コボルトライフ

かるら

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男2「それに今回討伐依頼が出てるオーランドベアーは白色の亜種だぞ、森の中に居れば見つけやすいはずなんだが・・・」

男1「そうだな、案外他の"魔物"に襲われて食われちまったって可能性もあるな・・・」

男2「おいおい、そうなるとやばいぞ、討伐の証拠部位が無いと"ギルド"に報告できない・・・」

(魔物?ギルド?証拠部位・・・)

未だに依頼書を片手に話し合っている男達の会話に聞き耳を立てている。


男1「そうだな・・・前足の一本でもあれば証拠部位の提出ができるんだが・・・」


(前足一本・・・前足一本出せばここからいなくなるのか?・・・こいつの腕を切り裂いて投げつけるか?)

男2「まぁ・・・あれだけ魔法で傷を負ってたら長くないだろうな、もって一時間ってとこか、亜種って言っても普通のオーランドベアーと然程変わらなかったしな。」

男1「しかしなぁ・・・ほっておく事もできないだろう?」

男2「そうだが・・・」


男達は今コボルトが空の中で抱えている白熊についてどうするかを話し合っていた。




(ここは、危険だが腕だけ切り取って男達に渡そう・・・)

コボルトはこの場において一番危険な行動に移る事にしてしまった。


ッシュ!

コボルトは爪を伸ばすと白熊の手首から先を切り取った。

(よし、これを持って行こう)

そう考えるとコボルトは手首から先を持ってうろからゆっくりと出てきた。



男2「まじでどうすんd・・・!!?」

男1「そうだな・・・どうした?」

男2が何かに驚いて木を見つめ出した事に気がついて男1が聞いてみた。

男2「あれ・・・」

男1「ん?・・・・!!!?」

男2が指差す先には空から出てきたコボルトがいた。


「んしょ、っと・・・あ」

コボルトは凄い見られている事に気がついた。


そして、男2と男1は唖然としていたものの、コボルトが近づいて来ると腰の剣に手を伸ばし警戒態勢にはいった。
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