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第22章 安全第一で生きていこう
474.事なかれ主義者は本腰を入れるつもり
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ドラゴンさんの食事が終わり、恒例となったお礼のドラゴンフルーツを受け取ってから、転移陣を使ってファマリーの根元に戻ってきた。
向こうの世界樹と比べると確かにまだまだ小さいファマリーだけど、先の方は雲に届きそうなくらいには大きくなった。これでもまだ成長中との事だったからびっくりだ。
世界樹の根元にいつもいる白い毛玉のような見た目のフェンリルがいない。どうやら町周辺の魔物を狩りに出かけているようだ。
「お帰りなさいなのですわ!」
「ただいま、レヴィさん。モニカとドーラさんも」
「ん」
「お帰りなさいませ」
「セシリアさんは? いつも一緒にいるイメージだけど……」
「ドランの屋敷にいる者たちから連絡が入って、向こうに行っているのですわ」
「何かあったのかな?」
「向こうに行ってみないと分からないですけれど……位の高い貴族が来たのかもしれないですわね。お父様たちだったら気にせず勝手にこっちに来るはずですわ」
まあ、あの二人だったらそうなるだろうね。
向こうで働いている奴隷たちで対処できない事が早々起きるとは思えないけど、とりあえずセシリアさんが帰ってきたら何があったのか聞いてみよう。
「それじゃ、アタシらはギルドに行ってくる」
「もしかしたら夜ご飯もベラちゃんと食べる事になるかもしれないわ」
「タダ飯デス!」
「来月のお小遣いから引いた方がいい気がするじゃん」
「だったら行かないデス!」
「ちゃんと奢ってやるから。ほら、行くぞ」
ラオさんはパメラをひょいっと担ぐと町に向かって歩いて行った。その背中を見送っていると、パメラと視線が合ったので手を振っておく。
「何かあったのですわ?」
「いや、戻ってきたよ、っていう報告と情報収集をしに行ったんだと思う」
まあ、それは建前で、ここ一週間あんまり関わる事ができていなかった留守番組に配慮して、っていうのが本音だろうけど。
「レヴィアさんもモニカも、体調は大丈夫?」
「全く問題ないのですわ!」
「私も今の所問題ございません。産婆の方が仰っていたのですが、お腹の中にいる子が加護を授かっている場合、そういう事があるそうです」
「神様パワー的な?」
まあ、神様としては加護を授けた子が無事に産まれないと困るから、とかそんな感じだろうか。
「他にも、比較的予定通りに出産を迎える事になったり、安産になりやすかったりするらしいですわ」
「絶対ではありませんけどね。だからレヴィア様のお腹の子に加護が授けられていると知った国王陛下たちは、未だにベテランの産婆や治癒魔法に長けた者を控えさせているんでしょうね」
「あと、いくら神様と言ってもすべてを防ぐ事はできないのですわ。母体に何かあれば、流産する事もあり得るのですわ。だから護衛も着々と増えているのですわ」
その護衛たちは数人を除いて、せっせと農作業をしている。レヴィさんらしいと言えばらしいのだろうか……。
近衛兵たちに思う所はないのだろうか、と思ったけどよくよく見たら新しくやってきた人たちが周辺の警戒を行い、古参の者たちが率先して農作業をしているようだ。
その様子をドライアドたちがジーッと観察しているけど、特に何も言っていないので、作業に間違いはないのだろう。
「他の皆は何してるの?」
「ジューンはトネリコとユグドラシルを行き来して流行病の対策に当たっているのですわ」
「エルフの国でも発症者が出てるの?」
「そうですわね。他国から買い付けに来た商人が感染経路のようですわ。感染者はまとめて隔離して、治療に当たっているのですわ。軽症者が多いから、助け合いながら生活してもらっているのですわ」
魔法が使える者が生み出したゴーレムなどを活用して、感染者と非感染者の接触なしで薬やら食べ物やら届けているようだ。
余っていた魔道具『速達箱』の活用も検討したみたいだけど、手紙を入れるのには余裕があるけど食料を入れる事を考慮してなかったので、魔法が使える者に協力を依頼したらしい。
その方法はガレオールなど他国でも活用されているそうだ。
「ランチェッタも自国で政務に励んでいる頃ですわ。ただ、最近はある程度余裕ができて来たのかお昼ご飯も一緒に取る事も増えてきているのですわ」
「そうなんだ。今日もお昼ごろに戻ってくるかな?」
「今日はちょっと難しいと思うのですわ。夜だけの予定だった麻雀大会が、最終日だけ一日中する事になってしまったのですわ。その調整で今日は忙しくなるって朝に言っていたのですわ」
「お昼もしたの? なんで?」
「ゲスト参加者が駄々をこねたのですわ……」
「お酒が絡むと男ドワーフはなりふり構わない、と聞いた事がありますが、ドフリック様はその典型例でしょうね……」
モニカですらちょっと呆れているのを見ると、よほどの事だったのだろう。
その時の事を詳しく聞きたいのは山々だったけど、ここでお喋りをしているとお昼までに魔道具製作が終わらない。
レヴィさんとモニカも、まだ農作業の途中だったという事だし、そろそろ僕は屋敷に戻ろうと思った時だった。
ドライアドたちの「お~~~~」という声がした。
そちらを見ると、ドランと繋がっている転移陣から漏れ出る光が強くなっていき、一際強く輝いた次の瞬間、メイド服姿のセシリアさんが転移してきた。
彼女は僕たちに気が付くと珍しく慌てた様子で駆け寄ってきた。
「そんなに慌ててどうしたの?」
「何かあったのですわ?」
「報告します。流行病に混じって、呪いと思われる症状が出た者が王都に集団で現れました。邪神の信奉者を捜索していますが未だに発見できていないそうです。くれぐれも王都に来ないように、と国王陛下からのご命令です」
…………呪い対策の魔道具、さらに量産しないとやばそうだ。
向こうの世界樹と比べると確かにまだまだ小さいファマリーだけど、先の方は雲に届きそうなくらいには大きくなった。これでもまだ成長中との事だったからびっくりだ。
世界樹の根元にいつもいる白い毛玉のような見た目のフェンリルがいない。どうやら町周辺の魔物を狩りに出かけているようだ。
「お帰りなさいなのですわ!」
「ただいま、レヴィさん。モニカとドーラさんも」
「ん」
「お帰りなさいませ」
「セシリアさんは? いつも一緒にいるイメージだけど……」
「ドランの屋敷にいる者たちから連絡が入って、向こうに行っているのですわ」
「何かあったのかな?」
「向こうに行ってみないと分からないですけれど……位の高い貴族が来たのかもしれないですわね。お父様たちだったら気にせず勝手にこっちに来るはずですわ」
まあ、あの二人だったらそうなるだろうね。
向こうで働いている奴隷たちで対処できない事が早々起きるとは思えないけど、とりあえずセシリアさんが帰ってきたら何があったのか聞いてみよう。
「それじゃ、アタシらはギルドに行ってくる」
「もしかしたら夜ご飯もベラちゃんと食べる事になるかもしれないわ」
「タダ飯デス!」
「来月のお小遣いから引いた方がいい気がするじゃん」
「だったら行かないデス!」
「ちゃんと奢ってやるから。ほら、行くぞ」
ラオさんはパメラをひょいっと担ぐと町に向かって歩いて行った。その背中を見送っていると、パメラと視線が合ったので手を振っておく。
「何かあったのですわ?」
「いや、戻ってきたよ、っていう報告と情報収集をしに行ったんだと思う」
まあ、それは建前で、ここ一週間あんまり関わる事ができていなかった留守番組に配慮して、っていうのが本音だろうけど。
「レヴィアさんもモニカも、体調は大丈夫?」
「全く問題ないのですわ!」
「私も今の所問題ございません。産婆の方が仰っていたのですが、お腹の中にいる子が加護を授かっている場合、そういう事があるそうです」
「神様パワー的な?」
まあ、神様としては加護を授けた子が無事に産まれないと困るから、とかそんな感じだろうか。
「他にも、比較的予定通りに出産を迎える事になったり、安産になりやすかったりするらしいですわ」
「絶対ではありませんけどね。だからレヴィア様のお腹の子に加護が授けられていると知った国王陛下たちは、未だにベテランの産婆や治癒魔法に長けた者を控えさせているんでしょうね」
「あと、いくら神様と言ってもすべてを防ぐ事はできないのですわ。母体に何かあれば、流産する事もあり得るのですわ。だから護衛も着々と増えているのですわ」
その護衛たちは数人を除いて、せっせと農作業をしている。レヴィさんらしいと言えばらしいのだろうか……。
近衛兵たちに思う所はないのだろうか、と思ったけどよくよく見たら新しくやってきた人たちが周辺の警戒を行い、古参の者たちが率先して農作業をしているようだ。
その様子をドライアドたちがジーッと観察しているけど、特に何も言っていないので、作業に間違いはないのだろう。
「他の皆は何してるの?」
「ジューンはトネリコとユグドラシルを行き来して流行病の対策に当たっているのですわ」
「エルフの国でも発症者が出てるの?」
「そうですわね。他国から買い付けに来た商人が感染経路のようですわ。感染者はまとめて隔離して、治療に当たっているのですわ。軽症者が多いから、助け合いながら生活してもらっているのですわ」
魔法が使える者が生み出したゴーレムなどを活用して、感染者と非感染者の接触なしで薬やら食べ物やら届けているようだ。
余っていた魔道具『速達箱』の活用も検討したみたいだけど、手紙を入れるのには余裕があるけど食料を入れる事を考慮してなかったので、魔法が使える者に協力を依頼したらしい。
その方法はガレオールなど他国でも活用されているそうだ。
「ランチェッタも自国で政務に励んでいる頃ですわ。ただ、最近はある程度余裕ができて来たのかお昼ご飯も一緒に取る事も増えてきているのですわ」
「そうなんだ。今日もお昼ごろに戻ってくるかな?」
「今日はちょっと難しいと思うのですわ。夜だけの予定だった麻雀大会が、最終日だけ一日中する事になってしまったのですわ。その調整で今日は忙しくなるって朝に言っていたのですわ」
「お昼もしたの? なんで?」
「ゲスト参加者が駄々をこねたのですわ……」
「お酒が絡むと男ドワーフはなりふり構わない、と聞いた事がありますが、ドフリック様はその典型例でしょうね……」
モニカですらちょっと呆れているのを見ると、よほどの事だったのだろう。
その時の事を詳しく聞きたいのは山々だったけど、ここでお喋りをしているとお昼までに魔道具製作が終わらない。
レヴィさんとモニカも、まだ農作業の途中だったという事だし、そろそろ僕は屋敷に戻ろうと思った時だった。
ドライアドたちの「お~~~~」という声がした。
そちらを見ると、ドランと繋がっている転移陣から漏れ出る光が強くなっていき、一際強く輝いた次の瞬間、メイド服姿のセシリアさんが転移してきた。
彼女は僕たちに気が付くと珍しく慌てた様子で駆け寄ってきた。
「そんなに慌ててどうしたの?」
「何かあったのですわ?」
「報告します。流行病に混じって、呪いと思われる症状が出た者が王都に集団で現れました。邪神の信奉者を捜索していますが未だに発見できていないそうです。くれぐれも王都に来ないように、と国王陛下からのご命令です」
…………呪い対策の魔道具、さらに量産しないとやばそうだ。
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