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美咲は今までの経緯をミカエルに話した
「赤ちゃんのパパは孝志なの?」
「ええ。。。」
「愛しているのも孝志なの?」
「ええ。。。」
「じゃなぜ一緒にならない?」
「青磁は大切な人なの。。。私を理解して私を私らしく振る舞わさせてくれる。。。」
「じゃあ、ここで産んだら良い」
ミカエルが思いもかけない言葉をはいた
「えっ。。。ここで?」
美咲は絶句した
「そう、ぼくはひとりだし、美咲は好きなだけここに居ればいい。。。
特に問題はないよ」
「ありがとう。。。少し考えさせて。。。」
また考えることが増えてしまった
どちらにせよ一度はバルセロナに戻り
青磁と話さなければいけない
アルバイシンでの生活は美咲には快適だった
基本的な家事、掃除・洗濯・食事作りは
ミカエルに雇われた
近所の気の良い主婦マリアがやってくれる
それでも調子の良い時は美咲はキッチンに立った
簡単な和食を作るとミカエルは
美味しい!美味しい!と喜んで食べてくれた
結局、ミカエルの家に20日間ほど滞在し
バルセロナに戻ることにした。
グラナダの空港までミカエルに送ってもらう
「美咲、気をつけて!待っているよ」
「ありがとうミケーレ!必ず連絡します」
美咲はバルセロナに戻った。
フラットに戻ると、今回のグラナダのホテルや観光の予約を頼んだコンシェルジュが
「お帰りなさい!言付けを預かっております」と声をかけてきた
ありがとうとメモを受け取る。
そのメモは孝志からのものだった
美咲が留守の間にどうやら孝志はこのフラットまで来たらしい
部屋に戻り荷物を置くと美咲はパソコンの電源を入れた
パソコンから孝志の携帯にメールを送ると
すぐに孝志から返信があった
前回は短期的な出張でロンドンに来ていたが正式にロンドンへの赴任が決まったらしい。
近いうちにバルセロナまで来るとのことだった
その後、近くのショッピングモールまでスマホを購入する為に外出し、
青磁の帰宅を夜まで待つことにした。。。
妊娠した為か美咲はすぐに眠くなる
仕事用に使っている部屋のソファーに座り、スマホの設定をしていると睡魔が襲ってきて美咲はうとうととしてしまった。
「赤ちゃんのパパは孝志なの?」
「ええ。。。」
「愛しているのも孝志なの?」
「ええ。。。」
「じゃなぜ一緒にならない?」
「青磁は大切な人なの。。。私を理解して私を私らしく振る舞わさせてくれる。。。」
「じゃあ、ここで産んだら良い」
ミカエルが思いもかけない言葉をはいた
「えっ。。。ここで?」
美咲は絶句した
「そう、ぼくはひとりだし、美咲は好きなだけここに居ればいい。。。
特に問題はないよ」
「ありがとう。。。少し考えさせて。。。」
また考えることが増えてしまった
どちらにせよ一度はバルセロナに戻り
青磁と話さなければいけない
アルバイシンでの生活は美咲には快適だった
基本的な家事、掃除・洗濯・食事作りは
ミカエルに雇われた
近所の気の良い主婦マリアがやってくれる
それでも調子の良い時は美咲はキッチンに立った
簡単な和食を作るとミカエルは
美味しい!美味しい!と喜んで食べてくれた
結局、ミカエルの家に20日間ほど滞在し
バルセロナに戻ることにした。
グラナダの空港までミカエルに送ってもらう
「美咲、気をつけて!待っているよ」
「ありがとうミケーレ!必ず連絡します」
美咲はバルセロナに戻った。
フラットに戻ると、今回のグラナダのホテルや観光の予約を頼んだコンシェルジュが
「お帰りなさい!言付けを預かっております」と声をかけてきた
ありがとうとメモを受け取る。
そのメモは孝志からのものだった
美咲が留守の間にどうやら孝志はこのフラットまで来たらしい
部屋に戻り荷物を置くと美咲はパソコンの電源を入れた
パソコンから孝志の携帯にメールを送ると
すぐに孝志から返信があった
前回は短期的な出張でロンドンに来ていたが正式にロンドンへの赴任が決まったらしい。
近いうちにバルセロナまで来るとのことだった
その後、近くのショッピングモールまでスマホを購入する為に外出し、
青磁の帰宅を夜まで待つことにした。。。
妊娠した為か美咲はすぐに眠くなる
仕事用に使っている部屋のソファーに座り、スマホの設定をしていると睡魔が襲ってきて美咲はうとうととしてしまった。
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