ヤクザとJK?!

あさみ

文字の大きさ
上 下
30 / 70
二章学校行事

授業参観⑥

しおりを挟む
だがいまの私にとって木ノ葉の知名度などどうでも、いや多少は気になるが問題は私と奏斗さんが知り合いということだ、田舎なんてすぐ噂話が広がるのを皆知っている癖に嘘だろうが本当だろうが全て信じてしまう。だからもし先生か奏斗さんと話す私を見た他の親に私と奏斗さんの関係を噂されたら私は学校に居場所が無くなりそうだ、いや私だけならいいが神無まで影響が及ぶのはどうにか避けたいことだ、それならば私がとるべき行動はただ1つ『終わりと同時に正門かトイレに向かう事だ!』
正門まで出ればある程度人の目は避けられるし無理なら女子トイレに駆け込めばいいだけの話だ。何がなんでも校内で奏斗さんか水無さんと話すのを回避したい、そんな事を考えながら1時間を過ごした、そして授業が終わりそのままホームルームの時間になった、そして・・・
「これでホームルームを終わります。日直さん挨拶を」
「起立、きをつけ、礼。ありがとうございました!」
これで終わりだ、奏斗さんが近ずいてくる前に鞄に荷物を詰めて担ぐ!しかし瀬良と神無に呼び止められた
「桃ー!瀬良と遊ぶってマジ?私も誘ってよー」
「え?私そんな約束してないけど、神無?」
「えっとね、今日おにぃちゃんとこの後遊びに行くんだけどおにぃちゃんと桃の義父さん仲良さそうだから一緒にどうかなーって思って」
「えっと、」
「桃ー帰るぞー」
桃は内心ゲッ!と焦った、追い打ちをかけるように話が進む
「あ、桃の義父さんこんにいは、この後私と桃とおにぃちゃんと一緒にカフェにでも行きませんか?おにぃちゃんもいいかな?」
「おにぃちゃんはそれでいいぞ、奏斗さんどうしますか?」
「桃とカフェかぁ、いいな!是非行かせてもらうよ送り迎えはうちのに頼もう」
「やったー!桃ー嬉しぃね!授業参観の後に保護者とお出かけだよ!」
「ソウダネー」
もう諦める事にしたももの顔はロボットのように感情が消えていた、勿論木ノ葉を知っている人の目は冷ややかだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

お隣さんはヤのつくご職業

古亜
恋愛
佐伯梓は、日々平穏に過ごしてきたOL。 残業から帰り夜食のカップ麺を食べていたら、突然壁に穴が空いた。 元々薄い壁だと思ってたけど、まさか人が飛んでくるなんて……ん?そもそも人が飛んでくるっておかしくない?それにお隣さんの顔、初めて見ましたがだいぶ強面でいらっしゃいますね。 ……え、ちゃんとしたもん食え? ちょ、冷蔵庫漁らないでくださいっ!! ちょっとアホな社畜OLがヤクザさんとご飯を食べるラブコメ 建築基準法と物理法則なんて知りません 登場人物や団体の名称や設定は作者が適当に生み出したものであり、現実に類似のものがあったとしても一切関係ありません。 2020/5/26 完結

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

由紀と真一

廣瀬純一
大衆娯楽
夫婦の体が入れ替わる話

ヤクザと私と。~養子じゃなく嫁でした

瀬名。
恋愛
大学1年生の冬。母子家庭の私は、母に逃げられました。 家も取り押さえられ、帰る場所もない。 まず、借金返済をしてないから、私も逃げないとやばい。 …そんな時、借金取りにきた私を買ってくれたのは。 ヤクザの若頭でした。 *この話はフィクションです 現実ではあり得ませんが、物語の過程としてむちゃくちゃしてます ツッコミたくてイラつく人はお帰りください またこの話を鵜呑みにする読者がいたとしても私は一切の責任を負いませんのでご了承ください*

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

処理中です...