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3章 素敵なハニーフォレスト
最高の気分です。
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レイトとマイヤの二人と久々の再会をした私は二人を洋館に招いたの。
タウリも学院が休校だからと言ってついて来たわ、ちゃっかりしてるわよね?
ナッツはライパンのラッペン邸に住み込みで働いてるカッシュとメグの元へ行ってるわ。
残念ながら、今回、パンの祭りに参加してるカッシュの元へは行けないの、ラッペンお爺ちゃんには後日挨拶にいく予定よ。
洋館に着くと先に帰宅していたサトウ、ペンネ、アララ、クレレがサプライズを用意してくれていたの。
「さぁ、皆入って、此処が私の洋館よ」
扉を開くと“パーン!”と数発のクラッカーのような音が鳴り、私は予想外の破裂音に驚きよろめいてしまったわ。
そんな私にニコニコ顔で近付いてくるアララ。
「お帰りカミル。見てください。これ何ですけど、サトウさんに言われてパルムにお願いしたらくれたんですよ!」
アララの手には間違いなくクラッカーが握られ、中から巻いてあった紙が飛び出し蜘蛛の糸のように絡まっている。
後ろにはクラッカーの糸に絡まるクレレとスケルトン軍団の皆の姿があったわ。
ロクさんが優しく取り外していたわ、クレレは楽しそうに転げ回って更に絡まってるみたいね。
「ふふふ、アハハ、何してるのよ、ビックリしたわ。それにアララ髪の毛が紙まみれで大変よ?」
慌てて紙を払うアララ。
「ええぇぇぇ、取れましたか? 取れてますかカミル。教えてください」
「はいはい、少ししゃがんで、払ってあげるから」
いきなりの事に驚くレイトとマイヤ、しかし、其処から洋館の中に足を踏み入れた二人は驚いてばかりだったわね?
ロクさんやスケルトン軍団にも驚いてたけど、洋館内には虫型の子達も沢山居るから仕方無いわね?
私達がリビングに移動すると私は驚きで言葉を失ったわ。
室内にメイド服を着て足をモジモジさせるペンネの姿があったの。
「ペンネ? 何、どうしたのよ」
ペンネが顔を赤面させながら小さな声で呟いた。
「見るな、カミルの為に頑張っておるのじゃ、じゃが恥ずかしいので、まじまじと見るでない……」
何が私の為なの! 何が起きてるのよ!
困惑する私の横にメルリがやって来ると「レイト様はメイドは好まれませんか?」と言ってきたの。
よく見れば、メルリの格好も普段は青と白なのに、よりもメイドらしい黒と白の清楚系になっていたわ。
クレレとアララもメイド服姿で登場すると私は頭を抱えたわ。
サトウも確りとした執事姿だし、何を考えてるのよ……ハァ、まったく。最高じゃないの、こんな事を私の為にしてくれるなんてさ。
「皆ありがとう。でも普通でいいのよ。皆は私の大切な家族なんだから、メイドだったり執事だったりしないでいいのよ」
そう言うとペンネが口を開く。
「よいのじゃ、カミルよ、今日は妾も承諾した事、我等魔族に二言は無いのじゃ」
そう言うとサトウも笑いながら口を開く。
「だってさ。カミルさん。今日は僕も執事として頑張ります。あと家族と言ってくれてありがとうございます」
そう言うと厨房に移動するサトウとペンネ、アララとクレレは私達を席に案内する。
なんだか不思議な気分になるわ、女神と天使が私達をもてなし、更に魔王と転生者が料理を作る、誰が想像しただろうか、誰が望んでも叶わないよう状況、其れを望まずに実行してくれる皆が本当に大好き。
心からありがとうと本気で思うわ。
「うぅぅぅ、カミル。私もカミルが大好きです!」
「凄く照れるでしぃ~まったく素直でし」
私の横に立っていたアララとクレレが訳の分からないことを言い出したの。
そして、アララからの念話が入る。
『カミル、私達も幸せです。皆同じ気持ちですよ』
明るく入るアララからの念話。
『ちょっとまって……どういう事なのかしら、説明してくれる?』
私の問いに黙るアララ、念話の対象をクレレに変更したわ。
『クレレ。いい子だから説明してくれるわよね? ちゃんと話してくれたら御褒美にお菓子を買ってあげるわ』
クレレが一瞬アララに視線を向ける。首を全力で振るアララに対して“ごめんなさい”と目で語ると私に念話で説明を開始する。
妨害しようとするアララとメルリ。
メルリもグルなのね。まぁいいわ。
「ロクさんッ! スケルトン軍団の皆もアララとメルリを確保ッ! いいわね!」
「へい! いくぞお前ら!」
「任せてくだせい!」
ロクさんの掛け声を筆頭にアララとメルリを捕縛する骨の大軍、映画なら女神に反旗を翻した悪役って感じに確りと身動きを封じてくれてるわ。
スケルトン軍団は魔法に弱いけど、肉弾戦なら最強なの、更にロクさんがワイト軍団も呼び出し、ダブルボーン軍団による骨の檻が完成する。
骨の檻は無限に再生するから逃げる術はないわ。
「さぁ、クレレ? 正直に話しなさい。ちゃんと話してくれたら怒らないから」
私の笑ってない笑みに固まるクレレ、でも逃げ場はないわ。
「アラナラムル様に皆の心を繋げてもらって、カミルの心の声を聞いていたでし! クレレは悪くないでし、多分……皆悪気はないでしよ、皆カミルの家族に何をしたらいいか分からないから、必死に、必死に……うぅぅ、だから、皆を怒らないで欲しいでし」
涙目を浮かべるクレレ。
「ハァ、おバカ。私は普段の皆を見て欲しくてママとパパを招いたのよ? 私にはこんなに素敵な家族が出来たって自慢したかったの。泣かないでクレレ、ロクさん、皆もアララとメルリを離してあげて、理由が理由だから」
ロクさんが頷くとアララとメルリが骨の檻から開放され、二人は深く息を吐いたわ。
「二人も、あとペンネとサトウも聞いてるのよね? 私は皆が大好きよ。だから普通にして欲しいの、普段の皆が一番大好きだから。あと……ありがとう。皆最高よ」
そう言うとペンネとサトウが料理を持ち姿を現したわ。
そして、テーブルに料理を置くとペンネが私に抱きついてきたの、ビックリしたわ。
「カミルよ、妾は今まで主のような人間を知らなかった、妾は今の立場に満足しておる。マドラッドの魔王がカミルで本当に誇らしく思うのじゃ」
ペンネの言葉に驚きを露にするマイヤとレイト、そしてサトウ。
そう言えば言ってなかったわね?
其れから晩御飯の間、私はママとパパとサトウから質問攻めにされたわ。
何故かマドラッドの戦闘の話を鼻高々に語るタウリに笑っちゃったけど、本当に楽しい時間を過ごせたわ。
明日はいよいよ、パンの祭り4日目に突入する。私も確りとあと2日間のパンの評価をしないとね。
因みに入浴中の私のマップにはお決まりの点滅が2つ、懲りないわね。
外に向けて私は声をあげる。
「パパもお兄ちゃんも、大好きよーー!」
名付けて、おバカな親子専用【カミルバズーカ】ね。
外を見れば、涙を流す二人の姿があったわ。
「まったく、似た者親子ね。さぁ、あがりましょ。ママに報告しなくちゃ」
最高の笑みを浮かべながら私は鼻唄を歌いながら服を着る。
「やっぱり、や~めた。今日は見逃してあげよう。うん! そうしよう」
私は最高の気分でベットに向かうと眠りについた。
目を瞑り「明日もいい日でありますように」と口にしたら笑みが溢れてしまったわ。
タウリも学院が休校だからと言ってついて来たわ、ちゃっかりしてるわよね?
ナッツはライパンのラッペン邸に住み込みで働いてるカッシュとメグの元へ行ってるわ。
残念ながら、今回、パンの祭りに参加してるカッシュの元へは行けないの、ラッペンお爺ちゃんには後日挨拶にいく予定よ。
洋館に着くと先に帰宅していたサトウ、ペンネ、アララ、クレレがサプライズを用意してくれていたの。
「さぁ、皆入って、此処が私の洋館よ」
扉を開くと“パーン!”と数発のクラッカーのような音が鳴り、私は予想外の破裂音に驚きよろめいてしまったわ。
そんな私にニコニコ顔で近付いてくるアララ。
「お帰りカミル。見てください。これ何ですけど、サトウさんに言われてパルムにお願いしたらくれたんですよ!」
アララの手には間違いなくクラッカーが握られ、中から巻いてあった紙が飛び出し蜘蛛の糸のように絡まっている。
後ろにはクラッカーの糸に絡まるクレレとスケルトン軍団の皆の姿があったわ。
ロクさんが優しく取り外していたわ、クレレは楽しそうに転げ回って更に絡まってるみたいね。
「ふふふ、アハハ、何してるのよ、ビックリしたわ。それにアララ髪の毛が紙まみれで大変よ?」
慌てて紙を払うアララ。
「ええぇぇぇ、取れましたか? 取れてますかカミル。教えてください」
「はいはい、少ししゃがんで、払ってあげるから」
いきなりの事に驚くレイトとマイヤ、しかし、其処から洋館の中に足を踏み入れた二人は驚いてばかりだったわね?
ロクさんやスケルトン軍団にも驚いてたけど、洋館内には虫型の子達も沢山居るから仕方無いわね?
私達がリビングに移動すると私は驚きで言葉を失ったわ。
室内にメイド服を着て足をモジモジさせるペンネの姿があったの。
「ペンネ? 何、どうしたのよ」
ペンネが顔を赤面させながら小さな声で呟いた。
「見るな、カミルの為に頑張っておるのじゃ、じゃが恥ずかしいので、まじまじと見るでない……」
何が私の為なの! 何が起きてるのよ!
困惑する私の横にメルリがやって来ると「レイト様はメイドは好まれませんか?」と言ってきたの。
よく見れば、メルリの格好も普段は青と白なのに、よりもメイドらしい黒と白の清楚系になっていたわ。
クレレとアララもメイド服姿で登場すると私は頭を抱えたわ。
サトウも確りとした執事姿だし、何を考えてるのよ……ハァ、まったく。最高じゃないの、こんな事を私の為にしてくれるなんてさ。
「皆ありがとう。でも普通でいいのよ。皆は私の大切な家族なんだから、メイドだったり執事だったりしないでいいのよ」
そう言うとペンネが口を開く。
「よいのじゃ、カミルよ、今日は妾も承諾した事、我等魔族に二言は無いのじゃ」
そう言うとサトウも笑いながら口を開く。
「だってさ。カミルさん。今日は僕も執事として頑張ります。あと家族と言ってくれてありがとうございます」
そう言うと厨房に移動するサトウとペンネ、アララとクレレは私達を席に案内する。
なんだか不思議な気分になるわ、女神と天使が私達をもてなし、更に魔王と転生者が料理を作る、誰が想像しただろうか、誰が望んでも叶わないよう状況、其れを望まずに実行してくれる皆が本当に大好き。
心からありがとうと本気で思うわ。
「うぅぅぅ、カミル。私もカミルが大好きです!」
「凄く照れるでしぃ~まったく素直でし」
私の横に立っていたアララとクレレが訳の分からないことを言い出したの。
そして、アララからの念話が入る。
『カミル、私達も幸せです。皆同じ気持ちですよ』
明るく入るアララからの念話。
『ちょっとまって……どういう事なのかしら、説明してくれる?』
私の問いに黙るアララ、念話の対象をクレレに変更したわ。
『クレレ。いい子だから説明してくれるわよね? ちゃんと話してくれたら御褒美にお菓子を買ってあげるわ』
クレレが一瞬アララに視線を向ける。首を全力で振るアララに対して“ごめんなさい”と目で語ると私に念話で説明を開始する。
妨害しようとするアララとメルリ。
メルリもグルなのね。まぁいいわ。
「ロクさんッ! スケルトン軍団の皆もアララとメルリを確保ッ! いいわね!」
「へい! いくぞお前ら!」
「任せてくだせい!」
ロクさんの掛け声を筆頭にアララとメルリを捕縛する骨の大軍、映画なら女神に反旗を翻した悪役って感じに確りと身動きを封じてくれてるわ。
スケルトン軍団は魔法に弱いけど、肉弾戦なら最強なの、更にロクさんがワイト軍団も呼び出し、ダブルボーン軍団による骨の檻が完成する。
骨の檻は無限に再生するから逃げる術はないわ。
「さぁ、クレレ? 正直に話しなさい。ちゃんと話してくれたら怒らないから」
私の笑ってない笑みに固まるクレレ、でも逃げ場はないわ。
「アラナラムル様に皆の心を繋げてもらって、カミルの心の声を聞いていたでし! クレレは悪くないでし、多分……皆悪気はないでしよ、皆カミルの家族に何をしたらいいか分からないから、必死に、必死に……うぅぅ、だから、皆を怒らないで欲しいでし」
涙目を浮かべるクレレ。
「ハァ、おバカ。私は普段の皆を見て欲しくてママとパパを招いたのよ? 私にはこんなに素敵な家族が出来たって自慢したかったの。泣かないでクレレ、ロクさん、皆もアララとメルリを離してあげて、理由が理由だから」
ロクさんが頷くとアララとメルリが骨の檻から開放され、二人は深く息を吐いたわ。
「二人も、あとペンネとサトウも聞いてるのよね? 私は皆が大好きよ。だから普通にして欲しいの、普段の皆が一番大好きだから。あと……ありがとう。皆最高よ」
そう言うとペンネとサトウが料理を持ち姿を現したわ。
そして、テーブルに料理を置くとペンネが私に抱きついてきたの、ビックリしたわ。
「カミルよ、妾は今まで主のような人間を知らなかった、妾は今の立場に満足しておる。マドラッドの魔王がカミルで本当に誇らしく思うのじゃ」
ペンネの言葉に驚きを露にするマイヤとレイト、そしてサトウ。
そう言えば言ってなかったわね?
其れから晩御飯の間、私はママとパパとサトウから質問攻めにされたわ。
何故かマドラッドの戦闘の話を鼻高々に語るタウリに笑っちゃったけど、本当に楽しい時間を過ごせたわ。
明日はいよいよ、パンの祭り4日目に突入する。私も確りとあと2日間のパンの評価をしないとね。
因みに入浴中の私のマップにはお決まりの点滅が2つ、懲りないわね。
外に向けて私は声をあげる。
「パパもお兄ちゃんも、大好きよーー!」
名付けて、おバカな親子専用【カミルバズーカ】ね。
外を見れば、涙を流す二人の姿があったわ。
「まったく、似た者親子ね。さぁ、あがりましょ。ママに報告しなくちゃ」
最高の笑みを浮かべながら私は鼻唄を歌いながら服を着る。
「やっぱり、や~めた。今日は見逃してあげよう。うん! そうしよう」
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