コボルトライフ

かるら

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男2「おい!近づいてきたぞ!」

男1「わかってる!」

コボルトが近づくに連れて男達は警戒を強め慌てだした。

男2「ッチ!なんでこんなとこに討伐難易度Sのコボルトが居んだよ!今回の討伐の割にあわねぇぞ!」

男1「知らねぇよ!グダグダ言ってないで集中しろ!一瞬で殺されるぞ!」

(難易度S?何だかわからないけど慌ててるな)


コボルトはよくわからないが男達が慌てているのでいつの間にか恐怖心がなくなってしまっていた。


「あの・・・」


男達「!!!?」

コボルトが話しかけると男達は一瞬身構えた後、少し後退した。


男2「おい!こいつしゃべったぞ!コボルトの上位種か!?」

男1「こんなとこになんで!!?まだ死にたくねぇよ!!」

どうやら男達の会話から推測するに通常のコボルトは喋らないらしい。

「あの!!」

ビクッ! ッザ!!


男達は一瞬震えるとまた後ろに下がった。

「あの!!!これあげるんで襲わないでください!!!」

そう言ってコボルトは白熊の手先を差し出した。












男達「は?」



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