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第22話間違い
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3人でギルドに戻る。
「おかえりなさい、申し訳ございませんでした!」
そう言って受付の女の人がいきなり頭を下げて謝ってくる。
「どうしていきなり私達に謝るんですか!」
ナギが驚きと困惑を含んだ表情を顔に浮かべてそう言った。
「実はいまさっきまで行ってもらっていた村が麻薬が広まった場所じゃないみたいなんです」
「なんだそういうことでしたか」
ナギがそう言って胸をなでおろす。
『僕はてっきりもっとやばいことをしでかしたのかと思ってすごい緊張したけど思ったより大したことなくて良かった』
「ですが…」
申し訳なさそうに言いながら顔を上げる。
「私はてっきりもっと大きなミスをして大変なことになってると思っちゃいましたよ」
「どこから麻薬が流行ったのかはまだギルドの上の人達が話し合いをしているみたいで」
「私の聞き間違いだったみたいで本当に申し訳ありません!」
そう言ってもう一度ふかぶかと頭を下げる。
「いいですよいいですよそんなに謝らなくても」
ナギが優しい口調でそう言った。
「そうですよ幸い大きなトラブルにもならなかったわけですし、そんなに謝らなくても大丈夫ですよ」
モモさんがそう言葉を返す。
「それに無駄足じゃなかったと思いますし」
「無駄足じゃなかったっていうのは一体どういう…」
それからナギがその村に向かっている最中森の中で偽物の壁を通り抜けることができたことを話す。
「つまり今までその村に入った人達はその壁が本当の壁だと思って引き返してきていたってことですか?」
「多分その可能性が高いと思います」
「ナギさんみたいな魔法使いの冒険者ならともかく普通の冒険者にはそれを見破れないってことなんでしょうか?」
「魔法使いの冒険者でも初心者の冒険者だったらあの幻覚は見破れないかもしれないです」
「その結界が意図的に作られたものなのか自然に作られたものなのかは分かりませんけどどっちにしろ何か良くないことが起こりそうですね」
「とりあえず分かりました今教えていただいた情報を上の人達に報告してきます」
「あっそうだ!」
思い出したようにそう言って受付の女の人がもっと近づけというジェスチャーをする。
3人とも理由はよくわからなかったがとにかく耳を受付の女の人の口元まで近づける。
これはこれで悪目立ちそうな気がしたが誰も支店をこっちに向けてはいなかった。
受付の女の人が小声で言った。
「今回の騒動は私のミスなので私の給料からいくらか引いてもらってお金を極秘クエストを受けてもらう時の報酬に上乗せしてもらいますね」
「上の人達の話がまとまったら今度はちゃんと間違いのないようにお伝えしますね」
「さていつも通りクエストを受けましょうか」
モモさんがそう言ってクエストボードに貼られているクエストを見る。
「このクエストなんてどうですか?」
少し上の方に貼られているクエストの紙を取って僕達に見せてくる。
その紙にはこう書かれていた。
ダンジョン攻略クエスト。
注意事項このダンジョンの中には幻覚を使ってうまく攻撃をしてくるモンスターがいるのでご注意ください。
クエスト報酬金貨300枚。
「それでいいんじゃないな幻覚の魔法をかけられたとしても私が破ってなんとかできそうだし」
「それじゃあこのクエスト受けましょうか」
受付の人にダンジョンに行くまでの地図を貰い早速向かった。
「勇者様達と3人で行く初めてのダンジョン攻略ですね」
「ああそう言われてみればそうね」
『そっか感覚的にはもっと長い間一緒にいた気がするけどまだ出会って一週間ぐらいしか経ってないんだよな』
「勇者様それはつまり私と もっと濃密な時間を過ごしたいということですか!」
そう言いながらなぜか勢い良よ抱きついてくる。
『違う違うそういう意味じゃなくて!』
その地図を見ながら足を進めていると
目の前にダンジョンのようなものが見えてきた。
「どうやらここみたいね」
確認をするようにその事実に視線を向けながらナギが言った。
3人とも慎重にそのダンジョンの中へと入っていく。
「うおおおーーー!!!」
たくさんのゴブリン達が この先は通さないと言わんばかりに叫び声を上げる。
そのゴブリンが持っているコンボや色々な武器で僕達に向かって攻撃をしようとしてくる。
僕達3人も同じように武器を構えゴブリンからの攻撃を避けつつ隙を見て攻撃をする。
「うおおおーーー!!!」
ゴブリンたちが再び大きな声で叫び声をあげるとその叫び声に反応して次から次へとゴブリンの仲間がやってくる。
「ゴブリンってそんなに強くないけど仲間を呼ばれると厄介ね」
「確かに数多いかもしれませんけど3人だったらこの数何とかなりますよ」
そう言いながらうまく魔導書を使って攻撃をしていく。
「なんとかモンスターを倒し切りましたね」
モモさんがほっと胸を撫で下ろしながらそう言った。
再びダンジョンの中を進む。
ふと横に顔を向けてみるとモモさんが難しい顔をして何かを考えているようだった。
『モモさんどうかしたんですか?』
「いえ別になんでもないですよただ少し考え事をしていて」
『考え事?』
「初めて勇者様達と出会った時の男の人達からもさっきまでいた村でいきなり襲ってきた男の人達と同じように奇妙な魔力を感じたんです」
『僕達と初めて出会った時の男の人って あのいきなりモモさんを殺そうとしてきた人達のこと?』
僕は確認をするようにそう言った。
「モモさんの推測が正しいとするならあの時からもう麻薬が出回り始めてたってことになるけど」
「私も詳しいわけではないので分かりませんけど気になりますね」
「気になるといえば村に行った時にあの黒い雲から感じた奇妙な魔力も気になるわね」
『僕は魔力を感知することができないから分からなかったけど確かにあの黒い雲はなんだか変な感じがしたなぁ』
そんな会話をしながら足を進める。
すると再び目の前にたくさんのモンスターが現れた。
しかも今度は ゴブリンだけでなくスライムも同時に現れた。
「今度はさらに大人数で襲いかかってきた」
顔に余裕の笑みを浮かべながら魔法の杖を構える。
「私は右側から攻撃をするので 勇者様達は左側から攻撃をしてください」
「わかった」
指示通りに2手に分かれて攻撃を始める。
モンスターの隙を突きつつ攻撃をするがそもそも数が多いせいで減った気がしない。
「モンスターの数が多すぎて全然減った気がしない!」
ナギが少し苛立ちがこもった口調でそう言葉を口にする。
「ですけど少なくとも モンスターの数は減っているはずなので3人で倒しましょう」
僕は剣を構え直して次から次へと モンスターを倒していく。
「あ!」
モモさんが 驚きの声を上げる。
『大丈夫ですかモモさん!』
その言葉と同時に視線を向けるモモさんの白い肌が目にとまった。
おそらくスライムの液体に触れてしまい服が溶けてしまったのだろう。
「また服が溶けてしまいましたね」
少しわざとらしい口調でそう言いながら わざと僕にそのカラダを見せてくる。
『ちょっと何を考えてるんですかモモさん!』
慌てた口調でそう言いつつ自分の手で目を隠しモモさんの白い肌を見ないようにする。
「ちょっと2人ともこのモンスターを倒すことに集中しなさい!」
なんやかんやありながらもその周りにいるたくさんのモンスターを倒すことができた。
面白かった。
続きが気になる。
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「おかえりなさい、申し訳ございませんでした!」
そう言って受付の女の人がいきなり頭を下げて謝ってくる。
「どうしていきなり私達に謝るんですか!」
ナギが驚きと困惑を含んだ表情を顔に浮かべてそう言った。
「実はいまさっきまで行ってもらっていた村が麻薬が広まった場所じゃないみたいなんです」
「なんだそういうことでしたか」
ナギがそう言って胸をなでおろす。
『僕はてっきりもっとやばいことをしでかしたのかと思ってすごい緊張したけど思ったより大したことなくて良かった』
「ですが…」
申し訳なさそうに言いながら顔を上げる。
「私はてっきりもっと大きなミスをして大変なことになってると思っちゃいましたよ」
「どこから麻薬が流行ったのかはまだギルドの上の人達が話し合いをしているみたいで」
「私の聞き間違いだったみたいで本当に申し訳ありません!」
そう言ってもう一度ふかぶかと頭を下げる。
「いいですよいいですよそんなに謝らなくても」
ナギが優しい口調でそう言った。
「そうですよ幸い大きなトラブルにもならなかったわけですし、そんなに謝らなくても大丈夫ですよ」
モモさんがそう言葉を返す。
「それに無駄足じゃなかったと思いますし」
「無駄足じゃなかったっていうのは一体どういう…」
それからナギがその村に向かっている最中森の中で偽物の壁を通り抜けることができたことを話す。
「つまり今までその村に入った人達はその壁が本当の壁だと思って引き返してきていたってことですか?」
「多分その可能性が高いと思います」
「ナギさんみたいな魔法使いの冒険者ならともかく普通の冒険者にはそれを見破れないってことなんでしょうか?」
「魔法使いの冒険者でも初心者の冒険者だったらあの幻覚は見破れないかもしれないです」
「その結界が意図的に作られたものなのか自然に作られたものなのかは分かりませんけどどっちにしろ何か良くないことが起こりそうですね」
「とりあえず分かりました今教えていただいた情報を上の人達に報告してきます」
「あっそうだ!」
思い出したようにそう言って受付の女の人がもっと近づけというジェスチャーをする。
3人とも理由はよくわからなかったがとにかく耳を受付の女の人の口元まで近づける。
これはこれで悪目立ちそうな気がしたが誰も支店をこっちに向けてはいなかった。
受付の女の人が小声で言った。
「今回の騒動は私のミスなので私の給料からいくらか引いてもらってお金を極秘クエストを受けてもらう時の報酬に上乗せしてもらいますね」
「上の人達の話がまとまったら今度はちゃんと間違いのないようにお伝えしますね」
「さていつも通りクエストを受けましょうか」
モモさんがそう言ってクエストボードに貼られているクエストを見る。
「このクエストなんてどうですか?」
少し上の方に貼られているクエストの紙を取って僕達に見せてくる。
その紙にはこう書かれていた。
ダンジョン攻略クエスト。
注意事項このダンジョンの中には幻覚を使ってうまく攻撃をしてくるモンスターがいるのでご注意ください。
クエスト報酬金貨300枚。
「それでいいんじゃないな幻覚の魔法をかけられたとしても私が破ってなんとかできそうだし」
「それじゃあこのクエスト受けましょうか」
受付の人にダンジョンに行くまでの地図を貰い早速向かった。
「勇者様達と3人で行く初めてのダンジョン攻略ですね」
「ああそう言われてみればそうね」
『そっか感覚的にはもっと長い間一緒にいた気がするけどまだ出会って一週間ぐらいしか経ってないんだよな』
「勇者様それはつまり私と もっと濃密な時間を過ごしたいということですか!」
そう言いながらなぜか勢い良よ抱きついてくる。
『違う違うそういう意味じゃなくて!』
その地図を見ながら足を進めていると
目の前にダンジョンのようなものが見えてきた。
「どうやらここみたいね」
確認をするようにその事実に視線を向けながらナギが言った。
3人とも慎重にそのダンジョンの中へと入っていく。
「うおおおーーー!!!」
たくさんのゴブリン達が この先は通さないと言わんばかりに叫び声を上げる。
そのゴブリンが持っているコンボや色々な武器で僕達に向かって攻撃をしようとしてくる。
僕達3人も同じように武器を構えゴブリンからの攻撃を避けつつ隙を見て攻撃をする。
「うおおおーーー!!!」
ゴブリンたちが再び大きな声で叫び声をあげるとその叫び声に反応して次から次へとゴブリンの仲間がやってくる。
「ゴブリンってそんなに強くないけど仲間を呼ばれると厄介ね」
「確かに数多いかもしれませんけど3人だったらこの数何とかなりますよ」
そう言いながらうまく魔導書を使って攻撃をしていく。
「なんとかモンスターを倒し切りましたね」
モモさんがほっと胸を撫で下ろしながらそう言った。
再びダンジョンの中を進む。
ふと横に顔を向けてみるとモモさんが難しい顔をして何かを考えているようだった。
『モモさんどうかしたんですか?』
「いえ別になんでもないですよただ少し考え事をしていて」
『考え事?』
「初めて勇者様達と出会った時の男の人達からもさっきまでいた村でいきなり襲ってきた男の人達と同じように奇妙な魔力を感じたんです」
『僕達と初めて出会った時の男の人って あのいきなりモモさんを殺そうとしてきた人達のこと?』
僕は確認をするようにそう言った。
「モモさんの推測が正しいとするならあの時からもう麻薬が出回り始めてたってことになるけど」
「私も詳しいわけではないので分かりませんけど気になりますね」
「気になるといえば村に行った時にあの黒い雲から感じた奇妙な魔力も気になるわね」
『僕は魔力を感知することができないから分からなかったけど確かにあの黒い雲はなんだか変な感じがしたなぁ』
そんな会話をしながら足を進める。
すると再び目の前にたくさんのモンスターが現れた。
しかも今度は ゴブリンだけでなくスライムも同時に現れた。
「今度はさらに大人数で襲いかかってきた」
顔に余裕の笑みを浮かべながら魔法の杖を構える。
「私は右側から攻撃をするので 勇者様達は左側から攻撃をしてください」
「わかった」
指示通りに2手に分かれて攻撃を始める。
モンスターの隙を突きつつ攻撃をするがそもそも数が多いせいで減った気がしない。
「モンスターの数が多すぎて全然減った気がしない!」
ナギが少し苛立ちがこもった口調でそう言葉を口にする。
「ですけど少なくとも モンスターの数は減っているはずなので3人で倒しましょう」
僕は剣を構え直して次から次へと モンスターを倒していく。
「あ!」
モモさんが 驚きの声を上げる。
『大丈夫ですかモモさん!』
その言葉と同時に視線を向けるモモさんの白い肌が目にとまった。
おそらくスライムの液体に触れてしまい服が溶けてしまったのだろう。
「また服が溶けてしまいましたね」
少しわざとらしい口調でそう言いながら わざと僕にそのカラダを見せてくる。
『ちょっと何を考えてるんですかモモさん!』
慌てた口調でそう言いつつ自分の手で目を隠しモモさんの白い肌を見ないようにする。
「ちょっと2人ともこのモンスターを倒すことに集中しなさい!」
なんやかんやありながらもその周りにいるたくさんのモンスターを倒すことができた。
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