102 / 196
本編
79
しおりを挟む
「アレン?どうしたの?」
彼の苦い顔の訳を知りたくて聞いてみた。
「俺は炎の魔力が強いだろ?」
「うん。アレンの固有魔法とコア様の加護が合わさった結果って言ってたっけ?」
ニョッキを揚げながら、ヴェインさんとアレンの会話を思い出す。
「あぁ、昔は魔法が上手く扱えなくてな…。
しょっちゅう火傷をしてたんだ。
あればっかりは慣れることは無かった。」
「そうだったんだ。
アレンも、いっぱい努力したんだね?」
ふいに彼を撫でてあげたくなって必死に背伸びをして頭を撫でる。
サラサラの彼の赤い髪の手触りが気持ちよかった。
「あぁ、ありがとうな。」
アレンは、そう言って笑ってくれた。
あ、もしかして、カイルくんの訓練に顔だしてたのはそれを思い出したからかな?
「カイルくんが怪我しないか心配だったの?」
「まぁな。カイルは、孤児院の弟だからな。
だが、あいつはトラウマのせいで魔法を使いたくなかっただけで使い始めたら俺よりも制御が上手かったぞ?」
なんて、思い出したように笑う。
カイルくん、魔法もすごいんだ!
「なら、怪我してなくて良かったね!」
「あぁ。本当に良かった。」
「もし、アレンや皆が怪我をしても俺が治すから!
あ、でも無理はしちゃダメだよ?」
まだ、使いこなせるかわからないけどちゃんと使いこなして皆を助けるんだ!
「有難いが無理はするなよ?」
俺が皆の心配をしてたはずなのに何故かアレンに心配されてしまう。
いや、違うな。
お互いがお互いを大切に思うからこそ心配しちゃうんだ。
長い間忘れていたけど、これが家族なんだな…。
そんなことを思ったらついつい笑ってしまった。
「……幸せだなぁ。」
心の声が呟きになって漏れてしまう。
「今すぐトオルのことを抱きしめたいんだが、ダメか?」
アレンが俺の頭を撫でながら言った。
「ま、まだダメです!」
残念そうに顔を顰めながら
「じゃあ、早く夕食を作って今日は俺の部屋で食べるぞ!」と言う。
「わかった……。」
俺も早く2人きりになりたくて急いでハンバーグのタネを持って来て仕上げに入る。
フライドポテトを揚げてるうちに隣でフライパンを熱してハンバーグを焼いていく。
最初は強火で表面をカリカリに焼いて肉汁を閉じ込めていく。
両面をしっかり焼いたら蓋をして弱火でじっくり蒸し焼きにする。
あ、トマトソースならチーズも欲しいなぁ。
鍋に生乳とビネガーを入れて火にかけてカッテージチーズを作った。
フライドポテトが綺麗なきつね色になり、油から取り出して熱いうちにハーブと塩、刻んだライユで味をつける。
厨房には、トマトソースや、スープのいい匂いとハンバーグの焼ける匂いが広がってすごくお腹が空いてきた……。
アレンも涎を我慢しながら待っている。
そろそろかな?
ハンバーグの真ん中に串を刺すと透明な肉汁が湧き上がってくる。
「よし!アレン、そろそろ出来るよ!」
「おぉ、待ってたぞ!
お皿はこれでいいか?」
アレンが待ってました!とばかりに大きなお皿とスープカップを2つずつ用意してくれる。
ニョッキとフライドポテトを盛り、ハンバーグを乗せてトマトソースとカッテージチーズ、バジルに似たメウキという香草をちぎって完成だ。
ギレスくん達が置いておいてくれた洋風かき玉汁を盛って急いでアレンの部屋に向かう。
ん?あれ?そう言えばアレンの部屋って食べる所あったっけな?
「アレン、部屋に机と椅子あったっけ?」
向かう途中に聞いてみる。
「あぁ、今日は、ヴェイン達が居ないから俺の部屋で食べようと思って用意しといたんだ。」
「そうだったんだ………?」
アレン、最初から俺を部屋に連れ込む予定だった?
「な、なにもしないからね!
明日、王様に会うんだから…。」
この前だって次の日、お尻に違和感があって歩きにくかったんだからな!
皆に知られるの嫌で我慢したけど……。
最後までしてないのにあんな違和感があったんだから最後までしたら歩ける気がしない…。
「大丈夫だ!無理なことはしないさ。」
アレンの言葉に安心して彼の部屋に入った。
ちょうど2人用の小洒落た机と椅子が置かれている。
なんか、高級レストランの個室席みたいだな。
「おぉ!すごいかっこいい!
俺もお給料が入ったらこうゆうの買おうかな…。」
「欲しいのか?
欲しいなら明日にでも用意するぞ?」
俺の言葉にアレンがキラキラした目で聞いてくる。
「ダメだよ!ちゃんと自分で働いたお金で買わないと有難みがないでしょ?」
「そうか…。」
え……そんなわかりやすくシュンとしなくても…。
思ってた反応と違ったらしくてアレンの元気がなくなってしまう。
「俺、アレンにいろいろ貰いすぎだと思うんだよ?
服とか、住む所とか、仕事とか……そ、それにあ、愛情とか…。」
これ以上、アレンに貰いすぎたら返せなくなっちゃうじゃないか!
「そうか?その分トオルからは、美味しいご飯とか、優しさとか、愛情とかいっぱい貰ってるぞ?
それに恋人には常に何か贈りたいものだろ?
何か必要な物ないのか?」
俺がアレンにそんなに沢山あげられてるのかは疑問だけど、後半の意見には同意だ。
確かに、好きな人には何かあげたくなる。
高校の部活の友人に、当時の彼女へのプレゼントを相談したら
「透は、貢ぎ癖があるから将来が心配だよ?」とか言われたな…。
あいつ元気だろうか?
むしろ、あいつの方が心配だった。
まぁ、見た目とは違って男前な性格だったから大丈夫だろうけど?
3年に上がって直ぐに父さんが亡くなってら部活を辞めて疎遠になったんだっけ。
あ、そう言えばあいつと話してる時にいつもあいつの幼なじみに睨まれてたような……。
「トオル?どうしたんだ?」
「あ、ごめん、ちょっと昔のこと思い出しちゃっただけだから気にしないで。
とりあえず、冷める前にご飯食べちゃおうよ?」
今日はラインハルトが居ないから直ぐに料理が冷めちゃうし…。
「あぁ、そうだな!
厨房に居た時からいい匂いがしててお腹がなってたんだ…。」
2人で席について「頂きます」をする。
まずはスープからかな。
少しとろみの付いたスープは、鶏や野菜の旨みが凝縮されていて美味しかった。
ふわふわトロトロな卵の食感と風味もいいアクセントになっている。
これならカイルくんも気に入ってくれるだろう。
そういえば触れてなかったがこの国にも季節があって今はちょうど夏の終わり頃のようだ。
夜は少しだけ肌寒くなってきた。
とろみの付いたスープは冷めにくいからこれからの季節にピッタリだ。
「はぁ、美味しい……。」
暖かい料理を食べると、心まで暖かくなった。
アレンを見ると当然真っ先にハンバーグに飛びついている。
「おぉ!ナイフなんて要らないくらい柔らかいぞ!
それに中から肉汁が溢れてくる!」
食べる前から目をキラキラさせる姿はまるで子供みたいで可愛い…。
俺もハンバーグを切り分ける。
うん!美味しそうだ。
タネの中にマヨネーズを入れるとか、お麩を入れるとか、氷を入れるなんて各お店で秘伝のレシピがあるみたいだけど俺はシンプルなのが1番好きかな。
素材の味がダイレクトに来る分素材選びには慎重になるけど…。
ちなみに今日は、脂分の多いバラ肉とゼラチン分が多いすね肉、赤身のモモ肉を合わせてある。
「うん!美味しいね!
やっぱトマトソースにしてよかったよ!」
「あぁ、肉の旨みとトマトの酸味が合わさって美味いな!
それに上の香草のおかげですごく爽やかだ。
これなら何枚でも食べれるぞ!」
大きく切り分けたハンバーグにかぶりついてアレンが嬉しそうに言う。
アレンは、ハンバーグがお気に入りになったみたいだ。良かった!
まぁ、ハンバーグが嫌いな人はなかなか居ないもんね。
ニョッキは、茹でたのとはまた違って外はカリカリで中はモチモチしててトマトソースとの相性も抜群だった。
フライドポテトは、ニョッキとは違い、カリカリホクホクでハーブのおかげで油っこくない。
「ハンバーグもフライドポテトも久しぶり食べたけどやっぱりこの組み合わせが1番だよね…。」
「あぁ!両方がお互いを引き立てあってるな。」
アレンは、そんなことをいいながらもう既に半分以上は食べ進めている。
アレン、野菜もだいぶ平気になったのかな?
ラインハルトは、俺が作ったものなら食べられるって言ってたけど……?
まだ完全に克服した訳じゃないのかな?
まぁ、どっちにしろ、この先、ずっと俺が作るからいいか…。
なんて、目の前で美味しそうにご飯を食べる恋人に思うのだった。
彼の苦い顔の訳を知りたくて聞いてみた。
「俺は炎の魔力が強いだろ?」
「うん。アレンの固有魔法とコア様の加護が合わさった結果って言ってたっけ?」
ニョッキを揚げながら、ヴェインさんとアレンの会話を思い出す。
「あぁ、昔は魔法が上手く扱えなくてな…。
しょっちゅう火傷をしてたんだ。
あればっかりは慣れることは無かった。」
「そうだったんだ。
アレンも、いっぱい努力したんだね?」
ふいに彼を撫でてあげたくなって必死に背伸びをして頭を撫でる。
サラサラの彼の赤い髪の手触りが気持ちよかった。
「あぁ、ありがとうな。」
アレンは、そう言って笑ってくれた。
あ、もしかして、カイルくんの訓練に顔だしてたのはそれを思い出したからかな?
「カイルくんが怪我しないか心配だったの?」
「まぁな。カイルは、孤児院の弟だからな。
だが、あいつはトラウマのせいで魔法を使いたくなかっただけで使い始めたら俺よりも制御が上手かったぞ?」
なんて、思い出したように笑う。
カイルくん、魔法もすごいんだ!
「なら、怪我してなくて良かったね!」
「あぁ。本当に良かった。」
「もし、アレンや皆が怪我をしても俺が治すから!
あ、でも無理はしちゃダメだよ?」
まだ、使いこなせるかわからないけどちゃんと使いこなして皆を助けるんだ!
「有難いが無理はするなよ?」
俺が皆の心配をしてたはずなのに何故かアレンに心配されてしまう。
いや、違うな。
お互いがお互いを大切に思うからこそ心配しちゃうんだ。
長い間忘れていたけど、これが家族なんだな…。
そんなことを思ったらついつい笑ってしまった。
「……幸せだなぁ。」
心の声が呟きになって漏れてしまう。
「今すぐトオルのことを抱きしめたいんだが、ダメか?」
アレンが俺の頭を撫でながら言った。
「ま、まだダメです!」
残念そうに顔を顰めながら
「じゃあ、早く夕食を作って今日は俺の部屋で食べるぞ!」と言う。
「わかった……。」
俺も早く2人きりになりたくて急いでハンバーグのタネを持って来て仕上げに入る。
フライドポテトを揚げてるうちに隣でフライパンを熱してハンバーグを焼いていく。
最初は強火で表面をカリカリに焼いて肉汁を閉じ込めていく。
両面をしっかり焼いたら蓋をして弱火でじっくり蒸し焼きにする。
あ、トマトソースならチーズも欲しいなぁ。
鍋に生乳とビネガーを入れて火にかけてカッテージチーズを作った。
フライドポテトが綺麗なきつね色になり、油から取り出して熱いうちにハーブと塩、刻んだライユで味をつける。
厨房には、トマトソースや、スープのいい匂いとハンバーグの焼ける匂いが広がってすごくお腹が空いてきた……。
アレンも涎を我慢しながら待っている。
そろそろかな?
ハンバーグの真ん中に串を刺すと透明な肉汁が湧き上がってくる。
「よし!アレン、そろそろ出来るよ!」
「おぉ、待ってたぞ!
お皿はこれでいいか?」
アレンが待ってました!とばかりに大きなお皿とスープカップを2つずつ用意してくれる。
ニョッキとフライドポテトを盛り、ハンバーグを乗せてトマトソースとカッテージチーズ、バジルに似たメウキという香草をちぎって完成だ。
ギレスくん達が置いておいてくれた洋風かき玉汁を盛って急いでアレンの部屋に向かう。
ん?あれ?そう言えばアレンの部屋って食べる所あったっけな?
「アレン、部屋に机と椅子あったっけ?」
向かう途中に聞いてみる。
「あぁ、今日は、ヴェイン達が居ないから俺の部屋で食べようと思って用意しといたんだ。」
「そうだったんだ………?」
アレン、最初から俺を部屋に連れ込む予定だった?
「な、なにもしないからね!
明日、王様に会うんだから…。」
この前だって次の日、お尻に違和感があって歩きにくかったんだからな!
皆に知られるの嫌で我慢したけど……。
最後までしてないのにあんな違和感があったんだから最後までしたら歩ける気がしない…。
「大丈夫だ!無理なことはしないさ。」
アレンの言葉に安心して彼の部屋に入った。
ちょうど2人用の小洒落た机と椅子が置かれている。
なんか、高級レストランの個室席みたいだな。
「おぉ!すごいかっこいい!
俺もお給料が入ったらこうゆうの買おうかな…。」
「欲しいのか?
欲しいなら明日にでも用意するぞ?」
俺の言葉にアレンがキラキラした目で聞いてくる。
「ダメだよ!ちゃんと自分で働いたお金で買わないと有難みがないでしょ?」
「そうか…。」
え……そんなわかりやすくシュンとしなくても…。
思ってた反応と違ったらしくてアレンの元気がなくなってしまう。
「俺、アレンにいろいろ貰いすぎだと思うんだよ?
服とか、住む所とか、仕事とか……そ、それにあ、愛情とか…。」
これ以上、アレンに貰いすぎたら返せなくなっちゃうじゃないか!
「そうか?その分トオルからは、美味しいご飯とか、優しさとか、愛情とかいっぱい貰ってるぞ?
それに恋人には常に何か贈りたいものだろ?
何か必要な物ないのか?」
俺がアレンにそんなに沢山あげられてるのかは疑問だけど、後半の意見には同意だ。
確かに、好きな人には何かあげたくなる。
高校の部活の友人に、当時の彼女へのプレゼントを相談したら
「透は、貢ぎ癖があるから将来が心配だよ?」とか言われたな…。
あいつ元気だろうか?
むしろ、あいつの方が心配だった。
まぁ、見た目とは違って男前な性格だったから大丈夫だろうけど?
3年に上がって直ぐに父さんが亡くなってら部活を辞めて疎遠になったんだっけ。
あ、そう言えばあいつと話してる時にいつもあいつの幼なじみに睨まれてたような……。
「トオル?どうしたんだ?」
「あ、ごめん、ちょっと昔のこと思い出しちゃっただけだから気にしないで。
とりあえず、冷める前にご飯食べちゃおうよ?」
今日はラインハルトが居ないから直ぐに料理が冷めちゃうし…。
「あぁ、そうだな!
厨房に居た時からいい匂いがしててお腹がなってたんだ…。」
2人で席について「頂きます」をする。
まずはスープからかな。
少しとろみの付いたスープは、鶏や野菜の旨みが凝縮されていて美味しかった。
ふわふわトロトロな卵の食感と風味もいいアクセントになっている。
これならカイルくんも気に入ってくれるだろう。
そういえば触れてなかったがこの国にも季節があって今はちょうど夏の終わり頃のようだ。
夜は少しだけ肌寒くなってきた。
とろみの付いたスープは冷めにくいからこれからの季節にピッタリだ。
「はぁ、美味しい……。」
暖かい料理を食べると、心まで暖かくなった。
アレンを見ると当然真っ先にハンバーグに飛びついている。
「おぉ!ナイフなんて要らないくらい柔らかいぞ!
それに中から肉汁が溢れてくる!」
食べる前から目をキラキラさせる姿はまるで子供みたいで可愛い…。
俺もハンバーグを切り分ける。
うん!美味しそうだ。
タネの中にマヨネーズを入れるとか、お麩を入れるとか、氷を入れるなんて各お店で秘伝のレシピがあるみたいだけど俺はシンプルなのが1番好きかな。
素材の味がダイレクトに来る分素材選びには慎重になるけど…。
ちなみに今日は、脂分の多いバラ肉とゼラチン分が多いすね肉、赤身のモモ肉を合わせてある。
「うん!美味しいね!
やっぱトマトソースにしてよかったよ!」
「あぁ、肉の旨みとトマトの酸味が合わさって美味いな!
それに上の香草のおかげですごく爽やかだ。
これなら何枚でも食べれるぞ!」
大きく切り分けたハンバーグにかぶりついてアレンが嬉しそうに言う。
アレンは、ハンバーグがお気に入りになったみたいだ。良かった!
まぁ、ハンバーグが嫌いな人はなかなか居ないもんね。
ニョッキは、茹でたのとはまた違って外はカリカリで中はモチモチしててトマトソースとの相性も抜群だった。
フライドポテトは、ニョッキとは違い、カリカリホクホクでハーブのおかげで油っこくない。
「ハンバーグもフライドポテトも久しぶり食べたけどやっぱりこの組み合わせが1番だよね…。」
「あぁ!両方がお互いを引き立てあってるな。」
アレンは、そんなことをいいながらもう既に半分以上は食べ進めている。
アレン、野菜もだいぶ平気になったのかな?
ラインハルトは、俺が作ったものなら食べられるって言ってたけど……?
まだ完全に克服した訳じゃないのかな?
まぁ、どっちにしろ、この先、ずっと俺が作るからいいか…。
なんて、目の前で美味しそうにご飯を食べる恋人に思うのだった。
16
お気に入りに追加
5,565
あなたにおすすめの小説
【完結】別れ……ますよね?
325号室の住人
BL
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
▼毎日18時投稿予定
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
異世界に転移したら運命の人の膝の上でした!
鳴海
BL
ある日、異世界に転移した天音(あまね)は、そこでハインツという名のカイネルシア帝国の皇帝に出会った。
この世界では異世界転移者は”界渡り人”と呼ばれる神からの預かり子で、界渡り人の幸せがこの国の繁栄に大きく関与すると言われている。
界渡り人に幸せになってもらいたいハインツのおかげで離宮に住むことになった天音は、日本にいた頃の何倍も贅沢な暮らしをさせてもらえることになった。
そんな天音がやっと異世界での生活に慣れた頃、なぜか危険な目に遭い始めて……。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
突然異世界転移させられたと思ったら騎士に拾われて執事にされて愛されています
ブラフ
BL
学校からの帰宅中、突然マンホールが光って知らない場所にいた神田伊織は森の中を彷徨っていた
魔獣に襲われ通りかかった騎士に助けてもらったところ、なぜだか騎士にいたく気に入られて屋敷に連れて帰られて執事となった。
そこまではよかったがなぜだか騎士に別の意味で気に入られていたのだった。
だがその騎士にも秘密があった―――。
その秘密を知り、伊織はどう決断していくのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる