35 / 352
3巻
3-1
しおりを挟む第一章 急襲?
異世界に飛ばされた僕――カズマ・ナカミチは、何をやってもあらゆるスキルのレベルが経験値1で上がる。そのため、見知らぬ土地での生活やモンスターとの戦いなどを楽々こなせていた。
そんな僕は、ベルガン帝国に追われているアルデバラン王国の王女アリアスが、隣国のオルダナ王国まで逃げる旅に同行することになる。
帝国軍は強く、何度も危機に陥ったが、バーン商会の次期当主・アルフレッドたちの協力もあり、無事にオルダナ王国へとたどり着いた――
「もう! 嫌になっちゃうわ!」
アリアスはオルダナ王国に用意された居館の自屋に戻るなり、持っていたポシェットを怒りに任せてソファーに叩きつけた。
ポシェットはソファーの弾力によってポーンと跳ね上がり、次いでポトリと床に落ちた。
部屋に控えていた侍女のルイーズが素早くそれを拾い上げると、アリアスは少し落ち着きを取り戻したのか、優しく語りかけた。
「ごめんなさい、ルイーズ。ちょっと頭にくることがあって」
ルイーズは笑みを浮かべながら頭を下げた。
「いいえ、殿下。お気になさらないでください」
そして、ポシェットを所定の位置にしまうため、続きの間へと静かに歩いていった。
アリアスはその背中を見送ると軽くため息を吐き、ゆっくりソファーに腰を下ろし、
「……どう思う、カズマ?」
と、対面のソファーに腰を下ろそうとする僕に問いかける。
僕はソファーに身体を沈めながら答えた。
「難しいと思う。若い貴族たちと違って、年齢の高い大貴族の多くは乗り気じゃないみたいだし」
「そうね……問題はそこよね。特にあのゴート公爵……彼が一番厄介だわ」
僕たちがオルダナ王国の首都ミラベルトへとたどり着いて早三か月。
アルデバラン王国の再興計画は、一向に進展していなかった。
それというのも、血気盛んな若い貴族たちはともかく、老練な大貴族たちは強大なベルガン帝国と事を構えることを良しとせず、アルデバラン王国再興の兵を挙げることに反対していたからだ。
中でも、王宮で最も強い発言力を持つとされるゴート公爵の存在が、最大の障壁となっていた。
「ゴート公爵って、オルダナでも一番の大貴族なんだよね?」
僕の問いに、アリアスが苦々しげな顔をする。
「ええ。オルダナ王国建国時に、初代王の右腕として活躍した知勇兼備の豪傑が興した家らしいわ。以来ずーっとオルダナ最大の貴族として王宮に対する影響力を持っているの。特に当代のゴート公爵は長女を王弟に嫁がせているくらいだから、その発言力は絶大なのよ」
「う~ん、味方につけられたら、逆に物凄く頼りになりそうだけど……」
「無理ね。ゴート公爵は反対派の筆頭だもの。それに……」
アリアスは途中で言葉を打ち切るとうつむき、深く考え込んだ。
僕は彼女の邪魔をしないよう黙りこくった。
アリアスの悩みは尽きないな。
僕が少しだけ視線を上げると、アリアスの背後に大きな窓があった。
その窓枠が先ほどからガタガタと音を立てて震えている。
窓の外では風が吹き荒れているのだ。
聞くところによると、強い嵐が近づいてきているらしい。
僕は震える窓を見つめながら、現実に立ちはだかる暗雲を思い、陰鬱な気分に侵されていく。
そこへ、もう一人の侍女のメルアが、お盆にお茶を載せてしずしずとやってきた。
メルアはできるだけ音を立てないように気を遣いつつ、ソーサー付きのティーカップを二客、テーブルの上に置くと、一歩下がって深く一礼した。
僕が目を合わせて軽く会釈をしたら、彼女はニコリと笑みを見せ、静かに下がっていった。
アリアスの思索はまだ終わっていない。
僕はどうしようかと少し迷ったものの、黙って待つことにした。
窓枠は相も変わらずガタガタとリズミカルに震えている。
そのとき、風の重みに耐えかねたのか、突然窓が大きな音を立てて勢いよく開いた。
アリアスは突然のことにビクッと身体を震わせた。
それも当然だろう。僕だって物凄く驚いたのだから。
僕はスッと立ち上がり、窓に向かいながら、怯えるアリアスに向かってできるだけ優しく言った。
「大丈夫。風で窓が開いただけだよ」
僕は外からの激しい風を顔に受けつつ窓を閉めた。
「鍵がちゃんとかかってなかったみたいだね」
ここで、ようやくアリアスの顔に笑みがこぼれた。
「そう……ちょっと驚いちゃったわ」
「ちょっと? 物凄く驚いたように見えたけど?」
僕がからかうように言うと、アリアスは少し顔を赤らめた。
「そんなことないわよ。ちょっとよ、ちょっと」
アリアスは右手の人差し指と親指のあいだを少しだけ開けた。
「じゃあ、そういうことにしておくよ」
僕がそう言って笑うと、アリアスは軽く肩をすくめた。だが、すぐに笑みを収める。
「ギャレットはずいぶん苦労しているようね?」
ギャレットとは、アリアスの護衛隊長のことだ。
「そうみたいだね。今朝会ったときですでに疲れ切っているように見えたし。もっとも、ギャレットさんは『疲れてなんかおらん』って言っていたけど」
僕は途中声を低くし、ギャレットのモノマネをしてみたものの、アリアスはくすりともしなかった。
「そうね……駆けつけてくれた兵たちの再編で忙しくしているようね」
アリアスの言う通り、オルダナ王国に彼女が現れたという報が広まったことで、アルデバランの生き残った兵たちが艱難辛苦を乗り越えて、続々と駆けつけてきてくれている。
だが当然のことながら、彼らの元の所属はバラバラであり、また兵は日々集結してくるため、再編は困難を極めていた。
ギャレットは、日がな一日このことに忙殺されていた。
それはそれとして、僕の渾身のモノマネをスルーしなくたっていいじゃないか。
僕は少しだけムスッとして窓の外を見つめた。
風は先ほどよりだいぶ威力を増してきたように思える。
まもなく嵐が来る。それも、激しく強い嵐が。
しかも、アルデバランからオルダナを目指すという、今思えば単純明快な脱出劇とは違い、実に怪奇にして複雑な迷路をさまようようなものになるのではないだろうか。
僕はなぜかそんな不安に駆られ、またも暗澹たる思いに沈んでしまう。
「バーン商会のみんなは、上手くやってくれているのかしら?」
ありがたいことに、アリアスが話題を変えてくれた。
「やってくれていると思うよ。ガッソさんがグランルビーの値崩れを起こさないように、各国を巡って上手く売り抜けているって聞いたから」
そう、今バーン商会の重鎮であるガッソは各国を渡り歩いて、方々でグランルビーを売りさばいている。
様々な国で売るのには理由があった。一か所で一気に大量に売ってしまうと、その国でのグランルビーの価値が急速に下がってしまう。さらに、その情報は他の国にも伝わり、世界中で市場価値が暴落してしまう恐れがあったのだ。
「あと、アルフレッドは今はアルデバラン東部の港にいるんだってね。アルデバランの兵たちを船に乗せて、オルダナに運んでいるんでしょ」
アルフレッドがいるのは、アルデバラン東部にあるデガローという港町だった。
オルダナとアルデバランは国境を接してはいるものの、陸路で行くには狭いシヴァールの関所を通らなければならない。だがそこにはベルガン帝国が多くの兵を残しているため、アルデバランの残兵は国境を通れなかった。
かといって北にはベルガン本国があり、南には敵対国のアストランドがある。
そこで、アルフレッドは港町デガローに目をつけた。
ベルガンの目は西に向いている。東のデガローに対しては警戒が緩いだろうという考えだ。
事実デガローにはほんのわずかなベルガン兵しか駐屯していないらしく、順調に事は進んでいるらしい。
突然、ガタガタと大きな音が室内に響いた。
どうやらさらに風が増しているようだ。
アリアスは眉をひそめ、ため息交じりに呟いた。
「嫌な風ね……なんだか気が滅入るわ」
僕は軽く笑みを浮かべ、うなずいた。
「そうだね。実は僕もさっきから、ちょっと気分が暗いんだ」
「そう……カズマにしてはめずらしいわね?」
「……そうかな?」
「ええ。カズマはいつも明るくて朗らかな印象があるわ」
僕は軽く首を傾げた。
そうかなあ? 僕ってそんな感じなのかなあ?
僕はなんとなく納得がいかない気分となり、口をへの字に曲げた。
「あまりくどくど話していてもしょうがないわね」
アリアスは両腕を上げて指をからめ、上半身を伸ばしながら言った。
そして腕を下ろすと、ため息を吐く。
「もう寝ましょう」
「そうだね。おやすみ」
僕は笑みを浮かべて言った。
「ええ、おやすみ」
アリアスはソファーから立ち上がり、続きの間へと歩いていった。
僕はカップに残ったお茶を啜る。
そしてお茶を飲み干したところで、続きの間から顔を出したメルアに言った。
「ごちそうさま。美味しかったよ」
「どういたしまして」
メルアは、はにかみながら答えた。
僕は立ち上がり部屋を出ようとしたが、メルアが話したそうな素振りをしている。
「メルア、どうかした?」
すると、メルアが少しだけ顔を赤らめた。
「ううん! なんでもないわ」
僕は首を軽く傾げた。
「そう。それならいいけど……」
すると、メルアが満面の笑みを咲かせた。
「うん! おやすみなさい」
僕はまだ不思議な感じがしていたものの、返事をしないわけにもいかない。
「あ、うん、おやすみ……」
メルアは笑顔のままくるりと背を向け、続きの間に行ってしまった。
僕はその背を見ながら、もう一度大きく首を傾げた。
「なんか……変な感じ」
だが特に問題にするようなことでもないため、僕はアリアスの部屋を出て、隣にある自分の部屋へと戻った。
そして柔らかなソファーに身を沈め、窓の外で吹き荒れているであろう風を見ようとした。
だが当然、風など見えやしない。ただ風に吹かれて揺らめく木々や、ガタガタと震える窓枠を見て感じ取るだけだ。けれどそれは、確実に存在する。
見えなくとも、風は確実に吹いている。
アリアスを取り巻く陰謀も、まだ姿を現していないだけで、確実に存在するはずだ。
僕はソファーから立ち上がり、そっと呟いた。
「もうすぐ嵐が来る」
そして、震えて悲鳴を上げている窓枠に向かい、またも呟いた。
「来るなら、たぶん今日だ」
僕はおもむろに窓を開けると、吹き荒ぶ風を顔いっぱいに受けつつ、ギロリとあたりを睨みつけた。
一睡もしないまま、部屋に光が差し込んだ。
一羽の鳥が朝の訪れを祝ってなのか、それとも嵐が過ぎ去ったことを喜ぶためか、軽やかな音曲を唄いあげる。
僕はまばゆい陽の光に眉をひそめながら、鳥の甲高いさえずりをぼーっとした頭で聞いていた。
「……来なかった……」
僕の予想は外れた。きっと、嵐で足音がかき消されることを見込んで、敵が攻めてくると思っていたのに。
「……はあ……疲れた……気が張っていたからかな。なんか凄い疲れたな……」
僕は朝日が鋭く差し込む窓を閉めると、分厚く黒いカーテンを閉めた。
部屋が暗闇を取り戻したことで、急激に睡魔が襲ってきた。
「……とりあえず寝よう……」
僕はのろのろとベッドに赴くと、そっと掛け布団を剥がして、間に身体をするっと滑り込ませた。
「……ふう……」
僕は大きなため息を一つ吐くと同時に、目を瞑った。
そして、混濁した意識の中でハンモックに揺られるように、強烈な睡魔に身を委ねる。
…………ん……………………う~ん…………
意識の外で、何やらガタガタと音が聞こえる。
なんの音だろう。
ああ、嵐か。嵐が窓を叩いているんだな。
そんなことをぼんやりと考えていると、今度は甲高い声が聞こえた気がした。
なんだろう?
考えても、頭が朦朧としていて考えがまとまらない。
だがそのとき、あることに気づいた。
あれ? 嵐はやんだはずじゃ……そうだ。嵐はもう過ぎ去っている。
じゃあ、このうるさい音はなんだ?
僕は瞼を開けようと試みた。
だが接着剤で貼りつけたかのように動かなかった。
身体も……動かない。
でも、なんだ? ……あの甲高い声は……聞いたことがあるような……
――メルアの叫び声だ!
僕は瞼を開いて、飛び起きた。
くそっ! 疲れからか寝ぼけていた!
槍は? 蒼龍槍は……いや、室内なら槍より剣だ。
僕はベッド脇のテーブルの上に置かれた剣を掴むと、急いでドアに向かう。
間に合え!
僕は逸る気持ちを抑えてしっかりとドアノブを回すと、勢いよく開いて廊下へ飛び出した。
すぐ隣がアリアスの部屋だ。
僕は急カーブを描いて室内に飛び込み――目に入った黒装束の男の背中を、抜き放った剣ですかさず斬り裂いた。
断末魔の叫びを上げる男に構わず、さらに別の黒ずくめの男を目がけて僕は剣を振るった。
男は慌てて振り返り、剣を合わせようとするも、僕の剣の方が速い。
僕は振りかぶろうとする男の剣をものともせずに、胴を薙いだ。
だが、それで終わりではなかった。
まだ敵は四人いる。いや、三人か?
一人は見たことのない少年のような顔をした男性で、アリアスたちの前に出て、三人の男たちに向かって剣を構えている。
彼は味方だ。
僕は瞬時に状況を把握すると、三人の男たちに襲いかかった。
一番手前の男を一瞬のうちに袈裟懸けに斬り捨てると、返す刀で向かってくる男を逆袈裟に斬り上げた。
そして、最後に残った男の剣を難なく躱すと、上段から一気に剣を振り下ろす。
しかしその瞬間、少年が叫んだ。
「殺さないで!」
僕は咄嗟に膂力を振り絞って剣を止めると、左足を力いっぱいに振り上げた。
僕の足の甲に、ぐにゃっという柔らかい感触が伝わる。敵の股間を直撃だ。
男は肺腑の中の空気を一瞬で吐き出し、苦悶の表情を浮かべて床の上に崩れ落ちる。
「みんな、無事だった!?」
僕が慌てて叫ぶと、アリアスが安堵の表情を浮かべてうなずいた。
「ええ、みんな無事よ……この方が助けてくださったの」
アリアスは、見知らぬ少年を手で指し示す。
すると彼は、少年らしい爽やかで朗らかな笑みを顔いっぱいに浮かべた。
「いやあ、君が来てくれてよかったよ。僕じゃ、とてもじゃないけど、この人たちには勝てなかったからね」
「いや、でも君がいてくれなかったら……」
少年は照れくさそうに頭をかいた。
「いやあ、時間稼ぎが精一杯さ。だから本当に君が来てくれてよかったよ。ありがとう」
少年は、僕に右手を差し出した。
僕は剣を左手に持ち替えて、その手を握った。
「ううん、こちらこそありがとう。僕はカズマ。カズマ・ナカミチ」
少年はまたも朗らかに笑った。
「もちろん君の名前は知っているさ。英雄だからね。ああ、申し遅れた。僕はレノア。レノア・オクティスだ。よろしく」
レノアのあたたかな手を握ると、互いに笑い合った。
そして、なんとなく彼とは長年の友誼を結ぶのではないかと、漠然と感じた。
「ところで、君はどうしてここに?」
僕の当然とも言える問いに、レノアがすかさず答えた。
「この男たちが殿下の部屋に侵入しようとしていたのでね、剣はあまり得意ではないが振るってみたのだよ」
僕は軽く首を傾げた。
「なんで部屋の前にいたの?」
アリアスの部屋に侵入しようとしている者を見たということは、はじめから部屋の前にいたことになる。
レノアは朗らかな笑顔のまま答えた。
「おそらく、この時間に侵入者が現れるだろうと思ってね。待ち構えていたのさ」
僕は驚いた。この時間に? 嵐が過ぎ去って夜が明けたこの時間に?
「夜明けに来るって思ったの?」
レノアはうなずいた。
「敵が襲ってくるなら、誰もが嵐の最中だと思うだろ? でもそんな当たり前の襲撃じゃ、英雄である君の防備を突破して殿下のところまではたどり着けない。これまでもそうだったんじゃないか?」
確かに、このオルダナ王国にたどり着いてから三か月、この間、僕らは幾度も敵の襲撃に見舞われた。
そのすべてを僕は退けてきたのだが、そのほとんどが大雨の日であったり風が強い日であったりしたと思う。
「うん。確かにそうだった」
「そうだろう? それでこれまでダメだったんだ。敵だって考えるさ。そこへこの大嵐だ。となれば、この嵐が過ぎ去った後、最も気の抜けたところを攻め込もうと考えてもおかしくはない。というより、いい手だとは思わないか?」
これまた確かに……実際、僕は疲れ果てて眠りこけてしまったのだから。
僕は悔しくて首を垂れた。
「ごめん……寝ちゃってた……」
「そんなに落ち込まなくていいさ。実際君は間に合ったんだからね。気にしなくていいはずさ」
レノアが爽やかに僕を励ました。
290
お気に入りに追加
5,458
あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【コミックス第1巻発売です!】
早ければ、電子書籍版は2/18から販売開始、紙書籍は2/19に店頭に並ぶことと思います。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。

社畜から卒業したんだから異世界を自由に謳歌します
湯崎noa
ファンタジー
ブラック企業に入社して10年が経つ〈宮島〉は、当たり前の様な連続徹夜に心身ともに疲労していた。
そんな時に中高の同級生と再開し、その同級生への相談を行ったところ会社を辞める決意をした。
しかし!! その日の帰り道に全身の力が抜け、線路に倒れ込んでしまった。
そのまま呆気なく宮島の命は尽きてしまう。
この死亡は神様の手違いによるものだった!?
神様からの全力の謝罪を受けて、特殊スキル〈コピー〉を授かり第二の人生を送る事になる。
せっかくブラック企業を卒業して、異世界転生するのだから全力で謳歌してやろうじゃないか!!
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバでも連載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。