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第一章
07スキルの秘密
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出口を探しながら俺は洞窟の中を歩く、虫も獣も俺を見て逃げ出してしまう。レベル80なのにレベル45の俺が怖いとか情けない
「別に‥噛みにきてもかまわんぞ」
なんて1匹の狼に言うがそのまま逃げてしまった。噛まれればカウンタースキルを発動して倒すから来てもらって良いんだが
「それにしても‥スンスン臭いな俺」
獣血や泥水が混ざっており下水道と獣の独特な臭さが混ざったような匂いが俺の体からする、服もボロボロで腹の部分なんて殆どないようなもんだし、チノパンだってそこら中が破けてワイルドな感じになっている。
「改めて見ると酷い格好だな俺」
ステータス見てみるが裁縫などはないが合成とかいうのがあるな。あ、あるじゃないか服。だが素材が足りない黒トカゲの鱗というのが足りないのか
「長押ししたら出てこないか?」
黒トカゲの鱗を長押しですると何処かで見た事のあるモンスターの情報が出現する
黒龍モドキ
アスカディア大陸に生息している黒龍によく似たトカゲ物理と魔法に耐性を持っている
あいつトカゲだったのか、見た目が完全にドラゴンだったからここのボスかと思っていたが違ったらしい。ただこいつの鱗があれば新しい服を作れる。出来れば鎧系じゃない方がいいんだがそんな事言ってる場合じゃない。
「あいつを倒せるのか‥今の俺で」
俺はもう一度あの場所に向かう、反応は以前と同じ場所にいる。これは好都合だが、今の俺は不死を盾にして攻撃を受けまくるというなんとも言えない構成をしている。多分だが本来俺がタンクで彼らの攻撃を受けつつ反撃する役割だったんじゃないかこれ
まあ、その割には敵を引きつけたり味方を庇ったりするスキルが一つもない。あるのは殆ど自分が生存するのに特化しているスキルだ
「これ、改めてみると勇者じゃないよな」
武器もなく、味方を庇うことすらなく。自分だけがパワーアップして戦う。あとは分身を作ったり‥あ
「軽薄な双子‥あのスキルを使えば」
もう一人の俺を作って二人で覚めない怒りを使い殴れば流石に攻撃してくるんじゃないか?
「発動に30で維持に100か、スキルレベルが低いからコスパ悪いな‥」
だけど、俺にはリジェネがあるからある程度は保てるなよし
「軽薄な双子を発動!」
そこには本当に俺と瓜二つの分身が出来るのだが‥
「あれ‥」
俺は自分に起こっている変化に気づく、髪は白くなり。黒目も赤くなっている。アニメや漫画の闇落ちとかストレスを与え続けられた事で一気に老けたみたいな
「‥ストレス感じてたのか俺?」
確かに最初は飛ばされて、狼殺されて怖い思いをしたがそのくらいで。そんな一気にストレスを与えられて髪の色が抜けるなんて事あったか?
「まさか‥!」
俺は急いでステータス画面を出現させて災禍の卵を長押しする、錬金の時はこれでモンスターの情報が出たんだ。スキルの詳細くらいこれで
災禍の卵
おめでとうございます。貴方は選ばれました。こちらの固有スキルは顕現して下さる貴方の心身共にお守りするスキルです。
⚠︎発狂させないだけで心はしっかりと病んでおります。あまりご無理はしないで下さい
「心守ってねぇじゃねぇか‥」
つまり俺はもう身も心も既に限界でこのスキルのお陰で発狂せずにいられてた、だけて事か。
「そりゃ‥そうだよな」
普通に考えたら何度も死んで、生き返るて状況をレベルが上がるからて理由で普通何度も試す筈ないよな。それなのに俺は何度も死んで生き返るを平然と行なっていた。痛みを感じなかったのもこの固有スキルのお陰て事か、そりゃいままで死にたくなるような痛みを受けて来ていたのに平気な顔をしているのがおかしかったんだよな
「て真実に気付いたのに。あ、そうなんだ。としか思えない時点で終わってんな俺」
‥‥待てよ?他のスキルも本当は簡略化されているだけで長押しで確かめれば色々書かれてるんじゃないか?
そう思った俺はいま持っているスキルを殆ど長押しして確かめてみると様々な事が分かった
まず、不死の前の自動反魂は死んだ場合でも貰える経験値が減らない効果があった。
悪食は生き物以外でも食える。土とか草とかとにかく何でも食えるらしい、流石に相手のスキルを食うことは出来ないが物質系なら問題なく食える
罪なき者は。人間以外でもスタックは溜まる、代わりに従者は呼べないがそれを強力な光魔法として利用出来る。攻撃系統のスキルだった
怠惰な男は長押ししてもあれより詳しくは書いていなかった
覚めない怒りも同じ内容だったが
軽薄な双子、こいつはスキルや魔法だけじゃなくてアイテムも罪なき者のスタックも俺と同じだけ持っている事が分かった
「これだけ有ればあのトカゲにも勝てる!!」
よし、トカゲ討伐だ。今まで倒したモンスターの数は数千だが罪なき者のスタックは10しかないが強力な光魔法を分身と撃てば問題ない。にしても
「分かりづらい‥もっと転移者の事を考えてくれよ」
「別に‥噛みにきてもかまわんぞ」
なんて1匹の狼に言うがそのまま逃げてしまった。噛まれればカウンタースキルを発動して倒すから来てもらって良いんだが
「それにしても‥スンスン臭いな俺」
獣血や泥水が混ざっており下水道と獣の独特な臭さが混ざったような匂いが俺の体からする、服もボロボロで腹の部分なんて殆どないようなもんだし、チノパンだってそこら中が破けてワイルドな感じになっている。
「改めて見ると酷い格好だな俺」
ステータス見てみるが裁縫などはないが合成とかいうのがあるな。あ、あるじゃないか服。だが素材が足りない黒トカゲの鱗というのが足りないのか
「長押ししたら出てこないか?」
黒トカゲの鱗を長押しですると何処かで見た事のあるモンスターの情報が出現する
黒龍モドキ
アスカディア大陸に生息している黒龍によく似たトカゲ物理と魔法に耐性を持っている
あいつトカゲだったのか、見た目が完全にドラゴンだったからここのボスかと思っていたが違ったらしい。ただこいつの鱗があれば新しい服を作れる。出来れば鎧系じゃない方がいいんだがそんな事言ってる場合じゃない。
「あいつを倒せるのか‥今の俺で」
俺はもう一度あの場所に向かう、反応は以前と同じ場所にいる。これは好都合だが、今の俺は不死を盾にして攻撃を受けまくるというなんとも言えない構成をしている。多分だが本来俺がタンクで彼らの攻撃を受けつつ反撃する役割だったんじゃないかこれ
まあ、その割には敵を引きつけたり味方を庇ったりするスキルが一つもない。あるのは殆ど自分が生存するのに特化しているスキルだ
「これ、改めてみると勇者じゃないよな」
武器もなく、味方を庇うことすらなく。自分だけがパワーアップして戦う。あとは分身を作ったり‥あ
「軽薄な双子‥あのスキルを使えば」
もう一人の俺を作って二人で覚めない怒りを使い殴れば流石に攻撃してくるんじゃないか?
「発動に30で維持に100か、スキルレベルが低いからコスパ悪いな‥」
だけど、俺にはリジェネがあるからある程度は保てるなよし
「軽薄な双子を発動!」
そこには本当に俺と瓜二つの分身が出来るのだが‥
「あれ‥」
俺は自分に起こっている変化に気づく、髪は白くなり。黒目も赤くなっている。アニメや漫画の闇落ちとかストレスを与え続けられた事で一気に老けたみたいな
「‥ストレス感じてたのか俺?」
確かに最初は飛ばされて、狼殺されて怖い思いをしたがそのくらいで。そんな一気にストレスを与えられて髪の色が抜けるなんて事あったか?
「まさか‥!」
俺は急いでステータス画面を出現させて災禍の卵を長押しする、錬金の時はこれでモンスターの情報が出たんだ。スキルの詳細くらいこれで
災禍の卵
おめでとうございます。貴方は選ばれました。こちらの固有スキルは顕現して下さる貴方の心身共にお守りするスキルです。
⚠︎発狂させないだけで心はしっかりと病んでおります。あまりご無理はしないで下さい
「心守ってねぇじゃねぇか‥」
つまり俺はもう身も心も既に限界でこのスキルのお陰で発狂せずにいられてた、だけて事か。
「そりゃ‥そうだよな」
普通に考えたら何度も死んで、生き返るて状況をレベルが上がるからて理由で普通何度も試す筈ないよな。それなのに俺は何度も死んで生き返るを平然と行なっていた。痛みを感じなかったのもこの固有スキルのお陰て事か、そりゃいままで死にたくなるような痛みを受けて来ていたのに平気な顔をしているのがおかしかったんだよな
「て真実に気付いたのに。あ、そうなんだ。としか思えない時点で終わってんな俺」
‥‥待てよ?他のスキルも本当は簡略化されているだけで長押しで確かめれば色々書かれてるんじゃないか?
そう思った俺はいま持っているスキルを殆ど長押しして確かめてみると様々な事が分かった
まず、不死の前の自動反魂は死んだ場合でも貰える経験値が減らない効果があった。
悪食は生き物以外でも食える。土とか草とかとにかく何でも食えるらしい、流石に相手のスキルを食うことは出来ないが物質系なら問題なく食える
罪なき者は。人間以外でもスタックは溜まる、代わりに従者は呼べないがそれを強力な光魔法として利用出来る。攻撃系統のスキルだった
怠惰な男は長押ししてもあれより詳しくは書いていなかった
覚めない怒りも同じ内容だったが
軽薄な双子、こいつはスキルや魔法だけじゃなくてアイテムも罪なき者のスタックも俺と同じだけ持っている事が分かった
「これだけ有ればあのトカゲにも勝てる!!」
よし、トカゲ討伐だ。今まで倒したモンスターの数は数千だが罪なき者のスタックは10しかないが強力な光魔法を分身と撃てば問題ない。にしても
「分かりづらい‥もっと転移者の事を考えてくれよ」
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