13 / 70
一章 ヤクザとの出会い
戻ってきた
しおりを挟む
「すみません、待たせてしまいましたか?」
「んやー、大丈夫だよ!それより行こっか」
現在時刻は学校が終わった夕方頃、学校に行く前に菊一と出会ったのだが・・・
「実姉?そんなのどうやって信じろと?」
「んー、用心深いなぁ・・・まぁ良いことなんだけど、あっ!ならさ歩きながら私の奏斗コレクション見せてやるよ」
そういってスマホを取り出しいじっている
「か、奏斗コレクション?」
「そ!幼少期からの写真が入ってるんだ、お、これこれ」
スッと差し出された画面を見ると奏斗さんとのツーショットや照れている奏斗さん、たまに入ってくる源や少し若い時の写真など色々と見せられた
「どう?これで信じてくれたかな?」
写真の偽造などの可能性を考えたがどうみてもツーショットはちゃんとしたものだしそもそも奏斗さんが照れているところなんて見たことがない、基本的に威厳を保とうとしているが空回りして落ち込む顔か笑う顔、またたまにヤクザらしい怒った怖い顔の三つしか見たことがない
「は、はい。すみません疑ってしまって」
「いいんだよ、でもあからさまな反応すると敵とかに利用されちゃうから気を付けてね」
「はい!ありがとうございます」
「ふふふ、これであいつをいじる新ネタが出来た・・・」
ニヤニヤしながらスマホのメモ機能を使い『奏斗帳』というファイルに親戚の桃と書き足した、ちなみにこのファイルには奏斗をいじれるネタが沢山ある、これの他にも『源田帳』や『源帳』等もあるが全ていじりネタだ
「?どうかしましたか?」
「んや?何でもない、何でもないよ!」
「そうですか、あの・・・その写真くれませんか?」
「写真?いいよー、どれ欲しいの?てかスマホとか持ってんならID教えてよ」
女子高生と同じようなノリの軽さで聞いてきた、見た目も実年齢かは若く見られそうだ、しかし今は携帯を持っていないのでID交換は無理だ
「えっと、今から学校で、学校では携帯禁止だから帰ってきてからでも良いですか?」
「分かったよ、学校っていつ終わるの?」
「えっと、5時過ぎで、駅につくのは6時になると思います」
「分かった、なら6時に駅前にいるね」
「わざわざありがとうございます」
「いーのいーの、気ぃ遣わなくて良いから、それじゃ行ってらっしゃい」
駅前に着き桃が改札を通るのを見届けた
「さて、戻るか、奏斗には今じゃなくて桃と一緒に行って驚かそう」
そして駅から家までスマホを取りに行き奏斗のいる家、に行き今に至る・・・
「なぁー!聞いてくれよ奏斗!桃さぁさっき猫が通ったときににゃんこ!にゃんこ!ってはしゃいでてめっちゃ可愛かったんだぜ?」
「や、やめてくださいよ、良いじゃないですか、猫でもにゃんこでも!」
「姉さん・・・桃を困らせないでくれ、あとその子は学生なんだから言葉遣いに気を付けてね」
「わーってる、わーってるって!それよりどした?二日酔いか?」
頭を抱えている奏斗をわざとらしく見ながら声をかけた
「それもあるけど絶対にちげーだろ・・・」
「んやー、大丈夫だよ!それより行こっか」
現在時刻は学校が終わった夕方頃、学校に行く前に菊一と出会ったのだが・・・
「実姉?そんなのどうやって信じろと?」
「んー、用心深いなぁ・・・まぁ良いことなんだけど、あっ!ならさ歩きながら私の奏斗コレクション見せてやるよ」
そういってスマホを取り出しいじっている
「か、奏斗コレクション?」
「そ!幼少期からの写真が入ってるんだ、お、これこれ」
スッと差し出された画面を見ると奏斗さんとのツーショットや照れている奏斗さん、たまに入ってくる源や少し若い時の写真など色々と見せられた
「どう?これで信じてくれたかな?」
写真の偽造などの可能性を考えたがどうみてもツーショットはちゃんとしたものだしそもそも奏斗さんが照れているところなんて見たことがない、基本的に威厳を保とうとしているが空回りして落ち込む顔か笑う顔、またたまにヤクザらしい怒った怖い顔の三つしか見たことがない
「は、はい。すみません疑ってしまって」
「いいんだよ、でもあからさまな反応すると敵とかに利用されちゃうから気を付けてね」
「はい!ありがとうございます」
「ふふふ、これであいつをいじる新ネタが出来た・・・」
ニヤニヤしながらスマホのメモ機能を使い『奏斗帳』というファイルに親戚の桃と書き足した、ちなみにこのファイルには奏斗をいじれるネタが沢山ある、これの他にも『源田帳』や『源帳』等もあるが全ていじりネタだ
「?どうかしましたか?」
「んや?何でもない、何でもないよ!」
「そうですか、あの・・・その写真くれませんか?」
「写真?いいよー、どれ欲しいの?てかスマホとか持ってんならID教えてよ」
女子高生と同じようなノリの軽さで聞いてきた、見た目も実年齢かは若く見られそうだ、しかし今は携帯を持っていないのでID交換は無理だ
「えっと、今から学校で、学校では携帯禁止だから帰ってきてからでも良いですか?」
「分かったよ、学校っていつ終わるの?」
「えっと、5時過ぎで、駅につくのは6時になると思います」
「分かった、なら6時に駅前にいるね」
「わざわざありがとうございます」
「いーのいーの、気ぃ遣わなくて良いから、それじゃ行ってらっしゃい」
駅前に着き桃が改札を通るのを見届けた
「さて、戻るか、奏斗には今じゃなくて桃と一緒に行って驚かそう」
そして駅から家までスマホを取りに行き奏斗のいる家、に行き今に至る・・・
「なぁー!聞いてくれよ奏斗!桃さぁさっき猫が通ったときににゃんこ!にゃんこ!ってはしゃいでてめっちゃ可愛かったんだぜ?」
「や、やめてくださいよ、良いじゃないですか、猫でもにゃんこでも!」
「姉さん・・・桃を困らせないでくれ、あとその子は学生なんだから言葉遣いに気を付けてね」
「わーってる、わーってるって!それよりどした?二日酔いか?」
頭を抱えている奏斗をわざとらしく見ながら声をかけた
「それもあるけど絶対にちげーだろ・・・」
0
お気に入りに追加
91
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


お隣さんはヤのつくご職業
古亜
恋愛
佐伯梓は、日々平穏に過ごしてきたOL。
残業から帰り夜食のカップ麺を食べていたら、突然壁に穴が空いた。
元々薄い壁だと思ってたけど、まさか人が飛んでくるなんて……ん?そもそも人が飛んでくるっておかしくない?それにお隣さんの顔、初めて見ましたがだいぶ強面でいらっしゃいますね。
……え、ちゃんとしたもん食え?
ちょ、冷蔵庫漁らないでくださいっ!!
ちょっとアホな社畜OLがヤクザさんとご飯を食べるラブコメ
建築基準法と物理法則なんて知りません
登場人物や団体の名称や設定は作者が適当に生み出したものであり、現実に類似のものがあったとしても一切関係ありません。
2020/5/26 完結


ヤクザと私と。~養子じゃなく嫁でした
瀬名。
恋愛
大学1年生の冬。母子家庭の私は、母に逃げられました。
家も取り押さえられ、帰る場所もない。
まず、借金返済をしてないから、私も逃げないとやばい。
…そんな時、借金取りにきた私を買ってくれたのは。
ヤクザの若頭でした。
*この話はフィクションです
現実ではあり得ませんが、物語の過程としてむちゃくちゃしてます
ツッコミたくてイラつく人はお帰りください
またこの話を鵜呑みにする読者がいたとしても私は一切の責任を負いませんのでご了承ください*

クールな生徒会長のオンとオフが違いすぎるっ!?
ブレイブ
恋愛
政治家、資産家の子供だけが通える高校。上流高校がある。上流高校の一年生にして生徒会長。神童燐は普段は冷静に動き、正確な指示を出すが、家族と、恋人、新の前では
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる