不思議なthink

紫陽花 椛

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エナメル

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「エナメル」に着いた僕らは、辺りを見回す。ほとんど、小麦畑の一面に民家が少しある程度。
なんだ、嫌な予感はしないじゃないか。

小麦畑を歩いていると、手作りパン体験の看板のある、小さな店があった。ちょうど時刻は11時半ばを過ぎたところなのでちょうどいい。
僕らは、そこで手作りパン体験と昼食をとることにした。


小さな店にて

なかに入ると、小柄なかわいらしい女性が出迎えてくれた。

女性「ぜひ、パン作りしていきませんか?なかなか人も来ないので、サービスしますよ。(*ゝω・)」

「じゃぁ、せっかくだし、やっていこうか」
「せやな」名もなき青年の急なキャンサイ弁。

女性が厨房へ案内してくれる。店の中に入った時に感じたいい匂いが強くなった。

これから、僕らのパン作りが始まる。
料理をしたことがない僕らがうまく作れるであろうか。
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