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勧誘
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「おお、今日は野菜カレーか。こりゃまた美味しそうだな!」
楕円形の白いダイニングテーブルを四人で囲い、茜が作ってくれた晩御飯を前にして親父が嬉しそうな声を上げた。
「おじさんの明日のお昼ご飯の分も作り置きしてるからまた食べてな」
「さすが茜ちゃん、いつも気がきくね!」
俺の斜め左向かいに座る親父は上機嫌にそう言うとプシュっと軽快な音を立てて缶ビールのプルタブを開けた。反対に先ほどから黙っている白峰のことが気になりチラリと左隣を見てみると、彼女は何やら物珍しそうにテーブルを眺めている。
「ふふふっ、さては白峰気づいたようだな」
「?」
テーブルの縁を指先でなぞる白峰の姿を見て、俺は思わずそんな言葉をかけると熱のこもった声で話しを続けた。
「我が家で使っているこのテーブルはただの楕円形のダイニングテーブルではない。そう、まさしくこれは正真正銘あのフリッツハンセンのスーパー楕円――」
「ほんならいただきーすっ!」
俺の会話をわざと遮るかのように、茜がパンと勢いよく手を合わせてそんなことを言ってきた。
「おい茜! 今俺が説明してるところだっただろ!」
「あーはいはい、あんたが語り出したらいつも長いねん。カレーが冷めてまうやろ」
「なっ、お前それでもこの店で働くスタッフか! インテリアに興味を示す人間が目の前にいたらその魅力を伝えなくてどうする!」
「あの、私は別に興味なんてないけど……」
カレーが冷めるよりも前に俺の心を冷ましてくる白峰。おいテメェ、このタイミングでなんてこと言うんだよ。
言葉で反論するのはちょっと怖いのでジト目で白峰のことを睨んでいたら目の前に座る茜が再び言う。
「あんたこそ人に晩御飯作らせといて食べるつもりないんやったらその皿没収するで」
「すいません、今すぐいただきます! 美味しく頂きますッ!!」
真正面から茜の手が伸びてきたので俺は慌てて皿を守ると、スプーンを握りしめてカレーを食べ始めた。
するとそんな様子を見ていた親父が笑う。
「はははっ、やっぱりみんなで食事をするのは楽しいな! 白峰ちゃんもそう思わないか?」
「はぁ……」
親父の言葉がいまいちピンと伝わっていないのか、白峰は少し眉尻を下げて困ったような声を漏らす。そして彼女は同じような声音で親父に向かって尋ねた。
「ところで、テーブルの代金はいつお支払いすればいいですか?」
「げほっ!」
不意に白峰が口にしてきた言葉に、俺は思わずカレーを喉に詰まらせてしまう。
おい親父、なに肝心なこと忘れてるんだよ!
驚きのあまり目を見開いて固まっていたら、「お、そうだったな」と親父が呑気な口調で言う。
「でもまあさすがに翔太の友達からお金を貰うっていうのもなぁ」
「まさか親父、サービスするつもりじゃないだろうな?」
何だか嫌な予感がしてそんなことを聞き返せば、「友人無料サービスもいいかもな!」と缶ビールを片手にとんでもないことを言い出す親父。
俺はそんなダメ親を前にして思わずため息を吐き出す。
いくら学校のクラスメイトとはいえ、こちらもお遊びや趣味でお店をやっているわけではない。明日のご飯を食べていくためにも、キッチリするべき部分は妥協してはいけないのだ。
そんなことを息子ながら思っていると、今度は隣から白峰の声が聞こえる。
「いえ、お気持ちだけで結構です。それに私としても対価はきっちりとお支払いしたいので」
キッパリとした口調でそんな言葉を言い切る彼女。さすが白峰、親父と違ってそのあたりのことはしっかりとわきまえているようだ。
まあでも彼女のように容姿も綺麗で発育が良ければお金以外でも支払う方法はいくらでもありそうな気がするが、などとつい余計なことを考えていると、「そうだな……」と親父が顎ひげをさすりながらわざとらしく思案顔を浮かべる。そして――。
「それなら白峰ちゃん、ウチで一緒に働いてみないか?」
その言葉が聞こえた瞬間、うるさかったはずの食卓が一瞬にして静まり返った。
俺は自分の耳を疑い硬直し、茜もスプーンを握る手をピタリと止める。
「ちょうどそろそろ人手を増やしたいと思っていたところだったし、白峰ちゃんが働ける時間だけでも全然構わないからさ」
呆気にとられる俺たちをよそに、親父は勝手に話しを進めていく。いやいや、ちょっと待てよ。人手を増やしたいとかそんな話し一切聞いたことないんですけどッ!?
衝撃のあまり思わず唇を戦慄かせていると、「それに」と親父が再び言葉を続けた。
「きっと白峰ちゃんにとって新しい世界が見えてくると思うよ」
「……」
珍しく真面目な口調でそんな言葉を口にした親父に対して、白峰は何を思っているのか黙り込んだままだった。
そんな彼女の姿を見てここは俺も早いところ意見を言って親父の無茶振りを阻止しないと焦っていると、茜がダンっとテーブルに両手をついて勢いよく立ち上がる。
「ウチはそんなん反対やで! 別に人手なんて増やさんでも足りてるやん!」
「ちょ、落ち着けって茜……」
今にも白峰の首を切らんばかりの勢いで怒り出す茜に俺は慌てて止めに入った。どうやらコイツも白峰と一緒に働くことにはかなり抵抗があるようだ。
「そうは言っても茜ちゃんと翔太だけじゃあ二人の休みもなかなか取れないだろうし、あともう一人ぐらいスタッフがいた方が助かるだろ」
「ウチは今のままでも全然大丈夫やから! それに翔太だって部活も勉強もしてないんやし毎日働けるやん」
「ちょっと茜さん!」
いきなりブラック企業体制で働けと言われてしまい俺は思わず声を上げた。こいつ、いくら白峰と働きたくないからってめちゃくちゃなこと言いやがるなマジで。
そしてそんな幼なじみの横暴に衝撃を受けつつ、俺はこんな面倒な事態を引き起こした張本人をギロリと睨みつけた。
すると親父はちょろっと舌を出して髭の生えたペコちゃんみたいなふざけた表情を返してくるではないか。
まさか親父のやつ……最初から白峰のことを勧誘するつもりだったのか?
俺はそんなことを思うとさらに目を細めた。
やたらと気合いを入れて白峰の家にテーブルを届けに行くと言い出した時からちょっとおかしいと思っていたが、わざとらしくお会計を忘れていたことや突然萩原家の夕食に招待したことを考えると、おそらく親父は最初から白峰をお店のスタッフとして勧誘するつもりだったのだろう。
何となくそんな計画を察した俺は、親父の目論みを阻止するためにもここは白峰の方を説得することに舵を切り換える。
「あのな親父、いくら人手がほしいからってこんな滅茶苦茶な誘い方はさすがにないだろ。白峰だっていきなりそんなこと言われたら困るだろうし」
「そうやで。だいたいこんな見ず知らずの高校生なんかにウチらの仕事は務まらんって」
「いやあの……俺もお前も高校生なんですけど?」
「ちょっと翔太は黙ってて」
「ひっ!」
急に鋭い目つきで茜に睨まれてしまい、俺は思わず小さく悲鳴を上げた。どうやら目論みを阻止されてしまったのは俺の方らしい。
そんなことを思いため息をついていたら、隣でムッとしたような表情を浮かべた白峰が茜に向かって言う。
「あなたにできるような仕事なら私にだってできるわよ」
「は? アンタ今なんか言った?」
野菜カレーを挟んで、突然火花を散らし始めた二人。って、逆に白峰のスイッチが入っちゃったじゃねーかよオイっ!
ますます状況を悪化させていく幼なじみに対して俺はつい頭を抱えてしまう。するとこの戦場の中で親父だけが愉快げに笑い出した。
「はははっ、それだけやる気があれば大丈夫だ! それに白峰ちゃんが働いてくれた分はちゃんと時給も払うぞ」
「それは意義あり! さすがに無給で働いている俺たちがいる前でその発言は認めないぞ」
あまりの優遇の差に今度は俺が憤っていると、何故か茜が急にきょとんとした表情を浮かべてこちらを見つめてくる。
「え、時給やったらウチもずっともらってるけど?」
「あれ? ちょっと親父どういうことっ!」
楕円形の白いダイニングテーブルを四人で囲い、茜が作ってくれた晩御飯を前にして親父が嬉しそうな声を上げた。
「おじさんの明日のお昼ご飯の分も作り置きしてるからまた食べてな」
「さすが茜ちゃん、いつも気がきくね!」
俺の斜め左向かいに座る親父は上機嫌にそう言うとプシュっと軽快な音を立てて缶ビールのプルタブを開けた。反対に先ほどから黙っている白峰のことが気になりチラリと左隣を見てみると、彼女は何やら物珍しそうにテーブルを眺めている。
「ふふふっ、さては白峰気づいたようだな」
「?」
テーブルの縁を指先でなぞる白峰の姿を見て、俺は思わずそんな言葉をかけると熱のこもった声で話しを続けた。
「我が家で使っているこのテーブルはただの楕円形のダイニングテーブルではない。そう、まさしくこれは正真正銘あのフリッツハンセンのスーパー楕円――」
「ほんならいただきーすっ!」
俺の会話をわざと遮るかのように、茜がパンと勢いよく手を合わせてそんなことを言ってきた。
「おい茜! 今俺が説明してるところだっただろ!」
「あーはいはい、あんたが語り出したらいつも長いねん。カレーが冷めてまうやろ」
「なっ、お前それでもこの店で働くスタッフか! インテリアに興味を示す人間が目の前にいたらその魅力を伝えなくてどうする!」
「あの、私は別に興味なんてないけど……」
カレーが冷めるよりも前に俺の心を冷ましてくる白峰。おいテメェ、このタイミングでなんてこと言うんだよ。
言葉で反論するのはちょっと怖いのでジト目で白峰のことを睨んでいたら目の前に座る茜が再び言う。
「あんたこそ人に晩御飯作らせといて食べるつもりないんやったらその皿没収するで」
「すいません、今すぐいただきます! 美味しく頂きますッ!!」
真正面から茜の手が伸びてきたので俺は慌てて皿を守ると、スプーンを握りしめてカレーを食べ始めた。
するとそんな様子を見ていた親父が笑う。
「はははっ、やっぱりみんなで食事をするのは楽しいな! 白峰ちゃんもそう思わないか?」
「はぁ……」
親父の言葉がいまいちピンと伝わっていないのか、白峰は少し眉尻を下げて困ったような声を漏らす。そして彼女は同じような声音で親父に向かって尋ねた。
「ところで、テーブルの代金はいつお支払いすればいいですか?」
「げほっ!」
不意に白峰が口にしてきた言葉に、俺は思わずカレーを喉に詰まらせてしまう。
おい親父、なに肝心なこと忘れてるんだよ!
驚きのあまり目を見開いて固まっていたら、「お、そうだったな」と親父が呑気な口調で言う。
「でもまあさすがに翔太の友達からお金を貰うっていうのもなぁ」
「まさか親父、サービスするつもりじゃないだろうな?」
何だか嫌な予感がしてそんなことを聞き返せば、「友人無料サービスもいいかもな!」と缶ビールを片手にとんでもないことを言い出す親父。
俺はそんなダメ親を前にして思わずため息を吐き出す。
いくら学校のクラスメイトとはいえ、こちらもお遊びや趣味でお店をやっているわけではない。明日のご飯を食べていくためにも、キッチリするべき部分は妥協してはいけないのだ。
そんなことを息子ながら思っていると、今度は隣から白峰の声が聞こえる。
「いえ、お気持ちだけで結構です。それに私としても対価はきっちりとお支払いしたいので」
キッパリとした口調でそんな言葉を言い切る彼女。さすが白峰、親父と違ってそのあたりのことはしっかりとわきまえているようだ。
まあでも彼女のように容姿も綺麗で発育が良ければお金以外でも支払う方法はいくらでもありそうな気がするが、などとつい余計なことを考えていると、「そうだな……」と親父が顎ひげをさすりながらわざとらしく思案顔を浮かべる。そして――。
「それなら白峰ちゃん、ウチで一緒に働いてみないか?」
その言葉が聞こえた瞬間、うるさかったはずの食卓が一瞬にして静まり返った。
俺は自分の耳を疑い硬直し、茜もスプーンを握る手をピタリと止める。
「ちょうどそろそろ人手を増やしたいと思っていたところだったし、白峰ちゃんが働ける時間だけでも全然構わないからさ」
呆気にとられる俺たちをよそに、親父は勝手に話しを進めていく。いやいや、ちょっと待てよ。人手を増やしたいとかそんな話し一切聞いたことないんですけどッ!?
衝撃のあまり思わず唇を戦慄かせていると、「それに」と親父が再び言葉を続けた。
「きっと白峰ちゃんにとって新しい世界が見えてくると思うよ」
「……」
珍しく真面目な口調でそんな言葉を口にした親父に対して、白峰は何を思っているのか黙り込んだままだった。
そんな彼女の姿を見てここは俺も早いところ意見を言って親父の無茶振りを阻止しないと焦っていると、茜がダンっとテーブルに両手をついて勢いよく立ち上がる。
「ウチはそんなん反対やで! 別に人手なんて増やさんでも足りてるやん!」
「ちょ、落ち着けって茜……」
今にも白峰の首を切らんばかりの勢いで怒り出す茜に俺は慌てて止めに入った。どうやらコイツも白峰と一緒に働くことにはかなり抵抗があるようだ。
「そうは言っても茜ちゃんと翔太だけじゃあ二人の休みもなかなか取れないだろうし、あともう一人ぐらいスタッフがいた方が助かるだろ」
「ウチは今のままでも全然大丈夫やから! それに翔太だって部活も勉強もしてないんやし毎日働けるやん」
「ちょっと茜さん!」
いきなりブラック企業体制で働けと言われてしまい俺は思わず声を上げた。こいつ、いくら白峰と働きたくないからってめちゃくちゃなこと言いやがるなマジで。
そしてそんな幼なじみの横暴に衝撃を受けつつ、俺はこんな面倒な事態を引き起こした張本人をギロリと睨みつけた。
すると親父はちょろっと舌を出して髭の生えたペコちゃんみたいなふざけた表情を返してくるではないか。
まさか親父のやつ……最初から白峰のことを勧誘するつもりだったのか?
俺はそんなことを思うとさらに目を細めた。
やたらと気合いを入れて白峰の家にテーブルを届けに行くと言い出した時からちょっとおかしいと思っていたが、わざとらしくお会計を忘れていたことや突然萩原家の夕食に招待したことを考えると、おそらく親父は最初から白峰をお店のスタッフとして勧誘するつもりだったのだろう。
何となくそんな計画を察した俺は、親父の目論みを阻止するためにもここは白峰の方を説得することに舵を切り換える。
「あのな親父、いくら人手がほしいからってこんな滅茶苦茶な誘い方はさすがにないだろ。白峰だっていきなりそんなこと言われたら困るだろうし」
「そうやで。だいたいこんな見ず知らずの高校生なんかにウチらの仕事は務まらんって」
「いやあの……俺もお前も高校生なんですけど?」
「ちょっと翔太は黙ってて」
「ひっ!」
急に鋭い目つきで茜に睨まれてしまい、俺は思わず小さく悲鳴を上げた。どうやら目論みを阻止されてしまったのは俺の方らしい。
そんなことを思いため息をついていたら、隣でムッとしたような表情を浮かべた白峰が茜に向かって言う。
「あなたにできるような仕事なら私にだってできるわよ」
「は? アンタ今なんか言った?」
野菜カレーを挟んで、突然火花を散らし始めた二人。って、逆に白峰のスイッチが入っちゃったじゃねーかよオイっ!
ますます状況を悪化させていく幼なじみに対して俺はつい頭を抱えてしまう。するとこの戦場の中で親父だけが愉快げに笑い出した。
「はははっ、それだけやる気があれば大丈夫だ! それに白峰ちゃんが働いてくれた分はちゃんと時給も払うぞ」
「それは意義あり! さすがに無給で働いている俺たちがいる前でその発言は認めないぞ」
あまりの優遇の差に今度は俺が憤っていると、何故か茜が急にきょとんとした表情を浮かべてこちらを見つめてくる。
「え、時給やったらウチもずっともらってるけど?」
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