婚約者は紙袋がお好き
私の婚約者はとても優しい。でも私はだめだめでいつも婚約者に迷惑をかけてしまう。
「何か彼に喜んでもらえることできないかな……」
そうして彼を観察していて私は閃いた。
「私、紙袋を被って生きる!」
「いや、何言ってるかわからない」
親友に呆れられながらその宣言通り紙袋を被って生活し始めた私に婚約者は…………
「何か彼に喜んでもらえることできないかな……」
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