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10章二人の魔法使い
ダンジョンチケット93
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フロストロフと共にキーメイスは気を失った時間に戻るとデゥラがキーメイスを抱き抱え涙を流していた。
デゥラ『ナッシ、起きてよ、ナッシってば』
キーメイスは眼を開くとデゥラはキーメイスを抱き締めたのだ。
デゥラ『ナッシ!心配したんだよ…』
キーメイス『ごめんね、デゥラ、あと僕の名はキーメイスって言うんだ』
デゥラ『ナッシ?記憶が戻ったのね!やったー!』
大喜びをするデゥラの眼にさっきまで居なかった筈の人物の姿が眼に入った。
デゥラ『な、なんで?フロストロフ様が此処にいるの!』
フロストロフ『すまないわね、キーメイスの意識を連れていったのは私なのよ、心配かけてごめんなさいね』
デゥラは混乱していた、いきなり現れたフロストロフはキーメイスを弟子にしたと言うから尚更だ、そしてそれより驚いたのはフロストロフがデゥラに言った一言である。
フロストロフ『ふむふむ!よしデゥラと言ったな?君も修業する気はないか?』
デゥラに断る理由はないむしろ、今までの苦労が報われたと言ってもいい。
デゥラ『はい、喜んでお受けいたします、フロストロフ様、よろしくお願いいたします』
フロストロフ『私の弟子に成ったからには甘えは無しだ、辛い修業に成るが?覚悟はいいか?デゥラよ』
デゥラ『は、はい!精一杯やります』
それを聞きフロストロフは笑みを浮かべた。
そして二人をこの世界のフロストロフの屋敷へと招き入れたのであった。
フロストロフ『とりあえず空いてる部屋を自由に使ってちょうだいね』
そう言われキーメイスとデゥラは隣同士の部屋を使うことにしたのだ。
その日は来たばかりと言う事もあり晩御飯の後大人しく就寝する事になった。
フロストロフ『明日から修業するんだ、早く寝なさいね!今日みたいにはいかないわよ』
そう言われては、寝る他ないと二人は急ぎベットに入ったのだ。
フロストロフ『さて、本当に修業に耐えられるのかしら?少し不安だわ』
フロストロフは月を眺めて呟いたのであった。
時刻は0時日を跨ぎ次の日を迎えたのだ。
そしてフロストロフはキーメイスとデゥラに魔法をかけたのだ。
悪夢の魔法〔ナイトメア〕
フロストロフ『二人の精神が持つことを願うわ』
ゆっくりと二人の夢の中に悪夢が忍び寄っていくのであった。
デゥラ『ナッシ、起きてよ、ナッシってば』
キーメイスは眼を開くとデゥラはキーメイスを抱き締めたのだ。
デゥラ『ナッシ!心配したんだよ…』
キーメイス『ごめんね、デゥラ、あと僕の名はキーメイスって言うんだ』
デゥラ『ナッシ?記憶が戻ったのね!やったー!』
大喜びをするデゥラの眼にさっきまで居なかった筈の人物の姿が眼に入った。
デゥラ『な、なんで?フロストロフ様が此処にいるの!』
フロストロフ『すまないわね、キーメイスの意識を連れていったのは私なのよ、心配かけてごめんなさいね』
デゥラは混乱していた、いきなり現れたフロストロフはキーメイスを弟子にしたと言うから尚更だ、そしてそれより驚いたのはフロストロフがデゥラに言った一言である。
フロストロフ『ふむふむ!よしデゥラと言ったな?君も修業する気はないか?』
デゥラに断る理由はないむしろ、今までの苦労が報われたと言ってもいい。
デゥラ『はい、喜んでお受けいたします、フロストロフ様、よろしくお願いいたします』
フロストロフ『私の弟子に成ったからには甘えは無しだ、辛い修業に成るが?覚悟はいいか?デゥラよ』
デゥラ『は、はい!精一杯やります』
それを聞きフロストロフは笑みを浮かべた。
そして二人をこの世界のフロストロフの屋敷へと招き入れたのであった。
フロストロフ『とりあえず空いてる部屋を自由に使ってちょうだいね』
そう言われキーメイスとデゥラは隣同士の部屋を使うことにしたのだ。
その日は来たばかりと言う事もあり晩御飯の後大人しく就寝する事になった。
フロストロフ『明日から修業するんだ、早く寝なさいね!今日みたいにはいかないわよ』
そう言われては、寝る他ないと二人は急ぎベットに入ったのだ。
フロストロフ『さて、本当に修業に耐えられるのかしら?少し不安だわ』
フロストロフは月を眺めて呟いたのであった。
時刻は0時日を跨ぎ次の日を迎えたのだ。
そしてフロストロフはキーメイスとデゥラに魔法をかけたのだ。
悪夢の魔法〔ナイトメア〕
フロストロフ『二人の精神が持つことを願うわ』
ゆっくりと二人の夢の中に悪夢が忍び寄っていくのであった。
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