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変態のピンチ 解決編?
意外な来訪者
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どうぞ、って部長の声にそろりとドアが開く。
誰だろう? みんなの視線が集まる先にいたのは予想外の人物だった。
「ふみちゃん?」
そう、ふみちゃん。昨日のことを反省しているのか、控え目な登場。
あれ? ふみちゃん、今、萌花ちゃんを守ってるんじゃなかったっけ?
って、思った瞬間だった。そっと、ふみちゃんの後ろから顔を覗かせたのは、まさかまさかの萌花ちゃんだった。
「諸悪の根源を生け贄に捧げにきたんですか。ご苦労様です」
萌花ちゃんを一瞥した加納君はやっぱり辛辣だった。当事者の竜也君と私よりも、部の平穏を乱された部長よりも一番萌花ちゃんに怒ってる。
「わ、私がお願いしたんです……」
萌花ちゃんは加納君に反論するわけでもなく、別人みたいにシュンとしてた。
そして、ふみちゃんに促された萌花ちゃんが私の前までやってくる。
「みっ、光石先輩っ! 本当にごめんなさい!」
「えぇっ!?」
いきなり土下座。額を床に擦り付ける勢いのマジ土下座。どうしてこうなるのか全然わからない。
「うわぁ、プライド捨てたんですか、それともこれも作戦ですか。女優モード半端ないですね。光石先輩は鈍いけど、安い涙に騙されるほど馬鹿じゃないですよ」
サディスティック加納、絶好調。私も牽制されてる気がするのは気のせい?
「とりあえず、加納君は黙って!」
加納君のいびり劇場を部長が止めないから私が止める。加納君は肩を竦めて不満げだったけど、私に何かを言ってくるわけでもなかった。
「ひどいことして……わたし……わたしっ……!」
萌花ちゃんは泣きそうだし、どうしたらいいかわからなくて側にしゃがみ込む。
加納君が言うみたいに演技? 嘘泣きするの? それとも、急激な心境の変化?
ふみちゃんを見ても困り顔。ふみちゃんにわからないことは私にもわからない。
「萌花ちゃんは顔上げよう? 石原さんに何か言われた?」
「ぐすっ……りり先輩って呼んでもいいですか……?」
顔を上げてうるうるの目で見てくる萌花ちゃん。
今まで頑なに名字で呼んでたのに、何で急にそうなるのかわからなくて怖いけど、断るほどのことでもないと思うし……
「い、いいけど……」
「うわぁぁぁん、りりせんぱぁぁぁいっ!」
「えっえっ……」
いきなりガバッと抱き着いてきた萌花ちゃん。
何これ、どういうこと? 説明して!
「はわわっ、りりちゃんがピンチ! 今助けてあげるからね!」
「光石先輩が絞め殺される……!」
こっちもパニック。竜也君と加納君は案外気が合うのか一緒にあわあわしてる。
「いやいや、大丈夫だから!」
絞め殺されるとか大袈裟な。そんなに力は入ってない。
何となく萌花ちゃんをよしよししてあげると竜也君の視線が痛い。
「ダメだよ、りりちゃん。危ないから離そう? 代わりに俺をギュッとしていいから! ね?」
「何考えてるかわからないんだから離れましょう!」
「平気だもん」
さすがに実力行使はしてこないけど、竜也君と加納君は何だか必死。
正直、ギュッとするなら女の子がいいと思う。柔らかい。
イチャイチャしないって言ったのに、人前で竜也君とハグとか絶対嫌だ。
「りりちゃん、拾ってきた捨て猫を戻してこいって怒られたみたいな顔しないで」
「先輩に毒が回ってる……」
「捨てられてないもん!」
「りり先輩……」
竜也君は困り顔。加納君は天を仰いだ。
萌花ちゃんはまだアニ研から追い出されたわけじゃない。多分。
「りりちゃんマジ天使……!」
「あーもう! 可愛いなちくしょう!」
「尊いんですか聖女なんですか」
竜也君、総帥、加納君の三人は何で揃って顔に手を当ててるんだろう? シンクロ芸?
私は別に天使でもないし聖女でもない。意味がわからない。
「って言うか、りりちゃん、なんでそんなに人たらしなの!? しかも、何でひどいことされて許せるの!?」
竜也君は信じられないと言わんばかりに叫ぶけど、人をたらした覚えはないし、まだ萌花ちゃんを許すと言ったわけでもない。さっきまでここで話してたことは萌花ちゃんを許すってことと同じかもしれないけど、萌花ちゃんをアニ研から追い出すような罰は望まないってだけ。
「萌花ちゃんはきっと寂しいんだよ! 本当は構ってほしいんだよ! でも、言えないんだよ! 超ツンデレなんだよ! 多分」
私に抱きついてめそめそしてる萌花ちゃんの意図はさっぱりわからない。
確かにひどいことを言われたし、竜也君を好きになっちゃったって約束を破ったのは間違いない。
でも、謝るなら竜也君にじゃないのかな? 私に言ったことよりも竜也君にしたことの方がひどいと思うけど、私の方が泣き落としが通用すると思われてる?
「庇ってるようで、先輩もなかなか抉ってますよ。隠れドSですか」
加納君は呆れてるのかもしれないけど、みんなに責められてアニ研を出てくるのにも勇気が必要だったんじゃないかなって思う。
だって、ここで責められるのもわかってたはず。特に萌花ちゃんに対して攻撃的な言動をする加納君もいるわけだし、由真ちゃんだっている。
って言うか、最近Sの本性表した加納君に隠れドSとか言われたくない。
「萌花ちゃん、友達に裏切られちゃったんだよね」
そう言ったのは、ふみちゃん。その瞬間、加納君がふみちゃんを見た。食いつきすぎ。
ふみちゃんは悪気がない。多分。
「大沢先輩、それ詳しくお願いします」
「石原先輩が来て尋問始めたら、みんな掌返しちゃって」
「人望のなさが露呈したわけですね。それで、光石先輩に取り入ろうとしてるわけですね。まあ、僕達がいる限りそんなことはさせませんけど」
加納君が何か言ってるけど、この際シャットアウト。加納君がいると萌花ちゃんは何も話せない気がする。あと、竜也君も。
「二人だけで話す?」
コクコクと頷く萌花ちゃん。よほど怖い思いをしたのか、演技なのかはわからないけど、このままだと喋ってくれないのは間違いなさそう。
「どうして、そんな危険なことをするんですか! バカですか! バカなんですか!?」
加納君がプリプリ怒って、別にバカって言われても仕方ないと思ったけど、ひやっとどこからともなく冷たい風が吹いた気がした。ブリザード?
そうだった、今日は竜也君がいるんだった……!
イケメンのくせに、とか言わなくても氷河期は来る。そうだった、ここに来る前教室で田辺君が私に見損なったって言った時もキレそうだった。
「俺のりりちゃんをバカって言うな」
「じゃあ、何ですか? 大沢先輩を越える究極のお人好しですか? 危機管理が甘いんですよ、この人は。ノーガードだから奇人変人変態をホイホイしてたらしちゃうんです」
どうしようかと思ったけど、加納君、ハート強すぎない? 竜也君の怖い雰囲気に真っ向から挑んでる。
ビシィッと指をさされるけど、竜也君は注意するわけでもなかった。
いや、加納君、私は奇人変人変態を引き寄せたいわけじゃないし、たらしたつもりはないんだけど。
「うっ、否定できない……!」
氷河期は回避された。しかし、竜也君があっさり打ちのめされたのは複雑な気分。
私からすれば、竜也君は勝手に寄ってきた最も厄介な害虫的存在のような気がする。
「大体、浅見先輩も何か言ってくださいよ! 保護者! ご意見番!」
「私が出る幕じゃないわ」
ここぞとばかりに由真ちゃんを引っ張り出そうとする加納君は軽くあしらわれた。
しかし、めげずに次に見たのは今日初めて会った総帥。
「こういう時の総帥じゃないんですか!」
「何て言うか……百合っていいな……」
「ダメだ、この人……」
総帥に期待するだけ無駄だったと思う。どこかにトリップしてるみたいにホワホワしてる。
だけど、めげない加納君が今度は部長を見た。
「部長、頼みますよ!」
「みんな、先にアニ研の部室に行ってようか」
「ぶちょぉぉぉぉっ!」
部長は総帥と竜也君の首根っこを掴んで、まとめて引きずっていく姿勢。
もう手当たり次第だったのかもしれないけど、最も信じた部長の判断が信じられなかったらしい加納君が叫ぶ。
だけど、部長に従うように出て行く由真ちゃんに引きずられるように部室の外へ。
「山本さん」
ふみちゃんが扉を閉めようとしたけど、その前に振り返った部長が萌花ちゃんを呼んだ。
「うちの大事な編集長にこれ以上何かしたら、ただじゃおかないからね」
顔を上げて部長を見た萌花ちゃんが部長に釘を刺されてビクッとしたのがよくわかる。
部長に関しては恐怖刻まれてるのは多分本当。
そのまま廊下で聞き耳を立てられるんじゃないかとも思ってたけど、騒がしい足音が遠ざかって、いよいよ二人っきりになったみたいだった。
誰だろう? みんなの視線が集まる先にいたのは予想外の人物だった。
「ふみちゃん?」
そう、ふみちゃん。昨日のことを反省しているのか、控え目な登場。
あれ? ふみちゃん、今、萌花ちゃんを守ってるんじゃなかったっけ?
って、思った瞬間だった。そっと、ふみちゃんの後ろから顔を覗かせたのは、まさかまさかの萌花ちゃんだった。
「諸悪の根源を生け贄に捧げにきたんですか。ご苦労様です」
萌花ちゃんを一瞥した加納君はやっぱり辛辣だった。当事者の竜也君と私よりも、部の平穏を乱された部長よりも一番萌花ちゃんに怒ってる。
「わ、私がお願いしたんです……」
萌花ちゃんは加納君に反論するわけでもなく、別人みたいにシュンとしてた。
そして、ふみちゃんに促された萌花ちゃんが私の前までやってくる。
「みっ、光石先輩っ! 本当にごめんなさい!」
「えぇっ!?」
いきなり土下座。額を床に擦り付ける勢いのマジ土下座。どうしてこうなるのか全然わからない。
「うわぁ、プライド捨てたんですか、それともこれも作戦ですか。女優モード半端ないですね。光石先輩は鈍いけど、安い涙に騙されるほど馬鹿じゃないですよ」
サディスティック加納、絶好調。私も牽制されてる気がするのは気のせい?
「とりあえず、加納君は黙って!」
加納君のいびり劇場を部長が止めないから私が止める。加納君は肩を竦めて不満げだったけど、私に何かを言ってくるわけでもなかった。
「ひどいことして……わたし……わたしっ……!」
萌花ちゃんは泣きそうだし、どうしたらいいかわからなくて側にしゃがみ込む。
加納君が言うみたいに演技? 嘘泣きするの? それとも、急激な心境の変化?
ふみちゃんを見ても困り顔。ふみちゃんにわからないことは私にもわからない。
「萌花ちゃんは顔上げよう? 石原さんに何か言われた?」
「ぐすっ……りり先輩って呼んでもいいですか……?」
顔を上げてうるうるの目で見てくる萌花ちゃん。
今まで頑なに名字で呼んでたのに、何で急にそうなるのかわからなくて怖いけど、断るほどのことでもないと思うし……
「い、いいけど……」
「うわぁぁぁん、りりせんぱぁぁぁいっ!」
「えっえっ……」
いきなりガバッと抱き着いてきた萌花ちゃん。
何これ、どういうこと? 説明して!
「はわわっ、りりちゃんがピンチ! 今助けてあげるからね!」
「光石先輩が絞め殺される……!」
こっちもパニック。竜也君と加納君は案外気が合うのか一緒にあわあわしてる。
「いやいや、大丈夫だから!」
絞め殺されるとか大袈裟な。そんなに力は入ってない。
何となく萌花ちゃんをよしよししてあげると竜也君の視線が痛い。
「ダメだよ、りりちゃん。危ないから離そう? 代わりに俺をギュッとしていいから! ね?」
「何考えてるかわからないんだから離れましょう!」
「平気だもん」
さすがに実力行使はしてこないけど、竜也君と加納君は何だか必死。
正直、ギュッとするなら女の子がいいと思う。柔らかい。
イチャイチャしないって言ったのに、人前で竜也君とハグとか絶対嫌だ。
「りりちゃん、拾ってきた捨て猫を戻してこいって怒られたみたいな顔しないで」
「先輩に毒が回ってる……」
「捨てられてないもん!」
「りり先輩……」
竜也君は困り顔。加納君は天を仰いだ。
萌花ちゃんはまだアニ研から追い出されたわけじゃない。多分。
「りりちゃんマジ天使……!」
「あーもう! 可愛いなちくしょう!」
「尊いんですか聖女なんですか」
竜也君、総帥、加納君の三人は何で揃って顔に手を当ててるんだろう? シンクロ芸?
私は別に天使でもないし聖女でもない。意味がわからない。
「って言うか、りりちゃん、なんでそんなに人たらしなの!? しかも、何でひどいことされて許せるの!?」
竜也君は信じられないと言わんばかりに叫ぶけど、人をたらした覚えはないし、まだ萌花ちゃんを許すと言ったわけでもない。さっきまでここで話してたことは萌花ちゃんを許すってことと同じかもしれないけど、萌花ちゃんをアニ研から追い出すような罰は望まないってだけ。
「萌花ちゃんはきっと寂しいんだよ! 本当は構ってほしいんだよ! でも、言えないんだよ! 超ツンデレなんだよ! 多分」
私に抱きついてめそめそしてる萌花ちゃんの意図はさっぱりわからない。
確かにひどいことを言われたし、竜也君を好きになっちゃったって約束を破ったのは間違いない。
でも、謝るなら竜也君にじゃないのかな? 私に言ったことよりも竜也君にしたことの方がひどいと思うけど、私の方が泣き落としが通用すると思われてる?
「庇ってるようで、先輩もなかなか抉ってますよ。隠れドSですか」
加納君は呆れてるのかもしれないけど、みんなに責められてアニ研を出てくるのにも勇気が必要だったんじゃないかなって思う。
だって、ここで責められるのもわかってたはず。特に萌花ちゃんに対して攻撃的な言動をする加納君もいるわけだし、由真ちゃんだっている。
って言うか、最近Sの本性表した加納君に隠れドSとか言われたくない。
「萌花ちゃん、友達に裏切られちゃったんだよね」
そう言ったのは、ふみちゃん。その瞬間、加納君がふみちゃんを見た。食いつきすぎ。
ふみちゃんは悪気がない。多分。
「大沢先輩、それ詳しくお願いします」
「石原先輩が来て尋問始めたら、みんな掌返しちゃって」
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加納君が何か言ってるけど、この際シャットアウト。加納君がいると萌花ちゃんは何も話せない気がする。あと、竜也君も。
「二人だけで話す?」
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加納君がプリプリ怒って、別にバカって言われても仕方ないと思ったけど、ひやっとどこからともなく冷たい風が吹いた気がした。ブリザード?
そうだった、今日は竜也君がいるんだった……!
イケメンのくせに、とか言わなくても氷河期は来る。そうだった、ここに来る前教室で田辺君が私に見損なったって言った時もキレそうだった。
「俺のりりちゃんをバカって言うな」
「じゃあ、何ですか? 大沢先輩を越える究極のお人好しですか? 危機管理が甘いんですよ、この人は。ノーガードだから奇人変人変態をホイホイしてたらしちゃうんです」
どうしようかと思ったけど、加納君、ハート強すぎない? 竜也君の怖い雰囲気に真っ向から挑んでる。
ビシィッと指をさされるけど、竜也君は注意するわけでもなかった。
いや、加納君、私は奇人変人変態を引き寄せたいわけじゃないし、たらしたつもりはないんだけど。
「うっ、否定できない……!」
氷河期は回避された。しかし、竜也君があっさり打ちのめされたのは複雑な気分。
私からすれば、竜也君は勝手に寄ってきた最も厄介な害虫的存在のような気がする。
「大体、浅見先輩も何か言ってくださいよ! 保護者! ご意見番!」
「私が出る幕じゃないわ」
ここぞとばかりに由真ちゃんを引っ張り出そうとする加納君は軽くあしらわれた。
しかし、めげずに次に見たのは今日初めて会った総帥。
「こういう時の総帥じゃないんですか!」
「何て言うか……百合っていいな……」
「ダメだ、この人……」
総帥に期待するだけ無駄だったと思う。どこかにトリップしてるみたいにホワホワしてる。
だけど、めげない加納君が今度は部長を見た。
「部長、頼みますよ!」
「みんな、先にアニ研の部室に行ってようか」
「ぶちょぉぉぉぉっ!」
部長は総帥と竜也君の首根っこを掴んで、まとめて引きずっていく姿勢。
もう手当たり次第だったのかもしれないけど、最も信じた部長の判断が信じられなかったらしい加納君が叫ぶ。
だけど、部長に従うように出て行く由真ちゃんに引きずられるように部室の外へ。
「山本さん」
ふみちゃんが扉を閉めようとしたけど、その前に振り返った部長が萌花ちゃんを呼んだ。
「うちの大事な編集長にこれ以上何かしたら、ただじゃおかないからね」
顔を上げて部長を見た萌花ちゃんが部長に釘を刺されてビクッとしたのがよくわかる。
部長に関しては恐怖刻まれてるのは多分本当。
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