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一章 ヤクザとの出会い
戻ってきた
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「すみません、待たせてしまいましたか?」
「んやー、大丈夫だよ!それより行こっか」
現在時刻は学校が終わった夕方頃、学校に行く前に菊一と出会ったのだが・・・
「実姉?そんなのどうやって信じろと?」
「んー、用心深いなぁ・・・まぁ良いことなんだけど、あっ!ならさ歩きながら私の奏斗コレクション見せてやるよ」
そういってスマホを取り出しいじっている
「か、奏斗コレクション?」
「そ!幼少期からの写真が入ってるんだ、お、これこれ」
スッと差し出された画面を見ると奏斗さんとのツーショットや照れている奏斗さん、たまに入ってくる源や少し若い時の写真など色々と見せられた
「どう?これで信じてくれたかな?」
写真の偽造などの可能性を考えたがどうみてもツーショットはちゃんとしたものだしそもそも奏斗さんが照れているところなんて見たことがない、基本的に威厳を保とうとしているが空回りして落ち込む顔か笑う顔、またたまにヤクザらしい怒った怖い顔の三つしか見たことがない
「は、はい。すみません疑ってしまって」
「いいんだよ、でもあからさまな反応すると敵とかに利用されちゃうから気を付けてね」
「はい!ありがとうございます」
「ふふふ、これであいつをいじる新ネタが出来た・・・」
ニヤニヤしながらスマホのメモ機能を使い『奏斗帳』というファイルに親戚の桃と書き足した、ちなみにこのファイルには奏斗をいじれるネタが沢山ある、これの他にも『源田帳』や『源帳』等もあるが全ていじりネタだ
「?どうかしましたか?」
「んや?何でもない、何でもないよ!」
「そうですか、あの・・・その写真くれませんか?」
「写真?いいよー、どれ欲しいの?てかスマホとか持ってんならID教えてよ」
女子高生と同じようなノリの軽さで聞いてきた、見た目も実年齢かは若く見られそうだ、しかし今は携帯を持っていないのでID交換は無理だ
「えっと、今から学校で、学校では携帯禁止だから帰ってきてからでも良いですか?」
「分かったよ、学校っていつ終わるの?」
「えっと、5時過ぎで、駅につくのは6時になると思います」
「分かった、なら6時に駅前にいるね」
「わざわざありがとうございます」
「いーのいーの、気ぃ遣わなくて良いから、それじゃ行ってらっしゃい」
駅前に着き桃が改札を通るのを見届けた
「さて、戻るか、奏斗には今じゃなくて桃と一緒に行って驚かそう」
そして駅から家までスマホを取りに行き奏斗のいる家、に行き今に至る・・・
「なぁー!聞いてくれよ奏斗!桃さぁさっき猫が通ったときににゃんこ!にゃんこ!ってはしゃいでてめっちゃ可愛かったんだぜ?」
「や、やめてくださいよ、良いじゃないですか、猫でもにゃんこでも!」
「姉さん・・・桃を困らせないでくれ、あとその子は学生なんだから言葉遣いに気を付けてね」
「わーってる、わーってるって!それよりどした?二日酔いか?」
頭を抱えている奏斗をわざとらしく見ながら声をかけた
「それもあるけど絶対にちげーだろ・・・」
「んやー、大丈夫だよ!それより行こっか」
現在時刻は学校が終わった夕方頃、学校に行く前に菊一と出会ったのだが・・・
「実姉?そんなのどうやって信じろと?」
「んー、用心深いなぁ・・・まぁ良いことなんだけど、あっ!ならさ歩きながら私の奏斗コレクション見せてやるよ」
そういってスマホを取り出しいじっている
「か、奏斗コレクション?」
「そ!幼少期からの写真が入ってるんだ、お、これこれ」
スッと差し出された画面を見ると奏斗さんとのツーショットや照れている奏斗さん、たまに入ってくる源や少し若い時の写真など色々と見せられた
「どう?これで信じてくれたかな?」
写真の偽造などの可能性を考えたがどうみてもツーショットはちゃんとしたものだしそもそも奏斗さんが照れているところなんて見たことがない、基本的に威厳を保とうとしているが空回りして落ち込む顔か笑う顔、またたまにヤクザらしい怒った怖い顔の三つしか見たことがない
「は、はい。すみません疑ってしまって」
「いいんだよ、でもあからさまな反応すると敵とかに利用されちゃうから気を付けてね」
「はい!ありがとうございます」
「ふふふ、これであいつをいじる新ネタが出来た・・・」
ニヤニヤしながらスマホのメモ機能を使い『奏斗帳』というファイルに親戚の桃と書き足した、ちなみにこのファイルには奏斗をいじれるネタが沢山ある、これの他にも『源田帳』や『源帳』等もあるが全ていじりネタだ
「?どうかしましたか?」
「んや?何でもない、何でもないよ!」
「そうですか、あの・・・その写真くれませんか?」
「写真?いいよー、どれ欲しいの?てかスマホとか持ってんならID教えてよ」
女子高生と同じようなノリの軽さで聞いてきた、見た目も実年齢かは若く見られそうだ、しかし今は携帯を持っていないのでID交換は無理だ
「えっと、今から学校で、学校では携帯禁止だから帰ってきてからでも良いですか?」
「分かったよ、学校っていつ終わるの?」
「えっと、5時過ぎで、駅につくのは6時になると思います」
「分かった、なら6時に駅前にいるね」
「わざわざありがとうございます」
「いーのいーの、気ぃ遣わなくて良いから、それじゃ行ってらっしゃい」
駅前に着き桃が改札を通るのを見届けた
「さて、戻るか、奏斗には今じゃなくて桃と一緒に行って驚かそう」
そして駅から家までスマホを取りに行き奏斗のいる家、に行き今に至る・・・
「なぁー!聞いてくれよ奏斗!桃さぁさっき猫が通ったときににゃんこ!にゃんこ!ってはしゃいでてめっちゃ可愛かったんだぜ?」
「や、やめてくださいよ、良いじゃないですか、猫でもにゃんこでも!」
「姉さん・・・桃を困らせないでくれ、あとその子は学生なんだから言葉遣いに気を付けてね」
「わーってる、わーってるって!それよりどした?二日酔いか?」
頭を抱えている奏斗をわざとらしく見ながら声をかけた
「それもあるけど絶対にちげーだろ・・・」
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