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本編

57*

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ガッツリR18です。
地雷の方はご注意ください。

次回の更新は23時頃になります。
内容的に笑

お楽しみにお待ちください。


♦♦♦♦♦


ベルトを外し、彼のズボンを降ろした。

パンツは隆起していて大きなテントを作っており、少しだけ染みが出来ていた。

やばい。

エロい……。

その隆起に手を伸ばす。
「んっ……ト、トオル……あんまり……焦らさないでくれ…。」

アレンは、辛そうに息を漏らしながら俺に懇願するような目を向けてくる。

まぁ、そりゃ、辛いよな。

同じ男として流石に可哀想に思い、一思いに彼のパンツを下げた。


初めて見た彼のそれは、大きくそそり立っていた。

先端からは期待の証をほとばしらせていて直接の刺激を今か今かと待ち侘びている様だった。

本当にでかい…。
比較対象が自分のしかなくて必然的に自分のそれと比べてしまう。

ちょっとだけ凹んだ。

気を取り直して俺はそれに手を触れる。

自分にも同じものがついているからどうしたらアレンに快楽を与えられるかはよくわかった。

流石に舐めることは憚られた為、上下に扱いてみる。

「アレン、気持ちいい?」
アレンを見ながら聞いてみた。

「んっ…あっ…ト…オル。き…きもち…いい……。それに…トオ…ルにさわら…れてるってだけで…くっ…。」

途中、先端をもう片方で愛撫しながら扱きあげると苦しそうに俯いてしまう。

やばい…。
真っ赤にしながら愛撫に耐えているアレンの顔が凄くエロかった。

しばらくその表情を楽しみながら愛撫を続ける。

「ト…トオル…ま…て……あっ……ダメ…だ……くっ……イク……。」

手の中でアレンのそれが質量を増していくのがわかった。


「いいよ。いつでもイって?」
俺の手で乱れている最愛の人の表情を見逃さないようにと彼の顔を見つめた。

イケメンなアレンがこんな顔になるなんて……。

可愛い、大好き…。

「ま…て…ダメだ!…ト…オルに……くっ……あっ…はなせ……んっ………イクッ…!!」

彼が一際大きな声を出した瞬間、身体が痙攣した様に震え、すぐに彼の猛りから大量の熱を放った。

顔をずっと見ていたせいで何も考えていなかった。

彼の猛りのすぐ近くにいた俺はその被害を真っ先に受けることになる。

顔や身体に思いっきり、彼の放った熱を浴びてしまう。

やっば……。
自分の位置忘れてた……。
ちょっと口に入ってしまった。苦い……。

達したばかりのアレンは少しだけ虚な表情だったが、俺を見た後、少し怖い顔をしてカバッと起き上がる。

「トオル!?すまん、大丈夫か?
いや、だから、離せって言ったじゃないか!」

アレンさんめちゃくちゃ怒ってらっしゃる。

「ごめん、大丈夫だから。
とりあえず、拭くものを頂戴。」

咄嗟にアレンは、羽織っている状態だったシャツを脱いで俺についたそれを拭ってくれた。


さっきまでのアレンを虐めて…もとい気持ちよくさせて楽しんでいた興奮が冷め、凄いことをしてしまった、と恥ずかしくなってきて
さらに、アレンの怒っている目を見てジリジリと扉の方に後退していく。


「あ、ありがとう。あ、も、もうこんなじかんだね。寝ないとじゃ、俺、部屋に戻るね。おやすみー!」


もちろん、アレンの目からは目を逸らさない。
熊から逃げるときの気分だ。

「……トオル。そんな精液塗れでどこに行くんだ?」

声、めちゃくちゃ低いんだけど?

「だ、大丈夫。すぐ着替えるか…」

最後までいい終える前にアレンに拘束されてしまう。

もちろん、アレンは今一糸纏わぬ姿である。

てか、なんでまた元気になってるんだよ!
今、大量にイッたばっかだろ?
あれか?絶倫ってやつなのか?

「なぁ、トオル。」

「は、はい。なんでしょう?」
怖くて顔が見れない…。


「俺だけイかせて逃げられるなんて、まさか思ってないよな?
しかも、トオルのここはまだ元気だぞ?」

「……え?」
下を見るとまだ萎えずに自己主張をしている俺の息子がいた。

確認した時にはもうアレンに担がれてベッドに逆戻りさせられていた。


「さぁ、今度は俺がトオルを気持ちよくする番だな。なに安心しろ。最後まではしない。最後まではな?
ただ、あれだけ俺を煽ってくれたんだ。
もちろん、覚悟は出来てるよな?」


「ヴェ、ヴェインさんとの約束は?」
藁にもすがる思いでヴェインさんの名前を口に出す。

「こんな時に他の男の名前を出すなんてが必要だな?」


そう宣言された時にはもうすでに服を全て剥ぎ取られてベッドに放り投げられていた。

仮にも好きな人にする仕打ちか!?

そのまま、アレンは俺の上に乗ってきて噛み付く様なキスをした。
俺の口の中でアレンの舌が暴れ回る。



「んっんん……あっ…あん…あっんっ…。」

「トオル、鼻で息をしろ。」
アレンがキスの途中で言ってくる。

わかってるわ!激しすぎて忘れてただけだもん。

そんないい訳は届かず、アレンはまたキスをしながら俺の胸をいじってくる。

アレンの大きな手が胸の突起に触れた途端、身体中に電気が流れた様な刺激が走る。

「あんっ……あんっ……んんっ…あぁ………。」


キスを離してくれなくて何も言えない。
アレンから与えられる快楽に身を任せることしか出来なかった。


散々、口を貪られたあと、やっと唇を解放された。
散々愛撫を繰り返されて俺の猛りは触れられても居ないのに爆発寸前だった。


「腰を擦り付けてきてそんなに気持ちよかったのか?
このまま、キスと胸だけでイクか?」
意地悪な顔でそう聞いてくる。

「はぁ…はぁ…もう…許して……お願い…直接……触って……。」
肩で息をしながら、アレンに懇願する。

もうイかせてほしい。

アレンは、俺の胸を触りながら
「そうか。まだし足りないが仕方ない。
今度はここだけでイかせてやるからな?」
と見つめながらいう。

少しだけ機嫌が治ったようでいつもの優しいアレンだった。

そのまま、アレンは俺の猛りを目の前になるように移動する。

ま、まさか、ちょっと待って……。

「アレン、まさか、ちょっとま……あんっ……んん……。」

制止の声を聞かずにアレンは、少しの躊躇いもなく俺の猛りを口に含んでしまう。



わざとらしく、音を立てながら俺のそれをしゃぶる。

「あんっあんっ…あんっ………ダメ…もう…イク。お願い……離し………あ!んっっ!!」

アレンに口に含まれてから1分も持たなかった……。



「ずいぶん早かったな。気持ちよかったか?」
俺の出したそれを自分の手に吐き出しながらからかうように聞いてくる。

「……。」

「なんだ?聞こえないな?」

「くっ、気持ちよかったよ!」

わざとらしく羞恥心煽るように聞いてくる。
くっそぉ、アレンは、結構根に持つタイプらしい。
なんであんなことしちゃったんだろう……。

俺がそう叫ぶと満足したように、今度は手に出したそれを俺のお尻の自分でも触れることがない蕾に塗りつける。

「ひっ……!?待って、そんな大きいの入らないから……。」
彼のいきり立ったそれを見ながら彼を止める。

「言っただろ?最後まではしないって。
だが、いずれは出来るように慣らしていくんだ。」

そう言うと、指を挿れてくる。
小指をいれてくる辺りに優しさを感じてしまう。

いや、まて。
優しくはないだろ!


「待って、汚いから、ダメだって……。」

「さっき、魔法で綺麗にしただろ?
もう1回するか?もう十分だから気持ちよくなれる魔法を使うか?」

な、なに気持ちよくなる魔法って。
絶対にダメなやつでしょ!

必死に首を横に取れそうなくらい振り回した。

「ひゃっ……え?なに?」
突然、身体の内側から押されるような快感が走り抜けた。

「見つけた。」
アレンは、嬉しそうに呟く。

え?なに?

「ひゃっ……あんっ……待って……んっ…あんっあんっ…そこ…ダメぇ………あんっ…。」

さっきの快楽がアレンがそこに触れる度に走る。
やばい俺もうおかしくなりそう……。

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