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変態の家族も変態でした
女神は私でした
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一晩なんてあっという間で、私はまた影本家に来ていた。
影本君には「りりちゃん、方向音痴でしょ?」って言われて、また迎えに来てもらったけど、私、教えたっけ……?
駅前に現れた影本君は今日も擬態してた。
いつもの方が強烈な存在感を放ちすぎてるせいか、オーラは半減してるけど、やっぱり人目を引くのは間違いなかった。
この調子だと人が多いイベント会場とか行くのは大変そう。
影本家は私から見たら豪邸だけど、ガランとしてる。
今日もお家の方々はお出かけになってるらしい。
まずは、と部屋に連れて行かれて、影本君は飲み物とお菓子を取りに行ってしまった。
今日は昨日の続きを観るって決めたけど、何があるのかと思ってコレクションを物色させてもらってる。
ドアが開いて、影本君戻って来ちゃったと思いつつ、物色をやめなかった。
すぐ側に来る気配がして、何か影本君じゃない気がして、チラッと見る。
「え……?」
そこにいたのは影本君じゃなかった。
弟君だけじゃなくて、妹さんもいたの?
ヒラヒラフリフリの服を着た超綺麗な女の子が微笑んでる。イケメンの妹はやっぱり美少女?
あれ、待って、私、この子、知ってる……?
顔認識機能が弱い私だけど、ピンと来た。
「あ、あなたは、まさか、シャドペさんでは……?」
「正解」
女の子――シャドペさんがにっこり微笑む。
動いてるシャドペさんを見るのは初めてで感動的!
やばい、私まで白昼夢を見るようになっちゃった?
まさか、この部屋やばいお香焚いてる?
「何で、シャドペさんがここにいるの……?」
「それは俺がシャドウペガサスだから?」
見た目は私より全然女の子っぽいシャドペさんは、やっぱり男の子だった。
声も低いし、言葉遣いも男の子だと思う。
シャドペさん、本名って言うか正式名称シャドウペガサスさんは大好きな絵師さん。
絵はもちろん素敵なんだけど、中二病キャラと美しすぎる女装姿のギャップが面白くて、ほぼほぼストーカーじゃないかってくらい毎日呟きをチェックしてた。
そう言えば数日覗いてない。
でも、シャドウペガサスだからって、何で、ここにいることになるんだろう?
「本物? 夢?」
リアルシャドペさんなの? これは幻覚なの?
頭のどこかで何かが引っかかってるけど、その正体がわからない。
「触って確かめる?」
シャドペさんはそう言って、私の手を取って、自分の胸を触らせる。
声で明らかに男の子だってわかってたけど、本当にぺったんこ。男の娘!
って言うか、現実の感触! 心臓動いてる! 生シャドペさん!
シャドペさん、空想上の生き物じゃなかったっていう謎の感動。本当に実在したよ……!
「可愛いね。あいつがご執心なのもわかる」
超絶美少女のシャドペさんに可愛いとか言われてもお世辞だってわかってる。
あるいは、ペット的な可愛いだってちゃんとわかってる。
でも、嬉しい。どうしよう。舞い上がる。
「あ、あの、私、すごくファンで……!」
ネット上ではメッセージのやりとりをしたことはある。
でも、私が誰かわかってもらえなくても伝えなきゃと思った。
「知ってる」
「え……?」
「あなたは俺の女神だから」
女神……?
私、女神とかいう柄じゃないよね?
誰かと勘違いしてる?
「ああ、我が女神ベル。あなたがこんなに可憐な女の子だなんて思わなかった」
ベルは私のハンドルネーム。私のこと?
私、シャドペさんの女神なの?
よくわからなくなってきた。このよくわからなさ、何だか影本君に似てる気がする。
何か近い……
「もっと早く出会いたかった……それとも、まだ遅くない?」
「え……?」
顎をくいっと持ち上げられて、綺麗なお顔が近付いてくる。
唇が凄くプルプルしてる……何だろう、夢が百合アニメの世界に変わったような気がする。
シャドペさんは男だってわかってるはずなのに、近付いてくる顔は凄く女の子っぽい。
あれ、私、このままキスされるの……?
「だめーっ!!」
そんな声が響いた瞬間、近かった顔が離れて、シャドペさんが肩を竦めた。
「百合っぽい流れならいけると思ったのに」
「りりちゃんが流されそうになっても俺がせき止める」
ズンズン歩いてきた影本君がシャドペさんを引き剥がして、守るように私を抱き締める。
今の、何だったんだろう? キスされそうになってた? 何で? からかわれただけ?
「必死に押し流そうとしてる濁流がよく言うよ。って言うか、土石流? 津波? 兄貴の存在が大災害じゃん?」
本当にそう思う。
私の抵抗なんか些細なものみたいに通用しない。
今だって引っ付いた影本君を引き剥がすのは諦めた。憧れのシャドペさんの前で恥ずかしいけど、どうしようもない。
でも、待って、何でシャドペさんがここにいて、影本君とどういう関係なのかわからない。
「えっと、どういうこと……?」
「影本天馬です。昨日はちゃんと挨拶できなくてすみません」
私の疑問にはシャドペさんが答えてくれた。
昨日の弟君……!?
確かに弟君も影本君と似た雰囲気があって、イケメンなんだろうなとは思ったけど、本当に美人さんだったし、シャドペさんだった。
「いえ……あの、こちらこそ? 光石凛鈴です」
何かもう完全に理解が追いつかなくて、空気に飲まれてるけど、ご挨拶はちゃんとしなきゃ!
順番は大事だよね。疑問も順番に解き明かさないと。
「でも、どうして私がベルって……」
「兄貴がご執心だから、もしかして、と思って」
私が身バレすることと影本君に何の関係があるんだろう?
特定されるような画像とか発言とかには気を付けてたはずなのに。
「ヒントはそのピンクのウサギでした」
シャドペさんもとい天馬君が私の足下を指さす。
このウサギさんのスリッパ?
今日になって冷静になって影本家の来客用スリッパ可愛すぎると思ったけど……
「りりちゃん専用だよ」
道理で新品なわけだ。
アイコンもピンクのウサギにするくらいだから、嬉しいけど、謎は深まる……
「じゃあ、これから世界が狭いことを証明します」
こんなところでシャドペさんに会うことになると思ってなかったし、そういう意味では世界は狭いなぁと思うけど、なんか嫌な予感する。
「俺も含めてですけど、うちの人間はなぜかIDにシャドウって入れたがるんです」
シャドウ? 影? 影本の影? シャドペさんのシャドウは影本の影。
「これ、うちの祖父と父です」
そう言って天馬君が見せてくれたスマホの画面にはダンディで素敵なお爺さまとおじさまが映ってる。
イケメンの家系、ハンパない……これ、絶対昔も超ハンサムでモテモテだったパターンだ!
「で、これがこうなります」
次に見せられたのはアニメのコスプレをした二人。ビフォーアフター?
それぞれ違う作品の衣装を着てるけど、クオリティ高すぎる!
ビフォーも普通に素敵だったけど、アフターハンパない。
本物感って言うか、私、この写真の人、知ってる! 二人とも知ってる!
「影爺とミスターシャドウ!!」
私はコスプレとかしないけど、アニ研の先輩の中にはレイヤーさんいたし、よくネットで写真を見てる。
その界隈では二人とも有名人。
もし、いつか、イベントで生で見れたらいいなぁとは思ってたけど、親子だったとは……
「ちなみに、うちの祖母と母と姉がこちらです」
今度は女性三人が映った写真を見せられた。
一見美人三姉妹、よく見るともしかして親子なのかな、って思うけど、三世代!?
この家系はオタクとは言ってたけど、化ける家系でもあるんだろうか。
「ちなみに姉はレディ・シャドウの名前でSNSやってます」
「ダークマター作るゴージャスなお姉様!!!」
シャドウ姉様はゴージャスな美人だけど、料理を作るとことごとく暗黒物質になるっていう残念な美人さん。
「そして、俺のすね毛を剃った姉でもあります」
そっか、シャドペさんの女装のきっかけはお姉さんって言ってたんだった。
無理矢理すね毛まで処理されて恥ずかしいって嘆いてたっけ。
「凄い……みんな、フォローしてる……本当に世界って狭い……」
確かにタイムラインに影の人多いなとは思ってたけど、一族だとは思わなかった。影本家やばい。
もしかして、私、凄いところにいる……? 何かの総本山的な。秘密結社?
この秘密を知っちゃって無事に帰れるの?
影本君には「りりちゃん、方向音痴でしょ?」って言われて、また迎えに来てもらったけど、私、教えたっけ……?
駅前に現れた影本君は今日も擬態してた。
いつもの方が強烈な存在感を放ちすぎてるせいか、オーラは半減してるけど、やっぱり人目を引くのは間違いなかった。
この調子だと人が多いイベント会場とか行くのは大変そう。
影本家は私から見たら豪邸だけど、ガランとしてる。
今日もお家の方々はお出かけになってるらしい。
まずは、と部屋に連れて行かれて、影本君は飲み物とお菓子を取りに行ってしまった。
今日は昨日の続きを観るって決めたけど、何があるのかと思ってコレクションを物色させてもらってる。
ドアが開いて、影本君戻って来ちゃったと思いつつ、物色をやめなかった。
すぐ側に来る気配がして、何か影本君じゃない気がして、チラッと見る。
「え……?」
そこにいたのは影本君じゃなかった。
弟君だけじゃなくて、妹さんもいたの?
ヒラヒラフリフリの服を着た超綺麗な女の子が微笑んでる。イケメンの妹はやっぱり美少女?
あれ、待って、私、この子、知ってる……?
顔認識機能が弱い私だけど、ピンと来た。
「あ、あなたは、まさか、シャドペさんでは……?」
「正解」
女の子――シャドペさんがにっこり微笑む。
動いてるシャドペさんを見るのは初めてで感動的!
やばい、私まで白昼夢を見るようになっちゃった?
まさか、この部屋やばいお香焚いてる?
「何で、シャドペさんがここにいるの……?」
「それは俺がシャドウペガサスだから?」
見た目は私より全然女の子っぽいシャドペさんは、やっぱり男の子だった。
声も低いし、言葉遣いも男の子だと思う。
シャドペさん、本名って言うか正式名称シャドウペガサスさんは大好きな絵師さん。
絵はもちろん素敵なんだけど、中二病キャラと美しすぎる女装姿のギャップが面白くて、ほぼほぼストーカーじゃないかってくらい毎日呟きをチェックしてた。
そう言えば数日覗いてない。
でも、シャドウペガサスだからって、何で、ここにいることになるんだろう?
「本物? 夢?」
リアルシャドペさんなの? これは幻覚なの?
頭のどこかで何かが引っかかってるけど、その正体がわからない。
「触って確かめる?」
シャドペさんはそう言って、私の手を取って、自分の胸を触らせる。
声で明らかに男の子だってわかってたけど、本当にぺったんこ。男の娘!
って言うか、現実の感触! 心臓動いてる! 生シャドペさん!
シャドペさん、空想上の生き物じゃなかったっていう謎の感動。本当に実在したよ……!
「可愛いね。あいつがご執心なのもわかる」
超絶美少女のシャドペさんに可愛いとか言われてもお世辞だってわかってる。
あるいは、ペット的な可愛いだってちゃんとわかってる。
でも、嬉しい。どうしよう。舞い上がる。
「あ、あの、私、すごくファンで……!」
ネット上ではメッセージのやりとりをしたことはある。
でも、私が誰かわかってもらえなくても伝えなきゃと思った。
「知ってる」
「え……?」
「あなたは俺の女神だから」
女神……?
私、女神とかいう柄じゃないよね?
誰かと勘違いしてる?
「ああ、我が女神ベル。あなたがこんなに可憐な女の子だなんて思わなかった」
ベルは私のハンドルネーム。私のこと?
私、シャドペさんの女神なの?
よくわからなくなってきた。このよくわからなさ、何だか影本君に似てる気がする。
何か近い……
「もっと早く出会いたかった……それとも、まだ遅くない?」
「え……?」
顎をくいっと持ち上げられて、綺麗なお顔が近付いてくる。
唇が凄くプルプルしてる……何だろう、夢が百合アニメの世界に変わったような気がする。
シャドペさんは男だってわかってるはずなのに、近付いてくる顔は凄く女の子っぽい。
あれ、私、このままキスされるの……?
「だめーっ!!」
そんな声が響いた瞬間、近かった顔が離れて、シャドペさんが肩を竦めた。
「百合っぽい流れならいけると思ったのに」
「りりちゃんが流されそうになっても俺がせき止める」
ズンズン歩いてきた影本君がシャドペさんを引き剥がして、守るように私を抱き締める。
今の、何だったんだろう? キスされそうになってた? 何で? からかわれただけ?
「必死に押し流そうとしてる濁流がよく言うよ。って言うか、土石流? 津波? 兄貴の存在が大災害じゃん?」
本当にそう思う。
私の抵抗なんか些細なものみたいに通用しない。
今だって引っ付いた影本君を引き剥がすのは諦めた。憧れのシャドペさんの前で恥ずかしいけど、どうしようもない。
でも、待って、何でシャドペさんがここにいて、影本君とどういう関係なのかわからない。
「えっと、どういうこと……?」
「影本天馬です。昨日はちゃんと挨拶できなくてすみません」
私の疑問にはシャドペさんが答えてくれた。
昨日の弟君……!?
確かに弟君も影本君と似た雰囲気があって、イケメンなんだろうなとは思ったけど、本当に美人さんだったし、シャドペさんだった。
「いえ……あの、こちらこそ? 光石凛鈴です」
何かもう完全に理解が追いつかなくて、空気に飲まれてるけど、ご挨拶はちゃんとしなきゃ!
順番は大事だよね。疑問も順番に解き明かさないと。
「でも、どうして私がベルって……」
「兄貴がご執心だから、もしかして、と思って」
私が身バレすることと影本君に何の関係があるんだろう?
特定されるような画像とか発言とかには気を付けてたはずなのに。
「ヒントはそのピンクのウサギでした」
シャドペさんもとい天馬君が私の足下を指さす。
このウサギさんのスリッパ?
今日になって冷静になって影本家の来客用スリッパ可愛すぎると思ったけど……
「りりちゃん専用だよ」
道理で新品なわけだ。
アイコンもピンクのウサギにするくらいだから、嬉しいけど、謎は深まる……
「じゃあ、これから世界が狭いことを証明します」
こんなところでシャドペさんに会うことになると思ってなかったし、そういう意味では世界は狭いなぁと思うけど、なんか嫌な予感する。
「俺も含めてですけど、うちの人間はなぜかIDにシャドウって入れたがるんです」
シャドウ? 影? 影本の影? シャドペさんのシャドウは影本の影。
「これ、うちの祖父と父です」
そう言って天馬君が見せてくれたスマホの画面にはダンディで素敵なお爺さまとおじさまが映ってる。
イケメンの家系、ハンパない……これ、絶対昔も超ハンサムでモテモテだったパターンだ!
「で、これがこうなります」
次に見せられたのはアニメのコスプレをした二人。ビフォーアフター?
それぞれ違う作品の衣装を着てるけど、クオリティ高すぎる!
ビフォーも普通に素敵だったけど、アフターハンパない。
本物感って言うか、私、この写真の人、知ってる! 二人とも知ってる!
「影爺とミスターシャドウ!!」
私はコスプレとかしないけど、アニ研の先輩の中にはレイヤーさんいたし、よくネットで写真を見てる。
その界隈では二人とも有名人。
もし、いつか、イベントで生で見れたらいいなぁとは思ってたけど、親子だったとは……
「ちなみに、うちの祖母と母と姉がこちらです」
今度は女性三人が映った写真を見せられた。
一見美人三姉妹、よく見るともしかして親子なのかな、って思うけど、三世代!?
この家系はオタクとは言ってたけど、化ける家系でもあるんだろうか。
「ちなみに姉はレディ・シャドウの名前でSNSやってます」
「ダークマター作るゴージャスなお姉様!!!」
シャドウ姉様はゴージャスな美人だけど、料理を作るとことごとく暗黒物質になるっていう残念な美人さん。
「そして、俺のすね毛を剃った姉でもあります」
そっか、シャドペさんの女装のきっかけはお姉さんって言ってたんだった。
無理矢理すね毛まで処理されて恥ずかしいって嘆いてたっけ。
「凄い……みんな、フォローしてる……本当に世界って狭い……」
確かにタイムラインに影の人多いなとは思ってたけど、一族だとは思わなかった。影本家やばい。
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