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三章ヤクザさん
接触
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奏斗達がカフェに戻っている間私は神無とコンビニの商品を買って外で食べていた
「それどう?美味しい?」
神無は新商品の『ミルク&バニラチョコケーキ』を食べている、私は久しぶりにコーヒーを飲んでいる、相変わらず苦い
「桃ってコーヒー飲めたっけ?」
「苦いけど飲めるよ、抹茶は好き」
「えー、私は逆に抹茶嫌いだなぁ、コーヒーと紅茶はそこそこ」
「えっ、紅茶のどこが美味しいの?」
「桃こそ抹茶のどこがいいの?」
「や、だってさ、世の中には抹茶味のなになにーってあるけど紅茶味のーってやつは無いじゃん」
「あるよ!紅茶のクッキーとかシロップとか普通にあるからね!」
「でも抹茶味と紅茶味って抹茶の方がよく聞くじゃない」
「そうだけどさー、仕方ないじゃん、抹茶は日本で紅茶はヨーロッパ発祥なんだから」
「まぁ、好きは人それぞれということで」
「そうだね、瀬良はどうだろ」
「全部嫌いに一票」
「ソフトドリンク好きに一票」
その後お互いに顔を見合わせて笑った
「瀬良ならどっちも言いそー」
「確かにね、抹茶と紅茶どっちが好きって言ったらさ」
「『どっちも嫌い、だって苦いもん』」
「『強いて言うならコーラだね!』」
「「アハハハハ!」」
「ふう、どうする?奏斗さんまだだし中入ってる?」
「邪魔じゃないかな?外で待ってよ」
「そうだね」
「ねーねー、お姉ちゃん達。何してんの?」
ゴミを捨てゆっくりしようとすると三人の男組が話しかけてきた
「すいません、今連れを待っていまして」
昔に比べればほんの少しだけ度胸がついたと思う、毎日銃やら血やらを見てきたせいか多少のことでは動じなくなった
「いやね?暇そうだから声掛けたんだよ、暇じゃないの?」
「連れを待つのに暇もなにもありません、お引き取りください」
「まぁそう怒らずに、話すぐらいなら付き合ってよ、俺ら見ての通りおっさんだからさぁ、若いこと話したいんだよねー」
「ねぇ、桃、少しぐらい話してもいいんじゃないかな、暇だし」
「えっでも。」
「友達はノリがいいねー、じゃあ、遠慮なく」
「むっ?!」
「ツッ!」
神無と桃は口を布で縛られしばらくすると意識を失った
「おい、とっとと運べ」
「どっちをですか?」
「顔を見られた以上生かす理由は木ノ葉を潰せばなくなる、二人とも連れて行け」
「ハイ」
「へいへーい」
「これでようやく木ノ葉を・・ふふふ」
「それどう?美味しい?」
神無は新商品の『ミルク&バニラチョコケーキ』を食べている、私は久しぶりにコーヒーを飲んでいる、相変わらず苦い
「桃ってコーヒー飲めたっけ?」
「苦いけど飲めるよ、抹茶は好き」
「えー、私は逆に抹茶嫌いだなぁ、コーヒーと紅茶はそこそこ」
「えっ、紅茶のどこが美味しいの?」
「桃こそ抹茶のどこがいいの?」
「や、だってさ、世の中には抹茶味のなになにーってあるけど紅茶味のーってやつは無いじゃん」
「あるよ!紅茶のクッキーとかシロップとか普通にあるからね!」
「でも抹茶味と紅茶味って抹茶の方がよく聞くじゃない」
「そうだけどさー、仕方ないじゃん、抹茶は日本で紅茶はヨーロッパ発祥なんだから」
「まぁ、好きは人それぞれということで」
「そうだね、瀬良はどうだろ」
「全部嫌いに一票」
「ソフトドリンク好きに一票」
その後お互いに顔を見合わせて笑った
「瀬良ならどっちも言いそー」
「確かにね、抹茶と紅茶どっちが好きって言ったらさ」
「『どっちも嫌い、だって苦いもん』」
「『強いて言うならコーラだね!』」
「「アハハハハ!」」
「ふう、どうする?奏斗さんまだだし中入ってる?」
「邪魔じゃないかな?外で待ってよ」
「そうだね」
「ねーねー、お姉ちゃん達。何してんの?」
ゴミを捨てゆっくりしようとすると三人の男組が話しかけてきた
「すいません、今連れを待っていまして」
昔に比べればほんの少しだけ度胸がついたと思う、毎日銃やら血やらを見てきたせいか多少のことでは動じなくなった
「いやね?暇そうだから声掛けたんだよ、暇じゃないの?」
「連れを待つのに暇もなにもありません、お引き取りください」
「まぁそう怒らずに、話すぐらいなら付き合ってよ、俺ら見ての通りおっさんだからさぁ、若いこと話したいんだよねー」
「ねぇ、桃、少しぐらい話してもいいんじゃないかな、暇だし」
「えっでも。」
「友達はノリがいいねー、じゃあ、遠慮なく」
「むっ?!」
「ツッ!」
神無と桃は口を布で縛られしばらくすると意識を失った
「おい、とっとと運べ」
「どっちをですか?」
「顔を見られた以上生かす理由は木ノ葉を潰せばなくなる、二人とも連れて行け」
「ハイ」
「へいへーい」
「これでようやく木ノ葉を・・ふふふ」
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