18 / 310
1章 7才以上で7才未満の召喚士。
大切だから書くのです※6才までの流れと職業の紹介です。
しおりを挟む
私の名前はミルシュ=カミル。転生前は 美浦海徒最初に言っとくけど! 転生後も転生前も女性です。
今回は私の全ての職を極めし者で手に入れた職業を紹介するわ。
ここだけの話……全ての職を極めし者が私に最初に与えた職業があったの。それは『本を詠む者』つまり、私が本から能力や職業を手に入れられた理由ね。
本当にチート過ぎてビックリだわ、しかも? “読む”じゃなく“詠む”なのよ? まるで魔法よね?
お陰で簡単に色んな能力が手に入ったけどね。
ーー職業一覧。
・『本を詠む者』
・『速読者』
・『暗記者』
・『絶対記憶者』
・『物知り博士』
・『殺人料理人』
・『マッド』
・『計画的強者』
・『卑怯戦術者』
・『マッドポイズン』
・『偽善者』
・『偽りの戦士』
・『詐欺師のヒヨッコ』
・『エンジェルスマイルの悪魔』
・『無意識のキラー』
・『デコピン魔王』
・『剣士』
・『召喚を知る者』
・『召喚士』
・『知識を貪る者』
・『上級召喚師』
・『魔物を支配する者』
・『神を従わせし者』
・『蹴りの達人』
・『八つ当たりの女王』
4才で手に入れた職業がなんだが凄いわね?
・『養蜂士』
・『蜂蜜を知る者』
・『魔法を知る者』
・『魔法使い』
・『魔導士』
・『魔術師』
・『大魔導士』
・『大魔術師』
これが6才までに手に入れた職業数は少ないけど中身を極めたわ。
じい様の図書館の魔導書が古かったお陰で大魔術師と大魔導士の職業も手に入ったし、じい様には感謝だわ。
私の能力だけど。女神のアララから貰ったのは最初に3つ。
1、全種の言葉。
これのお陰でモンスターとの会話や古代文字なんかもスラスラ読めるの。
2、全ての職を極めし者。
説明は要らないだろうけど? 私の職業は全てこの能力のお陰で成り立ってるわ。普通なら手に入らない職業もあっさりね。
3、全ての道を知る者。
森なんかを探索する際には便利ね。しかも色で敵味方や木の実、果実と表示を分けて出してくれるわ。迷子にならないなんて嬉しいわよね。
ここからは追加された能力ね。
4、特急強化。
私の強い味方。筋力アップに体力アップが出来るのしかも疲れ知らずになれるのがまた嬉しい。
5、鑑定の瞳。
これは物の良し悪しを見る能力ね。これがあると蜂蜜の出来もよくわかるのよ。
あと私の使い魔を紹介するわ。
・オルクスターのデンキチ。
デンキチはヒトデのモンスターで、私の初めての使い魔なんだけど。間違って召喚しちゃったの。名前も咄嗟に浮かんだモノで申し訳ないわ。
・ウルフのスカー。
スカーは狼のモンスター。最初は素直じゃ無かったけど今はデンキチと同じ大切なパートナーね。戦闘で受けた傷が原因でハグレになったらしいけど、余り詳しくはしらないの。
・五次元世界神のアララ。
ごめんの一言だわ……アララは私を転生させた女神でアラナラムルって名前があるんだけど、私のうっかりミスで使い魔にしちゃったの。今は開き直って女神をしながら、私をサポートしてくれる友達みたいな関係ね。
・クイーンビーのクイーン。
クイーンは私達が助けたハニービーの蜂の巣の女王蜂。それから友好を結んでクイーンから使い魔にして欲しいって言ってきたの。今は養蜂場のクイーンもしてくれてるわ。
・ドン・トレントのボス。
暴れん坊トレント達のリーダー立ったんだけど、デンキチとの力比べで負けてからデンキチを親分って呼ぶようになった変わり者よ。因みに子分のトレントも皆、デンキチを親分。スカーを兄貴って呼んでるの……意外に可愛いのよ? 今は養蜂場の手伝いをしてくれる頼れる仲間ね。
・グレイトボアのメガ。
この子はハグレで森で暴れてたんだけど、他のボア系と違って賢い子だったの。私の話を理解してくれて、仲直りしてから使い魔にしたの今は養蜂場の見張りをしてくれてるし、ボア系のリーダーをしてる頼れる子。
・スタンプモームのモーム。
森のボスモンスター立ったんだけど、私が話して見たらマイペースなのんびり屋だってわかったの。それから蜂蜜を食べながら使い魔の話をしたら、アッサリ使い魔になってくれたの。モームには森全体を見る力があるのだから今まで通り森の守護と養蜂場の守護も頼んだわ。
私の使い魔は皆強いわ。私の住むアマト村で此処まで成長したモンスター達が集まるのは珍しいの? なんだがモンスターの成長に影響を与える現象が起きてないか心配だわ。
ーー
ーーーー
ーーーーーー
「よし! 書けた」
『カミル? 何してたの珍しく静かだってだけど』
『主が静かな時は大概、悪巧みとかだろう? なんせ主は相手を出し抜く天才だからな』
「ちょっと違うわよ! 失礼ね。私の今の状況をノートに書いてたのよ。暗記は出来てるし忘れる事も無いけどさ、やっぱり形にしときたいし……」
私に何かあったら……クイーン達の事を誰もわからなくなるじゃない……それは寂しいし……
『王都には俺とデンキチも行くんだ。心配するな主よ』
『そうだよ。デンキチとスカー強いから大丈夫!』
「わかってるわよ。明日の召喚の儀が終わったら。直ぐに王都に向かうんだから心構えみたいな物なのよ」
明日は私の誕生日であり、村で私しか7才を迎える者が居ないので同時に召喚の儀を行う。
皆が召喚の儀など不要なのは理解していたが形だけは執り行う必要があった。
その日の夜は1日早い誕生日会が開かれ、笑顔の私がケーキに刺さる7本の蝋燭を吹き消した。
そして、誕生日当日の朝になる。
私は緑のフードに『不滅の伝説』を手に持ちながら召喚の儀を行うために広場に足を運んだ。
儀式はアッサリと終了した。私が呼び出した途端、ボスとメガにクイーンと次々に姿を現す使い魔に加え、モームまで現れたのだから、アメト村は大混乱になっていた。
「さぁ、皆行くわよ。モーム、メガ。森の守護を頼むね。ボスはクイーンの手伝いをお願いね。クイーンも無理はダメよ?」
森に残す使い魔に挨拶を済ませた私はデンキチとスカー、そしてタウリとその使い魔クエンと共にアメト村を後にする。
ママとパパが村の出口で私達が見えなくなるまで手を振っていた。
最小の召喚師は今から王都ライパンを目指します!
今回は私の全ての職を極めし者で手に入れた職業を紹介するわ。
ここだけの話……全ての職を極めし者が私に最初に与えた職業があったの。それは『本を詠む者』つまり、私が本から能力や職業を手に入れられた理由ね。
本当にチート過ぎてビックリだわ、しかも? “読む”じゃなく“詠む”なのよ? まるで魔法よね?
お陰で簡単に色んな能力が手に入ったけどね。
ーー職業一覧。
・『本を詠む者』
・『速読者』
・『暗記者』
・『絶対記憶者』
・『物知り博士』
・『殺人料理人』
・『マッド』
・『計画的強者』
・『卑怯戦術者』
・『マッドポイズン』
・『偽善者』
・『偽りの戦士』
・『詐欺師のヒヨッコ』
・『エンジェルスマイルの悪魔』
・『無意識のキラー』
・『デコピン魔王』
・『剣士』
・『召喚を知る者』
・『召喚士』
・『知識を貪る者』
・『上級召喚師』
・『魔物を支配する者』
・『神を従わせし者』
・『蹴りの達人』
・『八つ当たりの女王』
4才で手に入れた職業がなんだが凄いわね?
・『養蜂士』
・『蜂蜜を知る者』
・『魔法を知る者』
・『魔法使い』
・『魔導士』
・『魔術師』
・『大魔導士』
・『大魔術師』
これが6才までに手に入れた職業数は少ないけど中身を極めたわ。
じい様の図書館の魔導書が古かったお陰で大魔術師と大魔導士の職業も手に入ったし、じい様には感謝だわ。
私の能力だけど。女神のアララから貰ったのは最初に3つ。
1、全種の言葉。
これのお陰でモンスターとの会話や古代文字なんかもスラスラ読めるの。
2、全ての職を極めし者。
説明は要らないだろうけど? 私の職業は全てこの能力のお陰で成り立ってるわ。普通なら手に入らない職業もあっさりね。
3、全ての道を知る者。
森なんかを探索する際には便利ね。しかも色で敵味方や木の実、果実と表示を分けて出してくれるわ。迷子にならないなんて嬉しいわよね。
ここからは追加された能力ね。
4、特急強化。
私の強い味方。筋力アップに体力アップが出来るのしかも疲れ知らずになれるのがまた嬉しい。
5、鑑定の瞳。
これは物の良し悪しを見る能力ね。これがあると蜂蜜の出来もよくわかるのよ。
あと私の使い魔を紹介するわ。
・オルクスターのデンキチ。
デンキチはヒトデのモンスターで、私の初めての使い魔なんだけど。間違って召喚しちゃったの。名前も咄嗟に浮かんだモノで申し訳ないわ。
・ウルフのスカー。
スカーは狼のモンスター。最初は素直じゃ無かったけど今はデンキチと同じ大切なパートナーね。戦闘で受けた傷が原因でハグレになったらしいけど、余り詳しくはしらないの。
・五次元世界神のアララ。
ごめんの一言だわ……アララは私を転生させた女神でアラナラムルって名前があるんだけど、私のうっかりミスで使い魔にしちゃったの。今は開き直って女神をしながら、私をサポートしてくれる友達みたいな関係ね。
・クイーンビーのクイーン。
クイーンは私達が助けたハニービーの蜂の巣の女王蜂。それから友好を結んでクイーンから使い魔にして欲しいって言ってきたの。今は養蜂場のクイーンもしてくれてるわ。
・ドン・トレントのボス。
暴れん坊トレント達のリーダー立ったんだけど、デンキチとの力比べで負けてからデンキチを親分って呼ぶようになった変わり者よ。因みに子分のトレントも皆、デンキチを親分。スカーを兄貴って呼んでるの……意外に可愛いのよ? 今は養蜂場の手伝いをしてくれる頼れる仲間ね。
・グレイトボアのメガ。
この子はハグレで森で暴れてたんだけど、他のボア系と違って賢い子だったの。私の話を理解してくれて、仲直りしてから使い魔にしたの今は養蜂場の見張りをしてくれてるし、ボア系のリーダーをしてる頼れる子。
・スタンプモームのモーム。
森のボスモンスター立ったんだけど、私が話して見たらマイペースなのんびり屋だってわかったの。それから蜂蜜を食べながら使い魔の話をしたら、アッサリ使い魔になってくれたの。モームには森全体を見る力があるのだから今まで通り森の守護と養蜂場の守護も頼んだわ。
私の使い魔は皆強いわ。私の住むアマト村で此処まで成長したモンスター達が集まるのは珍しいの? なんだがモンスターの成長に影響を与える現象が起きてないか心配だわ。
ーー
ーーーー
ーーーーーー
「よし! 書けた」
『カミル? 何してたの珍しく静かだってだけど』
『主が静かな時は大概、悪巧みとかだろう? なんせ主は相手を出し抜く天才だからな』
「ちょっと違うわよ! 失礼ね。私の今の状況をノートに書いてたのよ。暗記は出来てるし忘れる事も無いけどさ、やっぱり形にしときたいし……」
私に何かあったら……クイーン達の事を誰もわからなくなるじゃない……それは寂しいし……
『王都には俺とデンキチも行くんだ。心配するな主よ』
『そうだよ。デンキチとスカー強いから大丈夫!』
「わかってるわよ。明日の召喚の儀が終わったら。直ぐに王都に向かうんだから心構えみたいな物なのよ」
明日は私の誕生日であり、村で私しか7才を迎える者が居ないので同時に召喚の儀を行う。
皆が召喚の儀など不要なのは理解していたが形だけは執り行う必要があった。
その日の夜は1日早い誕生日会が開かれ、笑顔の私がケーキに刺さる7本の蝋燭を吹き消した。
そして、誕生日当日の朝になる。
私は緑のフードに『不滅の伝説』を手に持ちながら召喚の儀を行うために広場に足を運んだ。
儀式はアッサリと終了した。私が呼び出した途端、ボスとメガにクイーンと次々に姿を現す使い魔に加え、モームまで現れたのだから、アメト村は大混乱になっていた。
「さぁ、皆行くわよ。モーム、メガ。森の守護を頼むね。ボスはクイーンの手伝いをお願いね。クイーンも無理はダメよ?」
森に残す使い魔に挨拶を済ませた私はデンキチとスカー、そしてタウリとその使い魔クエンと共にアメト村を後にする。
ママとパパが村の出口で私達が見えなくなるまで手を振っていた。
最小の召喚師は今から王都ライパンを目指します!
11
お気に入りに追加
548
あなたにおすすめの小説

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

願いの代償
らがまふぃん
恋愛
誰も彼もが軽視する。婚約者に家族までも。
公爵家に生まれ、王太子の婚約者となっても、誰からも認められることのないメルナーゼ・カーマイン。
唐突に思う。
どうして頑張っているのか。
どうして生きていたいのか。
もう、いいのではないだろうか。
メルナーゼが生を諦めたとき、世界の運命が決まった。
*ご都合主義です。わかりづらいなどありましたらすみません。笑って読んでくださいませ。本編15話で完結です。番外編を数話、気まぐれに投稿します。よろしくお願いいたします。
※ありがたいことにHOTランキング入りいたしました。たくさんの方の目に触れる機会に感謝です。本編は終了しましたが、番外編も投稿予定ですので、気長にお付き合いくださると嬉しいです。たくさんのお気に入り登録、しおり、エール、いいねをありがとうございます。R7.1/31
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる