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1章 7才以上で7才未満の召喚士。
再戦に合図と本棚掃除です。
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夜更けに私は皆にバレぬように窓から静かに外へと向かう。
森の中を流れる川まで移動する。
勿論、夜釣りや川遊びに来た訳じゃないわよ。
私は閃いた、私の魔法の知識と考え方を使えば楽に麦を潰せる。
今よりも、かなり上質な麦や殻の入って無い小麦粉が作れるようになる。
私は水車をイメージしながら土石魔法を使い薄くて頑丈な石の水車を作ってみた。
「取り敢えず出来たわね! いざ!」
川にセットされた石の水車が回ることはなく、水を塞き止めてしまい失敗、更に軽量化してみるが、回っても石なのに砕けたりと悪戦苦闘……なんなのよ!
何故、私が石で水車を造るかと言えば、他の誰かに真似されたくないからだ、木製にして組み立てれば楽だが、絶対に悪さをする奴が現れる、その為持ち出せない石の水車が欲しかったのだが、残念だわ……
一旦諦めて夜道を戻る私、川の流れを見ると一気に流れる部分と緩やかになる部分との強弱の激しさに気付く。
川が狭くなると流れが急になり、その先の川幅がもし広がっていたなら更に激しくスピードをあげる。
此れだわ、試して見るかな。うん。
石の水車の手前までを狭くする事で勢いをあげさせ、其処から一気に水車の回転を手伝うように手で下に向けて動かす、しかし、中々動かない。
「あ~ダメか、不味いなぁ、そろそろ帰らないと明日も修行だよ、今度寝坊したら不味いからなぁ……」
諦める私の後ろから、歩いてきたのはデンキチであった。今の私からすれば助け船に他ならない。
「ナイスよ! デンキチ、ちょうど困ってたのよ、力を貸してくれないかなぁ?」
『今はムリ。お腹空いたから果実を食べに行くの』
あらま、最近、反抗期かしら、私が修行ばかりしてるからかしら……
「少しだけだから! デンキチってば」
『わかった。明日手伝う』
イラッ……
次にお願いするとデンキチは素直に助けてくれた。勿論……優しくお願いはしたわ。
『ほっぺた……いだい。冗談づうじない』
「ごめんね、反抗期だと思ってつい、許して」
ごめんねデンキチ……前みたいに軽くほっぺたを引っ張ったつもりだったの……
デンキチの力も借りて、水車を下から上に動かす私は喜び飛び跳ねた。
水車が凄い勢いで回転を始めたからだ。回転が止まる事はなく、次第に安定していく。
「ありがとうデンキチ。やっと回ったわ」
デンキチは不思議そうに水車を眺めて一言『先端に木の板付ければ良いのに』と呟いた。
確かに! 私はデンキチに負けた……負けたと言うか……敗北感だわ。
「そうね……試して見るわね」
新しく造った石の水車に窪みを作って木の板を嵌め込むと水に押されてスムーズに動き出したわ。
やるじゃない……デンキチ……
敗北感満載のままに帰宅した私は朝になり、じい様に作製魔法を見て貰う。
じい様が笑いながら作製魔法である“アトリー”を見て誉めてくれた。
浮かれていたが、じい様は浮かれている私に一喝、まだまだ頑張らないと。
修行開始からあっという間に時間が過ぎていく。次第に魔法の基礎と応用、コントロールを理解する私。
いよいよ、1ヶ月が過ぎようとしていたその日、じい様から「カミル、明日の朝に再戦をしてやる」と言われた。
いや、余り嬉しくないんですが……
私の表情を読み取ったのか、じい様から更に「お前が勝ったら褒美をやろうじゃないか、負けたら……図書館の棚全ての掃除じゃ、約束じゃぞ」と言われ逃げ場を失った。
約束って互いに了承したら成立じゃないの?!
私の明日は輝くか闇に落ちるかの2択になりましたとさ。マジに無いわぁ……
その日は全力で頭を悩ませる事にした。
「考えるより行動! って作戦は作戦じゃないし、参ったわね」
悩む事……1時間……
仕方ない……じい様には悪いけど勝つしか無いわ! 私は悪魔に魂を売る覚悟よ、アハハハハ! みたいなテンションになりながら作戦は考えた。
じい様に負けて貰うわ。じゃないと図書館の棚に私がやられる……
複雑な思いを胸に朝から、じい様と向き合う。
じい様余裕だわね……罪悪感が薄れるから助かるわ。
「じい様? 本気でいくわよ!」
「構わん、だが、使い魔は無しだ! 自身の力のみで戦うんじゃぞ、よいな」
じい様……大人げないなぁ。
まぁいいわ。今回の作戦は初めから一人でやる予定だもの。
戦う前に合図を決める私達。
じい様がコインを投げて地面に落ちた時点で戦うことに決める。
そしてコインが宙を舞いゆっくりと落下する。
合図と同時にじい様は一気に前に、私は後ろに後退する。
私は全力で昨日行ったのは、イメージトレーニングだけではない。
そう、普段ならやらない走り込み。私は特急強化のお陰で普段なら筋トレや自主トレはしない。
しか~し! 今回は全力で出来る限りやり抜いたわ! ふふふ、さぁ! 来なさい。
「何をニヤついとるか!」
じい様が更に速度をあげ真後ろまで迫った瞬間、本気で反転し一気にじい様の斜め後ろに移動する。
「じい様ッ! 覚悟ォォォッ!」
じい様の足元に次々と夥しい数の石槍を出現させる。
私が本気だと理解したのか足に強化魔法を使い、石槍の先端を次々に踏み込み移動してくる。正直、化物以上に化物だわ!
「お前の1ヶ月はこんな物かッ!」
感情むき出しのじい様、熱いじゃない!
「そんな訳、無いでしょうがッ! ハアァァァァ!」
光魔法“ラメリル”で目暗めしをするもじい様には一瞬程の隙しか生まれない。
しかし、それでいい。私の仕掛けは全て終わったんだもん。いくわ!
「いくわよ! 冷凍魔法」
私は斜めにじい様の足元目掛け、高出力で魔法を発動する。当然あっさり避けてくれた。
避けた先にある石槍の上に踏み込むじい様。
“ずぼっ!”「なっ?!」驚きと共に体が地面に沈んでいく。
私は透かさず、じい様の足元を土石魔法で石に変え自由を奪う。
足から下半身が地面に飲み込まれた状態で地面を石に変えたのだから、私の勝ちよね、ふふふ、やったわ!
「甘い! こんなもん物質変化魔法、液体化ッ!」
じい様、ごめんね。予想してたの……
「土石魔法! 作製魔法! 上位水魔法ゥゥゥッ!」
じい様の体の下に土石魔法で巨大な空間を作り出し、更に石の水車を地中に造り出す。液体化したじい様を上から上位水魔法で流し込む!
流石のじい様も驚いたみたいね? でも、じい様は化物だから、仕上げまで手は抜かないわ!
「行けぇェェェッ! 雷撃魔法、上位雷撃魔法!」
じい様が吸い込まれた隙間に一筋の稲光が線となり落下した後、更に激しい強雷を落としてあげたわ。流石にやり過ぎたかしら?
「やってくれたな……カ・ミ・ルッ!」
やっぱり駄目か、流石に頑丈過ぎでしょ……
しかし、外に這い出してきたその姿は、ボロボロで戦える様子には見えない。少なくとも、今の私はこれ以上攻撃したくない。
「じい様、引き分けにしない? 私も魔力限界だしさ」
私のエンジェルスマイルを見たじい様が首を“フン”と斜め上にあげる。
「お前の勝ちじゃよ、まだまだ遣れるんじゃろうに嘘を口にするな、それは相手に対しての単なる侮辱に他ならん、胸を張れ、ミルシュ=カミル。お前は立派に儂に勝ったんじゃからな」
じい様の言葉が嬉しかった。必死に覚えた魔法を誰かに見せる事なんて無かった。
私は本当は怖かったんだ。自分だけが他の人達と違いチートを使い生きている事実を知られる事が、自信が無かった、私は強がっていただけだった。
「ひぐっ……ありがとうじい様、そんな事ないよ、私はズルい子なの……だから誉めないで」
人に素直に誉められた時……それが全てズルを積み重ねた結果だと気付かされる。
「カミル、よしよし。お前がズルい子だろうが、儂からしたら関係無い。お前が必死に学んだ1ヶ月は紛れもなく共に過ごした時間だ、誰がなんと言おうと儂はお前を誇りに思うぞ」
優しく頭を撫でる、見た目よりもガッシリとした優しい手は心の闇すら払い落としてくれるようで、暖かかった。
それから私は図書館の本棚の掃除を開始した。
勿論、自分から進んで始めた。
じい様は、戦いで足を挫いていたらしい。そんな、じい様一人に本棚の掃除はさせられない。
1日で終わる量でないのは理解していた。だからこそ頑張ろう。私は図書館の棚掃除を3日程掛けて終わらせた。
メルリとアララにも手伝って貰い3日、凄く広い図書館の棚はピカピカになった。
疲れたけど、最高に気持ちいいわ。
森の中を流れる川まで移動する。
勿論、夜釣りや川遊びに来た訳じゃないわよ。
私は閃いた、私の魔法の知識と考え方を使えば楽に麦を潰せる。
今よりも、かなり上質な麦や殻の入って無い小麦粉が作れるようになる。
私は水車をイメージしながら土石魔法を使い薄くて頑丈な石の水車を作ってみた。
「取り敢えず出来たわね! いざ!」
川にセットされた石の水車が回ることはなく、水を塞き止めてしまい失敗、更に軽量化してみるが、回っても石なのに砕けたりと悪戦苦闘……なんなのよ!
何故、私が石で水車を造るかと言えば、他の誰かに真似されたくないからだ、木製にして組み立てれば楽だが、絶対に悪さをする奴が現れる、その為持ち出せない石の水車が欲しかったのだが、残念だわ……
一旦諦めて夜道を戻る私、川の流れを見ると一気に流れる部分と緩やかになる部分との強弱の激しさに気付く。
川が狭くなると流れが急になり、その先の川幅がもし広がっていたなら更に激しくスピードをあげる。
此れだわ、試して見るかな。うん。
石の水車の手前までを狭くする事で勢いをあげさせ、其処から一気に水車の回転を手伝うように手で下に向けて動かす、しかし、中々動かない。
「あ~ダメか、不味いなぁ、そろそろ帰らないと明日も修行だよ、今度寝坊したら不味いからなぁ……」
諦める私の後ろから、歩いてきたのはデンキチであった。今の私からすれば助け船に他ならない。
「ナイスよ! デンキチ、ちょうど困ってたのよ、力を貸してくれないかなぁ?」
『今はムリ。お腹空いたから果実を食べに行くの』
あらま、最近、反抗期かしら、私が修行ばかりしてるからかしら……
「少しだけだから! デンキチってば」
『わかった。明日手伝う』
イラッ……
次にお願いするとデンキチは素直に助けてくれた。勿論……優しくお願いはしたわ。
『ほっぺた……いだい。冗談づうじない』
「ごめんね、反抗期だと思ってつい、許して」
ごめんねデンキチ……前みたいに軽くほっぺたを引っ張ったつもりだったの……
デンキチの力も借りて、水車を下から上に動かす私は喜び飛び跳ねた。
水車が凄い勢いで回転を始めたからだ。回転が止まる事はなく、次第に安定していく。
「ありがとうデンキチ。やっと回ったわ」
デンキチは不思議そうに水車を眺めて一言『先端に木の板付ければ良いのに』と呟いた。
確かに! 私はデンキチに負けた……負けたと言うか……敗北感だわ。
「そうね……試して見るわね」
新しく造った石の水車に窪みを作って木の板を嵌め込むと水に押されてスムーズに動き出したわ。
やるじゃない……デンキチ……
敗北感満載のままに帰宅した私は朝になり、じい様に作製魔法を見て貰う。
じい様が笑いながら作製魔法である“アトリー”を見て誉めてくれた。
浮かれていたが、じい様は浮かれている私に一喝、まだまだ頑張らないと。
修行開始からあっという間に時間が過ぎていく。次第に魔法の基礎と応用、コントロールを理解する私。
いよいよ、1ヶ月が過ぎようとしていたその日、じい様から「カミル、明日の朝に再戦をしてやる」と言われた。
いや、余り嬉しくないんですが……
私の表情を読み取ったのか、じい様から更に「お前が勝ったら褒美をやろうじゃないか、負けたら……図書館の棚全ての掃除じゃ、約束じゃぞ」と言われ逃げ場を失った。
約束って互いに了承したら成立じゃないの?!
私の明日は輝くか闇に落ちるかの2択になりましたとさ。マジに無いわぁ……
その日は全力で頭を悩ませる事にした。
「考えるより行動! って作戦は作戦じゃないし、参ったわね」
悩む事……1時間……
仕方ない……じい様には悪いけど勝つしか無いわ! 私は悪魔に魂を売る覚悟よ、アハハハハ! みたいなテンションになりながら作戦は考えた。
じい様に負けて貰うわ。じゃないと図書館の棚に私がやられる……
複雑な思いを胸に朝から、じい様と向き合う。
じい様余裕だわね……罪悪感が薄れるから助かるわ。
「じい様? 本気でいくわよ!」
「構わん、だが、使い魔は無しだ! 自身の力のみで戦うんじゃぞ、よいな」
じい様……大人げないなぁ。
まぁいいわ。今回の作戦は初めから一人でやる予定だもの。
戦う前に合図を決める私達。
じい様がコインを投げて地面に落ちた時点で戦うことに決める。
そしてコインが宙を舞いゆっくりと落下する。
合図と同時にじい様は一気に前に、私は後ろに後退する。
私は全力で昨日行ったのは、イメージトレーニングだけではない。
そう、普段ならやらない走り込み。私は特急強化のお陰で普段なら筋トレや自主トレはしない。
しか~し! 今回は全力で出来る限りやり抜いたわ! ふふふ、さぁ! 来なさい。
「何をニヤついとるか!」
じい様が更に速度をあげ真後ろまで迫った瞬間、本気で反転し一気にじい様の斜め後ろに移動する。
「じい様ッ! 覚悟ォォォッ!」
じい様の足元に次々と夥しい数の石槍を出現させる。
私が本気だと理解したのか足に強化魔法を使い、石槍の先端を次々に踏み込み移動してくる。正直、化物以上に化物だわ!
「お前の1ヶ月はこんな物かッ!」
感情むき出しのじい様、熱いじゃない!
「そんな訳、無いでしょうがッ! ハアァァァァ!」
光魔法“ラメリル”で目暗めしをするもじい様には一瞬程の隙しか生まれない。
しかし、それでいい。私の仕掛けは全て終わったんだもん。いくわ!
「いくわよ! 冷凍魔法」
私は斜めにじい様の足元目掛け、高出力で魔法を発動する。当然あっさり避けてくれた。
避けた先にある石槍の上に踏み込むじい様。
“ずぼっ!”「なっ?!」驚きと共に体が地面に沈んでいく。
私は透かさず、じい様の足元を土石魔法で石に変え自由を奪う。
足から下半身が地面に飲み込まれた状態で地面を石に変えたのだから、私の勝ちよね、ふふふ、やったわ!
「甘い! こんなもん物質変化魔法、液体化ッ!」
じい様、ごめんね。予想してたの……
「土石魔法! 作製魔法! 上位水魔法ゥゥゥッ!」
じい様の体の下に土石魔法で巨大な空間を作り出し、更に石の水車を地中に造り出す。液体化したじい様を上から上位水魔法で流し込む!
流石のじい様も驚いたみたいね? でも、じい様は化物だから、仕上げまで手は抜かないわ!
「行けぇェェェッ! 雷撃魔法、上位雷撃魔法!」
じい様が吸い込まれた隙間に一筋の稲光が線となり落下した後、更に激しい強雷を落としてあげたわ。流石にやり過ぎたかしら?
「やってくれたな……カ・ミ・ルッ!」
やっぱり駄目か、流石に頑丈過ぎでしょ……
しかし、外に這い出してきたその姿は、ボロボロで戦える様子には見えない。少なくとも、今の私はこれ以上攻撃したくない。
「じい様、引き分けにしない? 私も魔力限界だしさ」
私のエンジェルスマイルを見たじい様が首を“フン”と斜め上にあげる。
「お前の勝ちじゃよ、まだまだ遣れるんじゃろうに嘘を口にするな、それは相手に対しての単なる侮辱に他ならん、胸を張れ、ミルシュ=カミル。お前は立派に儂に勝ったんじゃからな」
じい様の言葉が嬉しかった。必死に覚えた魔法を誰かに見せる事なんて無かった。
私は本当は怖かったんだ。自分だけが他の人達と違いチートを使い生きている事実を知られる事が、自信が無かった、私は強がっていただけだった。
「ひぐっ……ありがとうじい様、そんな事ないよ、私はズルい子なの……だから誉めないで」
人に素直に誉められた時……それが全てズルを積み重ねた結果だと気付かされる。
「カミル、よしよし。お前がズルい子だろうが、儂からしたら関係無い。お前が必死に学んだ1ヶ月は紛れもなく共に過ごした時間だ、誰がなんと言おうと儂はお前を誇りに思うぞ」
優しく頭を撫でる、見た目よりもガッシリとした優しい手は心の闇すら払い落としてくれるようで、暖かかった。
それから私は図書館の本棚の掃除を開始した。
勿論、自分から進んで始めた。
じい様は、戦いで足を挫いていたらしい。そんな、じい様一人に本棚の掃除はさせられない。
1日で終わる量でないのは理解していた。だからこそ頑張ろう。私は図書館の棚掃除を3日程掛けて終わらせた。
メルリとアララにも手伝って貰い3日、凄く広い図書館の棚はピカピカになった。
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