21 / 28
21※微エロ注意~弟視点~
しおりを挟む
これは夢じゃないだろうか?そう感じるほどに自分の都合のいい展開に進んでいき今に至る。兄さんを好きにしていい。そう思うだけで興奮する自分がいる。ああダメだ、兄さんが引いているのに興奮が抑えられない。
「龍、とりあえず落ち着け?な?」
「む、り」
兄さんは高校生男子の精力を舐めているんじゃないだろうか?いや、そうじゃない。僕は性に対する認識をしたときからずっと兄さんの霰もない姿を妄想してきた。それが現実にできるかもしれないなんて興奮せずにいられるはずもない。
「ふぅ、わかった。なら、せめてベッドにいこう、な?」
「いい、の?」
仕方ないとばかりに言う兄さんに思わず僕は聞き返してしまった。嬉しいし、もちろん抱きたい。けど興奮しているのは僕だけで先ほどまで顔を真っ赤にしていた兄は急に落ち着いていて不安になってしまった。
兄さんが僕に弱いことは知ってる。だからこそ無理矢理兄さんの立場をネコの方にしたことを僕は自覚していて、だからこそ自分は卑怯だと思う罪悪感が理性となって興奮を押し込もうとし始める。
だって僕は兄さんの心が一番に欲しいから。
「いいけど、とりあえずは抜くだけな」
「やっぱり僕に抱かれるのは……」
最悪僕が下でも兄さんに嫌われないならなんて思えば兄さんに抱き締められた。いや、見た目的には抱きつかれただろうか。
「嫌じゃねぇよ。ただ父さんも言ってただろ?ほどほどにって。傷口開いたらまた入院かもしれないし、デートひとついつまでたってもできなくなる。だから傷治ったら最後まで……な?………とりあえず男同士のやり方調べとくし」
「ううん、僕が教えるから大丈夫」
兄さんは僕を甘やかしすぎだと思う。でもそれもまた僕が大好きな兄さんで、いつかは僕がでれっでれっに甘やかせたらと思うけど今だけは………甘えさせてもらっていいかな?いいよね?
そんなわけで久々の兄さんの部屋へ。……まあ兄離れ中兄さんいない間忍び込んだりしてたはしてたのだけど。兄さんが帰ってきたと教えてくれていた母さんの存在はたまに神かなと感じなくもない。
「あの……兄さん……?」
「座ってろ」
着いてすぐベッドに座らせられて兄が膝をついて僕のベルトを外しにかかる。夢にまで見た光景にごくりと喉が鳴った。まさか兄さんから触ってくれようとするなんて……この時間を与えてくれた親二人には感謝しかない。
というかいざとなると兄さんは男前すぎないだろうか?母さんの講義にはあんなにあたふたして頭真っ白って感じだったのに。いや、どんな兄さんも可愛いし、かっこいいし好きだけど!
「やっぱでかいなぁ」
「ん……っに、兄さん、つつかないでよ」
なんて思考していればズボンや下着をずらして出された僕のモノを面白がるように指でつつく兄さん。互いにお風呂に入ってきた仲だから大きさは互いに知っている。一ヶ月以上はお風呂は一緒にしてないとはいえそれくらいじゃそう変わらない。
「ごめんごめん、傷痛むようなら言えよ」
兄さんの言葉に絶対言わない。そう胸の中で誓えば信じられない光景が僕の下で行われた。
「で……は……っ」
「に、さ……っしゃべ……ないでっ」
ぱくりと………そうぱくりと兄さんが僕のモノを躊躇うことなく口に含んだ。初めての感覚にベッドのシーツを強く掴むことで耐える。家族全員に純粋と言われる兄さんがまさか手じゃなくて口で抜こうとしてくれるなんて考えていなくて僕の頭の中は一気に混乱した。
僕の兄さんにこんなこと教えたの誰………!?とりあえずこれは重要案件。
ー次ページ注意報ー
さらに過激になっていきます……!
「龍、とりあえず落ち着け?な?」
「む、り」
兄さんは高校生男子の精力を舐めているんじゃないだろうか?いや、そうじゃない。僕は性に対する認識をしたときからずっと兄さんの霰もない姿を妄想してきた。それが現実にできるかもしれないなんて興奮せずにいられるはずもない。
「ふぅ、わかった。なら、せめてベッドにいこう、な?」
「いい、の?」
仕方ないとばかりに言う兄さんに思わず僕は聞き返してしまった。嬉しいし、もちろん抱きたい。けど興奮しているのは僕だけで先ほどまで顔を真っ赤にしていた兄は急に落ち着いていて不安になってしまった。
兄さんが僕に弱いことは知ってる。だからこそ無理矢理兄さんの立場をネコの方にしたことを僕は自覚していて、だからこそ自分は卑怯だと思う罪悪感が理性となって興奮を押し込もうとし始める。
だって僕は兄さんの心が一番に欲しいから。
「いいけど、とりあえずは抜くだけな」
「やっぱり僕に抱かれるのは……」
最悪僕が下でも兄さんに嫌われないならなんて思えば兄さんに抱き締められた。いや、見た目的には抱きつかれただろうか。
「嫌じゃねぇよ。ただ父さんも言ってただろ?ほどほどにって。傷口開いたらまた入院かもしれないし、デートひとついつまでたってもできなくなる。だから傷治ったら最後まで……な?………とりあえず男同士のやり方調べとくし」
「ううん、僕が教えるから大丈夫」
兄さんは僕を甘やかしすぎだと思う。でもそれもまた僕が大好きな兄さんで、いつかは僕がでれっでれっに甘やかせたらと思うけど今だけは………甘えさせてもらっていいかな?いいよね?
そんなわけで久々の兄さんの部屋へ。……まあ兄離れ中兄さんいない間忍び込んだりしてたはしてたのだけど。兄さんが帰ってきたと教えてくれていた母さんの存在はたまに神かなと感じなくもない。
「あの……兄さん……?」
「座ってろ」
着いてすぐベッドに座らせられて兄が膝をついて僕のベルトを外しにかかる。夢にまで見た光景にごくりと喉が鳴った。まさか兄さんから触ってくれようとするなんて……この時間を与えてくれた親二人には感謝しかない。
というかいざとなると兄さんは男前すぎないだろうか?母さんの講義にはあんなにあたふたして頭真っ白って感じだったのに。いや、どんな兄さんも可愛いし、かっこいいし好きだけど!
「やっぱでかいなぁ」
「ん……っに、兄さん、つつかないでよ」
なんて思考していればズボンや下着をずらして出された僕のモノを面白がるように指でつつく兄さん。互いにお風呂に入ってきた仲だから大きさは互いに知っている。一ヶ月以上はお風呂は一緒にしてないとはいえそれくらいじゃそう変わらない。
「ごめんごめん、傷痛むようなら言えよ」
兄さんの言葉に絶対言わない。そう胸の中で誓えば信じられない光景が僕の下で行われた。
「で……は……っ」
「に、さ……っしゃべ……ないでっ」
ぱくりと………そうぱくりと兄さんが僕のモノを躊躇うことなく口に含んだ。初めての感覚にベッドのシーツを強く掴むことで耐える。家族全員に純粋と言われる兄さんがまさか手じゃなくて口で抜こうとしてくれるなんて考えていなくて僕の頭の中は一気に混乱した。
僕の兄さんにこんなこと教えたの誰………!?とりあえずこれは重要案件。
ー次ページ注意報ー
さらに過激になっていきます……!
51
お気に入りに追加
1,701
あなたにおすすめの小説
俺の指をちゅぱちゅぱする癖が治っていない幼馴染
海野
BL
唯(ゆい)には幼いころから治らない癖がある。それは寝ている間無意識に幼馴染である相馬の指をくわえるというものだ。相馬(そうま)はいつしかそんな唯に自分から指を差し出し、興奮するようになってしまうようになり、起きる直前に慌ててトイレに向かい欲を吐き出していた。
ある日、いつもの様に指を唯の唇に当てると、彼は何故か狸寝入りをしていて…?
【完結】別れ……ますよね?
325号室の住人
BL
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
転生したら弟がブラコン重傷者でした!!!
Lynne
BL
俺の名前は佐々木塁、元高校生だ。俺は、ある日学校に行く途中、トラックに轢かれて死んでしまった...。
pixivの方でも、作品投稿始めました!
名前やアイコンは変わりません
主にアルファポリスで投稿するため、更新はアルファポリスのほうが早いと思います!
勇者パーティーハーレム!…の荷物番の俺の話
バナナ男さん
BL
突然異世界に召喚された普通の平凡アラサーおじさん< 山野 石郎 >改め【 イシ 】
世界を救う勇者とそれを支えし美少女戦士達の勇者パーティーの中・・俺の能力、ゼロ!あるのは訳の分からない< 覗く >という能力だけ。
これは、ちょっとしたおじさんイジメを受けながらもマイペースに旅に同行する荷物番のおじさんと、世界最強の力を持った勇者様のお話。
無気力、性格破綻勇者様 ✕ 平凡荷物番のおじさんのBLです。
不憫受けが書きたくて書いてみたのですが、少々意地悪な場面がありますので、どうかそういった表現が苦手なお方はご注意ください_○/|_ 土下座!
ヤンデレ化していた幼稚園ぶりの友人に食べられました
ミルク珈琲
BL
幼稚園の頃ずっと後ろを着いてきて、泣き虫だった男の子がいた。
「優ちゃんは絶対に僕のものにする♡」
ストーリーを分かりやすくするために少しだけ変更させて頂きましたm(_ _)m
・洸sideも投稿させて頂く予定です
周りが幼馴染をヤンデレという(どこが?)
ヨミ
BL
幼馴染 隙杉 天利 (すきすぎ あまり)はヤンデレだが主人公 花畑 水華(はなばた すいか)は全く気づかない所か溺愛されていることにも気付かずに
ただ友達だとしか思われていないと思い込んで悩んでいる超天然鈍感男子
天利に恋愛として好きになって欲しいと頑張るが全然効いていないと思っている。
可愛い(綺麗?)系男子でモテるが天利が男女問わず牽制してるためモテない所か自分が普通以下の顔だと思っている
天利は時折アピールする水華に対して好きすぎて理性の糸が切れそうになるが、なんとか保ち普段から好きすぎで悶え苦しんでいる。
水華はアピールしてるつもりでも普段の天然の部分でそれ以上のことをしているので何しても天然故の行動だと思われてる。
イケメンで物凄くモテるが水華に初めては全て捧げると内心勝手に誓っているが水華としかやりたいと思わないので、どんなに迫られようと見向きもしない、少し女嫌いで女子や興味、どうでもいい人物に対してはすごく冷たい、水華命の水華LOVEで水華のお願いなら何でも叶えようとする
好きになって貰えるよう努力すると同時に好き好きアピールしているが気づかれず何年も続けている内に気づくとヤンデレとかしていた
自分でもヤンデレだと気づいているが治すつもりは微塵も無い
そんな2人の両片思い、もう付き合ってんじゃないのと思うような、じれ焦れイチャラブな恋物語
ある日、人気俳優の弟になりました。
樹 ゆき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。
「俺の命は、君のものだよ」
初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……?
平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。
花香る人
佐治尚実
BL
平凡な高校生のユイトは、なぜか美形ハイスペックの同学年のカイと親友であった。
いつも自分のことを気に掛けてくれるカイは、とても美しく優しい。
自分のような取り柄もない人間はカイに不釣り合いだ、とユイトは内心悩んでいた。
ある高校二年の冬、二人は図書館で過ごしていた。毎日カイが聞いてくる問いに、ユイトはその日初めて嘘を吐いた。
もしも親友が主人公に思いを寄せてたら
ユイト 平凡、大人しい
カイ 美形、変態、裏表激しい
今作は個人サイト、各投稿サイトにて掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる