悪役令嬢は今日も泣いている~感想お礼小話集~

荷居人(にいと)

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さて、皆様の感想のおかげでまたまた感想お礼小話更新でございます!楽しみにされてる方がいらっしゃると嬉しい・・・。

感想8番
その前に・・・見つからなかった顔文字があったのと絵文字は基本使わないため、少しばかり本来の感想とは違います。また、一応存在する漫画名のものがあったため、伏せ字をさせていただきました。感想の言葉はほぼそのままです。この感想を書いてくださった方、すみません。

【ミーアくそかわいい(*´ч`*)…魔王がロリコンより父性が溢れてる気が…ほんわか癒し(顔文字・絵文字)学園ベ〇ーシッターズを見るかのように癒されるー(誰かわかってくれ…)】

「ふふっかわいいっていわれた」

「よかったな」

「まおう、ふせいがあふれてるって」

「ろりこん・・・がよくわからないが、父性か・・・。子供を持った覚えはないが」

「ぱぱ?」

「んぐ・・・っ!?ごほっごほっ」

首を傾げてのパパ呼び攻撃に魔王大ダメージ。

「だ、だいじょうぶ?」

「あ、ああ、急にどうした」

「えっと・・・まおうがちちおやだったらよかったのになぁっておもってよびたくなったの」

「血や生まれはどうしようもないが、形状で父親にはなれなくはない」

「どうやって?」

「・・・お前にはまだ早い(ミーアの父親を殺して、ミーアの母親と再婚する方法だが、確実に俺は母親も殺しそうだ。いや、両方殺して養子という方法もありか。魔界は人間には毒か?魔界なら人間の手続きせずとも・・・)」

「?」

何やら物騒なこと含めて、ミーアの父になれる算段を思考し始める魔王。どうやらミーアの父になることは本人大賛成のようです。



感想9番
【本編見た私↓
「可愛いなぁ~両方可愛いなぁ♪魔王様が、幼女のパパしてる~wしかし本物の両親は絶許じゃぁぁぁこんな天使より可愛らしい娘になんたる仕打ち!」

書いたわけでもないのに感想の返信読んだ私↓
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁこの人(人じゃないの1人いるけど)達はぁああああ!萌え殺す気かぁああああ!!(吐血)」】

「まだパパとやらになった覚えはないが。両方可愛いとやらは俺ではないな?それ以外は同意しよう」

既にパパになる予定言葉に気づいているのでしょうか?魔王様。そして遠回しにミーアが天使より可愛いと認めてしまっていることに魔王は・・・。

「まおう、ぱぱになる?」

「なってほしいのか?(酷い親だろうがミーアの親、殺してもミーアは俺を・・・いや、俺は何を。俺は魔王だ。嫌われて怖がられるなど慣れているだろう)」

「まおうがいっしょにいてくれるなら、ぱぱじゃなくてもいいよ」

「そうか」

ほっとしたような、残念なような魔王。そんな魔王に、ずっと一緒にいてと態度でも表すように、ミーアは足元に抱きついてすり寄る。背が低いため、胸に飛び込みたくても難しかったようだ。

「でも、ときどき、ここにいるあいだだけ、ぱぱってよんでいい?」

「もちろんだ」

思わず満面の笑みで即答した魔王。聞いた本人、ミーアは驚きながらもすぐに嬉しそうに笑う。即答してしまった本人、魔王は即答してしまったことに、だんだんと顔を赤らめて顔を上に背けた。下に俯きたかったが、ミーアに丸見えになるため、上に向くしかなかったわけである。

「確かに燃え死にしそうだ・・・」

「まおう?」

萌えの意味を理解していない魔王の発言に、ミーアはいつまで上を向くのかと、首を傾げるのだった。



感想10番
その前にまたしても顔文字が同じように作れませんでした。申し訳ありません。

【私の感想が出るなんて(顔文字)
ありがとうございます!(顔文字)】

「えっと、こちらこそありがとうございます」

「俺からも礼を言おう。ミーアよく言えたな」

「えへへ・・・(でもぜんせのきおくがあるからこれでほめられるのはうれしいけど、はずかしいなぁ)」

魔王という肩書きがあっても、褒めて伸ばすよい魔王パパとそれに照れながら喜ぶミーアをこれからもよろしくお願いします。



感想11番
【乙女ゲームキャラ(メインヒロイン&攻略キャラ)いらない。悪役令嬢という名の現かわゆすちゃんと、絆されている魔王とかいうイケメンだけで幸せな気分になるので、このままほのぼのストーリーを期待します(ノ´∀`*)
改めて、泣き虫なかわゆすちゃんが幸せになる事を祈っております(*^^*)】

「おとめげーむ・・・とやらはわからんが、これ以上うるさい人間はいらんな。使用人たちだけでも煩わしい」

「わたし、にんげん・・・」

「ミーアは違う。あんな人間たちと一緒にするわけがないだろう」

「でもよくないちゃうから、うるさい・・・よ?」

「それは・・・大丈夫だ。お前の泣き声は歌みたいなものだろう」

「うた」

「・・・歌、だ」

「まおうのみみ、ひととききかたがちがうのかな?」

「・・・さあな」

そっとミーアから顔を逸らす魔王。

「?」

「あー・・・感想で納得いかないんだが、俺は魔王だ。人を幸せな気分にさせた覚えはない」

「わたし、まおうといられてしあわせだよ?」

「・・・それは、よかったな」

「うん!」

魔王はミーアに、言葉を瞬殺された。

「後、悪役令嬢なんて変わった名前は知らん。ミーア以上に可愛いものなんているのか?・・・いや、これは、違うからな!?」

「まわりからみたらほのぼのしてるんだなぁ・・・まおう、どうかした・・・?」

感想を改めて読み直して聞いてなかったミーアに、魔王はなんとも言えないむず痒さを感じた。

「幸せ、祈られてるんだから、幸せになれ」

「うん・・・?」

これはこれで魔王としてどうなんだ?と思ったのはそれから数分と経たない後のこと。しかし、ミーアの幸せを願う魔王の気持ちに嘘はないだろう。これまでの魔王を知る者たち読者と作者から見れば。

そんなわけで、2000文字到達したため、ここで区切ります。たくさんの感想ありがとうございました。また次回をお楽しみに!
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