取り、見事な一本背負いで先ほどのモヒカンの上に叩き付けた。
「「ぐぇ!」」
カエルが潰れるような声が二人分重なった。
「この野郎!冒険者ランクAの俺らとやろうってのか?」
リーゼントの男が剣を抜いた。リエルは動じることなく腰につけていた折れた剣を手に取り、構えた。
「あ?なんだそりゃ?折れた剣で戦うとかウケるんだけど?」
リーゼントの男が鼻で笑うと同時にリエルは折れた剣を振り上げ、彼の剣を思いきり跳ね飛ばした。
「…は?…え?」
リーゼントの男は何が起こったか理解できなかった。飛ばされた彼の剣は街路に設置された屑籠にすっぽりと入った。ホールインワンである。
「な…なにがどうなって…ぐぇ!」
戸惑うリーゼントの男の腹にリエルはエルボーを打ち込み、男を壁に叩き付けた。尻もちをついた男がリエルの折れた剣に目を向けると、その折れた剣は光の刀身を纏っていた。それが彼の剣を弾き飛ばしたのだ。
「…謝りなさい」
リエルは光の刃をリーゼントの男の顔に向けながら静かにそう告げた。
「ひ…ひぃぃ!す、すみません!」
光の切っ先を顔に突き付けられた男は先ほどまでの威勢をすでに失っていた。
「私にじゃない!彼女によ!」
「は、はひっ!」
リエルからの怒号によってさらに縮こまった男は白いフードの少女に向き直り、頭を地面にこすりつけた。
「ど、どうもすみませんでしたぁ!」
謝罪を終えるや否や男は地面で失神している連れを顧みることなく一目散に走り去っていった。
「やれやれ…ホントにガキの頃からお人よしなんだから」
簡単に治らない相棒の性格に苦笑しながらビオラはリエルの元へ駆け込んだ。
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