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本編
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3人が料理を完成させて、ヒューガさんとヴェインさんが待っている談話室に向かった。
皆で大量の料理を運ぶ。
「結構、大量になっちゃったね。
余ったら明日はカツサンドとか出来そう。」
俺の呟きにラインハルトが
「いや、多分余らないと思うぞ?」
と答えてきた。
「いやいや、だって、ヒューガもう既に10人前も食べてるんだよ?」
アレンだってそんなに食べれないでしょ?
「普通は、そう思うよな?
でも、あいつは普通じゃないから…。」
ラインハルトは、遠い所を眺めるように答えた。
「普通じゃない?」
意味が分からず聞き返す。
「前に、うちの家主催の食事会があったんだよ。
騎士団からはアレンとヴェイン、ヒューガが代表で来たんだが…。
アレンとヒューガが大食い対決を始めてな……。」
うわぁ…。
アレンとヒューガさんは2人ともよく食べるから大変だったんだろうな…。
「それでどっちが勝ったの?」
「アレンは、野菜が食えないから肉ばっかり大量に食うだろ?
それに比べてヒューガは、好き嫌いなくなんでも大量に食うから……。」
それってつまり、アレンよりも食べるってこと?
「いや、あの身体のどこにそんなに入るんだよ?」
「全くだ。
うちの家の食材庫が空になるとこだったぞ。
あいつの腹は、マジックバックだって貴族の中でも有名になったんだからな…。」
食材庫が空!?
確かに、そんなに食べるならヒューガさんのお腹は四次元空間になってても不思議じゃない気がする……。
「その…ラインハルト、お疲れ様…。」
苦笑いしながら遠いところを見つめているラインハルトに労いの言葉をかけた。
談話室に入ると、既に席についているヴェインさんとヒューガさんがいた。
ヒューガさんはグッタリとした表情で机に突っ伏している。
ヴェインさんは、それを冷かな目で見ていた。
「えっと…ヒューガ、大丈夫?」
中に入り2人に声をかける。
「あぁ、心配するな。
こいつは腹が減りすぎてこうなってるだけだ。
いつもの事だから心配ない。
おい、ヒューガ、料理が運ばれてきたぞ。」
料理と言う言葉に、先程までぐったりとしていたヒューガさんが、反応して光の速さで顔を上げる。
「メシか!」
執務室で話していた時の気だるそうな様子はなく、目の前に運ばれてくる料理をキラキラした目で眺めながら涎を垂らしていた。
無口と言うより、ただの食いしん坊キャラに思えて来てしまい、ついつい吹き出してしまった。
ラインハルトは隣でその様子に苦笑いしているが、本人はこちらの事など少しも気にしていない様子で、目の前に並べられている料理を食べれる時を今か今かと待っていた。
「食べていいか?」
キラキラした目でヒューガさんが聞いてくる。
「え?うん、お待たせ。」
俺の返答を聞くな否や、ヒューガさんがフォークを手に取り、トンカツを躊躇なく刺した。
「ちょっと待て。ヒューガ。お前はしばらく居なかったから知らないだろうが、食べる前に挨拶をする決まりが増えたんだ。」
ヴェインさんが、嬉しそうにトンカツを口に運ぼうとしたヒューガさんを止める。
挨拶って「いただきます」のこと?
決まりって大袈裟な…。
「なんだ?
神にでも祈るのか?
俺は神なんて信じない。」
ヴェインさんの静止に明らかに機嫌が悪そうなヒューガさんが返す。
ん?神に祈る?
キリスト教とかだとご飯を食べる前にお祈りを捧げるんだっけ?
ヒューガさんの出身地では、そう言う文化があったのかな?
「いや、別に神に祈らなくてもいいがただ単に食材や作った人に感謝の意味を込めて『いただきます』って言うんだ。
他の騎士団の奴らは、教えたら自分から言うようになったんだけどな。」
え?他の騎士団の皆も言ってんの?
他の人達とご飯食べたことないから知らなかった…。
「はぁ…面倒…。
わかった…。
いただきます。」
ヴェインさんと見つめあっていたヒューガさんは、ヴェインさんの威圧に耐えられず、渋々『いただきます』と呟いてからトンカツを口に運んだ。
「ん!?」
トンカツを口に含んだ瞬間、先程までの機嫌の悪さはどこへやら、再び目を輝かせながら無言で料理を食べ始める。
「ほら、俺達も食べようぜ?」
ヒューガさんの凄まじい食べっぷりに圧倒されていた俺にラインハルトが声をかけてくる。
「あ、うん、いただきます。」
フォークでトンカツを刺すとサクサクの衣が音を立てる。
一切れ口に含むと中から染み出してくる肉汁と衣のサクサク感についつい頬が緩んだ。
「美味しい…。」
デミグラスソースとも相性が良くていくらでも食べられそうだ。
香草の入った方のトンカツも、香草の爽やかな香りが鼻に抜けてさっぱりとしている。
欲を言えば、ソースとカラシで食べたかった…。
「おかわり。」
ヒューガさんの声が聞こえ、そちらを見るともう既に、トンカツも唐揚げもニョッキも付け合せまで全て完食していた。
早っ……。
「えっと、どれをおかわりする?」
ヒューガさんに尋ねる。
「全部。どれも美味い。」
「え、うん、分かった。」
即答されてついつい笑いながらおかわりように持って来ていた料理をヒューガさんの皿にとりわける。
「そっちの皿、全部でも食える。」
「は?こんなに?」
念の為に沢山作って貰ったから軽いビュッフェ位の量が乗っている皿を見ながら問いかける。
「あぁ。」
ヒューガさんは自信満々に頷いた。
「あ、ヒューガちょっと待て、俺もおかわりしたい!」
ラインハルトが自分の皿の料理を食べながらヒューガさんを静止した。
ヴェインさんも同じ気持ちらしく、ラインハルトの言葉に頷いている。
「……先に3人の分をとってくれ。
残りは俺が貰う。」
「わかった。
ラインハルトとヴェイン、どれくらい食べる?
ちゃんと取っておくから安心してゆっくり食べな?」
俺の言葉に2人は安心したのか食べるペースをゆっくりにしながらホッと一息ついていた。
なんだろ?
この光景どっかで見た事あるような…。
あ、学校給食のおかわり競走みたいな…?
そう思ったら、ますますそうとしか思えずにクスクスと笑ってしまった。
突然笑いだした俺にヒューガさんは不思議そうな顔をしたけど、それよりもご飯を優先したらしく俺に催促の目を向けてくる。
「あ、ごめんごめん…。
じゃあ、2人の分は取ったからこっちは全部食べて大丈夫だよ?」
お皿を渡すと、ヒューガさんは、首を傾げながら
「お前のは、いいのか?」
と聞いてくる。
「あぁ、俺はアレでおなかいっぱいになると思うから大丈夫。」
俺の返答を聞くとヒューガさんは、
「ここに神がいた…。」
と呟いていた。
いやいや、おかわりしなかっただけで神様とか……。
席に戻り、食事を再開する。
相変わらず、ヒューガさんは凄まじい食べっぷりで大量の料理を平らげていた。
気持ちいい程の食べっぷりだな。
俺も食べよう…。
次は唐揚げを口に含む。
まだ熱々で中からジュワッと肉汁がほとばしるように流れてくる。
美味しい…。
レモンをかけて食べるとさっぱりと食べられる。
「はぁ、ご飯がほしい…。」
「はぁ、米が食いたい…。」
俺が呟いたと同時に、ヒューガさんが呟いていた言葉を俺は聞き逃さなかった!
「ヒューガ!」
いきなり大きい声を上げた俺を、皆が何事か!と見る。
「ん?」
「今、なんて言った?」
「ん?」
「いや、そうじゃなくて、その前!」
「あぁ、米が食いたいと…?」
ヴェインさんが首を傾げながら聞く。
「ヒューガ、米ってなんだ?」
ラインハルトもよく分からないらしくヒューガさんの返答を待っていた。
「米は、米だ。」
説明は以上と言わんばかりにまた、唐揚げをさして口に放り込む。
「米?聞いたことないな。
食い物なんだよな?」
ラインハルトがヒューガさんに聞くが彼は、頷くだけだ。
「ヒューガの故郷だと、米を食べるの?」
俺の質問にヒューガさんは、反応してピタリと止まる。
「米を知ってるのか?」
「多分。俺の故郷で食べてたやつと同じ米なら。」
ヒューガさんは、俺の言葉に興味深そうに眉をひそめた。
「それは、どんなのだ?」
「えっと、穀物の1つで実を精米して炊くと白いホカホカの食べ物になる?みたいな?」
ご飯って説明ってよく考えたらなんて説明したらいいのか分からない。
「それをそのまま食べたり、炒めたり?
とりあえず、主食の1つって感じかな。」
「炒める?
おそらく、その米だ。
だが、炊いて食べる以外の食べ方を俺は知らない。」
まじか!
やった!
異世界にも米があった!
ずっと求めていた米が見つかって今すぐ飛び上がって喜びたい気分だった。
皆で大量の料理を運ぶ。
「結構、大量になっちゃったね。
余ったら明日はカツサンドとか出来そう。」
俺の呟きにラインハルトが
「いや、多分余らないと思うぞ?」
と答えてきた。
「いやいや、だって、ヒューガもう既に10人前も食べてるんだよ?」
アレンだってそんなに食べれないでしょ?
「普通は、そう思うよな?
でも、あいつは普通じゃないから…。」
ラインハルトは、遠い所を眺めるように答えた。
「普通じゃない?」
意味が分からず聞き返す。
「前に、うちの家主催の食事会があったんだよ。
騎士団からはアレンとヴェイン、ヒューガが代表で来たんだが…。
アレンとヒューガが大食い対決を始めてな……。」
うわぁ…。
アレンとヒューガさんは2人ともよく食べるから大変だったんだろうな…。
「それでどっちが勝ったの?」
「アレンは、野菜が食えないから肉ばっかり大量に食うだろ?
それに比べてヒューガは、好き嫌いなくなんでも大量に食うから……。」
それってつまり、アレンよりも食べるってこと?
「いや、あの身体のどこにそんなに入るんだよ?」
「全くだ。
うちの家の食材庫が空になるとこだったぞ。
あいつの腹は、マジックバックだって貴族の中でも有名になったんだからな…。」
食材庫が空!?
確かに、そんなに食べるならヒューガさんのお腹は四次元空間になってても不思議じゃない気がする……。
「その…ラインハルト、お疲れ様…。」
苦笑いしながら遠いところを見つめているラインハルトに労いの言葉をかけた。
談話室に入ると、既に席についているヴェインさんとヒューガさんがいた。
ヒューガさんはグッタリとした表情で机に突っ伏している。
ヴェインさんは、それを冷かな目で見ていた。
「えっと…ヒューガ、大丈夫?」
中に入り2人に声をかける。
「あぁ、心配するな。
こいつは腹が減りすぎてこうなってるだけだ。
いつもの事だから心配ない。
おい、ヒューガ、料理が運ばれてきたぞ。」
料理と言う言葉に、先程までぐったりとしていたヒューガさんが、反応して光の速さで顔を上げる。
「メシか!」
執務室で話していた時の気だるそうな様子はなく、目の前に運ばれてくる料理をキラキラした目で眺めながら涎を垂らしていた。
無口と言うより、ただの食いしん坊キャラに思えて来てしまい、ついつい吹き出してしまった。
ラインハルトは隣でその様子に苦笑いしているが、本人はこちらの事など少しも気にしていない様子で、目の前に並べられている料理を食べれる時を今か今かと待っていた。
「食べていいか?」
キラキラした目でヒューガさんが聞いてくる。
「え?うん、お待たせ。」
俺の返答を聞くな否や、ヒューガさんがフォークを手に取り、トンカツを躊躇なく刺した。
「ちょっと待て。ヒューガ。お前はしばらく居なかったから知らないだろうが、食べる前に挨拶をする決まりが増えたんだ。」
ヴェインさんが、嬉しそうにトンカツを口に運ぼうとしたヒューガさんを止める。
挨拶って「いただきます」のこと?
決まりって大袈裟な…。
「なんだ?
神にでも祈るのか?
俺は神なんて信じない。」
ヴェインさんの静止に明らかに機嫌が悪そうなヒューガさんが返す。
ん?神に祈る?
キリスト教とかだとご飯を食べる前にお祈りを捧げるんだっけ?
ヒューガさんの出身地では、そう言う文化があったのかな?
「いや、別に神に祈らなくてもいいがただ単に食材や作った人に感謝の意味を込めて『いただきます』って言うんだ。
他の騎士団の奴らは、教えたら自分から言うようになったんだけどな。」
え?他の騎士団の皆も言ってんの?
他の人達とご飯食べたことないから知らなかった…。
「はぁ…面倒…。
わかった…。
いただきます。」
ヴェインさんと見つめあっていたヒューガさんは、ヴェインさんの威圧に耐えられず、渋々『いただきます』と呟いてからトンカツを口に運んだ。
「ん!?」
トンカツを口に含んだ瞬間、先程までの機嫌の悪さはどこへやら、再び目を輝かせながら無言で料理を食べ始める。
「ほら、俺達も食べようぜ?」
ヒューガさんの凄まじい食べっぷりに圧倒されていた俺にラインハルトが声をかけてくる。
「あ、うん、いただきます。」
フォークでトンカツを刺すとサクサクの衣が音を立てる。
一切れ口に含むと中から染み出してくる肉汁と衣のサクサク感についつい頬が緩んだ。
「美味しい…。」
デミグラスソースとも相性が良くていくらでも食べられそうだ。
香草の入った方のトンカツも、香草の爽やかな香りが鼻に抜けてさっぱりとしている。
欲を言えば、ソースとカラシで食べたかった…。
「おかわり。」
ヒューガさんの声が聞こえ、そちらを見るともう既に、トンカツも唐揚げもニョッキも付け合せまで全て完食していた。
早っ……。
「えっと、どれをおかわりする?」
ヒューガさんに尋ねる。
「全部。どれも美味い。」
「え、うん、分かった。」
即答されてついつい笑いながらおかわりように持って来ていた料理をヒューガさんの皿にとりわける。
「そっちの皿、全部でも食える。」
「は?こんなに?」
念の為に沢山作って貰ったから軽いビュッフェ位の量が乗っている皿を見ながら問いかける。
「あぁ。」
ヒューガさんは自信満々に頷いた。
「あ、ヒューガちょっと待て、俺もおかわりしたい!」
ラインハルトが自分の皿の料理を食べながらヒューガさんを静止した。
ヴェインさんも同じ気持ちらしく、ラインハルトの言葉に頷いている。
「……先に3人の分をとってくれ。
残りは俺が貰う。」
「わかった。
ラインハルトとヴェイン、どれくらい食べる?
ちゃんと取っておくから安心してゆっくり食べな?」
俺の言葉に2人は安心したのか食べるペースをゆっくりにしながらホッと一息ついていた。
なんだろ?
この光景どっかで見た事あるような…。
あ、学校給食のおかわり競走みたいな…?
そう思ったら、ますますそうとしか思えずにクスクスと笑ってしまった。
突然笑いだした俺にヒューガさんは不思議そうな顔をしたけど、それよりもご飯を優先したらしく俺に催促の目を向けてくる。
「あ、ごめんごめん…。
じゃあ、2人の分は取ったからこっちは全部食べて大丈夫だよ?」
お皿を渡すと、ヒューガさんは、首を傾げながら
「お前のは、いいのか?」
と聞いてくる。
「あぁ、俺はアレでおなかいっぱいになると思うから大丈夫。」
俺の返答を聞くとヒューガさんは、
「ここに神がいた…。」
と呟いていた。
いやいや、おかわりしなかっただけで神様とか……。
席に戻り、食事を再開する。
相変わらず、ヒューガさんは凄まじい食べっぷりで大量の料理を平らげていた。
気持ちいい程の食べっぷりだな。
俺も食べよう…。
次は唐揚げを口に含む。
まだ熱々で中からジュワッと肉汁がほとばしるように流れてくる。
美味しい…。
レモンをかけて食べるとさっぱりと食べられる。
「はぁ、ご飯がほしい…。」
「はぁ、米が食いたい…。」
俺が呟いたと同時に、ヒューガさんが呟いていた言葉を俺は聞き逃さなかった!
「ヒューガ!」
いきなり大きい声を上げた俺を、皆が何事か!と見る。
「ん?」
「今、なんて言った?」
「ん?」
「いや、そうじゃなくて、その前!」
「あぁ、米が食いたいと…?」
ヴェインさんが首を傾げながら聞く。
「ヒューガ、米ってなんだ?」
ラインハルトもよく分からないらしくヒューガさんの返答を待っていた。
「米は、米だ。」
説明は以上と言わんばかりにまた、唐揚げをさして口に放り込む。
「米?聞いたことないな。
食い物なんだよな?」
ラインハルトがヒューガさんに聞くが彼は、頷くだけだ。
「ヒューガの故郷だと、米を食べるの?」
俺の質問にヒューガさんは、反応してピタリと止まる。
「米を知ってるのか?」
「多分。俺の故郷で食べてたやつと同じ米なら。」
ヒューガさんは、俺の言葉に興味深そうに眉をひそめた。
「それは、どんなのだ?」
「えっと、穀物の1つで実を精米して炊くと白いホカホカの食べ物になる?みたいな?」
ご飯って説明ってよく考えたらなんて説明したらいいのか分からない。
「それをそのまま食べたり、炒めたり?
とりあえず、主食の1つって感じかな。」
「炒める?
おそらく、その米だ。
だが、炊いて食べる以外の食べ方を俺は知らない。」
まじか!
やった!
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