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彼は変態でした
隣で王子様が寝てました
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目を開けると隣に王子様が眠ってた。
天然じゃないけど金の髪で、青い目じゃないのも知ってるけど、王子様に見えた。
肌綺麗だし、睫毛長いし、人形みたい。
黙ってればイケメンと言われるけど、眠ってると本当にただのイケメン。
この平和な寝顔を記念に撮っておきたい気がするけど、私のスマホはどちらに……?
あれ……?
体が動かない。
待って、なんで、私、抱き枕にされてるんだろう……?
よくわからないけど、とにかく今の内に逃げちゃえと思うのに、影本君の腕にしっかりホールドされてる。脱出不可能。
どうしてこうなった。
影本君に餌付けされて、まんまとDVDに釣られて、膝枕して……
ここ、影本君の部屋に戻ってきてるよね? 影本君のベッドだよね?
そう言えば、DVD観てる途中に食後のせいか寝不足のせいか眠くなって、そこから記憶がない。
あれからどれくらい立ったかもわからないし、私の体は無事なのか……
影本君を起こすべきなんだろうけど、眠れる何とかを起こす的な怖さがある。
それに、もうちょっとこの寝顔を見ても罰は当たらないかな、って思った時だった。
「ひゃっ!」
パチッと目が開いた。バッチリ目が合った。
ビックリした。ちょービックリした。心臓が止まるかと思うくらい。
別に影本君の(自慢ではないのかもしれない)お顔に何かしようと思ったわけじゃないのに、悪戯が見付かっちゃったみたいな。
「おはよう、りりちゃん」
内心冷や汗ダラダラな私に気付いているのかいないのか影本君が微笑む。
眩しい。眩しすぎる……!
おはようの時間じゃないよね? 翌朝ですとかじゃないよね? 起きたから「おはよう」なだけだよね?
グルグル考え過ぎて何も言えなくて、口をパクパクするだけの私を影本君は面白がってるのかもしれなかった。
「りりちゃんが百面相してるんだろうなぁって思ったら、寝たフリ続けるの大変だったよ」
なんだと……?
慌てて起き上がろうとしたけど、させてもらえなかった。
「お、起きてたの……?」
私がうっかり影本君の寝顔に見入ってる時も起きてたってこと?
いや、まさか。
「敢えて言うなら、ほとんど寝てない? ずーっとりりちゃんの可愛い寝顔見てたよ」
絶対可愛くない寝顔を、よりによって影本君に見られるなんて……!
寝言とか言ってないよね? 歯軋りしてないよね?
って言うか、体は……? ちゃんと服着てるよね? 事後じゃないよね?
「な、何もしてないよね……?」
聞くのは怖いけど、聞かないのも怖い。一応、確認。
「膜は無事だよ。寝てる間に奪うなんて無粋な真似はしないよ」
膜は無事……膜は……?
深い意味はないよね? 他に無事じゃないところがあるわけじゃないよね?
どうしよう、チキンすぎてそれ以上聞けない。
「りりちゃんの膜は俺が守るよ」
守る対象が膜じゃなかったら格好いい台詞だったかもしれない。惚れたかもしれない。
そもそも、その膜を狙ってるのは他の誰でもない影本君だけど。
「じゃあ、影本君は見てただけ? 私、どれくらい寝てた?」
「うん、補給してただけ。三時間くらいかな?」
三時間……まだそんなに暗くなってないみたい?
でも、三時間も影本君は寝ないで何してたんだろう……?
聞きたくないけど、怖いけど、聞かなきゃいけないのかもしれない。
「補給?」
「そう、りりちゃん吸収してた」
うわ、何か嫌な言い方……ちょっと引いた。
イケメンが気持ち悪い。オタクだからじゃなくて、考えてることが怖い。
私は何なの? 養分なの? 影本君に取り込まれるの?
「大好きなりりちゃんが隣で寝てると思ったら寝るのがもったいなくて……俺は今幸せホルモンに満ち溢れてる」
私、そんな幸福な物質で構成されてましたっけ?
影本君は満ち足りた顔をしてるけど、イケメンに抱き枕にされて私は何か磨り減った気がする。
まさか、ずっとスリスリされてた……? ありえない、とは言えない。
「りりちゃんがいれば、俺はこれからも生きていける」
何と返せばいいかわからない。地雷が怖くて、基本踏み出せない。
でも、影本君は自分に肯定的な答えしか求めてないと思う。だから、私が黙っても続けるだけ。
「りりちゃんのために一週間死ぬわけにはいかない」
楽しみにしてるアニメがあるから死ねないみたいに言われても……
その辺りはやっぱりオタク的思考なのかな?
オタクを隠してヤリチンチャラ男を装うことがそんなに精神的苦痛なのか。なら、やめちまえ、なんて言えるはずもない。由真ちゃんは言いそうだけど。
「週末に補給させて。それで一週間頑張る」
私は週一のアニメと同じ扱いなの?
毎週、ここに来なきゃいけないの?
「予定があるのは仕方ないけど、我慢できなくなったら学校で接触するから」
それは困る。ちょー困る。色んな意味で私が死ぬよね……?
影本君ファンから睨まれることを考えると胃が痛い。
「明日も暇だよね?」
「え?」
「暇だよね?」
「う、うん……」
ほぼほぼ強制する笑顔に負けて頷いちゃった……暇だけど、暇だけど! 泣きたい。
「じゃあ、明日もおいで」
影本君の『おいで』は卑怯すぎる。声のせいなのか、私を動かす魔法だと思う。
そうやって私は同意したことになっちゃうんだから恐ろしい。
「ライブも最後まで観れなかったでしょ?」
「それはそうなんだけど……」
それが残念で天秤がグラグラ揺れてる。
恐怖がいっぱいだし、全然慣れないけど、ちょっと我慢すれば、と邪念が……
影本君が狙ってる処女を影本君が守ってくれるっていう信用していいのか全然わからない状態。
「借りるのはダメかな……?」
影本君は怖いけど、観たい物がありすぎて困って恐る恐る聞いてみる。
でも、毎週観に来るのも大変って言うか、待ちきれないっていうか……
観る物がなくなれば来なくてよくなるって思うわけじゃないけど。
「いいよ」
「いいの?」
あまりにあっさりした返事に驚いて影本君を観れば満面の笑み。
大事なコレクションをそんなに簡単に貸してくれるの? なんかやばい条件付き?
「だって、りりちゃんが返しに来てくれるってことでしょ?」
「そうだけど……」
そういうことになるってわかってた。
学校で返すのはリスクがあるし、来週も来なきゃいけなくなるなら理由があった方がいい。自分に言い訳をしてごまかせるから。
「でも、りりちゃん、観る時間ある?」
「うっ……夜な夜なパソコンで……」
「うちで見たら画面大きいし、音も良いと思うよ」
「でも、なんか悪いなぁっていう……」
「どうせ、明日も来るんだから、うちで観ればいいよ」
あっ、もう決定事項になってる……お父さん、お母さん、私は明日死ぬかもしれません。
もう来るしかないって言うのはわかってるのに、諦めが悪すぎる。
「さっき、補給したんじゃないの?」
「全然、足りなかった」
そんな……! あれだけ満足げな顔しておいて!
今だって、暴れて逃げたいのを我慢して大人しくしてるのに!
「だって、今まで我慢した分もあるし」
もしかして、私、知らない間に多額の負債を背負わされてる……?
利子とかで一生かかっても返せないくらいに膨らんでたりしないよね……? 悪徳金融みたいなことになってないよね?
「来週から一日で済ませられるかは、りりちゃん次第かな?」
病んだイケメンに借金を体で返すゲームだったなんて聞いてない!
「エッチが嫌なら、こういうことでもいい。時間はいっぱい必要になるけどね」
そう言って、ぎゅって抱き締められる。
抱き枕になるだけの簡単なお仕事? ううん、全然簡単じゃない。
「前戯だけでもさせてくれたら、短時間で済むけど、嫌なら仕方ないよね。明日も一日一緒にいようね」
前半は聞かなかったことにしたい。後半は大好きな恋人から言われたら笑顔で頷いてたかもしれないのに、魂抜けそう。
「りりちゃん、こっち見て」
影本君が何かゴソゴソして、言われるがまま前を見て、やばいと思った時には手遅れだった。
上げられた手にはスマホがあって、カメラがこっちを向いてて、カシャって音がした。
「これ、決定的じゃない?」
写真を確認して、影本君がニコニコしながら見せてくる。
影本君に肩を抱き寄せられて間抜け顔の私。それでも親密に見える。
こんなの誰かに見せられたら私の人生終わる!
「け、消して!」
咄嗟にスマホに手を伸ばすけど、ひょいっと遠ざけられてしまう。
「明日も来てくれる?」
「来るから……」
やっぱり影本君は強引で私の気持ちなんか考えてない。そう思うと泣きたくなるけど、泣いたら泣いたで喜ばせるだけなだと思う。泣くもんか!
「じゃあ、約束。来なかったら、みんなに写真見せて付き合ってるって言いふらすし、トイレに連れ込んでイラマするから」
最後は何を言ってるかわからなかったけど、私にとって恐ろしいことだと思う。
「俺にそんな酷いことさせないでね?」
その笑顔の圧力がハンパなくて、結局私は何度も頷くしかなかった。
明日も恐怖体験するフラグが立ちました。もう、これ、どういうルートなの? やっぱり泣きたい。
天然じゃないけど金の髪で、青い目じゃないのも知ってるけど、王子様に見えた。
肌綺麗だし、睫毛長いし、人形みたい。
黙ってればイケメンと言われるけど、眠ってると本当にただのイケメン。
この平和な寝顔を記念に撮っておきたい気がするけど、私のスマホはどちらに……?
あれ……?
体が動かない。
待って、なんで、私、抱き枕にされてるんだろう……?
よくわからないけど、とにかく今の内に逃げちゃえと思うのに、影本君の腕にしっかりホールドされてる。脱出不可能。
どうしてこうなった。
影本君に餌付けされて、まんまとDVDに釣られて、膝枕して……
ここ、影本君の部屋に戻ってきてるよね? 影本君のベッドだよね?
そう言えば、DVD観てる途中に食後のせいか寝不足のせいか眠くなって、そこから記憶がない。
あれからどれくらい立ったかもわからないし、私の体は無事なのか……
影本君を起こすべきなんだろうけど、眠れる何とかを起こす的な怖さがある。
それに、もうちょっとこの寝顔を見ても罰は当たらないかな、って思った時だった。
「ひゃっ!」
パチッと目が開いた。バッチリ目が合った。
ビックリした。ちょービックリした。心臓が止まるかと思うくらい。
別に影本君の(自慢ではないのかもしれない)お顔に何かしようと思ったわけじゃないのに、悪戯が見付かっちゃったみたいな。
「おはよう、りりちゃん」
内心冷や汗ダラダラな私に気付いているのかいないのか影本君が微笑む。
眩しい。眩しすぎる……!
おはようの時間じゃないよね? 翌朝ですとかじゃないよね? 起きたから「おはよう」なだけだよね?
グルグル考え過ぎて何も言えなくて、口をパクパクするだけの私を影本君は面白がってるのかもしれなかった。
「りりちゃんが百面相してるんだろうなぁって思ったら、寝たフリ続けるの大変だったよ」
なんだと……?
慌てて起き上がろうとしたけど、させてもらえなかった。
「お、起きてたの……?」
私がうっかり影本君の寝顔に見入ってる時も起きてたってこと?
いや、まさか。
「敢えて言うなら、ほとんど寝てない? ずーっとりりちゃんの可愛い寝顔見てたよ」
絶対可愛くない寝顔を、よりによって影本君に見られるなんて……!
寝言とか言ってないよね? 歯軋りしてないよね?
って言うか、体は……? ちゃんと服着てるよね? 事後じゃないよね?
「な、何もしてないよね……?」
聞くのは怖いけど、聞かないのも怖い。一応、確認。
「膜は無事だよ。寝てる間に奪うなんて無粋な真似はしないよ」
膜は無事……膜は……?
深い意味はないよね? 他に無事じゃないところがあるわけじゃないよね?
どうしよう、チキンすぎてそれ以上聞けない。
「りりちゃんの膜は俺が守るよ」
守る対象が膜じゃなかったら格好いい台詞だったかもしれない。惚れたかもしれない。
そもそも、その膜を狙ってるのは他の誰でもない影本君だけど。
「じゃあ、影本君は見てただけ? 私、どれくらい寝てた?」
「うん、補給してただけ。三時間くらいかな?」
三時間……まだそんなに暗くなってないみたい?
でも、三時間も影本君は寝ないで何してたんだろう……?
聞きたくないけど、怖いけど、聞かなきゃいけないのかもしれない。
「補給?」
「そう、りりちゃん吸収してた」
うわ、何か嫌な言い方……ちょっと引いた。
イケメンが気持ち悪い。オタクだからじゃなくて、考えてることが怖い。
私は何なの? 養分なの? 影本君に取り込まれるの?
「大好きなりりちゃんが隣で寝てると思ったら寝るのがもったいなくて……俺は今幸せホルモンに満ち溢れてる」
私、そんな幸福な物質で構成されてましたっけ?
影本君は満ち足りた顔をしてるけど、イケメンに抱き枕にされて私は何か磨り減った気がする。
まさか、ずっとスリスリされてた……? ありえない、とは言えない。
「りりちゃんがいれば、俺はこれからも生きていける」
何と返せばいいかわからない。地雷が怖くて、基本踏み出せない。
でも、影本君は自分に肯定的な答えしか求めてないと思う。だから、私が黙っても続けるだけ。
「りりちゃんのために一週間死ぬわけにはいかない」
楽しみにしてるアニメがあるから死ねないみたいに言われても……
その辺りはやっぱりオタク的思考なのかな?
オタクを隠してヤリチンチャラ男を装うことがそんなに精神的苦痛なのか。なら、やめちまえ、なんて言えるはずもない。由真ちゃんは言いそうだけど。
「週末に補給させて。それで一週間頑張る」
私は週一のアニメと同じ扱いなの?
毎週、ここに来なきゃいけないの?
「予定があるのは仕方ないけど、我慢できなくなったら学校で接触するから」
それは困る。ちょー困る。色んな意味で私が死ぬよね……?
影本君ファンから睨まれることを考えると胃が痛い。
「明日も暇だよね?」
「え?」
「暇だよね?」
「う、うん……」
ほぼほぼ強制する笑顔に負けて頷いちゃった……暇だけど、暇だけど! 泣きたい。
「じゃあ、明日もおいで」
影本君の『おいで』は卑怯すぎる。声のせいなのか、私を動かす魔法だと思う。
そうやって私は同意したことになっちゃうんだから恐ろしい。
「ライブも最後まで観れなかったでしょ?」
「それはそうなんだけど……」
それが残念で天秤がグラグラ揺れてる。
恐怖がいっぱいだし、全然慣れないけど、ちょっと我慢すれば、と邪念が……
影本君が狙ってる処女を影本君が守ってくれるっていう信用していいのか全然わからない状態。
「借りるのはダメかな……?」
影本君は怖いけど、観たい物がありすぎて困って恐る恐る聞いてみる。
でも、毎週観に来るのも大変って言うか、待ちきれないっていうか……
観る物がなくなれば来なくてよくなるって思うわけじゃないけど。
「いいよ」
「いいの?」
あまりにあっさりした返事に驚いて影本君を観れば満面の笑み。
大事なコレクションをそんなに簡単に貸してくれるの? なんかやばい条件付き?
「だって、りりちゃんが返しに来てくれるってことでしょ?」
「そうだけど……」
そういうことになるってわかってた。
学校で返すのはリスクがあるし、来週も来なきゃいけなくなるなら理由があった方がいい。自分に言い訳をしてごまかせるから。
「でも、りりちゃん、観る時間ある?」
「うっ……夜な夜なパソコンで……」
「うちで見たら画面大きいし、音も良いと思うよ」
「でも、なんか悪いなぁっていう……」
「どうせ、明日も来るんだから、うちで観ればいいよ」
あっ、もう決定事項になってる……お父さん、お母さん、私は明日死ぬかもしれません。
もう来るしかないって言うのはわかってるのに、諦めが悪すぎる。
「さっき、補給したんじゃないの?」
「全然、足りなかった」
そんな……! あれだけ満足げな顔しておいて!
今だって、暴れて逃げたいのを我慢して大人しくしてるのに!
「だって、今まで我慢した分もあるし」
もしかして、私、知らない間に多額の負債を背負わされてる……?
利子とかで一生かかっても返せないくらいに膨らんでたりしないよね……? 悪徳金融みたいなことになってないよね?
「来週から一日で済ませられるかは、りりちゃん次第かな?」
病んだイケメンに借金を体で返すゲームだったなんて聞いてない!
「エッチが嫌なら、こういうことでもいい。時間はいっぱい必要になるけどね」
そう言って、ぎゅって抱き締められる。
抱き枕になるだけの簡単なお仕事? ううん、全然簡単じゃない。
「前戯だけでもさせてくれたら、短時間で済むけど、嫌なら仕方ないよね。明日も一日一緒にいようね」
前半は聞かなかったことにしたい。後半は大好きな恋人から言われたら笑顔で頷いてたかもしれないのに、魂抜けそう。
「りりちゃん、こっち見て」
影本君が何かゴソゴソして、言われるがまま前を見て、やばいと思った時には手遅れだった。
上げられた手にはスマホがあって、カメラがこっちを向いてて、カシャって音がした。
「これ、決定的じゃない?」
写真を確認して、影本君がニコニコしながら見せてくる。
影本君に肩を抱き寄せられて間抜け顔の私。それでも親密に見える。
こんなの誰かに見せられたら私の人生終わる!
「け、消して!」
咄嗟にスマホに手を伸ばすけど、ひょいっと遠ざけられてしまう。
「明日も来てくれる?」
「来るから……」
やっぱり影本君は強引で私の気持ちなんか考えてない。そう思うと泣きたくなるけど、泣いたら泣いたで喜ばせるだけなだと思う。泣くもんか!
「じゃあ、約束。来なかったら、みんなに写真見せて付き合ってるって言いふらすし、トイレに連れ込んでイラマするから」
最後は何を言ってるかわからなかったけど、私にとって恐ろしいことだと思う。
「俺にそんな酷いことさせないでね?」
その笑顔の圧力がハンパなくて、結局私は何度も頷くしかなかった。
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