40 / 40
第40話最終戦
しおりを挟む
仲間達が次から次へとゴブリンを倒していく。
だがゴブリンを倒せば倒すほどだんだんと強くなってきているような気がする。
『今までのゴブリンと比べるとスピードだけじゃなくて力もそれなりに上がってる』
そう思いながらもゴブリンの攻撃を冷静にかわしていく。
敵のゴブリンも僕達に対抗するように色々なアイテムを使って倒そうとしてくる。
ゴブリンがいきなり僕に向かって閃光玉を飛ばしてきた。
「みんな自分の目を隠して!」
ナギが慌てた口調でそう声をかける。
するとみんな言われた通りに自分の手で目を隠す。
それとほぼ同時に閃光玉が爆発してものすごく眩しい光が周りに広がる。
その光が完全に消えた後、僕達は再びゴブリンに切りかかる。
僕は十分に警戒しながらゴブリン達との距離を詰めていく。
「うおおおーーー!!!」
ゴブリンが叫び声をあげて威嚇してくるが一切構わずに目の前のゴブリンを切り倒していく。
少し後ろに下がり僕に向かって矢を打とうとしてきたが、瞬時に距離を詰めその矢を放つ前に倒す。
その後すぐに横にいたゴブリンも攻撃してきたが、 その攻撃をとっさの判断でかわし右斜め上から剣を振り上げた。
『仲間の人達のさっきまでの勢いが無くなってきてるな』
『今のところ子には1人も出てないみたいだけど』
『一応今のところ死人は出てないみたいだけど』
『だめだだめだ 僕は戦いに集中しないと!』
そう強く自分に言い聞かせて剣を構え直す。
『どうしようクロリス!』
『どうしたの!』
『仲間の人達のほぼ全員の体力が 圧倒的に不足してる!』
『モモさんの方の回復はどうなってるの?』
『モモさんがさっきから頑張ってくれてはいるみたいなんだけど追いついてない!』
なぎはとても焦っているようだったが僕はとても冷静だった。
『ゴブリンの数はあともう少しだから僕1人で倒しても大丈夫だとは思うけどゴブリンキングの強さがどのぐらいか分からないからへたに突っ込んで行くわけにもいかない』
ゴブリンを倒すことができても最後にゴブリンキングを倒すことができなければ意味がない。
『どうすれば仲間を1人も死なせずに戦うことができる!』
『どうすれば仲間を殺されることなく上手く立ち回ることができる!』
剣を振る手は止めることなく考える。
『どうしたらこの街を確実に守ることができる!』
そんなことを戦いながら考えていると後ろの方からなぜかいきなり大砲の弾が飛んできた。
その飛んできた球はゴブリンに直撃する。
大砲の弾が飛んできた後ろの方に目線を向けるとそこには!
「英雄様助けに来ましたよ!」
そこにはずっと前に助けた村の人達がいた。
「皆さんが何でこんなところに?」
ナギが疑問の表情を顔に浮かべてそう尋ねる。
「風の噂で今この町が大変なことになってるって聞いて駆けつけたんですよ」
「このでかい大砲を動かしながらここまで来るのは少々骨が折れましたけどね」
1人の男の人が冗談ポイ口調でそう言う。
「申し訳ないんですけど私たちに協力してくれますか?」
「そんなの言われるまでもなく協力するに決まってるじゃないですか、 何て言ったってあなた達は私達の命の恩人なんですから」
「いいかお前ら英雄様達にあの時の恩を返すんだ!」
「おおおーーー!!!」
そこからは怒涛の追い上げが始まった。
「勇者様右の少し遠くの方から火矢が飛んできます気をつけてください!」
その声かけのおかげで攻撃を避けることができた。
ゴブリンも僕達の攻撃に対抗するようにいろんな道具を使って攻撃してくる。
みんなと協力して一頭残らずゴブリンを倒すことができた、ゴブリンキングを除いて。
『ゴブリンキングとここで戦って町を壊されるわけにもいかないし場所を移動するか』
剣を構えなおしてゴブリンキングにゆっくりと近づく。
そのゴブリンキングの攻撃をうまいことかわしながら人気のない場所へと誘導する。
『よしここなら人がいないから思う存分戦える』
そう思っているとなぜかさっきまで一緒に戦っていた人達が、ここまで駆けつけてきた。
『なんでこの人達がここまで来てるの?』
ナギにそう疑問の言葉を投げかける。
『私は頑張って止めたんだけど、どうしてもこの戦いを最後まで見届けたいって聞かなくて』
『わかった少しでも危なそうだったら全力でその人達を守って!』
『わかった!』
力強くなぜてそう言葉を返してくる。
僕はゴブリンキングの方に向き直り再び剣を構え直す。
それと同時にゴブリンキングが叫び声を上げながら大きな棍棒を力強く振り下ろしてくる。
その攻撃をとっさに左に避けた。
『やっぱりゴブリンキングなだけあって力が相当あるみたいだな』
『とりあえず距離を取りつつ弱点を探してみるか』
僕はゴブリンキングとの距離を取り観察をしながら攻撃を避けて弱点を探す。
左の手でガラガラお持ちそのガラガラを棍棒の形に変えた。
二つの武器を同時に構える。
「私達も英雄様の助けに入った方が!」
「無駄ですよ!」
ナギが厳しい言葉を返す。
「なんでなんですか特例の冒険者とはいえやっぱりただの赤ん坊1人にこの戦いを任せるわけにはいかないですよ!」
1人の女の人が少し強い口調でそう言うといきなり横にふらついて倒れそうになってしまう。
ナギがすかさず倒れないように支える。
「こんなフラフラな状態で助けに入ったってどうするんですか、ただ邪魔になるだけですよ」
「こんな最後の最後で英雄様の力になれないなんて!」
目に悔し涙を浮かべてそう言う。
「今はあの子を信じましょう!」
『頼んだわよクロリス!』
戦っているといきなり後ろに下がり指を構える。
それもさっきまでの戦いでゴブリンが使っていたやつではなく、その2倍ぐらいの大きさの弓と矢を構える。
僕に向かって迷うことなくその矢を放つ。
攻撃をすかさず避けて距離を詰めて斬りかかる。
だがその攻撃はゴブリンキングの固い体に弾かれてしまう。
そして頭をぐっと掴まれすかさず顔面を殴られる。
攻撃の隙を与えないと言わんばかりに何発も何発も連続で攻撃してくる。
その攻撃を食らっていく内に僕の意識は途絶えた。
ゆっくりと目を覚ますと黒いモヤがかかった天井が目に止まる。
体を起こし辺りを見回してみるがそこには何もない。
辺り一面真っ黒で何も見えない何もない。
『ここはどこなんだ…』
そう疑問に思いながらゆっくりと立ち上がり足を前に進める。
「…」
今ふと誰かの声が後ろから聞こえた気がした。
後ろを振り返ってみるがやはりそこには何もない。
「クロリス!」
今度ははっきりと聞こえた僕の名前を呼ぶ声が。
『ナギ!』
僕は後ろを振り返って走る。
『そうだ僕は助けないといけないんだ町の人達を、街のみんなを!』
『大事な仲間を!』
足に力を入れて地面から立ち上がる。
すると手の甲の紋章が綺麗な水色の光を放っていた。
『僕はみんなを守る!』
心の中でそう強く誓って両手でその青い光をまとった剣を構える。
『これで終わりだ!』
まっすぐゴブリンキングに向かってその剣を振り下ろした。
叫び声をあげるひまもない速さで。
こうしてゴブリンの襲撃を食い止めることができた。
面白かった。
楽しかった。
続きが気になる。
と思ってくれているかたがいましたらお気に入り登録の方よろしくお願いします
だがゴブリンを倒せば倒すほどだんだんと強くなってきているような気がする。
『今までのゴブリンと比べるとスピードだけじゃなくて力もそれなりに上がってる』
そう思いながらもゴブリンの攻撃を冷静にかわしていく。
敵のゴブリンも僕達に対抗するように色々なアイテムを使って倒そうとしてくる。
ゴブリンがいきなり僕に向かって閃光玉を飛ばしてきた。
「みんな自分の目を隠して!」
ナギが慌てた口調でそう声をかける。
するとみんな言われた通りに自分の手で目を隠す。
それとほぼ同時に閃光玉が爆発してものすごく眩しい光が周りに広がる。
その光が完全に消えた後、僕達は再びゴブリンに切りかかる。
僕は十分に警戒しながらゴブリン達との距離を詰めていく。
「うおおおーーー!!!」
ゴブリンが叫び声をあげて威嚇してくるが一切構わずに目の前のゴブリンを切り倒していく。
少し後ろに下がり僕に向かって矢を打とうとしてきたが、瞬時に距離を詰めその矢を放つ前に倒す。
その後すぐに横にいたゴブリンも攻撃してきたが、 その攻撃をとっさの判断でかわし右斜め上から剣を振り上げた。
『仲間の人達のさっきまでの勢いが無くなってきてるな』
『今のところ子には1人も出てないみたいだけど』
『一応今のところ死人は出てないみたいだけど』
『だめだだめだ 僕は戦いに集中しないと!』
そう強く自分に言い聞かせて剣を構え直す。
『どうしようクロリス!』
『どうしたの!』
『仲間の人達のほぼ全員の体力が 圧倒的に不足してる!』
『モモさんの方の回復はどうなってるの?』
『モモさんがさっきから頑張ってくれてはいるみたいなんだけど追いついてない!』
なぎはとても焦っているようだったが僕はとても冷静だった。
『ゴブリンの数はあともう少しだから僕1人で倒しても大丈夫だとは思うけどゴブリンキングの強さがどのぐらいか分からないからへたに突っ込んで行くわけにもいかない』
ゴブリンを倒すことができても最後にゴブリンキングを倒すことができなければ意味がない。
『どうすれば仲間を1人も死なせずに戦うことができる!』
『どうすれば仲間を殺されることなく上手く立ち回ることができる!』
剣を振る手は止めることなく考える。
『どうしたらこの街を確実に守ることができる!』
そんなことを戦いながら考えていると後ろの方からなぜかいきなり大砲の弾が飛んできた。
その飛んできた球はゴブリンに直撃する。
大砲の弾が飛んできた後ろの方に目線を向けるとそこには!
「英雄様助けに来ましたよ!」
そこにはずっと前に助けた村の人達がいた。
「皆さんが何でこんなところに?」
ナギが疑問の表情を顔に浮かべてそう尋ねる。
「風の噂で今この町が大変なことになってるって聞いて駆けつけたんですよ」
「このでかい大砲を動かしながらここまで来るのは少々骨が折れましたけどね」
1人の男の人が冗談ポイ口調でそう言う。
「申し訳ないんですけど私たちに協力してくれますか?」
「そんなの言われるまでもなく協力するに決まってるじゃないですか、 何て言ったってあなた達は私達の命の恩人なんですから」
「いいかお前ら英雄様達にあの時の恩を返すんだ!」
「おおおーーー!!!」
そこからは怒涛の追い上げが始まった。
「勇者様右の少し遠くの方から火矢が飛んできます気をつけてください!」
その声かけのおかげで攻撃を避けることができた。
ゴブリンも僕達の攻撃に対抗するようにいろんな道具を使って攻撃してくる。
みんなと協力して一頭残らずゴブリンを倒すことができた、ゴブリンキングを除いて。
『ゴブリンキングとここで戦って町を壊されるわけにもいかないし場所を移動するか』
剣を構えなおしてゴブリンキングにゆっくりと近づく。
そのゴブリンキングの攻撃をうまいことかわしながら人気のない場所へと誘導する。
『よしここなら人がいないから思う存分戦える』
そう思っているとなぜかさっきまで一緒に戦っていた人達が、ここまで駆けつけてきた。
『なんでこの人達がここまで来てるの?』
ナギにそう疑問の言葉を投げかける。
『私は頑張って止めたんだけど、どうしてもこの戦いを最後まで見届けたいって聞かなくて』
『わかった少しでも危なそうだったら全力でその人達を守って!』
『わかった!』
力強くなぜてそう言葉を返してくる。
僕はゴブリンキングの方に向き直り再び剣を構え直す。
それと同時にゴブリンキングが叫び声を上げながら大きな棍棒を力強く振り下ろしてくる。
その攻撃をとっさに左に避けた。
『やっぱりゴブリンキングなだけあって力が相当あるみたいだな』
『とりあえず距離を取りつつ弱点を探してみるか』
僕はゴブリンキングとの距離を取り観察をしながら攻撃を避けて弱点を探す。
左の手でガラガラお持ちそのガラガラを棍棒の形に変えた。
二つの武器を同時に構える。
「私達も英雄様の助けに入った方が!」
「無駄ですよ!」
ナギが厳しい言葉を返す。
「なんでなんですか特例の冒険者とはいえやっぱりただの赤ん坊1人にこの戦いを任せるわけにはいかないですよ!」
1人の女の人が少し強い口調でそう言うといきなり横にふらついて倒れそうになってしまう。
ナギがすかさず倒れないように支える。
「こんなフラフラな状態で助けに入ったってどうするんですか、ただ邪魔になるだけですよ」
「こんな最後の最後で英雄様の力になれないなんて!」
目に悔し涙を浮かべてそう言う。
「今はあの子を信じましょう!」
『頼んだわよクロリス!』
戦っているといきなり後ろに下がり指を構える。
それもさっきまでの戦いでゴブリンが使っていたやつではなく、その2倍ぐらいの大きさの弓と矢を構える。
僕に向かって迷うことなくその矢を放つ。
攻撃をすかさず避けて距離を詰めて斬りかかる。
だがその攻撃はゴブリンキングの固い体に弾かれてしまう。
そして頭をぐっと掴まれすかさず顔面を殴られる。
攻撃の隙を与えないと言わんばかりに何発も何発も連続で攻撃してくる。
その攻撃を食らっていく内に僕の意識は途絶えた。
ゆっくりと目を覚ますと黒いモヤがかかった天井が目に止まる。
体を起こし辺りを見回してみるがそこには何もない。
辺り一面真っ黒で何も見えない何もない。
『ここはどこなんだ…』
そう疑問に思いながらゆっくりと立ち上がり足を前に進める。
「…」
今ふと誰かの声が後ろから聞こえた気がした。
後ろを振り返ってみるがやはりそこには何もない。
「クロリス!」
今度ははっきりと聞こえた僕の名前を呼ぶ声が。
『ナギ!』
僕は後ろを振り返って走る。
『そうだ僕は助けないといけないんだ町の人達を、街のみんなを!』
『大事な仲間を!』
足に力を入れて地面から立ち上がる。
すると手の甲の紋章が綺麗な水色の光を放っていた。
『僕はみんなを守る!』
心の中でそう強く誓って両手でその青い光をまとった剣を構える。
『これで終わりだ!』
まっすぐゴブリンキングに向かってその剣を振り下ろした。
叫び声をあげるひまもない速さで。
こうしてゴブリンの襲撃を食い止めることができた。
面白かった。
楽しかった。
続きが気になる。
と思ってくれているかたがいましたらお気に入り登録の方よろしくお願いします
0
お気に入りに追加
35
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
異世界で美少女『攻略』スキルでハーレム目指します。嫁のために命懸けてたらいつの間にか最強に!?雷撃魔法と聖剣で俺TUEEEもできて最高です。
真心糸
ファンタジー
☆カクヨムにて、200万PV、ブクマ6500達成!☆
【あらすじ】
どこにでもいるサラリーマンの主人公は、突如光り出した自宅のPCから異世界に転生することになる。
神様は言った。
「あなたはこれから別の世界に転生します。キャラクター設定を行ってください」
現世になんの未練もない主人公は、その状況をすんなり受け入れ、神様らしき人物の指示に従うことにした。
神様曰く、好きな外見を設定して、有効なポイントの範囲内でチートスキルを授けてくれるとのことだ。
それはいい。じゃあ、理想のイケメンになって、美少女ハーレムが作れるようなスキルを取得しよう。
あと、できれば俺TUEEEもしたいなぁ。
そう考えた主人公は、欲望のままにキャラ設定を行った。
そして彼は、剣と魔法がある異世界に「ライ・ミカヅチ」として転生することになる。
ライが取得したチートスキルのうち、最も興味深いのは『攻略』というスキルだ。
この攻略スキルは、好みの美少女を全世界から検索できるのはもちろんのこと、その子の好感度が上がるようなイベントを予見してアドバイスまでしてくれるという優れモノらしい。
さっそく攻略スキルを使ってみると、前世では見たことないような美少女に出会うことができ、このタイミングでこんなセリフを囁くと好感度が上がるよ、なんてアドバイスまでしてくれた。
そして、その通りに行動すると、めちゃくちゃモテたのだ。
チートスキルの効果を実感したライは、冒険者となって俺TUEEEを楽しみながら、理想のハーレムを作ることを人生の目標に決める。
しかし、出会う美少女たちは皆、なにかしらの逆境に苦しんでいて、ライはそんな彼女たちに全力で救いの手を差し伸べる。
もちろん、攻略スキルを使って。
もちろん、救ったあとはハーレムに入ってもらう。
下心全開なのに、正義感があって、熱い心を持つ男ライ・ミカヅチ。
これは、そんな主人公が、異世界を全力で生き抜き、たくさんの美少女を助ける物語。
【他サイトでの掲載状況】
本作は、カクヨム様、小説家になろう様でも掲載しています。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる