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本編
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本日は、予定通り1話更新となります。
申し訳ありませんm(_ _)m
♦♦♦♦♦
厨房に戻るとすでにラインハルトが待って居てくれた。
「ラインハルト!早かったね!」
「あぁ、トオルありがとうな!
あの卵のやつなんて名前だ?
すごく美味しかった!」
元気そうで、ニコニコしながら言ってくれた。
「あれは、オムレツって料理だよ。
魔法ちゃんと効いたんだね……。
ちょっと不安だったんだ。」
「正直、俺も驚いたよ。
あんなにすぐ身体が楽になるとはと思わなかった。
それに、普通の治療魔法は体力までは回復出来ないんだ。
でも、トオルの白魔法は体力まで元に戻ってた。」
「そうなの?実感ないけど…。
でも、ラインハルトが良くなってよかったよ。」
そう言うとラインハルトは嬉しそうに笑った。
「なんか、お礼しないとな…。
何か欲しいものとかないのか?」
欲しいものかぁ……。
アレンにも聞かれたけどなんも思いつかないんだよな。
「特になんにもないんだよ…。
あ、ラインハルト、俺、さっきの声の魔法を使えるようになりたい!」
ふと思い出して聞いてみた。
「あぁ、あれか!
確かに覚えたら便利だよな。
さっきの白魔法も使えてたし、頑張れば出来るかもな。
それに、トオルは別に攻撃魔法なんて覚えなくてもいいだろうし……。」
確かに俺は戦う機会なんて無さそうだから最低限自分の身を守れるくらいの魔法を覚えられればそれでいい気がする。
「そうだね、俺は、料理とか生活で使える魔法くらいでいいかもしれない。」
俺だって、男だからゲームの魔法みたいなのには憧れはあるけどね……。
とりあえず、シュー生地を作りながら相談しようかな。
ラインハルトも昨日見ていたから、俺がやり易いように手伝ってくれた。
「トオル、そろそろ、火をつけるのも自分で出来そじゃないか?
あの鳥に触った時みたいにしてみろよ?」
「うん。わかった!」
ラインハルトに言われた通りに魔力を手に集めてコンロの魔石に触れてみる。
「おぉ、火がついた!
ラインハルト出来たよ!」
「よし、じゃあ、それを強くしたり弱くしたりするのをイメージしながら触ってみろ。」
言われた通りにイメージをしてみる。
火は俺のイメージ通りに強弱を調整出来た。
「おぉ!すごい!これなら焦がしたりしなそうだね。」
「消えるのをイメージしたら消える。
それか込めた魔力がなくなっても消えるからな。」
そう言われ消えるのをイメージすると消えた。
魔法って便利だ……。
「まだちょっと魔力を集めるのに時間かかるけど、上手く出来そう!
ラインハルト、ありがとう!」
彼にお礼を言うと笑ってくれる。
「これなら、1人でも料理出来そうだな!
あ、でも、作る時は今まで通り付き合うから声掛けろよ?」
「うん!その時はよろしくね!」
「じゃあ、今度の魔法講義の時は、本格的に声の魔法から練習するか?」
ラインハルトのその言葉に大きく頷いた。
ようやく、ファンタジー世界に来たって実感したよ。
え?白魔法?
あれは、例外かな……。
正直、どうやって使ってるのかまだよく分かってないし……。
霧を出す魔法は、まだ使えないからラインハルトがやってくれて、無事スワンシュー用のシュー生地を完成させる。
あとは冷めたら、ミルクジェラートとカスタードを詰めたら完成だ。
冷めてるのを待つ間ラインハルトと話をしながら待つ。
「ラインハルト、昨日は、どんまい……。」
「あぁ……。どんまいって意味がわからないけど慰めてくれてるのは伝わったよ……。」
ラインハルトは死んだような目で答えてくる。
「もちろん、ヴェインと繋がれたのは凄く嬉しかったし、あいつが俺を愛してくれてるってのは良くわかったよ……。
でもさ…でも……。」
話している間にラインハルトは真っ赤になったり、泣きそうになったり忙しく顔をコロコロ変えている。
「そ、そうだね……。
ちょっとびっくりしたよね?」
泣きそうなラインハルトの頭を撫でてあげながら慰める。
でも、ごめん、ラインハルト。
今のラインハルトは、小型犬にしかみえないよ………。
「あぁ……。
もっとかっこよくヴェインをエスコートする筈だったのに……。」
「次、リベンジするんでしょ?
頑張ってね。俺はラインハルトを応援してるよ?」
そう伝えるとラインハルトは、笑顔で答えてくれた。
「………あぁ!
次はヴェインに絶対負けない!
トオル、ありがとうな…。
こんな話トオルにしか出来ないよ……。」
「俺で良ければ何時でも話聞くから!」
「あぁ!トオルもアレンのことで何かあったら何時でも話せよ!」
この世界に来て、いい友達が出来て良かったよ………。
申し訳ありませんm(_ _)m
♦♦♦♦♦
厨房に戻るとすでにラインハルトが待って居てくれた。
「ラインハルト!早かったね!」
「あぁ、トオルありがとうな!
あの卵のやつなんて名前だ?
すごく美味しかった!」
元気そうで、ニコニコしながら言ってくれた。
「あれは、オムレツって料理だよ。
魔法ちゃんと効いたんだね……。
ちょっと不安だったんだ。」
「正直、俺も驚いたよ。
あんなにすぐ身体が楽になるとはと思わなかった。
それに、普通の治療魔法は体力までは回復出来ないんだ。
でも、トオルの白魔法は体力まで元に戻ってた。」
「そうなの?実感ないけど…。
でも、ラインハルトが良くなってよかったよ。」
そう言うとラインハルトは嬉しそうに笑った。
「なんか、お礼しないとな…。
何か欲しいものとかないのか?」
欲しいものかぁ……。
アレンにも聞かれたけどなんも思いつかないんだよな。
「特になんにもないんだよ…。
あ、ラインハルト、俺、さっきの声の魔法を使えるようになりたい!」
ふと思い出して聞いてみた。
「あぁ、あれか!
確かに覚えたら便利だよな。
さっきの白魔法も使えてたし、頑張れば出来るかもな。
それに、トオルは別に攻撃魔法なんて覚えなくてもいいだろうし……。」
確かに俺は戦う機会なんて無さそうだから最低限自分の身を守れるくらいの魔法を覚えられればそれでいい気がする。
「そうだね、俺は、料理とか生活で使える魔法くらいでいいかもしれない。」
俺だって、男だからゲームの魔法みたいなのには憧れはあるけどね……。
とりあえず、シュー生地を作りながら相談しようかな。
ラインハルトも昨日見ていたから、俺がやり易いように手伝ってくれた。
「トオル、そろそろ、火をつけるのも自分で出来そじゃないか?
あの鳥に触った時みたいにしてみろよ?」
「うん。わかった!」
ラインハルトに言われた通りに魔力を手に集めてコンロの魔石に触れてみる。
「おぉ、火がついた!
ラインハルト出来たよ!」
「よし、じゃあ、それを強くしたり弱くしたりするのをイメージしながら触ってみろ。」
言われた通りにイメージをしてみる。
火は俺のイメージ通りに強弱を調整出来た。
「おぉ!すごい!これなら焦がしたりしなそうだね。」
「消えるのをイメージしたら消える。
それか込めた魔力がなくなっても消えるからな。」
そう言われ消えるのをイメージすると消えた。
魔法って便利だ……。
「まだちょっと魔力を集めるのに時間かかるけど、上手く出来そう!
ラインハルト、ありがとう!」
彼にお礼を言うと笑ってくれる。
「これなら、1人でも料理出来そうだな!
あ、でも、作る時は今まで通り付き合うから声掛けろよ?」
「うん!その時はよろしくね!」
「じゃあ、今度の魔法講義の時は、本格的に声の魔法から練習するか?」
ラインハルトのその言葉に大きく頷いた。
ようやく、ファンタジー世界に来たって実感したよ。
え?白魔法?
あれは、例外かな……。
正直、どうやって使ってるのかまだよく分かってないし……。
霧を出す魔法は、まだ使えないからラインハルトがやってくれて、無事スワンシュー用のシュー生地を完成させる。
あとは冷めたら、ミルクジェラートとカスタードを詰めたら完成だ。
冷めてるのを待つ間ラインハルトと話をしながら待つ。
「ラインハルト、昨日は、どんまい……。」
「あぁ……。どんまいって意味がわからないけど慰めてくれてるのは伝わったよ……。」
ラインハルトは死んだような目で答えてくる。
「もちろん、ヴェインと繋がれたのは凄く嬉しかったし、あいつが俺を愛してくれてるってのは良くわかったよ……。
でもさ…でも……。」
話している間にラインハルトは真っ赤になったり、泣きそうになったり忙しく顔をコロコロ変えている。
「そ、そうだね……。
ちょっとびっくりしたよね?」
泣きそうなラインハルトの頭を撫でてあげながら慰める。
でも、ごめん、ラインハルト。
今のラインハルトは、小型犬にしかみえないよ………。
「あぁ……。
もっとかっこよくヴェインをエスコートする筈だったのに……。」
「次、リベンジするんでしょ?
頑張ってね。俺はラインハルトを応援してるよ?」
そう伝えるとラインハルトは、笑顔で答えてくれた。
「………あぁ!
次はヴェインに絶対負けない!
トオル、ありがとうな…。
こんな話トオルにしか出来ないよ……。」
「俺で良ければ何時でも話聞くから!」
「あぁ!トオルもアレンのことで何かあったら何時でも話せよ!」
この世界に来て、いい友達が出来て良かったよ………。
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