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本編
キノコパーティーはやめてください-4
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千晶は何も知らないわけじゃない。最初にキノコを知られて、くわえられた。
だけど、こんなところを見られたくなかった。血が繋がってなくても弟だから。まだ眠そうな千晶が寝惚けてるんだと思って欲しかったのに、その目が大きく見開かれた。
「ろくなこと考えてないとは思ってましたけど、うちの姉に何してくれてるんですか」
千晶が怒ってる。碧流先輩を睨んでる。一触即発?
「最初に薬盛ろうとしたのは紫愛だし、合意の上だよ。ねぇ? 莉緒ちゃん?」
千晶の一睨みくらいで碧流先輩が動じるはずもなく、私を見る。いや、同意を求められても困る。
でも、碧流先輩怖くて首を横にも振れない私に千晶が深く溜息を吐いて近付いてくる。
「どうせ、姉ちゃんのことだからろくに考えてないんだろうけど」
もしかして、さりげなく姉をディスってる?
考えてるよ! これはキノコを取るため。キノコを取ることが迷惑かけっぱなしの千晶のためになると思ってるのに!
「そいつらのこと好きなの?」
何だかぞくっとした。千晶が怖い。こんなのは初めて。どうしちゃったんだろう?
「好きじゃないなら、別に俺でもいいだろ」
「ちっ、千晶……!?」
千晶がベッドに上がってくる。横になった私の後ろに来る。何で? どういうこと?
「僕は弟を歓迎するよ」
「俺は最初から莉緒の弟だ!」
「姉としてなんて見てないくせに」
碧流先輩の言葉が胸に突き刺さる。ショックなんだけど……違うよね?
でも、千晶は沈黙した。弟だって言ったのに。どういうことなんだろう?
「悪いかよ」
「やっ……だめっ!」
後ろからあそこに何かが当たる。熱い何か。ううん、何かなんて今更。
もうクタクタでしんどい。だけど、千晶じゃなければ、止めても無駄だし、キノコ取るためだし、諦めたかもしれない。
「こいつらにはヤらせて俺にはヤらせないのかよ?」
千晶はやっぱり怒ってる。私がされたことよりも、千晶を拒んだことに対して。
「千晶は、弟だよ……?」
「血が繋がってないなら条件は一緒だろ」
そう言われてると言い返せなくなる。
血が繋がってなくても、千晶は私にとって大事な弟。それは絶対。そういう対象として意識したこともない。
「僕は取り上げないって言ったでしょ? 僕だって大事なモノを奪われる気持ちはわかる。だから、みんなで莉緒ちゃんを愛そう?」
何て言うか、宗教? 碧流先輩は教祖なの? 何教? キノコ教?
私が知らないところで結託してたとかそういうことなんだよね?
「魂売ったつもりはないからな」
「やっ、あっ、うぅぅっ!」
ダメなのに、こんなの絶対におかしいのに、千晶は奥まで入ってくる。
見えてないけど、やっぱり千晶のも他の人に引けを取らない気がする。それもまたちょっとショックかもしれない。
「そうそう君の大好きなお姉ちゃんにプレゼントがあったんだ」
碧流先輩が何やら持って近付いてくるけど、嫌な予感しかしない。
「莉緒ちゃんはまだ童貞だよね?」
キノコに対してその言葉を使うのが的確かはわからない。けど、口でされたことは何度もあっても挿入経験がないのは事実。何より碧流先輩が怖くて素直に頷くしかない。
「オナホで童貞喪失か」
四柳先生が呟く。それはさすがにちょっと馴染みがなかったけど、碧流先輩が何かの中に液体を流し込んでいく。
まさかそれまで喪失することになるとは思わなかった。いくら誕生日パーティーだからって盛りだくさんすぎる。
もう限界なのに碧流先輩が待ってくれるはずもなくて、いよいよそれがキノコに被せられると身構えた瞬間だった。
「それはだめっ!」
「紫愛ちゃ……?」
乱暴にドアが開いたと思ったら息を切らした紫愛ちゃんが入ってきた。紫愛ちゃんにもこんなところ見られたくなかったけど、千晶は私の上になってる足を持ち上げる。そんなことしたら見えちゃうのに……
「っ、あぁあっ!」
こっちに駆け寄ってこようとする紫愛ちゃんが七星君に止められて暴れてる。
元々、七星君は牽制してくれるとか言ってたけど、紫愛ちゃんに乱暴なことしないよね? そう思った瞬間、キノコが飲み込まれた。
いや、何て言えばいいんだろう?
口の中とは違う。根本まで包まれて、ローションがぬるぬるしてる。
だけど、こんなところを見られたくなかった。血が繋がってなくても弟だから。まだ眠そうな千晶が寝惚けてるんだと思って欲しかったのに、その目が大きく見開かれた。
「ろくなこと考えてないとは思ってましたけど、うちの姉に何してくれてるんですか」
千晶が怒ってる。碧流先輩を睨んでる。一触即発?
「最初に薬盛ろうとしたのは紫愛だし、合意の上だよ。ねぇ? 莉緒ちゃん?」
千晶の一睨みくらいで碧流先輩が動じるはずもなく、私を見る。いや、同意を求められても困る。
でも、碧流先輩怖くて首を横にも振れない私に千晶が深く溜息を吐いて近付いてくる。
「どうせ、姉ちゃんのことだからろくに考えてないんだろうけど」
もしかして、さりげなく姉をディスってる?
考えてるよ! これはキノコを取るため。キノコを取ることが迷惑かけっぱなしの千晶のためになると思ってるのに!
「そいつらのこと好きなの?」
何だかぞくっとした。千晶が怖い。こんなのは初めて。どうしちゃったんだろう?
「好きじゃないなら、別に俺でもいいだろ」
「ちっ、千晶……!?」
千晶がベッドに上がってくる。横になった私の後ろに来る。何で? どういうこと?
「僕は弟を歓迎するよ」
「俺は最初から莉緒の弟だ!」
「姉としてなんて見てないくせに」
碧流先輩の言葉が胸に突き刺さる。ショックなんだけど……違うよね?
でも、千晶は沈黙した。弟だって言ったのに。どういうことなんだろう?
「悪いかよ」
「やっ……だめっ!」
後ろからあそこに何かが当たる。熱い何か。ううん、何かなんて今更。
もうクタクタでしんどい。だけど、千晶じゃなければ、止めても無駄だし、キノコ取るためだし、諦めたかもしれない。
「こいつらにはヤらせて俺にはヤらせないのかよ?」
千晶はやっぱり怒ってる。私がされたことよりも、千晶を拒んだことに対して。
「千晶は、弟だよ……?」
「血が繋がってないなら条件は一緒だろ」
そう言われてると言い返せなくなる。
血が繋がってなくても、千晶は私にとって大事な弟。それは絶対。そういう対象として意識したこともない。
「僕は取り上げないって言ったでしょ? 僕だって大事なモノを奪われる気持ちはわかる。だから、みんなで莉緒ちゃんを愛そう?」
何て言うか、宗教? 碧流先輩は教祖なの? 何教? キノコ教?
私が知らないところで結託してたとかそういうことなんだよね?
「魂売ったつもりはないからな」
「やっ、あっ、うぅぅっ!」
ダメなのに、こんなの絶対におかしいのに、千晶は奥まで入ってくる。
見えてないけど、やっぱり千晶のも他の人に引けを取らない気がする。それもまたちょっとショックかもしれない。
「そうそう君の大好きなお姉ちゃんにプレゼントがあったんだ」
碧流先輩が何やら持って近付いてくるけど、嫌な予感しかしない。
「莉緒ちゃんはまだ童貞だよね?」
キノコに対してその言葉を使うのが的確かはわからない。けど、口でされたことは何度もあっても挿入経験がないのは事実。何より碧流先輩が怖くて素直に頷くしかない。
「オナホで童貞喪失か」
四柳先生が呟く。それはさすがにちょっと馴染みがなかったけど、碧流先輩が何かの中に液体を流し込んでいく。
まさかそれまで喪失することになるとは思わなかった。いくら誕生日パーティーだからって盛りだくさんすぎる。
もう限界なのに碧流先輩が待ってくれるはずもなくて、いよいよそれがキノコに被せられると身構えた瞬間だった。
「それはだめっ!」
「紫愛ちゃ……?」
乱暴にドアが開いたと思ったら息を切らした紫愛ちゃんが入ってきた。紫愛ちゃんにもこんなところ見られたくなかったけど、千晶は私の上になってる足を持ち上げる。そんなことしたら見えちゃうのに……
「っ、あぁあっ!」
こっちに駆け寄ってこようとする紫愛ちゃんが七星君に止められて暴れてる。
元々、七星君は牽制してくれるとか言ってたけど、紫愛ちゃんに乱暴なことしないよね? そう思った瞬間、キノコが飲み込まれた。
いや、何て言えばいいんだろう?
口の中とは違う。根本まで包まれて、ローションがぬるぬるしてる。
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