118 / 196
本編
94
しおりを挟む
更新遅くなりました
お気に入り登録4500を突破しました!
皆様、いつも応援本当にありがとうございますm(__)m
〖料理人は騎士団長に食べさせたい〗をよろしくお願いします。
ちなみに、名前が長いので略称を募集中です笑
♦♦♦♦♦
ラインハルトがじゃがいもを剥いている間にローストビーフを焼いていく。
表面を熱したフライパンで焼いて周りを焼き固める。
先に周りをしっかり焼いて肉汁を閉じ込める為だ。
焼きあがったら150度くらいのオーブンでじっくりと焼いていく。
長い時間オーブンに入れていると表面が乾いていまうからお湯を張ったバットを入れて湯煎焼きにしてみようかな。
あとは放置するだけだ。
「あ、チーズ作らないと!」
次はラザニアかなと考えていたら、ふとチーズが無いことを思い出した。
「あのミルクとビネガー混ぜたやつか?」
ラインハルトが聞いてきた。
「うん。今回は伸びるやつ作りたいから少し工程が増えるけど。」
「ほぅ?じゃあ、じゃがいもは俺が切っとくな。」
「ラインハルトありがとう!」
じゃがいもはラインハルトに任せて俺はチーズ作りだ。
今回はモッツァレラチーズを作る。
生乳にビネガーを入れて温めていく。
ゆっくり混ぜていくとカードと呼ばれる固体とホエーと呼ばれる液体に別れる。
これをゆっくり濾して取り出したカードを90度くらいのお湯に入れて練っていく。
すると、段々と粘り気が出てきてモッツァレラチーズ特有の弾力と粘り気が出てきた。
これを一纏まりにして冷やしたら完成だ。
「おぉ!そんな綺麗な一塊になるのか!」
丸く成形して表面がつるんとしたチーズをみてラインハルトが感嘆の声を上げた。
「うん!このチーズを温めると伸びてトロトロになるんだよ!
もちろん、そのままでも食べれるから前菜にしても美味しいよ。
ちょっと味見する?」
ラインハルトに冷やしたモッツァレラを渡してみる。
俺も味見をしてみると、生乳の香りが凝縮していてほのかに甘みがあって、モッツァレラ特有の弾力が美味しかった。
ついでにカプレーゼも作ろうかな。
ラインハルトが恐る恐るモッツァレラを食べる。
「おぉ!これは美味しいな!
この前のカッテージチーズってやつとはまた違った食感で噛むのが楽しい!」
どうやらこっちの人もモッツァレラチーズ特有の食感は好きみたいだ。
天然酵母が出来たらピザとかも作れそうだな。
「じゃあ、カプレーゼって言うこのチーズを使った前菜も作ろうか。」
「あぁ!今日の飲み会は美味しい料理が沢山あって楽しみだな!」
ラインハルトが嬉しそうに笑う。
そう言えば、この前、ラインハルトって酔いつぶれて騎士団の宿舎に泊まったんじゃなかったっけ?
あんまり飲みすぎないといいけど……。
そう言えば王様から貰ったスパイスの中にターメリックがあった気がする。
ターメリックことウコンは二日酔い予防によく飲まれているあのドリンクの原料だ。
ターメリックを使ってスープでも作ってみようかな……。
とりあえずカプレーゼの準備をする。
ニンニクをみじん切りにしてオイル、塩、ライユの実と、ちぎったウメキ(バジル)を合わせたら、食べやすい大きさに切ったモッツァレラチーズと、湯むきして同じ大きさに切ったトマトを加えてマリネしておく。
そろそろパスタが寝かせ終わったからラザニア用に伸ばしていこうかな。
「次はラザニアを作ろうか。」
「わかった。パスタ伸ばせばいいのか?」
ラインハルトがやりたそうに聞いてくる。
「うん。じゃあ、お願い。
今回は、細く切らないで薄く伸ばしたのを重ねて焼くから。」
「すまん…。よく分からんから伸ばしたらまた聞く。」
そうだよね…。
言葉で形状を伝えるのってすごく難しい。
明日からお城の料理人が来るのにこんなので大丈夫なんだろうか……?
とりあえず、ラインハルトがパスタを伸ばしてる間にターメリックスープを作ってみようかな。
玉ねぎをスライスしてオイルで炒めたら刻んだ燻製肉を加える。
燻製肉の香りが出たら、フォン・ブランを加えて煮込んでいく。
あとは、生乳とターメリックを加えて味を整えたら完成だ。
途中でラインハルトがパスタを伸ばし終わったから交代してラザニア用のシートに切っていく。
「あぁ、そういう形か!
パスタって色んな形があるのか?」
ラザニアシートを見ながらラインハルトが聞いてきた。
「うん。いっぱい種類があるよ。
ペンネとか、ラビオリとか、スパゲティー二とか……。
それにニョッキもパスタの1つだし、この前の細長いやつでも太さによって名前が変わってくるから俺も全部は知らないかも……。」
「そんなに沢山あるのか!?
パスタ……奥が深いんだな…。」
「うん…。
パスタが出来た国は、主食がパスタだから色々な形で発展したらしいよ。」
ラインハルトにパスタの話をしながらラザニアを組み立てていく。
生パスタを塩をいれたお湯で軽く茹でる。
大きな器にパスタ、ミートソース、ホワイトソースを交互に重ねる。
最後に小さく角切りにしたモッツァレラチーズをのせてオーブンで焼いたら完成だ。
「手間がかかる料理だな…。」
一緒にラザニアを組み立てていたラインハルトが呟く。
「そうだね…。
まぁ、その分すごく美味しいから楽しみにしててよ!」
俺の言葉に嬉しそうに頷く。
その時、突然、厨房に青い鳥が入って来た。
その鳥はラインハルトと俺の上を飛び回るとラインハルトの肩にとまる。
「これって声の魔法?」
「あぁ、ヴェインのだな。
俺のはオリジナルで本人にしか聞こえないようにしてるが、元々ヴェインが考えたのは周りにも聞こえるやつなんだ。」
そう言いながらラインハルトは鳥に触れた。
すると、鳥からヴェインさんの声がする。
「もうすぐ仕事終わりそうだが、そっちはどうだ?
先にアレンと談話室で酒を用意して待ってる。」
「向こうはもう終わるみたいだな?
じゃあ、さっさと仕上げて俺たちも談話室に行くか?」
「うん!向こう思ったよりも早かったね。
じゃあ、フライドポテトとガレット焼いちゃおうか。」
ラインハルトが鳥に触れながら「あと20分くらいで行く」って話しかけると鳥はまた飛んでいく。
その後は2人で手分けをして料理を仕上げていく。
ラインハルトはもちろんガレットの方をやりたがったから俺が揚げ物担当だ。
ヴェインさんにポテトチップスをいつでも作ってあげるんじゃなかったのかよ……。
まぁ、ついでに揚げ物の鍋の隣で一緒にローストビーフ用のソースを作ろうかな。
甘めの葡萄酒を煮詰めてこの前作ったフォン・ド・ヴォーを加えて更に煮詰める。
最後にバターを加えて乳化させて塩とライユの実で味をととのえたらマディラソースの完成だ。
まぁ、マディラワインじゃないけど……。
途中でローストビーフの様子を見る為に取り出して金串を刺してみる。
刺したところから肉汁が吹き出して来て、とても美味しそうだった。
金串で中の温度を確認すると少し低いかな?
くらいだった。
あとは余熱で大丈夫だろう。
このまま持って行って皆の前で豪快に切ったらアレンが喜びそう。
ラザニアが入ってる方のオーブンからはいい匂いが漂ってきていた。
中を見ると、ラザニアがいい色に焼けている。
こっちも完成だね。
ラインハルトもちょうどガレットが焼けたみたいだ。
「結構いっぱい作ったな!」
料理を皿に盛り付けるとラインハルトが満足気に言った。
「うん。カプレーゼにサラダでしょ?
ラザニアに、ガレット、フライドポテト、ローストビーフにスープ。
ちょっと2人じゃ持っていくの大変だね……。」
ちなみにサラダは騎士見習いの子達が用意してくれたのを貰った。
ドレッシングはアレンが好きなオレンジのドレッシングを作り置きしてあるからそれにする。
今日は、いつもみたいに小分けにしないでドカンと大皿料理にしてみた。
それでも量が結構あって2人で運ぶの大変そうだ。
「大丈夫だ!ちゃんと助っ人を呼んであるから!」
「助っ人?」
ラインハルトの言葉に首を傾げる。
「ラインハルト様?」
厨房の入口からラインハルトを呼ぶ声がしてそちらを見るとカイルくんが入ってくるところだった。
「カイルくん!助っ人ってカイルくんのことか!」
ラインハルトを見ると
「カイル、明日が騎士の試験なんだよ。
だから、ヴェインと相談して応援も兼ねて晩御飯に呼ぼうって話してたんだ。」
え!?明日試験なの?
「なんで教えてくれなかったんだよ!?
それならカイルくんが好きな物も作ったのに……。」
「それな…。
合格はほぼ決まってるみたいなもんだし、トオルを張り切らせるなら合格祝いの時のほうがいいかなってなってな。」
合格祝いもするけど……。
試験ならステーキとカツとか作りたかったのに……。
合格祝いではカイルくんが好きな物をいっぱい作ってあげよう……。
お気に入り登録4500を突破しました!
皆様、いつも応援本当にありがとうございますm(__)m
〖料理人は騎士団長に食べさせたい〗をよろしくお願いします。
ちなみに、名前が長いので略称を募集中です笑
♦♦♦♦♦
ラインハルトがじゃがいもを剥いている間にローストビーフを焼いていく。
表面を熱したフライパンで焼いて周りを焼き固める。
先に周りをしっかり焼いて肉汁を閉じ込める為だ。
焼きあがったら150度くらいのオーブンでじっくりと焼いていく。
長い時間オーブンに入れていると表面が乾いていまうからお湯を張ったバットを入れて湯煎焼きにしてみようかな。
あとは放置するだけだ。
「あ、チーズ作らないと!」
次はラザニアかなと考えていたら、ふとチーズが無いことを思い出した。
「あのミルクとビネガー混ぜたやつか?」
ラインハルトが聞いてきた。
「うん。今回は伸びるやつ作りたいから少し工程が増えるけど。」
「ほぅ?じゃあ、じゃがいもは俺が切っとくな。」
「ラインハルトありがとう!」
じゃがいもはラインハルトに任せて俺はチーズ作りだ。
今回はモッツァレラチーズを作る。
生乳にビネガーを入れて温めていく。
ゆっくり混ぜていくとカードと呼ばれる固体とホエーと呼ばれる液体に別れる。
これをゆっくり濾して取り出したカードを90度くらいのお湯に入れて練っていく。
すると、段々と粘り気が出てきてモッツァレラチーズ特有の弾力と粘り気が出てきた。
これを一纏まりにして冷やしたら完成だ。
「おぉ!そんな綺麗な一塊になるのか!」
丸く成形して表面がつるんとしたチーズをみてラインハルトが感嘆の声を上げた。
「うん!このチーズを温めると伸びてトロトロになるんだよ!
もちろん、そのままでも食べれるから前菜にしても美味しいよ。
ちょっと味見する?」
ラインハルトに冷やしたモッツァレラを渡してみる。
俺も味見をしてみると、生乳の香りが凝縮していてほのかに甘みがあって、モッツァレラ特有の弾力が美味しかった。
ついでにカプレーゼも作ろうかな。
ラインハルトが恐る恐るモッツァレラを食べる。
「おぉ!これは美味しいな!
この前のカッテージチーズってやつとはまた違った食感で噛むのが楽しい!」
どうやらこっちの人もモッツァレラチーズ特有の食感は好きみたいだ。
天然酵母が出来たらピザとかも作れそうだな。
「じゃあ、カプレーゼって言うこのチーズを使った前菜も作ろうか。」
「あぁ!今日の飲み会は美味しい料理が沢山あって楽しみだな!」
ラインハルトが嬉しそうに笑う。
そう言えば、この前、ラインハルトって酔いつぶれて騎士団の宿舎に泊まったんじゃなかったっけ?
あんまり飲みすぎないといいけど……。
そう言えば王様から貰ったスパイスの中にターメリックがあった気がする。
ターメリックことウコンは二日酔い予防によく飲まれているあのドリンクの原料だ。
ターメリックを使ってスープでも作ってみようかな……。
とりあえずカプレーゼの準備をする。
ニンニクをみじん切りにしてオイル、塩、ライユの実と、ちぎったウメキ(バジル)を合わせたら、食べやすい大きさに切ったモッツァレラチーズと、湯むきして同じ大きさに切ったトマトを加えてマリネしておく。
そろそろパスタが寝かせ終わったからラザニア用に伸ばしていこうかな。
「次はラザニアを作ろうか。」
「わかった。パスタ伸ばせばいいのか?」
ラインハルトがやりたそうに聞いてくる。
「うん。じゃあ、お願い。
今回は、細く切らないで薄く伸ばしたのを重ねて焼くから。」
「すまん…。よく分からんから伸ばしたらまた聞く。」
そうだよね…。
言葉で形状を伝えるのってすごく難しい。
明日からお城の料理人が来るのにこんなので大丈夫なんだろうか……?
とりあえず、ラインハルトがパスタを伸ばしてる間にターメリックスープを作ってみようかな。
玉ねぎをスライスしてオイルで炒めたら刻んだ燻製肉を加える。
燻製肉の香りが出たら、フォン・ブランを加えて煮込んでいく。
あとは、生乳とターメリックを加えて味を整えたら完成だ。
途中でラインハルトがパスタを伸ばし終わったから交代してラザニア用のシートに切っていく。
「あぁ、そういう形か!
パスタって色んな形があるのか?」
ラザニアシートを見ながらラインハルトが聞いてきた。
「うん。いっぱい種類があるよ。
ペンネとか、ラビオリとか、スパゲティー二とか……。
それにニョッキもパスタの1つだし、この前の細長いやつでも太さによって名前が変わってくるから俺も全部は知らないかも……。」
「そんなに沢山あるのか!?
パスタ……奥が深いんだな…。」
「うん…。
パスタが出来た国は、主食がパスタだから色々な形で発展したらしいよ。」
ラインハルトにパスタの話をしながらラザニアを組み立てていく。
生パスタを塩をいれたお湯で軽く茹でる。
大きな器にパスタ、ミートソース、ホワイトソースを交互に重ねる。
最後に小さく角切りにしたモッツァレラチーズをのせてオーブンで焼いたら完成だ。
「手間がかかる料理だな…。」
一緒にラザニアを組み立てていたラインハルトが呟く。
「そうだね…。
まぁ、その分すごく美味しいから楽しみにしててよ!」
俺の言葉に嬉しそうに頷く。
その時、突然、厨房に青い鳥が入って来た。
その鳥はラインハルトと俺の上を飛び回るとラインハルトの肩にとまる。
「これって声の魔法?」
「あぁ、ヴェインのだな。
俺のはオリジナルで本人にしか聞こえないようにしてるが、元々ヴェインが考えたのは周りにも聞こえるやつなんだ。」
そう言いながらラインハルトは鳥に触れた。
すると、鳥からヴェインさんの声がする。
「もうすぐ仕事終わりそうだが、そっちはどうだ?
先にアレンと談話室で酒を用意して待ってる。」
「向こうはもう終わるみたいだな?
じゃあ、さっさと仕上げて俺たちも談話室に行くか?」
「うん!向こう思ったよりも早かったね。
じゃあ、フライドポテトとガレット焼いちゃおうか。」
ラインハルトが鳥に触れながら「あと20分くらいで行く」って話しかけると鳥はまた飛んでいく。
その後は2人で手分けをして料理を仕上げていく。
ラインハルトはもちろんガレットの方をやりたがったから俺が揚げ物担当だ。
ヴェインさんにポテトチップスをいつでも作ってあげるんじゃなかったのかよ……。
まぁ、ついでに揚げ物の鍋の隣で一緒にローストビーフ用のソースを作ろうかな。
甘めの葡萄酒を煮詰めてこの前作ったフォン・ド・ヴォーを加えて更に煮詰める。
最後にバターを加えて乳化させて塩とライユの実で味をととのえたらマディラソースの完成だ。
まぁ、マディラワインじゃないけど……。
途中でローストビーフの様子を見る為に取り出して金串を刺してみる。
刺したところから肉汁が吹き出して来て、とても美味しそうだった。
金串で中の温度を確認すると少し低いかな?
くらいだった。
あとは余熱で大丈夫だろう。
このまま持って行って皆の前で豪快に切ったらアレンが喜びそう。
ラザニアが入ってる方のオーブンからはいい匂いが漂ってきていた。
中を見ると、ラザニアがいい色に焼けている。
こっちも完成だね。
ラインハルトもちょうどガレットが焼けたみたいだ。
「結構いっぱい作ったな!」
料理を皿に盛り付けるとラインハルトが満足気に言った。
「うん。カプレーゼにサラダでしょ?
ラザニアに、ガレット、フライドポテト、ローストビーフにスープ。
ちょっと2人じゃ持っていくの大変だね……。」
ちなみにサラダは騎士見習いの子達が用意してくれたのを貰った。
ドレッシングはアレンが好きなオレンジのドレッシングを作り置きしてあるからそれにする。
今日は、いつもみたいに小分けにしないでドカンと大皿料理にしてみた。
それでも量が結構あって2人で運ぶの大変そうだ。
「大丈夫だ!ちゃんと助っ人を呼んであるから!」
「助っ人?」
ラインハルトの言葉に首を傾げる。
「ラインハルト様?」
厨房の入口からラインハルトを呼ぶ声がしてそちらを見るとカイルくんが入ってくるところだった。
「カイルくん!助っ人ってカイルくんのことか!」
ラインハルトを見ると
「カイル、明日が騎士の試験なんだよ。
だから、ヴェインと相談して応援も兼ねて晩御飯に呼ぼうって話してたんだ。」
え!?明日試験なの?
「なんで教えてくれなかったんだよ!?
それならカイルくんが好きな物も作ったのに……。」
「それな…。
合格はほぼ決まってるみたいなもんだし、トオルを張り切らせるなら合格祝いの時のほうがいいかなってなってな。」
合格祝いもするけど……。
試験ならステーキとカツとか作りたかったのに……。
合格祝いではカイルくんが好きな物をいっぱい作ってあげよう……。
14
Twitterをはじめました!よろしければフォローをお願い致します。https://twitter.com/arrow677995771
お気に入りに追加
5,583
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 設定ゆるめ、造語、出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★

獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?
異世界で騎士団寮長になりまして
円山ゆに
BL
⭐︎ 書籍発売‼︎2023年1月16日頃から順次出荷予定⭐︎溺愛系異世界ファンタジーB L⭐︎
天涯孤独の20歳、蒼太(そうた)は大の貧乏で節約の鬼。ある日、転がる500円玉を追いかけて迷い込んだ先は異世界・ライン王国だった。
王立第二騎士団団長レオナードと副団長のリアに助けられた蒼太は、彼らの提案で騎士団寮の寮長として雇われることに。
異世界で一から節約生活をしようと意気込む蒼太だったが、なんと寮長は騎士団団長と婚姻関係を結ぶ決まりがあるという。さらにレオナードとリアは同じ一人を生涯の伴侶とする契りを結んでいた。
「つ、つまり僕は二人と結婚するってこと?」
「「そういうこと」」
グイグイ迫ってくる二人のイケメン騎士に振り回されながらも寮長の仕事をこなす蒼太だったが、次第に二人に惹かれていく。
一方、王国の首都では不穏な空気が流れていた。
やがて明かされる寮長のもう一つの役割と、蒼太が異世界にきた理由とは。
二人の騎士に溺愛される節約男子の異世界ファンタジーB Lです!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる