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番外編R18
番外編~休憩中のお誘い~
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あの日以来トアは激しく俺を求めてくれる。行為に慣れたとはいえ、毎日腰が痛い。まあ治癒魔法を使えばいいんだけど、普段可愛いトアが意外にも絶倫で、ヤッている途中にもかけているもんだから、魔力酔いしない程度にしたら、やっぱり痛みは消せない。
でもトアに我慢させたくない俺は拒否はしないわけで、最近困るのは寝不足気味なこと。これはトアにも言える。仕事の効率的にもよくない。それでもトアは欲情しちゃうから仕方ない。俺に欲情するトアはやっぱり可愛いから。
さて、どうするべきか。と考えれば考えはひとつ。夜以外の時間帯に発散すればいいのだ。何度も考えたが、寝室以外で他にも仕事をしている人たちのことを考えると気が引けたが、夜はしっかり寝るのが一番なのだから、そのためには仕方ない。
そして今は休憩中。王にだって休みはいるわけで、眠いのかトアは疲れた表情だ。俺も手伝いはするが、トアほど仕事は多量じゃない。決して癒したいがために決行しようと思ったわけじゃない。それしか思い付かなかったわけでもない。あくまで仕方ないんだ。
「トア」
「あに、うえ・・・?」
うとうととするトアは普段の可愛さとは別に綺麗だ。大人になってから可愛さよりも綺麗と思うことが増えたのは兄である自分を抜かした身長のせいだろうか。
この部屋には二人。宰相すら許されない俺とトアだけの仕事部屋。執務室だ。休憩時間は指定で、その時間は緊急時以外人が来ることはない。王の休憩を邪魔するなという暗黙の了解だ。
「こっちを向いて?」
「は、はい」
くるっと、椅子を動かしてこちらを向くトアは戸惑った表情だ。それもそうだろう。今まで休憩中にトアが甘えに来ることはあっても俺から来ることはなかったのだから。ちなみに寝不足でトアが甘えることが減ったから実行しようと思ったわけでもない。甘えることがなくなるくらいに深刻だから仕方なく決行するわけである。
素直に聞くトアの前で膝をついてしゃがめば、ぎょっと驚いた表情を見せるトア。これは可愛いかもしれない。
そんなトアに少し気分がよくなれば、遠慮なしに下の履き物からトアのモノを取り出す。こんなこと兄とはいえ、王のトアに許可なくしているのだから、本来なら不敬罪どころじゃない。まあ、トアならそんなことはしないだろうが、されたらされたでトアが望んでそうするなら俺は受け入れるつもりだし、不快に思わせたこともしっかり謝罪するが。
「ああああにうえ!?急に、ど、どうしてぇえぇぇぇ!?」
幼い頃の純情なトアを思い出すような動揺加減に気分がさらに高まる。成人しても今だに俺の前で純情さを見せることのあるトアはやはりまだまだ俺の可愛い弟である。肉体関係があっても、ね。
そんなトアを見ながら容赦なくトアのモノを口にすれば、トアの言葉は悲鳴にも似た叫びになり、素直に喜べばいいのにと思うものの、トアのモノは早くも膨らみ、液を出し始めるのだから、身体は素直だなぁと思わざる終えない。
ちらっと見上げれば、トアの顔は真っ赤だ。そういえば、誘いはするも、自分から何か行動したのは初めてかもしれない。フェラなんて初めてだけど、トアのモノだから躊躇なんてなかったなと思う。愛しいとは感じても汚いとは思わない。それに見上げた先に、感じて、訳がわからない状況で涙目になり、それでいて顔を真っ赤にさせるトアを見るのは何とも興奮する。
こんなことで自分のモノの膨らみを感じてトアのためにと誘ってきてはいたが、自分にもトアとシタいといった、そんな気持ちが自覚がないだけで、最初からあったのかもしれない。
この際最後まで攻めてみようかなんて思う。もちろん、慣らしてもいないトアの中にトアより小さいとはいえ、俺のを入れるつもりなど毛頭ない。トアを傷つけるのは俺だって許さないのが俺だ。
「ふ・・・っあに、うえ?ほん、と、なにを・・・っ」
王としてなら俺がいても常に冷静なのに、俺だけとの空間で一度動揺してしまえば、冷静さを失うのだから本当に可愛い。
トアのモノを口に含みながらも自分の下の履き物を器用に脱いで、自らの膨らんで出る密かな液を指に絡め、その液をつけた指で蕾をほぐす。普段からヤリまくっているのでそう時間はかからない。この姿はトアを興奮させたようだ。次第に息が荒くなり、液の量も一気に増え、ついにはイった。
俺もイきそうだったが、床を汚すわけにはいかないので耐えるし、トアの液は苦しくても飲み込んだ。口から出て垂れるそれさえも舐めてトアを見れば、トアの目はギラギラと俺を射止めるかのように見つめてくる。普段純情なトアの野獣のようなそれに蕾がきゅっと閉まるのを感じた。
俺を逃がさないとばかりのトアの目はまるで百獣の王。だが、トアを癒すための今日だ。身を任すのはまた今度。はしたなくも下半身を露出させたままの俺は見苦しいかもしれない。と思ったが、また勃起するトアのモノに心配はいらないなとすぐわかる。
「今日はトアを、癒したいんだ・・・っ」
「あ、に・・・うえっ」
そう言ってトアに向き合ったままトアに股がりトアのモノを受け入れていく。ああ、王の執務室の椅子が大きめでよかった。おかげで向き合いながら跨がれる。トアの座る椅子の隙間に足を膝立ちさせ、しゃがみこんでいけば、勃起したノアのモノは、ほぐれた俺の穴に簡単に飲み込まれるのだ。
「アッ・・・ハァン」
昨夜の腰の痛みで上下に動くのがきつくゆっくりになってしまう。変に焦れったくて逆に感じてしまうのだから淫乱にでもなりつつあるのだろうか、俺は。
「あにうえっ!これ以上は・・・っ腰をより痛めますからっ」
目も覚めて、このまま続けたいだろうに、俺の心配をしてくれるのだから愛しくてたまらない。
「ンン・・・ッだめ・・・今、発散して・・・夜は眠ろう?アッアッ」
「兄上が・・・っ誘うのでしょう!」
「欲情した、目、するから・・・フゥンッ」
「それはっ兄上の裸体が・・・っ」
成人前まではお風呂が一緒でも恥ずかしがるだけで欲情などしなかったのに。トアの目はわかりやすい。だからこそ余計に素直に答えてやりたくなるのだ。
「違う、よ・・・?トアは、ンッ毎日、俺をトアのアッ俺に、したいだけ・・・・ハァッ」
どうしても最中で喘ぎを隠せない。止まろうにも快感をなくすのは惜しいし、ドクドクと脈立つトアのモノに答えたいから止められない。
恐らくトアは一日の中でどこかで発散すれば夜欲情せず眠れるはずなのだ。いつも欲情の中に不安を抱えているのがわかるから誘ってしまう。
一線を越えたことで俺の繋ぎ止め方はこれしかないと無意識に思ってしまったのだろう。俺が婚約者を得て、離れた時間は今でもトアのトラウマでしかない。どうにも歪んでしまった結果がこれなのだからトアが安心して眠れる夜を過ごしてほしいと思う。
「兄上には・・・敵わない・・・うっ」
ドクドクと中に吐き出され、俺も我慢できず、イってしまえば当たり前も当たり前、俺とトアの服が俺の液で汚れてしまう。トアのを抜けば液がこぼれ落ち、さらに大変になるのがわかる。後先考えてなかったなと思い、どうしようかと思ったそのとき。
「終わりましたか」
「え、いつから」
「・・・兄上、やはり気づいてなかったんですね?休憩時間5分ほど過ぎています。」
「大丈夫です。この通り見てません。気配で目は見えなくても問題はないので」
「・・・着替え、お願いします」
「拭くものもね」
「はい」
天井から黒い袋を被って現れたのは、トアに忠実な忍者の末裔の下級貴族の影の側近。彼には普段から一番働いてもらっている。まさか休憩時間が終わり、見ないように袋まで被って、ヤり終わるのを待ってくれていたとは思わなかった。
さすがに恥ずかしいと思うが、トアはその様子から気づいていたんだろう。止めようとしたのはそれもあったのかもしれない。
「トア、ごめん」
「僕も、兄上が寝不足気味なの知りながら無言で誘わせてたの自覚しましたし、お互い様です。」
「彼には悪いことしたなぁ」
「まああのまま彼以外が来ることを考えたらマシでしょう」
「珍しく信頼してるね?」
「そう、かな?」
「なら、まあいっか」
度々彼にお世話になり、彼が諦めたかのように、日常的に黒い袋を被るようになり『黒人(くろびと)』と呼ばれる未来を俺たちは知らない。
でもトアに我慢させたくない俺は拒否はしないわけで、最近困るのは寝不足気味なこと。これはトアにも言える。仕事の効率的にもよくない。それでもトアは欲情しちゃうから仕方ない。俺に欲情するトアはやっぱり可愛いから。
さて、どうするべきか。と考えれば考えはひとつ。夜以外の時間帯に発散すればいいのだ。何度も考えたが、寝室以外で他にも仕事をしている人たちのことを考えると気が引けたが、夜はしっかり寝るのが一番なのだから、そのためには仕方ない。
そして今は休憩中。王にだって休みはいるわけで、眠いのかトアは疲れた表情だ。俺も手伝いはするが、トアほど仕事は多量じゃない。決して癒したいがために決行しようと思ったわけじゃない。それしか思い付かなかったわけでもない。あくまで仕方ないんだ。
「トア」
「あに、うえ・・・?」
うとうととするトアは普段の可愛さとは別に綺麗だ。大人になってから可愛さよりも綺麗と思うことが増えたのは兄である自分を抜かした身長のせいだろうか。
この部屋には二人。宰相すら許されない俺とトアだけの仕事部屋。執務室だ。休憩時間は指定で、その時間は緊急時以外人が来ることはない。王の休憩を邪魔するなという暗黙の了解だ。
「こっちを向いて?」
「は、はい」
くるっと、椅子を動かしてこちらを向くトアは戸惑った表情だ。それもそうだろう。今まで休憩中にトアが甘えに来ることはあっても俺から来ることはなかったのだから。ちなみに寝不足でトアが甘えることが減ったから実行しようと思ったわけでもない。甘えることがなくなるくらいに深刻だから仕方なく決行するわけである。
素直に聞くトアの前で膝をついてしゃがめば、ぎょっと驚いた表情を見せるトア。これは可愛いかもしれない。
そんなトアに少し気分がよくなれば、遠慮なしに下の履き物からトアのモノを取り出す。こんなこと兄とはいえ、王のトアに許可なくしているのだから、本来なら不敬罪どころじゃない。まあ、トアならそんなことはしないだろうが、されたらされたでトアが望んでそうするなら俺は受け入れるつもりだし、不快に思わせたこともしっかり謝罪するが。
「ああああにうえ!?急に、ど、どうしてぇえぇぇぇ!?」
幼い頃の純情なトアを思い出すような動揺加減に気分がさらに高まる。成人しても今だに俺の前で純情さを見せることのあるトアはやはりまだまだ俺の可愛い弟である。肉体関係があっても、ね。
そんなトアを見ながら容赦なくトアのモノを口にすれば、トアの言葉は悲鳴にも似た叫びになり、素直に喜べばいいのにと思うものの、トアのモノは早くも膨らみ、液を出し始めるのだから、身体は素直だなぁと思わざる終えない。
ちらっと見上げれば、トアの顔は真っ赤だ。そういえば、誘いはするも、自分から何か行動したのは初めてかもしれない。フェラなんて初めてだけど、トアのモノだから躊躇なんてなかったなと思う。愛しいとは感じても汚いとは思わない。それに見上げた先に、感じて、訳がわからない状況で涙目になり、それでいて顔を真っ赤にさせるトアを見るのは何とも興奮する。
こんなことで自分のモノの膨らみを感じてトアのためにと誘ってきてはいたが、自分にもトアとシタいといった、そんな気持ちが自覚がないだけで、最初からあったのかもしれない。
この際最後まで攻めてみようかなんて思う。もちろん、慣らしてもいないトアの中にトアより小さいとはいえ、俺のを入れるつもりなど毛頭ない。トアを傷つけるのは俺だって許さないのが俺だ。
「ふ・・・っあに、うえ?ほん、と、なにを・・・っ」
王としてなら俺がいても常に冷静なのに、俺だけとの空間で一度動揺してしまえば、冷静さを失うのだから本当に可愛い。
トアのモノを口に含みながらも自分の下の履き物を器用に脱いで、自らの膨らんで出る密かな液を指に絡め、その液をつけた指で蕾をほぐす。普段からヤリまくっているのでそう時間はかからない。この姿はトアを興奮させたようだ。次第に息が荒くなり、液の量も一気に増え、ついにはイった。
俺もイきそうだったが、床を汚すわけにはいかないので耐えるし、トアの液は苦しくても飲み込んだ。口から出て垂れるそれさえも舐めてトアを見れば、トアの目はギラギラと俺を射止めるかのように見つめてくる。普段純情なトアの野獣のようなそれに蕾がきゅっと閉まるのを感じた。
俺を逃がさないとばかりのトアの目はまるで百獣の王。だが、トアを癒すための今日だ。身を任すのはまた今度。はしたなくも下半身を露出させたままの俺は見苦しいかもしれない。と思ったが、また勃起するトアのモノに心配はいらないなとすぐわかる。
「今日はトアを、癒したいんだ・・・っ」
「あ、に・・・うえっ」
そう言ってトアに向き合ったままトアに股がりトアのモノを受け入れていく。ああ、王の執務室の椅子が大きめでよかった。おかげで向き合いながら跨がれる。トアの座る椅子の隙間に足を膝立ちさせ、しゃがみこんでいけば、勃起したノアのモノは、ほぐれた俺の穴に簡単に飲み込まれるのだ。
「アッ・・・ハァン」
昨夜の腰の痛みで上下に動くのがきつくゆっくりになってしまう。変に焦れったくて逆に感じてしまうのだから淫乱にでもなりつつあるのだろうか、俺は。
「あにうえっ!これ以上は・・・っ腰をより痛めますからっ」
目も覚めて、このまま続けたいだろうに、俺の心配をしてくれるのだから愛しくてたまらない。
「ンン・・・ッだめ・・・今、発散して・・・夜は眠ろう?アッアッ」
「兄上が・・・っ誘うのでしょう!」
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「それはっ兄上の裸体が・・・っ」
成人前まではお風呂が一緒でも恥ずかしがるだけで欲情などしなかったのに。トアの目はわかりやすい。だからこそ余計に素直に答えてやりたくなるのだ。
「違う、よ・・・?トアは、ンッ毎日、俺をトアのアッ俺に、したいだけ・・・・ハァッ」
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恐らくトアは一日の中でどこかで発散すれば夜欲情せず眠れるはずなのだ。いつも欲情の中に不安を抱えているのがわかるから誘ってしまう。
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「・・・兄上、やはり気づいてなかったんですね?休憩時間5分ほど過ぎています。」
「大丈夫です。この通り見てません。気配で目は見えなくても問題はないので」
「・・・着替え、お願いします」
「拭くものもね」
「はい」
天井から黒い袋を被って現れたのは、トアに忠実な忍者の末裔の下級貴族の影の側近。彼には普段から一番働いてもらっている。まさか休憩時間が終わり、見ないように袋まで被って、ヤり終わるのを待ってくれていたとは思わなかった。
さすがに恥ずかしいと思うが、トアはその様子から気づいていたんだろう。止めようとしたのはそれもあったのかもしれない。
「トア、ごめん」
「僕も、兄上が寝不足気味なの知りながら無言で誘わせてたの自覚しましたし、お互い様です。」
「彼には悪いことしたなぁ」
「まああのまま彼以外が来ることを考えたらマシでしょう」
「珍しく信頼してるね?」
「そう、かな?」
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