蜜空間

ぬるあまい

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五空間目

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「…わ、っ、ッァ」

……大きくなった。

いや、なにがというか。その、所謂…ナニが?
俺の贅肉の間に挟まったまま、ビクンと痙攣をしながら大きくなりやがった。先程の状態から更に体積を増すとか、どう考えてもおかしい。なんだなんだ。神田さんはまだ2回もの進化を残してるとでもいうのか。どこの宇宙最強一族だっつーの。

「、はっ、」

言われた通りに、ジィッと目を見ていると、神田さんは熱っぽい視線を俺に向けたまま、これまた熱っぽい息を吐いた。……この吐息を録音して世に出せば、世の女性達はこれを聞いただけで孕むんじゃないのかなって思うくらいエロボイスで。それを間近で聞いてしまった俺も、ちょっぴり変な気分に陥りつつある。

「ふ、ッ、ぁ…ッ、揉まないで…くださ、」

しかも時々俺の胸をモニュモニュ揉んでくるものだからタチが悪い。…っ、うわッ。だから乳首を指で挟んでコリコリするなって……!

「ん、ッ、っん」

その状態のまま、神田さんは俺の寄せた脂肪を上下に動かす。すると唾液でヌメった狭い隙間で擦られて気持ちが良いのか、神田さんのチンポからは、ドプリ…と先走り汁が溢れていた。

……ああ、もうっ。
神田さんの瞳も。声も。においも。この状態も。
視界に映るもの、その全てが。……エロい。

「……あ、ぅ?」

蕩けた表情をしてしまいそうになっていると。口に咥えていた服の端を引き摺り出された。そこの部分は案の条、唾液で湿っていて何だか変な感じがした。

……だが、次の瞬間。神田さんのとった行動が衝撃的過ぎて、そんなことどうでも良くなった。

「、っ、ん!?」
「……あ゛ー、エロい」
「ん、ん、ん゛ん゛!!」

俺の唇に、その先走り汁塗れのペニスを擦り付けてきやがったのだ!

「んんん!んんううう゛!!」

嫌だ、止めろ、気色が悪い。
言いたいことは山ほどあるけれど、罵倒を浴びせるため口を開けば、…それはもう死ぬほど嫌な目に遭うことは分かりきっている。

きっとパイズリをしながら、俺の口にそのチンポを突っ込んでくる気だ。

「んっ、んんう!んんう!ん゛ん゛ッ!」

唇を固く結んだまま、何度も何度も止めろと叫ぶものの。俺の言葉が分からないのか、それとも分かった上で無視しているのか、神田さんは一向に止めない。
ヌチャヌチャしたくっさい先走り汁で俺の初心な唇が汚される。

「んん!!!んんんん!!!」
「口、開けよ」

機嫌がいいのだろう。笑いながらそんなことを言ってきた。
ふっざけんなあああ!「有希は何もしなくていいぜ?」とか言ってたくせに!言ってたくせにいいい!口を開けば、俺にフェラをさせる気だろ!!魂胆見え見えじゃねえか!!
俺は必死になって抵抗する。とはいっても首を横に振るだけだど…。でもこれだけでも俺の嫌だという気持ちは十二分に分かるはずだ。

「ん゛ん゛ん゛ッ!!!」
「はっ、擦れて気持ちいいぜ」
「……!?」
「お前は唇までもプニプニだな」
「……っ!はぁ!?しねよ、もう!!、ッ、……ん、ぶッ?」

こんな屈辱的なことまで言われて我慢出来るはずがない。
俺はブチ切れて、そう叫んだのだが……。

「ん、んんッ、や、ッ!」
「……ほんと、可愛いな…お前って」

叫んだのと同時に、神田さんのクソデカイ先走り汁ダラダラのペニスが俺の口内に侵入してきた。

「ふ、ッ、ん、ンぐ、ふが、っ」
「このまま窒息させたいくらいだ」
「……、ッ」

しねしねしねしねしねしね!!!
何で俺が男のクッソ汚い物なんてしゃぶらなければいけないんだ。こんなものしゃぶるくらいなら、スルメでも咥えていた方が何百倍もマシだ!
……くそぉ。俺はパイズリで妥協してやったというのに。何という最低な奴。顔がいいだけのクソ野郎じゃないか。…少しは良い奴だと思っていたのに、……最低だ!

「ん、ッ、ん、ッ、んううう゛!」
「ははっ、バーカ。歯立てたら痛えって」

馬鹿って言う方が馬鹿だ!
それに、わざとだよ!

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