保健室の秘密...

とんすけ

文字の大きさ
上 下
1 / 1

保健室の秘密...

しおりを挟む
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間までずっと保健室で過ごしていた。

僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
クラスのみんなは、吉田さんのことを気にかけず、誰かと話しているところを見たことがなかった。



僕の学校には、ある噂があった。

「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」

この噂の真偽はわからないが、実際に体験した人もいると男子の間で有名な噂になっていた。

「馬鹿馬鹿しい」「そんな噂あるわけないだろう」

噂話は所詮噂話だと、大体の人は信じていなかった。





「次の授業は体育か~」「今日はグラウンド集合だってさ」

クラスのみんなの気怠そうな声が、教室に響く。

着替えを済ませグラウンドに向かう途中、トイレを済ませちょうど保健室へと戻る吉田さんを見かけた。
吉田さんはもちろんこちらを見ず、静かに保健室へ入っていった。



「よーし、準備運動終わったやつから2人ペアを組め~」

先生の合図とともに、みんなでペアを作っていく。

「三崎!一緒に組もうぜ!」

声をかけてきたのは、クラスで一番仲の良い内田だった。

「うん、ボールとってくるよ」

今日の体育はサッカーだった。
ペアになってパス練習が始まると、男子も女子も騒ぎ始め、楽しんで授業をしていた。

僕も夢中になってボールを追いかけていると、ふと目の端に吉田さんの影が映った。
よく見てみると、保健室の窓から、本を読んでいる吉田さんの姿が見えた。

「おい三崎!よけろ!」

「え?」



.......。




「目覚めた?」

「,,,ん?ここは?」

ぼんやりする頭を覚まそうと、体を起こした。

「,,,え!?吉田さん!?」

辺りを見渡してみると、保健室のベッドで寝かされているようだった。
そして僕の視線の先には、ベッドに寄りかかって座る吉田さんの姿があった。

どうやら僕は、吉田さんに気を取られ向かってくるボールを顔面で受け、気を失っていたらしい。

「今先生用事があって居ないから、私が留守番任されているの。そのベッド使ってて良いからね。」

「あ、ありがとう...」


初めて吉田さんを間近で見て、うまく話せなかった。
ただ、吉田さんの近くで感じた良い香りにすごく興奮した。



「じゃ、ゆっくり休んでね」

吉田さんも自分のベッドに戻ろうとした。
しかし、僕の体を見て体を固めた。


「それ、大丈夫?」

「...え?」

吉田さんは僕の布団を指さして固まっていた。
吉田さんの指さす方を見てみると、僕の下半身は何やら盛り上がっていた。

「...それ、勃起してるの?」

「えっ!?これは...その...」

どうやら、少し眠ったことと、吉田さんの香りで無意識のうちに勃起して居た。

吉田さんは僕の下半身を見つめ、少し笑った。

「それ、抜いてあげよっか。そのままじゃ戻れないでしょ?」

吉田さんはそういうと、僕のベッドに上がって、僕の「モノ」にそっと触れた。


「うっ...!ちょっと...吉田さん...!」

吉田さんは優しくズボンの上からなぞり、僕の「モノ」をさらに硬くさせた。

「吉田さん!?何やって...」

「すごい硬くなってる...見てもいい?」

「え!?そんなこと...」

吉田さんは僕が答える前に、僕のズボンをゆっくりと下げ、僕の「モノ」を露わにした。

「わぁ...ビンビンだね...」

吉田さんはそういうと、僕の「モノ」を優しくにぎり、手をゆっくりと上下させた。

「吉田さん...何やって...」

「だってこのままだと教室に戻れないでしょ?抜いて楽になってから戻ろうね」


細くて柔らかい吉田さんの手が気持ちよく、先端から出る液を指と絡め、頭をヌルヌルと攻め続けた。
思いを寄せて居た相手がこんなにエロかったなんて...。


「吉田さん...もうやばいかも...」

「んっ...ちょっと待って。」

そういうと、僕の「モノ」に顔を近づけ、ゆっくりと咥え出した。

「んっ...んむっ...」

「吉田さん...舌が...」

吉田さんの柔らかい舌が僕の「モノ」全体を舐めまわし、同時にゆっくりと手を動かした。

「待って...そんなに舐めたらもう...」

「いいよ。口の中にだしても」

舌を裏筋に這わせ、ゆっくりと舐め回すと、

「イ...イク...!!」

僕は吉田さんの口の中で、射精してしまった。

「はぁ...はぁ...」

「んっ...いっぱい...」

口から溢れる精液を、溢さないように飲み込む吉田さんを横目に、疲れ果てた僕はまた気を失ってしまった。


「んん...ここは...」


再び目を覚ますと、保健室の真っ白な天井が目に入った。


「保健室か...はっ...!」

僕はさっきのことを思い出して、慌てて周りを見渡した。
しかし、周りには誰もおらず、服も乱れて居なかった。先ほどのことがまるで夢のように、保健室には静かな空気が流れていた。

「あれは...?夢だったのか...?ははっ。そりゃそうか、吉田さんとあんなことするなんて、あり得ないよな。」


僕はそう言って、もう一度布団に潜り眠りについた。






「ん...んんっ...!!イクッ!!」





僕が眠りに落ちる前、隣のベッドから聞こえたこの声は、果たして夢だったのか...。
しおりを挟む

この作品は感想を受け付けておりません。

あなたにおすすめの小説

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

アレンジ可シチュボ等のフリー台本集77選

上津英
大衆娯楽
シチュエーションボイス等のフリー台本集です。女性向けで書いていますが、男性向けでの使用も可です。 一人用の短い恋愛系中心。 【利用規約】 ・一人称・語尾・方言・男女逆転などのアレンジはご自由に。 ・シチュボ以外にもASMR・ボイスドラマ・朗読・配信・声劇にどうぞお使いください。 ・個人の使用報告は不要ですが、クレジットの表記はお願い致します。

ナースコール

wawabubu
青春
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

こども病院の日常

moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。 18歳以下の子供が通う病院、 診療科はたくさんあります。 内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc… ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。 恋愛要素などは一切ありません。 密着病院24時!的な感じです。 人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。 ※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。 歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

コントな文学『パンチラ』

岩崎史奇(コント文学作家)
大衆娯楽
春風が届けてくれたプレゼントはパンチラでした。

処理中です...