夏の記憶

33バルセロナ

バルセロナの空は抜けるように青く
学生時代に旅した時よりも
サグラダファミリアの建設は進み
美咲を驚かせた。
夫の青磁は一足先に帰任し
ルスコッツ地区に2人で住むフラットを
借りておいてくれた。
外観は重厚な石造りの建物だが
内側は完全にリノベーションされており
外資系の企業用に建てられ物らしい
1階にはコンシェルジュや警備員も配置され、
週に3日はメイドも来てくれるという
間取りは俗に言う３ＬＤＫで
主寝室に他2部屋、約30畳のLDKで120平米はあり
家具付きでかなり贅沢な造りになっていた。

到着したその夜
美咲が広いバスルームでゆっくりと使い
寝室に行くと
先にシャワー浴びてベッドの中で青磁は
本を読んでいた。
その隣に美咲が滑り込むと、青磁は本を
サイドテーブルに置き
「疲れたろう」
と旅の疲れをねぎらった
「ありがとう。でも大丈夫ビジネスだったし」
と美咲が言うと
「遠くまでありがとう。。。美咲」
と言うと珍しく美咲を求めてきた。
「疲れているのはわかっているけど
今日は美咲を抱かせて」
と言うと
優しく口づけをしながら
美咲が寝巻きがわりに着ていたティシャツの裾から手を差し込み
美咲の豊かな乳房を揉みしだいてきた。
時折親指の腹で乳首を弾くと
美咲の口から声が漏れる
青磁との身体の交わりは3ヶ月半ぶりである。
孝志とのそれとは、まったく別の抱き方だ
いつも限りなく優しいが、その夜の青磁はとても執拗に美咲を攻めた。

美咲の着ていた物を全て脱がせると
乳房から丹念に舌を這わせクリトリスに到達すると
下からなめあげながら、1本2本だ美咲の蜜壺に指を差し入れる。
すでにゆっくりと執拗に愛撫されている美咲は
蜜壺からかなりの量の愛液を垂れ流していた
グチュリグチュリと青磁が指を抜き差しするごとに音がする
美咲は最初、声を出すのを、手で押さえて堪えていたが
途中から我慢できなくなっていた
「青磁さん。。。あっ、あああぁ～」
「いって良いよ。。美咲」
青磁は美咲の身体を知り尽くしており
感じるポイントを攻め立てた