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第1章 冒険者になって生きていこう
3.事なかれ主義者はお店を見て回りながら依頼を受ける
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朝ごはんはパンだった。ちょっと固いパンとスープ。卵はしっかりと焼かれた目玉焼き。半熟が好きなんだけど、お願いしたら出してくれるかな。
「食べ終わったら食器はそのままで大丈夫ですからね」
ほんわかした雰囲気がある猫耳の女性が声をかけてきた。
大きな胸やピコピコ動く猫耳、うねうね動く黒い尻尾、いろいろと目のやり場に困る女性はルンさん、というらしい。早朝からお昼前まではルンさんが担当しているらしい。
ちらちらと先程から見ていたからか、話しかけてきたのだろうか。
「今日はお出かけされるんですか?」
「ええ、ちょっと街を散策してみようかと思いまして」
「南の方は物騒なので大通りでも気を付けてくださいね」
冒険者として街の依頼を受けながら観光しようと思っていたら大事な話を聴いた。
路地裏とかも用もなく入らないほうがいいらしい。
他にも気を付けるべき事がないか聞いた後にお礼を言って外に出る。まずは、冒険者ギルドに行こう。
冒険者ギルドは昨日の昼に来た時よりも明らかに人が多く、メンバーの募集や依頼表が張り出されたボードの前に人だかりができていた。
ルンさんが言うには、もっと早い朝から良い依頼を受けようと冒険者たちが集まっているらしい。今も残っているのはお休みの間にメンバーを募集している人か、飲んだくれている人か、僕のように低ランクの冒険者らしい。
受付の方を見るときれいな女性たちが対応していて、好みがあるのかたくさん並んでいる所もあれば、全然並んでいない所もある。
受付の人と仲良くなるとなんかこき使われそうなイメージもあるし、その都度空いている所に行くつもりなので、とりあえず誰もいない所に向かう。
受付の女性はきれいな女性だった。銀色の髪は後ろで束ねていて、目つきは鋭く赤い瞳がこちらを睨んでいるように見える。ぺったんこな胸にネームプレートがあり、イザベラさんというらしい。
「あの、依頼を紹介してもらえる、ってきいたんですけど……」
ドッグタグをカウンターの上において言うと、イザベラさんは記載されている内容を確認した。
「少々お待ちください」
そういうと席を外して、どこからか紙っぽいものの束を持ってきた。
「ご希望はありますか」
「まだ街に来たばかりなので、仕事先は分かりやすい場所がいいです。あと、南の方は危ないって言われたんで、そこ以外がいいです」
「なるほど、なら失せ物探しは除外しますね。……とりあえず、荷物運びが何件かあるのでそちらからしてみてはいかがでしょう? 文字の読み書きはできる、と記録されてますが大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
「では、とりあえず三件お渡ししますね。期限が今週までなので気を付けてください」
イザベラさんに見送られて冒険者ギルドを後にする。
イザベラさん、眼鏡とかしたら似合いそうな女性だったなぁ。
街をのんびり歩きながら荷物運びをする。
荷物は小さな物では、神様からの贈り物の背負い袋に入ってしまうものもあった。ただ、大きな物では今抱えている箱もある。結構重いので台車とか欲しいなって思う。
あ、でも道が結構凸凹してるから車輪を転がすタイプだと荷物が落ちちゃうかな。
魔法とかだとぷかぷか浮かせられるから、浮いてる台車とか?
……考えたら、必要な物が頭に浮かんだ。たぶん、これが加護の恩恵なんだと思う。
浮遊の魔法陣を板に書いて引っ張るか、押すのがいい感じっぽい。
ただ、魔力が少ないと途中で浮かなくなるから大変っぽい。
「お届け物でーす」
二個目のお届け物は中央通りの雑貨屋さんだった。
店員さんは忙しそうにお客さんの対応をしていた。
とっても繁盛してそうな雰囲気のお店に、箱を届けるだけの簡単なお仕事。
報酬は銅貨一枚。
十回やらないと一日分の宿代にならない。
大事な荷物とかになると、もっと単価が上がるんだろうけど、そうなると面倒事に巻き込まれたり、悪い人に狙われやすくなるとかありそうだし、そういうのはやりたくない。
「はい、これ証明書」
雑貨屋さんの店主さんは普通の人だった。
街の中を見ていると時々、獣っぽい耳が生えた人もいれば、耳が尖っていた人もいたので少し期待してたのに残念だ。
証明書を受け取ると店内をちらっと見せてもらう。
食器から始まり、よく分からないものまで売られている。
欲しい物が特になかったので、お店を出て次に行く。
街をよく観察してみると、路地裏に入って行く身なりが汚れている人がいる。
路地裏を覗き込んでみると人が座り込んでいたり、ゴミを漁っていたりとあんまり近寄りたくない感じ。そそくさと退散する。
三件目のお届け先は木材を取り扱っている所で、手紙を渡すだけだった。
店内で受け渡しをしたので、木材をちらっと見せてもらったが、端材がけっこうあった。
これを使って何かできるかなって考えたら、再び脳内にイメージが浮かんだ。板とか作れそう。
荷物運搬で台車みたいにしようかなぁ。
目立つかな? でも王様は戦う力を求めてるらしいし、特に気にしなくてもいいのかな。
………気づいたら端材を買っていた。
背負い袋に入るだけ詰めたら銅貨二枚なくなった。
もう日が暮れるし、今日はここまでにして帰ろう。猫耳に癒されるために、ちょっと駆け足で帰った。
着いた頃にはもうライルさんが店番をしていた……。
夜ご飯を手早く済ませて自分の部屋に戻る。
端材を背負い袋から取り出して、家にあった台車を思い浮かべる。
一メートルないくらいで肩幅くらいの幅だったような気もする。
だいたいそのくらいの板になれー、っと思いながら【加工】と唱えると脱力感と共に一部の端材が光って一つにまとまり、光が収まると板ができていた。
「おー、魔法っぽい! 加工って結構いい感じの力なんじゃない?」
ウキウキしながら残りの端材も【加工】を使うと、最初の物を合わせて六枚の板ができた。
ただ、板だけこんだけあっても意味がない。
一枚の板の真ん中に、浮遊の魔法陣を思い浮かべて【付与】と唱えると………気が付いたら朝だった。
多分魔力切れとかそんな感じなんだろう。加護を使おうとすると魔力が必要って事かな。詳しい事を教えてくれる人が欲しい。
あと、ちゃんとベッドで寝なかったからか、体のいたる所が痛い。それに気だるい。
板を確認するとちゃんと魔法陣はできていた。魔力が足らなくて中途半端になってました、とかじゃなくてよかった。
試しに魔力を流すと十センチくらい浮かびあがった。ただ、取っ手とか引っ張るものを取り付けてないから浮いてるだけ。足で押せば前に進んでいって壁にぶつかって止まった。
端材を全部板にしてしまったので、浮いている板に直角にあてはめ、【加工】する。そこからさらに台車の持つところをイメージして【加工】すると、木製の車輪なし台車ができた。折り曲げる機能とか思いつかなかったから折りたたむ事ができない。
いきなり依頼で使って気が付いたら朝だった、なんて事はごめんだから、しばらくこれは使わない事にしよう。
とりあえず、今日はだるいからお休み……。
明日から、頑張る。
「食べ終わったら食器はそのままで大丈夫ですからね」
ほんわかした雰囲気がある猫耳の女性が声をかけてきた。
大きな胸やピコピコ動く猫耳、うねうね動く黒い尻尾、いろいろと目のやり場に困る女性はルンさん、というらしい。早朝からお昼前まではルンさんが担当しているらしい。
ちらちらと先程から見ていたからか、話しかけてきたのだろうか。
「今日はお出かけされるんですか?」
「ええ、ちょっと街を散策してみようかと思いまして」
「南の方は物騒なので大通りでも気を付けてくださいね」
冒険者として街の依頼を受けながら観光しようと思っていたら大事な話を聴いた。
路地裏とかも用もなく入らないほうがいいらしい。
他にも気を付けるべき事がないか聞いた後にお礼を言って外に出る。まずは、冒険者ギルドに行こう。
冒険者ギルドは昨日の昼に来た時よりも明らかに人が多く、メンバーの募集や依頼表が張り出されたボードの前に人だかりができていた。
ルンさんが言うには、もっと早い朝から良い依頼を受けようと冒険者たちが集まっているらしい。今も残っているのはお休みの間にメンバーを募集している人か、飲んだくれている人か、僕のように低ランクの冒険者らしい。
受付の方を見るときれいな女性たちが対応していて、好みがあるのかたくさん並んでいる所もあれば、全然並んでいない所もある。
受付の人と仲良くなるとなんかこき使われそうなイメージもあるし、その都度空いている所に行くつもりなので、とりあえず誰もいない所に向かう。
受付の女性はきれいな女性だった。銀色の髪は後ろで束ねていて、目つきは鋭く赤い瞳がこちらを睨んでいるように見える。ぺったんこな胸にネームプレートがあり、イザベラさんというらしい。
「あの、依頼を紹介してもらえる、ってきいたんですけど……」
ドッグタグをカウンターの上において言うと、イザベラさんは記載されている内容を確認した。
「少々お待ちください」
そういうと席を外して、どこからか紙っぽいものの束を持ってきた。
「ご希望はありますか」
「まだ街に来たばかりなので、仕事先は分かりやすい場所がいいです。あと、南の方は危ないって言われたんで、そこ以外がいいです」
「なるほど、なら失せ物探しは除外しますね。……とりあえず、荷物運びが何件かあるのでそちらからしてみてはいかがでしょう? 文字の読み書きはできる、と記録されてますが大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
「では、とりあえず三件お渡ししますね。期限が今週までなので気を付けてください」
イザベラさんに見送られて冒険者ギルドを後にする。
イザベラさん、眼鏡とかしたら似合いそうな女性だったなぁ。
街をのんびり歩きながら荷物運びをする。
荷物は小さな物では、神様からの贈り物の背負い袋に入ってしまうものもあった。ただ、大きな物では今抱えている箱もある。結構重いので台車とか欲しいなって思う。
あ、でも道が結構凸凹してるから車輪を転がすタイプだと荷物が落ちちゃうかな。
魔法とかだとぷかぷか浮かせられるから、浮いてる台車とか?
……考えたら、必要な物が頭に浮かんだ。たぶん、これが加護の恩恵なんだと思う。
浮遊の魔法陣を板に書いて引っ張るか、押すのがいい感じっぽい。
ただ、魔力が少ないと途中で浮かなくなるから大変っぽい。
「お届け物でーす」
二個目のお届け物は中央通りの雑貨屋さんだった。
店員さんは忙しそうにお客さんの対応をしていた。
とっても繁盛してそうな雰囲気のお店に、箱を届けるだけの簡単なお仕事。
報酬は銅貨一枚。
十回やらないと一日分の宿代にならない。
大事な荷物とかになると、もっと単価が上がるんだろうけど、そうなると面倒事に巻き込まれたり、悪い人に狙われやすくなるとかありそうだし、そういうのはやりたくない。
「はい、これ証明書」
雑貨屋さんの店主さんは普通の人だった。
街の中を見ていると時々、獣っぽい耳が生えた人もいれば、耳が尖っていた人もいたので少し期待してたのに残念だ。
証明書を受け取ると店内をちらっと見せてもらう。
食器から始まり、よく分からないものまで売られている。
欲しい物が特になかったので、お店を出て次に行く。
街をよく観察してみると、路地裏に入って行く身なりが汚れている人がいる。
路地裏を覗き込んでみると人が座り込んでいたり、ゴミを漁っていたりとあんまり近寄りたくない感じ。そそくさと退散する。
三件目のお届け先は木材を取り扱っている所で、手紙を渡すだけだった。
店内で受け渡しをしたので、木材をちらっと見せてもらったが、端材がけっこうあった。
これを使って何かできるかなって考えたら、再び脳内にイメージが浮かんだ。板とか作れそう。
荷物運搬で台車みたいにしようかなぁ。
目立つかな? でも王様は戦う力を求めてるらしいし、特に気にしなくてもいいのかな。
………気づいたら端材を買っていた。
背負い袋に入るだけ詰めたら銅貨二枚なくなった。
もう日が暮れるし、今日はここまでにして帰ろう。猫耳に癒されるために、ちょっと駆け足で帰った。
着いた頃にはもうライルさんが店番をしていた……。
夜ご飯を手早く済ませて自分の部屋に戻る。
端材を背負い袋から取り出して、家にあった台車を思い浮かべる。
一メートルないくらいで肩幅くらいの幅だったような気もする。
だいたいそのくらいの板になれー、っと思いながら【加工】と唱えると脱力感と共に一部の端材が光って一つにまとまり、光が収まると板ができていた。
「おー、魔法っぽい! 加工って結構いい感じの力なんじゃない?」
ウキウキしながら残りの端材も【加工】を使うと、最初の物を合わせて六枚の板ができた。
ただ、板だけこんだけあっても意味がない。
一枚の板の真ん中に、浮遊の魔法陣を思い浮かべて【付与】と唱えると………気が付いたら朝だった。
多分魔力切れとかそんな感じなんだろう。加護を使おうとすると魔力が必要って事かな。詳しい事を教えてくれる人が欲しい。
あと、ちゃんとベッドで寝なかったからか、体のいたる所が痛い。それに気だるい。
板を確認するとちゃんと魔法陣はできていた。魔力が足らなくて中途半端になってました、とかじゃなくてよかった。
試しに魔力を流すと十センチくらい浮かびあがった。ただ、取っ手とか引っ張るものを取り付けてないから浮いてるだけ。足で押せば前に進んでいって壁にぶつかって止まった。
端材を全部板にしてしまったので、浮いている板に直角にあてはめ、【加工】する。そこからさらに台車の持つところをイメージして【加工】すると、木製の車輪なし台車ができた。折り曲げる機能とか思いつかなかったから折りたたむ事ができない。
いきなり依頼で使って気が付いたら朝だった、なんて事はごめんだから、しばらくこれは使わない事にしよう。
とりあえず、今日はだるいからお休み……。
明日から、頑張る。
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