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3章 素敵なハニーフォレスト
皆でお昼です。
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サトウの試練も無事に終わり、無事にカミルの森に戻った私はサトウの試練終了と大量の使い魔を手に入れた事を喜びながら皆で夜通し騒ぎ新たな仲間のゴーレム達ともバーベキューを楽しみ、最後には皆、疲れて眠りについた。
翌朝、私は今までの日々を見直す事にした。
そう、静かな日々を過ごす為の計画を模索し始めていたの。
私は本来はハニービー達と養蜂場や畑と言った“のほほん”ライフを楽しむつもりだったのよね?
気づいたら、冒険とかトンネル掘りとか魔王退治に王国と喧嘩までして本当に私は普通の女の子なのか不安になるわね……多分、普通の筈なんだけど・・・
色々と悩んだ私の結論、私ってば、普通じゃないのかもしれないわね……凹むわ。
そんなネガティブな私は朝から気分を変えるべく田舎のお婆ちゃんスタイルで畑に向かったわ。
全て作製魔法を使って作った下ろし立てよ。
袴はお洒落に薄い水色に水玉の柄をアレンジして、更にアクセントにデンキチをイメージしたオレンジの星印を流れ星のようにしてみたわ。
シャツもオレンジの無地にハニービーの蜂マークを入れたの、意外な程いい仕上がりに大満足で私の気分も晴れやかになったわ。
「さあ、確り働くわよ! ガンバれ私」
鍬を手に畑を耕す。そんな私の元に次第に集まる皆の姿。
『御早う御座います御主人。我等も直ぐに作業に入ります』とロクさんとスケルトン軍団の皆が農具を手に集まり賑やかに畑を耕していく。
畑は3ヶ月に1回のペースで種を撒き年に4回のサイクルで色々な野菜を育てているわ。
野菜や植物は私のいた世界と変わらないから、種さえ有ればなんとかなるわ。
特に重宝したのはジャガイモとオクラね、この二つは放置しても生えてきてくれるから本当に助かったわ。
キャベツや人参、大根やカボチャなんかは害虫の恐れがあったけど、バトルビー達が確りと畑を警備してくれたから無農薬で沢山の野菜が収穫できるのよ。
植物の繁殖にもハニービー達の力を借りたの、樹精霊のジュレの力で花を咲かせても繁殖は別問題だったから花粉を運んで受粉して貰ったりと畑は大助かりね。
しかも、ジュレの花と繁殖させた花とで蜜の味が異なるみたいだから楽しみが増えて嬉しい限りだわ。
お昼まで農作業を続けようと畑を耕す私の元に慌ててハニービーの群れがやってきたの。
『カミル様、女王様が呼んでる、きてきて』とハニービーが早口でそう語ると私は取り敢えず鍬をその場に置き、クイーンの元へと急ぎ向かう。
私がクイーンの元に辿り着くとよく分からない光景が広がってたの。
スライムの大群がバトルビーとハニービーに捕まって怯えていたのよね。
「何よこれ? まさか、食べるの?」
私の冗談混じりの言葉に慌てて首を横に振るハニービーとハニービー。
そして『ボク達食べられるの!』と涙目になるスライム達。
状況が分からず取り敢えずクイーンから話を聞くと、スライム達は蜂蜜入りの木の実を狙ってやって来たらしいのよね?
因みにハニービーとバトルビーはそんなに強い魔物じゃないけど、その更に下の強さがスライム達になるのよね。
普通は格上の相手に攻撃なんてしないんだけど、今回は数で押し切ろうとスライム達が無謀な挑戦をしてきたみたいなの、何とも言いがたい現状に私は自分が何故、呼ばれたのかをクイーンに尋ねたわ。
クイーンは困った表情で私に『この子達をどうしたらいいか分からないの』と声に出して首を傾げたの。
本来、魔物を襲わない防御型のハニービー達はスライム達を捕まえたまでは良かったけど、その後の事までは考えてなかったのね?
「はぁ、なら簡単よ。蜂蜜をあげる代わりに畑仕事を手伝って貰いましょ。半分が畑仕事、もう半分はコロニーの周りのお掃除と川の周りのお掃除になるけど、どうかしら?」
スライム達が円陣を組むと話がまとまったみたいで元気よく跳び跳ね始めたわ、まるでダンスね。
『ボク達ガンバるよ』『蜂蜜を食べたいからガンバる』
理由は色々だけど、取り敢えずスライム達も加わり、畑仕事をガンバる私。
そんな中、時間は瞬く間に過ぎていく、お昼の差し入れてにメルリがサンドイッチをバスケットいっぱいに作って来てくれたの。
「お嬢様。お昼に致しましょう、朝からライパンで燻製肉を仕入れましたのでサンドイッチをつくってみたんですよ。あら、何時もよりも大人数ですわね?」
メルリが驚くのも無理はないわ、畑仕事を手伝ってくれるスライム達が次々に仲間を呼び寄せて気づいたらスライムカーニバルみたいになってたんだもの。
「メルリ、ごめんなさい。サンドイッチ足りるかしらって、流石にむりよね?」
私の何気無い一言にメルリは目を輝かせたの。
「大丈夫です。サンドイッチではありませんが、直ぐに他の物を用意いたしますわ」と足早に洋館へと駆け出していったの。
待つこと15分、お預けにも限界みたいで皆がそわそわと動き出したわ。
そんな時、洋館から凄く懐かしい香りがしてきたの、野菜とお肉の煮詰まる香りが私の鼻を撫でたように感じた瞬間、メルリが「お嬢様。皆さんを洋館の前へ、お昼に致しましょう」と声を上げたの。
私達が向かった先にはサトウとゴーレム軍団がテーブルを並べ、アララとクレレ、カリンが楽しそうに椅子を運んでいたわ。
ペンネは仕方ないって顔をしながら部下達とスプーンとパンの入ったバスケットを所々に配置していたの。
そして、外には大きな鍋が置かれ、即席の調理台が作られていたの、湯気を上げる鍋には大量の煮込み料理“ポトフ”が作られていたわ。
メルリが「さぁ並んで下さい」と言うと並んだ順にお皿が渡され、スライム達はお皿が上手く持てないのでスケルトン軍団の皆とハニービー達が横について一緒に運んでくれたわ。
熱すぎて食べれない子達の為に私は氷を作り出し、味が変わらないように気をつけながら氷を添えていく。
メルリが「皆さん、いただきましょう」と声を出すと皆が『「いただきます!」』と声を合わせる。
メルリの“ポトフ”はキャベツに燻製肉、玉ねぎに人参とシンプルながらに塩と野菜に肉の旨味が最高だわ。素敵なお昼に感謝だわ。
翌朝、私は今までの日々を見直す事にした。
そう、静かな日々を過ごす為の計画を模索し始めていたの。
私は本来はハニービー達と養蜂場や畑と言った“のほほん”ライフを楽しむつもりだったのよね?
気づいたら、冒険とかトンネル掘りとか魔王退治に王国と喧嘩までして本当に私は普通の女の子なのか不安になるわね……多分、普通の筈なんだけど・・・
色々と悩んだ私の結論、私ってば、普通じゃないのかもしれないわね……凹むわ。
そんなネガティブな私は朝から気分を変えるべく田舎のお婆ちゃんスタイルで畑に向かったわ。
全て作製魔法を使って作った下ろし立てよ。
袴はお洒落に薄い水色に水玉の柄をアレンジして、更にアクセントにデンキチをイメージしたオレンジの星印を流れ星のようにしてみたわ。
シャツもオレンジの無地にハニービーの蜂マークを入れたの、意外な程いい仕上がりに大満足で私の気分も晴れやかになったわ。
「さあ、確り働くわよ! ガンバれ私」
鍬を手に畑を耕す。そんな私の元に次第に集まる皆の姿。
『御早う御座います御主人。我等も直ぐに作業に入ります』とロクさんとスケルトン軍団の皆が農具を手に集まり賑やかに畑を耕していく。
畑は3ヶ月に1回のペースで種を撒き年に4回のサイクルで色々な野菜を育てているわ。
野菜や植物は私のいた世界と変わらないから、種さえ有ればなんとかなるわ。
特に重宝したのはジャガイモとオクラね、この二つは放置しても生えてきてくれるから本当に助かったわ。
キャベツや人参、大根やカボチャなんかは害虫の恐れがあったけど、バトルビー達が確りと畑を警備してくれたから無農薬で沢山の野菜が収穫できるのよ。
植物の繁殖にもハニービー達の力を借りたの、樹精霊のジュレの力で花を咲かせても繁殖は別問題だったから花粉を運んで受粉して貰ったりと畑は大助かりね。
しかも、ジュレの花と繁殖させた花とで蜜の味が異なるみたいだから楽しみが増えて嬉しい限りだわ。
お昼まで農作業を続けようと畑を耕す私の元に慌ててハニービーの群れがやってきたの。
『カミル様、女王様が呼んでる、きてきて』とハニービーが早口でそう語ると私は取り敢えず鍬をその場に置き、クイーンの元へと急ぎ向かう。
私がクイーンの元に辿り着くとよく分からない光景が広がってたの。
スライムの大群がバトルビーとハニービーに捕まって怯えていたのよね。
「何よこれ? まさか、食べるの?」
私の冗談混じりの言葉に慌てて首を横に振るハニービーとハニービー。
そして『ボク達食べられるの!』と涙目になるスライム達。
状況が分からず取り敢えずクイーンから話を聞くと、スライム達は蜂蜜入りの木の実を狙ってやって来たらしいのよね?
因みにハニービーとバトルビーはそんなに強い魔物じゃないけど、その更に下の強さがスライム達になるのよね。
普通は格上の相手に攻撃なんてしないんだけど、今回は数で押し切ろうとスライム達が無謀な挑戦をしてきたみたいなの、何とも言いがたい現状に私は自分が何故、呼ばれたのかをクイーンに尋ねたわ。
クイーンは困った表情で私に『この子達をどうしたらいいか分からないの』と声に出して首を傾げたの。
本来、魔物を襲わない防御型のハニービー達はスライム達を捕まえたまでは良かったけど、その後の事までは考えてなかったのね?
「はぁ、なら簡単よ。蜂蜜をあげる代わりに畑仕事を手伝って貰いましょ。半分が畑仕事、もう半分はコロニーの周りのお掃除と川の周りのお掃除になるけど、どうかしら?」
スライム達が円陣を組むと話がまとまったみたいで元気よく跳び跳ね始めたわ、まるでダンスね。
『ボク達ガンバるよ』『蜂蜜を食べたいからガンバる』
理由は色々だけど、取り敢えずスライム達も加わり、畑仕事をガンバる私。
そんな中、時間は瞬く間に過ぎていく、お昼の差し入れてにメルリがサンドイッチをバスケットいっぱいに作って来てくれたの。
「お嬢様。お昼に致しましょう、朝からライパンで燻製肉を仕入れましたのでサンドイッチをつくってみたんですよ。あら、何時もよりも大人数ですわね?」
メルリが驚くのも無理はないわ、畑仕事を手伝ってくれるスライム達が次々に仲間を呼び寄せて気づいたらスライムカーニバルみたいになってたんだもの。
「メルリ、ごめんなさい。サンドイッチ足りるかしらって、流石にむりよね?」
私の何気無い一言にメルリは目を輝かせたの。
「大丈夫です。サンドイッチではありませんが、直ぐに他の物を用意いたしますわ」と足早に洋館へと駆け出していったの。
待つこと15分、お預けにも限界みたいで皆がそわそわと動き出したわ。
そんな時、洋館から凄く懐かしい香りがしてきたの、野菜とお肉の煮詰まる香りが私の鼻を撫でたように感じた瞬間、メルリが「お嬢様。皆さんを洋館の前へ、お昼に致しましょう」と声を上げたの。
私達が向かった先にはサトウとゴーレム軍団がテーブルを並べ、アララとクレレ、カリンが楽しそうに椅子を運んでいたわ。
ペンネは仕方ないって顔をしながら部下達とスプーンとパンの入ったバスケットを所々に配置していたの。
そして、外には大きな鍋が置かれ、即席の調理台が作られていたの、湯気を上げる鍋には大量の煮込み料理“ポトフ”が作られていたわ。
メルリが「さぁ並んで下さい」と言うと並んだ順にお皿が渡され、スライム達はお皿が上手く持てないのでスケルトン軍団の皆とハニービー達が横について一緒に運んでくれたわ。
熱すぎて食べれない子達の為に私は氷を作り出し、味が変わらないように気をつけながら氷を添えていく。
メルリが「皆さん、いただきましょう」と声を出すと皆が『「いただきます!」』と声を合わせる。
メルリの“ポトフ”はキャベツに燻製肉、玉ねぎに人参とシンプルながらに塩と野菜に肉の旨味が最高だわ。素敵なお昼に感謝だわ。
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