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第31話ウィッチ
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しばらく前に足を進めていると目の前に大きな扉が見えてきた。
「ここがボス部屋みたいね」
いつものようにそう言ってナギが慎重にその大きいドアを開ける。
その部屋の中には頭にフードのようなものを魔法の杖を持ったモンスターがそこで待っていた。
『2人とも!』
「ええ分かってる!」
そう言葉を返して2人は武器を構える。
モンスターはこちらの様子を窺うようにゆっくりと近づいてくる。
かと思ったらいきなり歩くスピードを上げて無言で一気に距離の詰めてきた!
『モモさん危ない!』
モモさんに向かってそのモンスターが魔法の杖を持っていない人の手を振り下ろした。
そのモモさんをかばうように目の前に立った僕は勢いよく殴り飛ばされ後ろの壁に激突した。
「勇者様!」
『思ってたより威力強かったな』
「勇者様今魔法で怪我を治しますね!」
そう言って僕が怪我したところに強化させる。
「ヒール」
「勇者様お怪我の具合はどうですか?」
不安そうな表情を顔に浮かべてそう聞いてくる。
『ありがとうございます大丈夫そうです』
『モンスターの殴る攻撃自体はちゃんと動きを見てれば予想できそうだな』
『モモさんは僕達が攻撃を受けた時にすぐに回復できるよう一旦後ろの方で待機しててください』
「わかりました」
『さて今のところ問題がありそうなのは あのモンスターが何の魔法で僕達に攻撃をしてくれたってことだけど、 それは攻撃をしながら探っていくしかないか』
『とりあえずモンスターとの距離を一定に保ちつつ攻撃をして色々探っていくわよ』
それからはモンスターとの距離を取りつつ様子をうかがうというのがしばらく続いた。
モンスターもこちらの様子を伺っているようで攻撃してくる気配はない。
『このままじゃ埒が明かないな様子を伺いつつ徐々に距離を詰めてみるか』
僕が少し モンスターとの距離を詰めた瞬間ファイヤ ボールのような魔法をモンスターが連続で打ってきた。
ドドドドンという爆発音が周りに鳴り響く。
『ファイヤーボールの魔法ってこんなに連続で打てるもんなの?』
ファイヤーボールの 魔法が雨のように上から降ってくる。
『魔力をそんなに使わないから全然連続で使うことはできると思うんだけど、それにしてもこの数は異常ね』
雨のように降ってくるそのファイヤーボールの攻撃をなんとか避けて一旦距離をとる。
するとそのモンスターが持っていた魔法の杖を構える。
するといきなり僕の目の前にナイフを持ったモンスターが現れた。
『攻撃を避けないと!』
そのモンスターが攻撃をなんとかギリギリで避けた。
『フードをかぶったモンスターだけじゃなくこのモンスターも同時に相手にしなきゃいけないのか』
そう思いながらも丁寧に敵からの攻撃をかわしていく。
『とりあえずモンスターとの距離を詰めて何とかして隙を探らないと!』
僕はそのモンスターの攻撃をもう1度下げて今度は一気に距離を詰める。
『今だ!』
僕は少ししゃがんで右斜め上から剣を振り上げた。
そのままモンスターに直撃するかと思ったがギリギリで避けられてしまう。
『チャンスを逃したか』
攻撃を警戒するように僕との距離をとる。
僕も同じように距離をとり様子を伺う。
『モンスターの弱点はいったいどこなんだみぞおちか目か』
頭の中で考えるが何度考えてもそれらしい答えは出てこない。
『とにかく今できるのはモンスターとの距離を詰めて 弱点を探ることぐらいだ!』
自分自身に言い聞かせるように心の中でそう言った。
再びモンスターに向かって斬りかかろうとしたその時そのモンスターの姿が目の前から消えた。
『 あのモンスターはどこに行ったんだ!』
念のためにあたりを見渡すがやはりあのモンスターの姿はない。
しばらくして、今度は目の前に黒いフードかぶった骸骨の騎士が立っていた。
『一体何がどうなってるんだがついさっきまで魔法の杖を持ったモンスターと戦ってたはずなのに!』
『もしかしてこれがあのモンスターが持つ魔法のか!』
僕がそんなことを考えていると 目の前にいるモンスターが一歩足を前に出し と同時に一気に距離を詰めてくる。
その攻撃に反応することができずわずかに頬に剣が触れてしまう。
『危ないあと数秒反応が遅れてたらもろに敵の攻撃を食らってた!』
再び敵との距離を取り剣を構え直す
『どっちからから攻めてくる右か左か!』
モンスターはゆっくりと一歩一歩僕に近づいてくる。
するとさっきと同じように一気にスピードを上げて僕との距離を詰め剣を振り下ろしてくる。
僕は自分の剣でその攻撃をガードした。
カンという音が周りに鳴り響く。
『さっきはいきなりの攻撃でびっくりしたけど単純な攻撃だからちゃんと見ることができれば避けることができる』
僕はその攻撃を強い力で跳ね返す。
モンスターが さっきよりも速いスピードで剣を振り下ろしてくる。
そのモンスターの剣が僕のこめかみに触れるか触れないかギリギリでそのモンスターもさっきのモンスターと同じようにいきなり消えた。
次もまた目の前に新しいモンスターが現れるのかと思ったがそうではなく、 目の前の景色がさっきまでいた場所の景色へと戻って行く。
「クロリスクロリス!」
そう僕の名前を呼びながらナギが肩を少し強い力で揺らしてくる。
「ナギ?」
「あれさっきまで戦ってた敵のモンスターは?」
「それは多分あのモンスターの幻覚の魔法にかかったのよ」
少し前の方に視線を向けてみると、ついさっきまで戦っていたフードをかぶった魔法の杖を持ったモンスターがそこにいた。
『ねえナギ僕今までどのぐらい気を失った?』
「わずか数秒程度だけど」
『やっぱり前に他のモンスターに幻覚の魔法をかけられた時もそうだけど、 幻覚の魔法をかけられると時間の感覚がずれるみたいだな』
「このまま長々と戦いを続けるわけにもいかないしここら辺で一気にカタを作るよ!」
モモさんと僕は強く頷いてそう言葉を返す。
私が魔法で攻撃をして隙を作るから2人はその隙を狙って攻撃をして』
『わかった』
『わかりました』
「スキル黒炎弾」
ボンボンボンボンという大きな爆発音とともに周りに黒い煙が上がる。
僕達はその黒い煙に紛れモンスターとの距離を一気に詰める。
「黒き炎に焼かれその身を灰とかせ」
するとモンスターの体が黒い炎に包まれた。
だがそのモンスターはなんとかその攻撃を耐えきった。
「まさか至近距離でこの攻撃を受けても耐えられるなんて!」
驚きの声を上げる。
『だけど今の攻撃は今までで一番ダメージを受けたはずだ』
僕は素早く次から次へとそのモンスターに向かって攻撃を繰り出す。
モンスターも負けじと攻撃をしてくるがその勢いは明らかにさっきよりもしている。
『このまま行けば必ず勝てる!』
一瞬の判断で敵の隙を探してそこにすかさず剣で攻撃をする。
「今です勇者様!」
最後の抵抗と言わんばかりに至近距離で炎の魔法を放とうとしてくる。
「それは絶対にさせない!」
面白かった。
続きが気になる。
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「ここがボス部屋みたいね」
いつものようにそう言ってナギが慎重にその大きいドアを開ける。
その部屋の中には頭にフードのようなものを魔法の杖を持ったモンスターがそこで待っていた。
『2人とも!』
「ええ分かってる!」
そう言葉を返して2人は武器を構える。
モンスターはこちらの様子を窺うようにゆっくりと近づいてくる。
かと思ったらいきなり歩くスピードを上げて無言で一気に距離の詰めてきた!
『モモさん危ない!』
モモさんに向かってそのモンスターが魔法の杖を持っていない人の手を振り下ろした。
そのモモさんをかばうように目の前に立った僕は勢いよく殴り飛ばされ後ろの壁に激突した。
「勇者様!」
『思ってたより威力強かったな』
「勇者様今魔法で怪我を治しますね!」
そう言って僕が怪我したところに強化させる。
「ヒール」
「勇者様お怪我の具合はどうですか?」
不安そうな表情を顔に浮かべてそう聞いてくる。
『ありがとうございます大丈夫そうです』
『モンスターの殴る攻撃自体はちゃんと動きを見てれば予想できそうだな』
『モモさんは僕達が攻撃を受けた時にすぐに回復できるよう一旦後ろの方で待機しててください』
「わかりました」
『さて今のところ問題がありそうなのは あのモンスターが何の魔法で僕達に攻撃をしてくれたってことだけど、 それは攻撃をしながら探っていくしかないか』
『とりあえずモンスターとの距離を一定に保ちつつ攻撃をして色々探っていくわよ』
それからはモンスターとの距離を取りつつ様子をうかがうというのがしばらく続いた。
モンスターもこちらの様子を伺っているようで攻撃してくる気配はない。
『このままじゃ埒が明かないな様子を伺いつつ徐々に距離を詰めてみるか』
僕が少し モンスターとの距離を詰めた瞬間ファイヤ ボールのような魔法をモンスターが連続で打ってきた。
ドドドドンという爆発音が周りに鳴り響く。
『ファイヤーボールの魔法ってこんなに連続で打てるもんなの?』
ファイヤーボールの 魔法が雨のように上から降ってくる。
『魔力をそんなに使わないから全然連続で使うことはできると思うんだけど、それにしてもこの数は異常ね』
雨のように降ってくるそのファイヤーボールの攻撃をなんとか避けて一旦距離をとる。
するとそのモンスターが持っていた魔法の杖を構える。
するといきなり僕の目の前にナイフを持ったモンスターが現れた。
『攻撃を避けないと!』
そのモンスターが攻撃をなんとかギリギリで避けた。
『フードをかぶったモンスターだけじゃなくこのモンスターも同時に相手にしなきゃいけないのか』
そう思いながらも丁寧に敵からの攻撃をかわしていく。
『とりあえずモンスターとの距離を詰めて何とかして隙を探らないと!』
僕はそのモンスターの攻撃をもう1度下げて今度は一気に距離を詰める。
『今だ!』
僕は少ししゃがんで右斜め上から剣を振り上げた。
そのままモンスターに直撃するかと思ったがギリギリで避けられてしまう。
『チャンスを逃したか』
攻撃を警戒するように僕との距離をとる。
僕も同じように距離をとり様子を伺う。
『モンスターの弱点はいったいどこなんだみぞおちか目か』
頭の中で考えるが何度考えてもそれらしい答えは出てこない。
『とにかく今できるのはモンスターとの距離を詰めて 弱点を探ることぐらいだ!』
自分自身に言い聞かせるように心の中でそう言った。
再びモンスターに向かって斬りかかろうとしたその時そのモンスターの姿が目の前から消えた。
『 あのモンスターはどこに行ったんだ!』
念のためにあたりを見渡すがやはりあのモンスターの姿はない。
しばらくして、今度は目の前に黒いフードかぶった骸骨の騎士が立っていた。
『一体何がどうなってるんだがついさっきまで魔法の杖を持ったモンスターと戦ってたはずなのに!』
『もしかしてこれがあのモンスターが持つ魔法のか!』
僕がそんなことを考えていると 目の前にいるモンスターが一歩足を前に出し と同時に一気に距離を詰めてくる。
その攻撃に反応することができずわずかに頬に剣が触れてしまう。
『危ないあと数秒反応が遅れてたらもろに敵の攻撃を食らってた!』
再び敵との距離を取り剣を構え直す
『どっちからから攻めてくる右か左か!』
モンスターはゆっくりと一歩一歩僕に近づいてくる。
するとさっきと同じように一気にスピードを上げて僕との距離を詰め剣を振り下ろしてくる。
僕は自分の剣でその攻撃をガードした。
カンという音が周りに鳴り響く。
『さっきはいきなりの攻撃でびっくりしたけど単純な攻撃だからちゃんと見ることができれば避けることができる』
僕はその攻撃を強い力で跳ね返す。
モンスターが さっきよりも速いスピードで剣を振り下ろしてくる。
そのモンスターの剣が僕のこめかみに触れるか触れないかギリギリでそのモンスターもさっきのモンスターと同じようにいきなり消えた。
次もまた目の前に新しいモンスターが現れるのかと思ったがそうではなく、 目の前の景色がさっきまでいた場所の景色へと戻って行く。
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そう僕の名前を呼びながらナギが肩を少し強い力で揺らしてくる。
「ナギ?」
「あれさっきまで戦ってた敵のモンスターは?」
「それは多分あのモンスターの幻覚の魔法にかかったのよ」
少し前の方に視線を向けてみると、ついさっきまで戦っていたフードをかぶった魔法の杖を持ったモンスターがそこにいた。
『ねえナギ僕今までどのぐらい気を失った?』
「わずか数秒程度だけど」
『やっぱり前に他のモンスターに幻覚の魔法をかけられた時もそうだけど、 幻覚の魔法をかけられると時間の感覚がずれるみたいだな』
「このまま長々と戦いを続けるわけにもいかないしここら辺で一気にカタを作るよ!」
モモさんと僕は強く頷いてそう言葉を返す。
私が魔法で攻撃をして隙を作るから2人はその隙を狙って攻撃をして』
『わかった』
『わかりました』
「スキル黒炎弾」
ボンボンボンボンという大きな爆発音とともに周りに黒い煙が上がる。
僕達はその黒い煙に紛れモンスターとの距離を一気に詰める。
「黒き炎に焼かれその身を灰とかせ」
するとモンスターの体が黒い炎に包まれた。
だがそのモンスターはなんとかその攻撃を耐えきった。
「まさか至近距離でこの攻撃を受けても耐えられるなんて!」
驚きの声を上げる。
『だけど今の攻撃は今までで一番ダメージを受けたはずだ』
僕は素早く次から次へとそのモンスターに向かって攻撃を繰り出す。
モンスターも負けじと攻撃をしてくるがその勢いは明らかにさっきよりもしている。
『このまま行けば必ず勝てる!』
一瞬の判断で敵の隙を探してそこにすかさず剣で攻撃をする。
「今です勇者様!」
最後の抵抗と言わんばかりに至近距離で炎の魔法を放とうとしてくる。
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