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しおりを挟む「あっついねぇ。」
あれから数日経った、今日は3074年7月25日夏休み中であります。
毎日楽しく過ごしております。
幼稚園では友達も多く、周りの子達の面倒を見ていることが多い。
能力に着いても着々と練習し応用できるように頑張ってます。
そして、夏休みという事で、父親の実家に車で旅行に行くことになりました。
「今日は特に日差しが強いからな。あとでコンビニでアイスでも買おうなー。」
「秋歳さんいいわね!私もアイス食べたいわ。」
「僕もたべるー。」
アイスは何味にしようかな。
「ちーちゃんパパの実家についたら裏の川で水浴びしましょうね。スイカもあるって言ってたから冷やして食べましょう。」
「いやー毎年だけど実家に帰るの案外楽しみだよな。」
「そうね、私も楽しみよ。」
母さんと父さんは実家に帰るのが楽しみらしい。
俺も楽しみだな。
爺ちゃん毎回お小遣いいっぱいくれるからなぁ。
去年は3万だったか?
3歳児に3万をどう使えってんだ?
まぁ母さんあたりが上手く使ってくれてるだろう。
そう言えば金にはそこまで困ってないけど、自分で使えるお金を作れるように考えないとなぁ。
「よし!コンビニ着いたから買い物行こうか!降りる時よく回り見てな!いきなり走り出さないように!」
「ちーちゃんパパのいう事聞いてた?気をつけて降りようね。」
「はーい」
父さんの言う通りだな。
車から走り出して引かれるってことは子供には良くあるから気をつけないとな。
「アイス!僕アイスはレモンのかき氷ののやつがいい!」
「お?千歳はそれがいいのか?俺はプレミアムバニラにしようかな?」
「私は小豆モナカにするわ。」
アイスは好みが分かれるよねー。
俺はなんでも大概好きだよ?
「さぁあと400キロ頑張って行くぞー!おー!」
「「おー!パパファイトー!」」
爺ちゃんの家は自宅から600キロ離れたところにある少し大きめな島なので、移動も大変だ。
一応島は、大橋で繋がっているので離島というわけでもない。
爺ちゃんに三線の弾き方とか教えてもらいたいな。
爺ちゃん婆ちゃんにもう一度会えるのがすごい楽しみだ。
前世では亡くなってしまっていたからな、2度と会えないと思ってたから。
爺ちゃん,婆ちゃん元気かなぁ。
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