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性の目覚め
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わたし、桜木七海。
となりのお兄ちゃん、南博人くん。
一歳違いの、いわゆる幼なじみ。
うちの親とお兄ちゃんの親はとても仲が良くて、週末はいつもお兄ちゃんちで4人で飲んで食べている。
毎週そんな感じで過ごしていて、それが当たり前の日常。
お兄ちゃんは昔から優しくて、よく一緒に遊んでて、小さな頃はお風呂も一緒に入ったりしていて――。
そういえば最近は一緒に入らなくなっちゃったな。
そうして親たちが飲んだくれている間、私とお兄ちゃんはいつも一緒に寝ていた。
お兄ちゃんの部屋の少し大きなベッドの中で、ふたりで。
「七海、かわいい」
そう言っていつもお兄ちゃんは布団の中で私を抱き締めた。
優しく優しく、髪を撫でてくれて。
そうされている間に私はうっとりと心地よくなって、お兄ちゃんのペットになった気分になって。
いつも、体の内側が熱くなってくる。
「あ、くすぐったいよ、七海……」
お兄ちゃんが優しくしてくれる分、私はお兄ちゃんのほっぺとか、おでことか、首とか、いろんなところをぺろりと舐める。
すると、お兄ちゃんは嬉しそうにもぞもぞ動いて、だんだん布団の中も熱くなってくる。
「あついー」
「一旦出よう」
ふたりで布団からぷはっと顔を出して涼を取る。
見つめ合ってくすくす笑って、また続きをしているうちに、私はあることに気が付いた。
お兄ちゃんが、私を抱きしめながら自分の股間を弄っていたのだ。
一緒に寝たりしてはいたけど、あからさまにエッチなことはしてなかったから驚いた。
私が布団をめくったら、お兄ちゃんはびっくりして弄るのをやめた。
「ちょ、ちょっ……ど、どうしたんだよいきなり…」
相当脅かしてしまったらしい。お兄ちゃんは涙目になっていた。
そりゃ恥ずかしいよね。オナニーしてるところ見られたら。
「お兄ちゃんこそ、どうしたの? 弄るの手伝ってあげようか?」
「え」
お兄ちゃんの目が点。
「それとも、自分で弄るほうがいい?」
「あ、あ……いや……な、ななみ、が嫌じゃなければ……」
恥ずかしがるお兄ちゃんを見ていると胸がキュンとする。
ドキドキしながらお兄ちゃんのズボンとトランクスに手を掛け、ゆっくりと引き下げてみた。
少し硬くなったお兄ちゃんのものがぶるんと出てきて感激した。
「わあ…大きくなってる。見せて?」
「七海っ……」
お兄ちゃんは恥ずかしいところを私に見せたままぎゅっと目をつぶっていた。
私はさらに硬くなってきているそこをじいっと観察しながら、手を伸ばしてみた。
「ねえ触っていい?」
「う、うん…」
お兄ちゃんはすごく恥ずかしそうだったけど、そっと握るように触ってみた。先端から何か出ていたみたいで、手のひらが濡れた。
となりのお兄ちゃん、南博人くん。
一歳違いの、いわゆる幼なじみ。
うちの親とお兄ちゃんの親はとても仲が良くて、週末はいつもお兄ちゃんちで4人で飲んで食べている。
毎週そんな感じで過ごしていて、それが当たり前の日常。
お兄ちゃんは昔から優しくて、よく一緒に遊んでて、小さな頃はお風呂も一緒に入ったりしていて――。
そういえば最近は一緒に入らなくなっちゃったな。
そうして親たちが飲んだくれている間、私とお兄ちゃんはいつも一緒に寝ていた。
お兄ちゃんの部屋の少し大きなベッドの中で、ふたりで。
「七海、かわいい」
そう言っていつもお兄ちゃんは布団の中で私を抱き締めた。
優しく優しく、髪を撫でてくれて。
そうされている間に私はうっとりと心地よくなって、お兄ちゃんのペットになった気分になって。
いつも、体の内側が熱くなってくる。
「あ、くすぐったいよ、七海……」
お兄ちゃんが優しくしてくれる分、私はお兄ちゃんのほっぺとか、おでことか、首とか、いろんなところをぺろりと舐める。
すると、お兄ちゃんは嬉しそうにもぞもぞ動いて、だんだん布団の中も熱くなってくる。
「あついー」
「一旦出よう」
ふたりで布団からぷはっと顔を出して涼を取る。
見つめ合ってくすくす笑って、また続きをしているうちに、私はあることに気が付いた。
お兄ちゃんが、私を抱きしめながら自分の股間を弄っていたのだ。
一緒に寝たりしてはいたけど、あからさまにエッチなことはしてなかったから驚いた。
私が布団をめくったら、お兄ちゃんはびっくりして弄るのをやめた。
「ちょ、ちょっ……ど、どうしたんだよいきなり…」
相当脅かしてしまったらしい。お兄ちゃんは涙目になっていた。
そりゃ恥ずかしいよね。オナニーしてるところ見られたら。
「お兄ちゃんこそ、どうしたの? 弄るの手伝ってあげようか?」
「え」
お兄ちゃんの目が点。
「それとも、自分で弄るほうがいい?」
「あ、あ……いや……な、ななみ、が嫌じゃなければ……」
恥ずかしがるお兄ちゃんを見ていると胸がキュンとする。
ドキドキしながらお兄ちゃんのズボンとトランクスに手を掛け、ゆっくりと引き下げてみた。
少し硬くなったお兄ちゃんのものがぶるんと出てきて感激した。
「わあ…大きくなってる。見せて?」
「七海っ……」
お兄ちゃんは恥ずかしいところを私に見せたままぎゅっと目をつぶっていた。
私はさらに硬くなってきているそこをじいっと観察しながら、手を伸ばしてみた。
「ねえ触っていい?」
「う、うん…」
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