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変態のピンチ 解決編?
一件落着?
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「……というわけで、私達は和解しました。ご迷惑おかけしました」
萌花ちゃんと二人でアニ研の部室に行って、みんなに事情を説明した。
私にだって落ち度はあったけど和解したこと、萌花ちゃんは私への嫉妬心から嫌がらせとして竜也君を取ろうとして秘密を暴露したりしたことを認めた。
原因の一端である石原さんは渋い顔してたけど、私へのパワハラ・セクハラを佐々木部長が牽制してくれた。ここぞとばかりに加勢した総帥は自分もその加害者の方に入ってると知って愕然としてたけど。
「俺のりりちゃん、罪な子……」
竜也君はほろりと涙を拭ってるけど、スルー。
萌花ちゃんと手を繋いでたら『何で、手なんか繋いでるんですか!』って言った加納君と一緒になって『俺とは繋いでくれないのに!』ってうるさかったからスルー。
「本当にすみませんでした!」
萌花ちゃんが謝って、それで何もかもが許されるほど簡単じゃないのはわかってる。
加納君は明らかに納得できてなさそうだし(呆れも半分あるだろうけど)
問題解決はまだまだこれから。
「それで、萌花ちゃんの処分なんですけど……私が一週間預かって更生させるんじゃダメですか?」
加納君だけじゃなくて、特にアニ研女子は萌花ちゃんのことを煩わしく思ってるみたいだし、この状況で切り出すのは勇気が必要だった。
でも、私は萌花ちゃんが改心してくれれば、って思ってた。誰かがそうしてくれないかって期待してたけど、結局、自分でやらなきゃいけないんだと思う。だって、総帥には任せられないし、石原さんもだめだと思うし、佐々木部長はどうなるか怖すぎるし、アニ研部長は正直頼りになる感じしないし……
「だ、だめ……!」
真っ先に反対したのは竜也君。被害者として当然だとは思うけど……
「だって、竜也君、過ぎたことはいいって言ったよね? 全然気にしてないって」
ここに証人はいっぱいいるのに、言うことコロコロ変える?
それは厳罰じゃなくていいってことじゃなかったの? いいきっかけになったからOKくらいの感じじゃなかった?
「これで、りりちゃんとイチャイチャなスクールライフが送れると思ったからだよ! 俺とはイチャイチャしてくれないくせに、その子を預かるとかおかしいよ! 俺と一緒にいる時間が減るじゃん!」
喚き散らす竜也君、面倒臭い。心の傷を抉られて許せないとかならわかるのに、私に望みすぎてるから困る。学校で普通に話せるようになるだけで十分だと思ってほしい。
だけど、誰も竜也君を援護しなかった。
「私はそれでいいと思う。性根を叩き直すってことでしょ? ただし、凛鈴と一緒にいるなら私もセットだと思ってちょうだい」
ご意見番の由真ちゃんの賛同が得られてほっとする。牽制してる気もするけど、正直由真ちゃんのサポートを期待してたりもする。
そして、萌花ちゃんは由真ちゃんに噛みつくわけでもなかった。
「ふみはオタク女子会したい!」
昨日の敵は今日の味方? 「はい!」と元気よく手を挙げたふみちゃんはノリノリだった。
「萌花ちゃん、私以外ともちゃんと仲良くしてね?」
「はぁい、りり先輩」
更生させるとはそういうこと。萌花ちゃんが他の女子とも仲良くできるようにするのが私の使命だと思うんだけど……当の本人は本当にわかってるのか、私のぎゅっと抱きついてきたりする。
当たってる……私にはないフワフワが当たってる……!
「俺のりりちゃんから離れて!」
「そうだそうだ!」
当然こうなるよね……
私にギューギュー抱きつく萌花ちゃんに怒る竜也君。私が絡むことには厳しいけど、もっと自分のことに怒った方がいいと思う。
氷河期モードじゃないし、無理矢理引き剥がそうとはしないから平和なんだろうけど……
しかも、加納君が加勢してる。今日一日で竜也君と加納君が凄く仲良くなったような気がする。
「りり先輩は渡しません!」
「りりちゃんから俺を奪おうとしてたくせに!」
なぜか勃発する私の取り合い。
私って罪な女……って自分に酔えれば良かったのか。
それとも、私のために争わないで! って言えれば良かったのか。
残念なことに、どうしたらいいか全然わからない。
「過去に執着する男は嫌われますよ」
「ムキーッ!」
自分のことを好きになったとか言ってた相手からの冷たい言葉に悔しげにキレる竜也君。
萌花ちゃんの切り替え早すぎって言うか、そもそも私への嫌がらせで演技なんだったっけ……?
「だめ、でしょうか?」
この際、竜也君は置いといて、上層部に意見を仰いでみる。
総帥、石原さん、佐々木部長、アニ研部長、意見がまとまるとも思えない面々だけど……
「だめじゃない! 総帥として許可する! これはアニ研の総意である!」
案の定総帥が勝手に決めちゃった。最早、総帥の権力は衰退する一方でそれほど大きくないと思うんだけど……石原さんは何も言わないし、そうなるとアニ研の部長は何も言えないと思う。
「編集長が自分で決めたことならいいよ。ただし、一週間後に結果を見て改めて考えるのはどうかな?」
部長の提案に誰も反対はしなかった。
中途半端は許されない。本当に萌花ちゃんが改心したか見極める権利はみんなにあると思う。
「光石先輩が預かるってことは一週間はこっちに出向ですか?」
「そう、なるのかな?」
加納君は萌花ちゃんをいびれる気配にワクワクしてる?
さっき考えたことだし、まだはっきりと決めていない部分はあるけど、学年も部活も違う萌花ちゃんと一緒にいられる時間は少ない。
放置プレイしちゃった分萌花ちゃんとの時間を作って、改心してもらえれば一石二鳥的な……
「理不尽な嫌がらせはダメだけど、もちろん、監視させてもらうよ?」
部長は加納君を牽制しつつ、萌花ちゃんにまた釘を刺す。
萌花ちゃんもやっぱり部長のことは恐れてるみたいだから、文芸部の部室に来るだけで効果があるかも? ちょっと可愛そうな気もしてくるけど……
「俺が納得できないよ! 一週間もりりちゃんを取られるとか意味わかんないよ!」
私からすれば竜也君の方が「意味わかんないよ!」なんだけど、多分、これは一生わかってもらえないような気がする。
「今まで我慢できたのに、たった一週間我慢できないの? それとも、留学する?」
竜也君は「ぐすっ……」と泣き真似を始めたけど、慰める人間はいなかった。加納君は煽るだけ煽って慰めないとかやっぱりドSなのかも。
「まあ、一件落着ってことでいいよな」
総帥が締めようとしてる。本当に解決するのは一週間後かもしれないけど、誰も反論しなかった。竜也君は完全にいじけてる。絶対後で面倒臭いやつだけど、仕方ない。
「ってことで、佐々木、この後飲みに行こうぜ!」
「未成年を誘うとかおかしいでしょう!」
一仕事終えたとばかりに総帥が部長を誘うけど、加納君が黙ってなかった。多分、ここにいる中では一番部長を知る男あるいは親衛隊長なのかもしれない。
でも、いくら総帥でも未成年がお酒飲めないことくらいわかってるはず。
「なーんか佐々木とはタメな感じがするんだよなぁ……お前、本当は酒飲めるだろ?」
「部長は留年するような頭脳じゃないですよ」
総帥は部長に聞いたのに、答えたのは加納君。加納君、本当に部長のことが好きだなぁって思うけど、ここで余計なこと言うと潜む腐女子の餌食になる。多分、みんな、うずうずしてる。
「いや、病気とか?」
留年の理由は成績だけじゃないけど、まさかと思ってた。単に落ち着いて見えるってだけだと思う。総帥にその落ち着きをわけてほしいくらい。
視線が集まる部長はいつも通りの無表情だったけど……
「……バレました?」
「えっ!?」
ビックリ仰天の加納君。ううん、加納君だけじゃない。思わぬ発言にみんなビックリ。由真ちゃんだってちょっと目を見開いてる。
「実は事故で留年してるんです」
「まさか、その事故で顔面が動かなくなったっていう落ちですか?」
「よくわかったね、知輝君。さすがだ」
部長はあくまで淡々としてるけど、事故? 原因は?
褒められた加納君も複雑な表情。部長の無表情がそんな理由だなんて考えもしなかった。これからは下手にいじれないだろうなって思ったんだけど……
「って言うのは冗談ですよ」
やっぱり変わらないテンションで言う部長に総帥がガクッと崩れ落ちた。リアルに、芸人さんくらいに崩れ落ちた。
信憑性があったのに、真顔で(いつも同じ顔だけど)さらっと大嘘吐く部長やっぱりホラー。
そんなこんなで本日の部活は終了するのだった。めでたし、めでたし?
萌花ちゃんと二人でアニ研の部室に行って、みんなに事情を説明した。
私にだって落ち度はあったけど和解したこと、萌花ちゃんは私への嫉妬心から嫌がらせとして竜也君を取ろうとして秘密を暴露したりしたことを認めた。
原因の一端である石原さんは渋い顔してたけど、私へのパワハラ・セクハラを佐々木部長が牽制してくれた。ここぞとばかりに加勢した総帥は自分もその加害者の方に入ってると知って愕然としてたけど。
「俺のりりちゃん、罪な子……」
竜也君はほろりと涙を拭ってるけど、スルー。
萌花ちゃんと手を繋いでたら『何で、手なんか繋いでるんですか!』って言った加納君と一緒になって『俺とは繋いでくれないのに!』ってうるさかったからスルー。
「本当にすみませんでした!」
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加納君は明らかに納得できてなさそうだし(呆れも半分あるだろうけど)
問題解決はまだまだこれから。
「それで、萌花ちゃんの処分なんですけど……私が一週間預かって更生させるんじゃダメですか?」
加納君だけじゃなくて、特にアニ研女子は萌花ちゃんのことを煩わしく思ってるみたいだし、この状況で切り出すのは勇気が必要だった。
でも、私は萌花ちゃんが改心してくれれば、って思ってた。誰かがそうしてくれないかって期待してたけど、結局、自分でやらなきゃいけないんだと思う。だって、総帥には任せられないし、石原さんもだめだと思うし、佐々木部長はどうなるか怖すぎるし、アニ研部長は正直頼りになる感じしないし……
「だ、だめ……!」
真っ先に反対したのは竜也君。被害者として当然だとは思うけど……
「だって、竜也君、過ぎたことはいいって言ったよね? 全然気にしてないって」
ここに証人はいっぱいいるのに、言うことコロコロ変える?
それは厳罰じゃなくていいってことじゃなかったの? いいきっかけになったからOKくらいの感じじゃなかった?
「これで、りりちゃんとイチャイチャなスクールライフが送れると思ったからだよ! 俺とはイチャイチャしてくれないくせに、その子を預かるとかおかしいよ! 俺と一緒にいる時間が減るじゃん!」
喚き散らす竜也君、面倒臭い。心の傷を抉られて許せないとかならわかるのに、私に望みすぎてるから困る。学校で普通に話せるようになるだけで十分だと思ってほしい。
だけど、誰も竜也君を援護しなかった。
「私はそれでいいと思う。性根を叩き直すってことでしょ? ただし、凛鈴と一緒にいるなら私もセットだと思ってちょうだい」
ご意見番の由真ちゃんの賛同が得られてほっとする。牽制してる気もするけど、正直由真ちゃんのサポートを期待してたりもする。
そして、萌花ちゃんは由真ちゃんに噛みつくわけでもなかった。
「ふみはオタク女子会したい!」
昨日の敵は今日の味方? 「はい!」と元気よく手を挙げたふみちゃんはノリノリだった。
「萌花ちゃん、私以外ともちゃんと仲良くしてね?」
「はぁい、りり先輩」
更生させるとはそういうこと。萌花ちゃんが他の女子とも仲良くできるようにするのが私の使命だと思うんだけど……当の本人は本当にわかってるのか、私のぎゅっと抱きついてきたりする。
当たってる……私にはないフワフワが当たってる……!
「俺のりりちゃんから離れて!」
「そうだそうだ!」
当然こうなるよね……
私にギューギュー抱きつく萌花ちゃんに怒る竜也君。私が絡むことには厳しいけど、もっと自分のことに怒った方がいいと思う。
氷河期モードじゃないし、無理矢理引き剥がそうとはしないから平和なんだろうけど……
しかも、加納君が加勢してる。今日一日で竜也君と加納君が凄く仲良くなったような気がする。
「りり先輩は渡しません!」
「りりちゃんから俺を奪おうとしてたくせに!」
なぜか勃発する私の取り合い。
私って罪な女……って自分に酔えれば良かったのか。
それとも、私のために争わないで! って言えれば良かったのか。
残念なことに、どうしたらいいか全然わからない。
「過去に執着する男は嫌われますよ」
「ムキーッ!」
自分のことを好きになったとか言ってた相手からの冷たい言葉に悔しげにキレる竜也君。
萌花ちゃんの切り替え早すぎって言うか、そもそも私への嫌がらせで演技なんだったっけ……?
「だめ、でしょうか?」
この際、竜也君は置いといて、上層部に意見を仰いでみる。
総帥、石原さん、佐々木部長、アニ研部長、意見がまとまるとも思えない面々だけど……
「だめじゃない! 総帥として許可する! これはアニ研の総意である!」
案の定総帥が勝手に決めちゃった。最早、総帥の権力は衰退する一方でそれほど大きくないと思うんだけど……石原さんは何も言わないし、そうなるとアニ研の部長は何も言えないと思う。
「編集長が自分で決めたことならいいよ。ただし、一週間後に結果を見て改めて考えるのはどうかな?」
部長の提案に誰も反対はしなかった。
中途半端は許されない。本当に萌花ちゃんが改心したか見極める権利はみんなにあると思う。
「光石先輩が預かるってことは一週間はこっちに出向ですか?」
「そう、なるのかな?」
加納君は萌花ちゃんをいびれる気配にワクワクしてる?
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「理不尽な嫌がらせはダメだけど、もちろん、監視させてもらうよ?」
部長は加納君を牽制しつつ、萌花ちゃんにまた釘を刺す。
萌花ちゃんもやっぱり部長のことは恐れてるみたいだから、文芸部の部室に来るだけで効果があるかも? ちょっと可愛そうな気もしてくるけど……
「俺が納得できないよ! 一週間もりりちゃんを取られるとか意味わかんないよ!」
私からすれば竜也君の方が「意味わかんないよ!」なんだけど、多分、これは一生わかってもらえないような気がする。
「今まで我慢できたのに、たった一週間我慢できないの? それとも、留学する?」
竜也君は「ぐすっ……」と泣き真似を始めたけど、慰める人間はいなかった。加納君は煽るだけ煽って慰めないとかやっぱりドSなのかも。
「まあ、一件落着ってことでいいよな」
総帥が締めようとしてる。本当に解決するのは一週間後かもしれないけど、誰も反論しなかった。竜也君は完全にいじけてる。絶対後で面倒臭いやつだけど、仕方ない。
「ってことで、佐々木、この後飲みに行こうぜ!」
「未成年を誘うとかおかしいでしょう!」
一仕事終えたとばかりに総帥が部長を誘うけど、加納君が黙ってなかった。多分、ここにいる中では一番部長を知る男あるいは親衛隊長なのかもしれない。
でも、いくら総帥でも未成年がお酒飲めないことくらいわかってるはず。
「なーんか佐々木とはタメな感じがするんだよなぁ……お前、本当は酒飲めるだろ?」
「部長は留年するような頭脳じゃないですよ」
総帥は部長に聞いたのに、答えたのは加納君。加納君、本当に部長のことが好きだなぁって思うけど、ここで余計なこと言うと潜む腐女子の餌食になる。多分、みんな、うずうずしてる。
「いや、病気とか?」
留年の理由は成績だけじゃないけど、まさかと思ってた。単に落ち着いて見えるってだけだと思う。総帥にその落ち着きをわけてほしいくらい。
視線が集まる部長はいつも通りの無表情だったけど……
「……バレました?」
「えっ!?」
ビックリ仰天の加納君。ううん、加納君だけじゃない。思わぬ発言にみんなビックリ。由真ちゃんだってちょっと目を見開いてる。
「実は事故で留年してるんです」
「まさか、その事故で顔面が動かなくなったっていう落ちですか?」
「よくわかったね、知輝君。さすがだ」
部長はあくまで淡々としてるけど、事故? 原因は?
褒められた加納君も複雑な表情。部長の無表情がそんな理由だなんて考えもしなかった。これからは下手にいじれないだろうなって思ったんだけど……
「って言うのは冗談ですよ」
やっぱり変わらないテンションで言う部長に総帥がガクッと崩れ落ちた。リアルに、芸人さんくらいに崩れ落ちた。
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