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本編
キノコを狩らないで-4
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「不本意だが俺のを突っ込んでやる。喜べ、淫乱」
「なっ……」
血の気が引いた。俺のってアレだよね……?
うっかり見てしまった皇月君のその部分はズボンを押し上げてる気がする。
嘘だ、私のことが嫌いな皇月君がそんなことするはずがないのに。
「もう少しほぐさないときつそうだな」
「ぅんっ! ……もぉ、やぁっ……!」
そう言って、指が増えて、異物感は大きくなるし、少し痛むのにやっぱりお構いなし。
嫌なのに、これ以上は冗談で済まないのに、皇月君は本気で入れる気なの?
「ここまでしてやってるんだ。感謝しろ」
皇月君ってこんなに俺様だったっけ……?
でも、その目は本気だって言ってる気がする。私も本気で止めなきゃいけないんだと思う。
「へき、せんぱ、にっ、言いつける、からっ!」
どうにか言い切った瞬間、ぴたりと指が止まった。これは効いてる……!
やっぱり皇月君には碧流先輩の名前を出せば効果は絶大! これで逃げられる!
そう思ったんだけど……
「んぁぅっ! なっ……なん、で……?」
「言いつけて、お前はどうするんだ?」
皇月君の指がまた動き出す。そして、冷たい目が私を見下ろしてることに気付いた。
「これを、あの人が受け入れてくれると思うのか?」
「っ、ひぁぁぁんっ!」
ぎゅっとキノコを握られて強い快感が体を駆け抜ける。
碧流先輩は上手くごまかされてくれないと思う。いくら私に優しくても皇月君だって碧流先輩にとっては大事な部下なわけだし……多分、全部話さなきゃいけなくなる。
全部話した時に碧流先輩の態度が変わらないとは言い切れない。今の自分が異常な存在だってことぐらいわかってる。
「あいつだってわからないものだ」
紫愛ちゃんのことを言ってる?
可愛くて優しくて大好きな紫愛ちゃん。親友だから、紫愛ちゃんに嫌われるのが恐い。紫愛ちゃんにはみんながいるけど、私から紫愛ちゃんをとったら何が残るんだろう? 千晶だけ?
ゲームの設定は揺るがないなんて、こんな物が生えてしまった今となってはわからない。ありえないことが起きてる今、何が起こるかわからない。
「ぁあっ……いっしょ、しちゃ、やらぁっ!」
キノコと中を同時にいじられると刺激が強すぎる。キノコの先端からも液体が出てるし。グチュグチュで意味がわからない。
「俺は咎められず、お前は二人から見放されるかもしれない」
「あっ、やっ、あぁぁぁっ!」
一人っきりになってしまうかもしれない。それどころか学校にいられなくなるかもしれない。
それが恐いのに、大きな波が襲いかかってきて、飲まれていく。体がビクビクして、キノコから液体が迸る。
千晶にされた時とも教えてもらって自分でした時とも違う大きすぎる快感に動けなくなって皇月君のことなんか気にしてられなかった。
「はっ……はぁっ……は……?」
荒い呼吸を繰り返しながらも、どうにか整えようとしてた時だった。
力が入らない足を持ち上げられて、M字に抑え付けられる。
いつの間にか皇月君が眼鏡を外してる。ゲームの通りなら伊達眼鏡のはずだけど……ううん、そんなことより今は大ピンチ。
ひたりとアソコに熱い物が当てられて見れば私のより全然大きいそれが今正に私の中に入ろうとしているところだった。
前世の分も合わせて本物を見るのは初めて。千晶は見せてくれなかったから男性の平均的な大きさはわからないけど、自分のが小さいらしいことはわかった。前世の親友はビッグマグナムを所望だったけど。
「ぃや……」
脱ぐといい体してるのはスチルで知ってたけど、実際に見るのは違うし、ソレは見たことなかった。全年齢のゲームだったし、仮にR指定でもモザイクかかってるし……でも、現実にモザイクはかかってくれない。
線の細い感じの皇月君が巨大キノコの持ち主とかエロ同人の世界だけにしてほしかったのに、その使い道が紫愛ちゃんじゃないとか他の男性キャラでもないとか悪夢すぎる。
大体、若林莉緒の体はどこもかしこも小さすぎる。大きいって言えるのは目くらい?
それなのに、突っ込むの? 本当に? マジで?
「汚してやる。あの人の美しい目がもうお前を映さないように」
「まっ……いっ……ん、ぅぅぅぅっ」
待ってほしかったのに待ってくれるはずがなかった。容赦なく押し込まれて、痛みが走る。
しかも、その痛みは一瞬で消えるようなものじゃない。指なんかの比じゃない物が初めて私の中に入ってきた。
受け入れられるようにできてるとか言われたって大嘘だって思うくらい無理な感じがする。
「なっ……」
血の気が引いた。俺のってアレだよね……?
うっかり見てしまった皇月君のその部分はズボンを押し上げてる気がする。
嘘だ、私のことが嫌いな皇月君がそんなことするはずがないのに。
「もう少しほぐさないときつそうだな」
「ぅんっ! ……もぉ、やぁっ……!」
そう言って、指が増えて、異物感は大きくなるし、少し痛むのにやっぱりお構いなし。
嫌なのに、これ以上は冗談で済まないのに、皇月君は本気で入れる気なの?
「ここまでしてやってるんだ。感謝しろ」
皇月君ってこんなに俺様だったっけ……?
でも、その目は本気だって言ってる気がする。私も本気で止めなきゃいけないんだと思う。
「へき、せんぱ、にっ、言いつける、からっ!」
どうにか言い切った瞬間、ぴたりと指が止まった。これは効いてる……!
やっぱり皇月君には碧流先輩の名前を出せば効果は絶大! これで逃げられる!
そう思ったんだけど……
「んぁぅっ! なっ……なん、で……?」
「言いつけて、お前はどうするんだ?」
皇月君の指がまた動き出す。そして、冷たい目が私を見下ろしてることに気付いた。
「これを、あの人が受け入れてくれると思うのか?」
「っ、ひぁぁぁんっ!」
ぎゅっとキノコを握られて強い快感が体を駆け抜ける。
碧流先輩は上手くごまかされてくれないと思う。いくら私に優しくても皇月君だって碧流先輩にとっては大事な部下なわけだし……多分、全部話さなきゃいけなくなる。
全部話した時に碧流先輩の態度が変わらないとは言い切れない。今の自分が異常な存在だってことぐらいわかってる。
「あいつだってわからないものだ」
紫愛ちゃんのことを言ってる?
可愛くて優しくて大好きな紫愛ちゃん。親友だから、紫愛ちゃんに嫌われるのが恐い。紫愛ちゃんにはみんながいるけど、私から紫愛ちゃんをとったら何が残るんだろう? 千晶だけ?
ゲームの設定は揺るがないなんて、こんな物が生えてしまった今となってはわからない。ありえないことが起きてる今、何が起こるかわからない。
「ぁあっ……いっしょ、しちゃ、やらぁっ!」
キノコと中を同時にいじられると刺激が強すぎる。キノコの先端からも液体が出てるし。グチュグチュで意味がわからない。
「俺は咎められず、お前は二人から見放されるかもしれない」
「あっ、やっ、あぁぁぁっ!」
一人っきりになってしまうかもしれない。それどころか学校にいられなくなるかもしれない。
それが恐いのに、大きな波が襲いかかってきて、飲まれていく。体がビクビクして、キノコから液体が迸る。
千晶にされた時とも教えてもらって自分でした時とも違う大きすぎる快感に動けなくなって皇月君のことなんか気にしてられなかった。
「はっ……はぁっ……は……?」
荒い呼吸を繰り返しながらも、どうにか整えようとしてた時だった。
力が入らない足を持ち上げられて、M字に抑え付けられる。
いつの間にか皇月君が眼鏡を外してる。ゲームの通りなら伊達眼鏡のはずだけど……ううん、そんなことより今は大ピンチ。
ひたりとアソコに熱い物が当てられて見れば私のより全然大きいそれが今正に私の中に入ろうとしているところだった。
前世の分も合わせて本物を見るのは初めて。千晶は見せてくれなかったから男性の平均的な大きさはわからないけど、自分のが小さいらしいことはわかった。前世の親友はビッグマグナムを所望だったけど。
「ぃや……」
脱ぐといい体してるのはスチルで知ってたけど、実際に見るのは違うし、ソレは見たことなかった。全年齢のゲームだったし、仮にR指定でもモザイクかかってるし……でも、現実にモザイクはかかってくれない。
線の細い感じの皇月君が巨大キノコの持ち主とかエロ同人の世界だけにしてほしかったのに、その使い道が紫愛ちゃんじゃないとか他の男性キャラでもないとか悪夢すぎる。
大体、若林莉緒の体はどこもかしこも小さすぎる。大きいって言えるのは目くらい?
それなのに、突っ込むの? 本当に? マジで?
「汚してやる。あの人の美しい目がもうお前を映さないように」
「まっ……いっ……ん、ぅぅぅぅっ」
待ってほしかったのに待ってくれるはずがなかった。容赦なく押し込まれて、痛みが走る。
しかも、その痛みは一瞬で消えるようなものじゃない。指なんかの比じゃない物が初めて私の中に入ってきた。
受け入れられるようにできてるとか言われたって大嘘だって思うくらい無理な感じがする。
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