1 / 5
性の目覚め
しおりを挟む
わたし、桜木七海。
となりのお兄ちゃん、南博人くん。
一歳違いの、いわゆる幼なじみ。
うちの親とお兄ちゃんの親はとても仲が良くて、週末はいつもお兄ちゃんちで4人で飲んで食べている。
毎週そんな感じで過ごしていて、それが当たり前の日常。
お兄ちゃんは昔から優しくて、よく一緒に遊んでて、小さな頃はお風呂も一緒に入ったりしていて――。
そういえば最近は一緒に入らなくなっちゃったな。
そうして親たちが飲んだくれている間、私とお兄ちゃんはいつも一緒に寝ていた。
お兄ちゃんの部屋の少し大きなベッドの中で、ふたりで。
「七海、かわいい」
そう言っていつもお兄ちゃんは布団の中で私を抱き締めた。
優しく優しく、髪を撫でてくれて。
そうされている間に私はうっとりと心地よくなって、お兄ちゃんのペットになった気分になって。
いつも、体の内側が熱くなってくる。
「あ、くすぐったいよ、七海……」
お兄ちゃんが優しくしてくれる分、私はお兄ちゃんのほっぺとか、おでことか、首とか、いろんなところをぺろりと舐める。
すると、お兄ちゃんは嬉しそうにもぞもぞ動いて、だんだん布団の中も熱くなってくる。
「あついー」
「一旦出よう」
ふたりで布団からぷはっと顔を出して涼を取る。
見つめ合ってくすくす笑って、また続きをしているうちに、私はあることに気が付いた。
お兄ちゃんが、私を抱きしめながら自分の股間を弄っていたのだ。
一緒に寝たりしてはいたけど、あからさまにエッチなことはしてなかったから驚いた。
私が布団をめくったら、お兄ちゃんはびっくりして弄るのをやめた。
「ちょ、ちょっ……ど、どうしたんだよいきなり…」
相当脅かしてしまったらしい。お兄ちゃんは涙目になっていた。
そりゃ恥ずかしいよね。オナニーしてるところ見られたら。
「お兄ちゃんこそ、どうしたの? 弄るの手伝ってあげようか?」
「え」
お兄ちゃんの目が点。
「それとも、自分で弄るほうがいい?」
「あ、あ……いや……な、ななみ、が嫌じゃなければ……」
恥ずかしがるお兄ちゃんを見ていると胸がキュンとする。
ドキドキしながらお兄ちゃんのズボンとトランクスに手を掛け、ゆっくりと引き下げてみた。
少し硬くなったお兄ちゃんのものがぶるんと出てきて感激した。
「わあ…大きくなってる。見せて?」
「七海っ……」
お兄ちゃんは恥ずかしいところを私に見せたままぎゅっと目をつぶっていた。
私はさらに硬くなってきているそこをじいっと観察しながら、手を伸ばしてみた。
「ねえ触っていい?」
「う、うん…」
お兄ちゃんはすごく恥ずかしそうだったけど、そっと握るように触ってみた。先端から何か出ていたみたいで、手のひらが濡れた。
となりのお兄ちゃん、南博人くん。
一歳違いの、いわゆる幼なじみ。
うちの親とお兄ちゃんの親はとても仲が良くて、週末はいつもお兄ちゃんちで4人で飲んで食べている。
毎週そんな感じで過ごしていて、それが当たり前の日常。
お兄ちゃんは昔から優しくて、よく一緒に遊んでて、小さな頃はお風呂も一緒に入ったりしていて――。
そういえば最近は一緒に入らなくなっちゃったな。
そうして親たちが飲んだくれている間、私とお兄ちゃんはいつも一緒に寝ていた。
お兄ちゃんの部屋の少し大きなベッドの中で、ふたりで。
「七海、かわいい」
そう言っていつもお兄ちゃんは布団の中で私を抱き締めた。
優しく優しく、髪を撫でてくれて。
そうされている間に私はうっとりと心地よくなって、お兄ちゃんのペットになった気分になって。
いつも、体の内側が熱くなってくる。
「あ、くすぐったいよ、七海……」
お兄ちゃんが優しくしてくれる分、私はお兄ちゃんのほっぺとか、おでことか、首とか、いろんなところをぺろりと舐める。
すると、お兄ちゃんは嬉しそうにもぞもぞ動いて、だんだん布団の中も熱くなってくる。
「あついー」
「一旦出よう」
ふたりで布団からぷはっと顔を出して涼を取る。
見つめ合ってくすくす笑って、また続きをしているうちに、私はあることに気が付いた。
お兄ちゃんが、私を抱きしめながら自分の股間を弄っていたのだ。
一緒に寝たりしてはいたけど、あからさまにエッチなことはしてなかったから驚いた。
私が布団をめくったら、お兄ちゃんはびっくりして弄るのをやめた。
「ちょ、ちょっ……ど、どうしたんだよいきなり…」
相当脅かしてしまったらしい。お兄ちゃんは涙目になっていた。
そりゃ恥ずかしいよね。オナニーしてるところ見られたら。
「お兄ちゃんこそ、どうしたの? 弄るの手伝ってあげようか?」
「え」
お兄ちゃんの目が点。
「それとも、自分で弄るほうがいい?」
「あ、あ……いや……な、ななみ、が嫌じゃなければ……」
恥ずかしがるお兄ちゃんを見ていると胸がキュンとする。
ドキドキしながらお兄ちゃんのズボンとトランクスに手を掛け、ゆっくりと引き下げてみた。
少し硬くなったお兄ちゃんのものがぶるんと出てきて感激した。
「わあ…大きくなってる。見せて?」
「七海っ……」
お兄ちゃんは恥ずかしいところを私に見せたままぎゅっと目をつぶっていた。
私はさらに硬くなってきているそこをじいっと観察しながら、手を伸ばしてみた。
「ねえ触っていい?」
「う、うん…」
お兄ちゃんはすごく恥ずかしそうだったけど、そっと握るように触ってみた。先端から何か出ていたみたいで、手のひらが濡れた。
12
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
義妹のミルク
笹椰かな
恋愛
※男性向けの内容です。女性が読むと不快になる可能性がありますのでご注意ください。
母乳フェチの男が義妹のミルクを飲むだけの話。
普段から母乳が出て、さらには性的に興奮すると母乳を噴き出す女の子がヒロインです。
本番はありません。両片想い設定です。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる