【R-18】となりのお兄ちゃん

熊野

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撮らないで

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階下のリビングから楽し気な笑い声が聞こえてくる。
私とお兄ちゃんは目を開けながらベッドの上でキスを続ける。

最初は小鳥がついばむようなキスだったのに、舌をくっつけたり、口の中を舐めあいっこしたり、えっちなキスに変わってる。
お兄ちゃんの股間は隠していなかった。もうビンビンに硬くしたままキスをしていた。

「盛り上がってるね、ママたち…」

「うん…俺たちが上でこんなことしてるなんて、気付いてもいないんだろうな」

「ん…そうだね」

ちゅぶちゅぷ、じゅるると唾液が混じり合う音がする。
お兄ちゃんとのキスは大人で、淫らで、蕩けそうなほど気持ちよかった。

最後には二人とも全部服を脱いでいた。キスしている最中も何度もお兄ちゃんの硬いものが当たる。
お兄ちゃんは私のおっぱいを触りながら、聞いてきた。

「七海のあそこ…見たい」

いざ「見たい」と言われるとすごく恥ずかしかった。
お兄ちゃんの股間は今もギンギンだけど、最初は恥ずかしかったんだろうな。

「いいよ。じゃあ、見せあいっこしよ?」

じっと見られるのも恥ずかしかったから、私たちはお互いの秘密を見せあうことにした。

お兄ちゃんが寝転がって、その顔の上に跨る。
ちょうどお兄ちゃんの股間に私の顔が来るようにするのだ。
これにシックスナインという名前がついていることを知ったのは後のこと。

お尻まで見せちゃうのが恥ずかしかったけど、電気は薄暗いから見えてないことを願った。

「うわあ…………」

お兄ちゃんが感嘆の声を上げた。妙に恥ずかしくなって逃げようとしたら、がっちりと捕まえられる。

「すっごいエロいんだな、女の子のあそこって…。ヌラヌラ光ってるし、甘酸っぱい匂いするし……ピンクで……ぱっくり開いてて」

事細かく教えられて、耐えられなくて目を瞑って頭を振った。

「いやいや。知らない、そんなところ見たことないもん…」

「見たことないの? じゃあ撮ってやるよ」

「や、やだ、そんなとこ撮られたら」

「顔までは写さないよ。いいだろ? 俺も七海の画像ほしいよ」

「だって……」

油断しているうちにパシャパシャと数枚撮られてしまった。
顔は写ってはいなくてほっとした。
お兄ちゃんは嬉しそうに画像を眺めて、私にキスをする。

「最高。かわいい、七海」

「そんなの誰かに見つかったらどうするの?」

「誰も七海のだとは思わないよ」

そうかなあ…。
何か納得いかないまま、またキスが始まってしまう。
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